alcoholicbeatzunderground さん プロフィール

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alcoholicbeatzundergroundさん: 白い詩
ハンドル名alcoholicbeatzunderground さん
ブログタイトル白い詩
ブログURLhttp://ameblo.jp/cigaretteashman/
サイト紹介文Words Create Worlds. 「言葉は世界を創造する」
自由文洋梨を齧りながら、のらりくらりと綴ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供5回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2012/05/14 16:00

alcoholicbeatzunderground さんのブログ記事

  • ピンク色の海に流れる大河の意志
  • #384 細胞の先端まで繋がった信号は 絶望的に絡まった糸に似ていた 頭の奥にしまってある頭痛薬を公園の池に放り投げて観察する 窓際で微笑んでいた小さなゴーレムは朝から庭の雑草を毟った 耳の裏側で迷っていた不良品は 果樹園の果てへ孤独な旅に出た 偶像から溢れ出す言葉で編まれた布に包まれ雄叫びを上げる 眠れない植物が夜の片隅に集まって夏祭りの計画を立てていた 今に始まったわけではない印は 永続的に流れる大 [続きを読む]
  • 買物籠
  • これ以上何が必要なのかと蝉が鳴いた 母親が粘土を捏ねて造った世界の端で 切り株の上を踊りながら歌っているキリンは太陽を飲み込んだ 独り言は微笑みの裏側を聞き流しながら弧を描くブランコの先 とめどなく運び続けた荷物を放り投げた 駅のホームに迷い込んだ昨日が笑って 木目調のドアを開いたら全てを理解した蛇が濁流に流された 晴れた公園のベンチに座りながら手を伸ばした届かない手摺 単純な話を複雑にするなと神 [続きを読む]
  • イグアナ
  • ひっくり返る世界の話を書いた 眠ってたイグアナが目を覚まし 押し出した先端をまた上から入れて物語は続いた 薄暗い夜の隣で闇の薄さに集中して更に滲ませる 半袖の日記を真っ赤に染めた 小さな小瓶から梅干を取り出し 天井の片隅で蹲る綺麗な素数を探して色を付けた 許したはずの星空の深さにしがみついて堪えてる 誰かが開く絵本の裏側を見た 十字架に絡まった葡萄を捥ぎ 走り出した兵士に行き先を示して小雨を降ら [続きを読む]
  • 黄緑色の朝
  • #381 規則通りに並べられた本は迷い始めて 単純な律を汚れた余白の上に広げる 季節の端っこが少し欠けていることにはじめて気づき 誤解している自分自身を月明かりの下に晒して回る 湿った土の匂いを嗅ぎながら微笑んで 遠くに小さく映る風景に手を伸ばした バケツから溢れ出した飴色の絵の具が売りに出され 誰も見たことのない銀貨と誓約がそっと交わされる 裏切られた星空と昨日は覚悟を決めて 庭園の隅に掘られた井戸の [続きを読む]
  • ダンボール
  • #380確かに仕舞った月の在りかを忘れてしまって城の石垣みたいに一つ一つ積み上げていく振り回しているはずの重みに振り回されて外の世界へ逃げていく複雑な模様を解いていく作業の過程でいつのまにか泣いていた全力で破壊したい箱が常に目の間にあって黒猫の瞳みたいな翠色の深い海の底で笑うやっとの想いでつかんだ理想の冷たい夜も意識と共に薄れていく匂いも景色も触れられない小さな手でもう片方の手を握っていた半分だと言い [続きを読む]
  • 記号と意志
  • すり減っていく天国への扉に腕を伸ばし錆びついた目覚まし時計のベルを叩く逆さまに映る湖の底を泳ぐ主は笑い矛盾したカヌーを漕ぐ焼けるような日差しを背にして荒れ狂った野馬を乗りこなす紺碧の空に吐き出された虚無をすくい赤茶色の夢を魘され乍ら繰り返し見るわかりやすい世界を求めて森の奥深くに凄む妖精王に会い目と耳を塞いだ深い夜を解放した時にだけ散らばってくれる日曜の午後は素数の雨が降り忘れて芝刈り機の動力に [続きを読む]
  • 門出
  • 今朝も鏡の前で確かめる鋼の角いつも通り小刻みに震えてる手で冷たくて臆病なドアノブを回して朝方の後悔を思い出す今となってはどこに行ったか分からない記憶を探す旅へ待ち合わせの場所だった交差点霧雨の木曜日は白い兎が跳ねて約束された小さな未来を雑踏の片隅に刻んで涙を流すこれまで学んできた言葉から逃げ出しては追いかけて少女がはじめて見つけた四つ葉休日の公園で夜の門出を祝った古都の石畳に転がっている小石みた [続きを読む]
  • 原風景
  • 微温湯の端から端までを測った温度差の幅が広がっていく惰性無駄ばかりが詰まった頑丈な宝箱を抱えて眠る赤い花同じ輪の中にある遠い黄金色のシャンパンを飲み干す儀式の半ば夜の輪郭を縁取った神様の誕生日に回した煙草の火花火の代弁者が行く先を探して絵具を混ぜた机上の空イメージだけが全ての宇宙に白いチョークの粉が舞う回転する地球の隅っこに座ったヒーローと結末はほんの始まり足元にある線をこれ以上引き下げられずに [続きを読む]
  • 花束と自転車
  • 秘密基地に集めた世界の断片きれいに並べられたビスケット子供たちの花がいっぱい詰まった大切なカバンを背負って笑う神様が生まれる前に創られた宝石のような歌と共に風が吹いた鈍感な森の奥で憂う約一秒間鮮やかな葉にオリーブオイル大きな夜に包まれた少年は美しい朝焼けの中で生まれ変わる幸福の指先に伝ったひとりぼっちは透明な樹液のように流れた静かな記憶に刻まれた聖騎士爽やかに目覚めた赤いトマト背景にいる三角のブ [続きを読む]
  • 虚心の両腕
  • #224        愚者の意義は不可欠な空となり 儀式をはみ出した完成図 無意識に傷つけあう人々を愛する    天上の使者は陽の当たるほうへ 季節の声をつなぎ合わせ 投げかける度に微笑む流星となる    巨神の両腕が地上に伸びていく  時代の凪が聞こえますか 小さなため息は届かぬまま風となる      ↓↓ [続きを読む]
  • 暗闇に潜む悲しい怪物の名
  •       風がつよくなり 雨が少しふりはじめた 気に入らないものは全部 ヒトのかばんの中に押しこんだ  夜がながくなり 咳が止まらなくなった 重たくて黒いうねりが見える 絶望に限りなく近い穴を塞いだ  辺りは暗くなり 目の前に蛇が現れた 厚く塗られた闇は爛れて 生乾きの血液みたいに垂れた  悲しみはうなり 世界を軽蔑している [続きを読む]
  • 新世界の朝食
  • #375アスファルトに描いた水たまりの中泳ぎ回る闘魚の群れが向かう未来暖かい小さな青い炎を探し求めた絵本の白熊は夜を吸い込む輪廻の蛇は他人の事ばかり考えながら己の尾を食らい続けた砂と真実の歯車で造られた魂の墓思い出しては揺れて消えゆく日常コンサートの帰り道に落ちてた1ドル硬貨を見て見ぬふりをする鶏は卵とゴールを競い合いカバンの中身を確かめもしなかった猫背の僕たちが本気で転がった坂奇跡の連続と交差する恵 [続きを読む]
  • ランドセル
  • スネアのフレームに沿って散歩する老人の連れていた犬は逃げ出した部屋の片隅で羽を広げたハトは今朝を捨てながら飛び立つ迎えに来た言葉に背を向けて夜を黒く丸く塗りつぶしてみたグラスのラベルに刻んだ話を信じる少しだけ秘密基地のにおいがした白い狼に育てられた少女は政治家になり表面で口笛を吹く細かく刻まれた涙は毒素を含んだ小雨と流れ星にかわったランドセルの中身と嘘の塊を混ぜる迷い続けた粒が花弁と虹を造った我を [続きを読む]
  • 赤い馬
  • 宝箱にある閉まらないドアの鍵と焦点の定まらない明後日を捨てた無口な人形は川の流れに日記を投げ捨てとにかく満足する真夜中の番人が猟師の遺書を天井裏に隠して涙をながした情緒なんて甘いキャンディの粒と地球を二つしかない両手で支えた震えた空から降ってくる白い灰を浴びてひたすら化粧をする機関銃に刻んだ暗号を読み取ったカラスは一歩前を綴った知ってる事しか載ってない教典をカブト虫しかいない森で精読した乾燥した頭 [続きを読む]
  • 鍵盤の裏側で暮らす巨人が奏でた唇の乾き
  • #372逃避と泡の狭間で生きている雑草は暗闇の表面に浮かぶ油を拭い去った跪いて祈ってもやまない異国の雨のような音色が背にへばりつく急ぎ慣れた心臓が描く月を中心に広がった宇宙を少女は泳いだ後悔と浅い眠りを跨いでいく巨人は副詞の自由さに憧れて洞穴に隠れた飛び交うミサイルのボタンを押し続ける責任みたいな傷跡が痒く縮まった終わりとの距離を歌にして唱えた司祭は行き場を失った聖者と拳の力加減を調節した僕は鍵盤の裏 [続きを読む]
  • 髪飾り
  •  舟を漕ぎながら涙を流す少女の髪に月が降ってきた夜を象った銀の髪飾り祖母の口癖を繰り返し唱えた花は静かに深く眠り続ける冷たくなった爪先と宙に浮いている文字を両手で摩ったオリーブ畑に迷い込んだ小熊の手に世界中の電気を消すための手引き書花泥棒は自転車に乗り暖炉にくべる薪を探しに森へ潜る伸びきったシュガーバインの妥協を浅い海の底で擦った真っ赤に染まったジャンクの片隅に無理やり集められた操り人形の群れ [続きを読む]
  • サーキットの脇でキリギリスを食べる七人の小人
  • #370三角形の悲しみは車の中でひとり星と星の間を線で繋いで声となるわかりやすい夜に変換してもスタートラインには立てない現状抱えきれない花束をノートの片隅で受け取った怪獣たちが笑う朝方に睡眠と関節の大切さを語り点と点を結んで忘れた振りをする伸びていく線路を延々と描いていく時間に追いつけない日常サーキットの脇で強風に煽られたキリギリスはデモに参加する先生は黒板に綴った世界を笑い縦と横と奥行きのエゴがから [続きを読む]
  • 詩 入門編
  • 日々を一生懸命考えて、転がって、ないがしろにされて、そして結局は誰かに見透かされている。そんな世界に惑わされることなく、ただ気分よく過ごしたいがためだけに書く。言葉の本当の意味をはき違えられ、意思を容易に伝えることのできない現代では、比喩の意味さえも失われつつあります。この地球上の誰か一人にでも伝わらなければ、本物の詩ではないのかもしれません。それでもその詩を書いた本人がその一人目である、それだけ [続きを読む]
  • #369帰り道にちょっとした水たまりに潜ったら小さい夜の祭りで掬った金魚と目が合った森に守られて育ってきた方程式が初めて孤独を知ったとき限られたブロックで造られたこんな世界を信じると言った届かなかった背中の羽が生えそろったら今とその先にある根を軽く飛び越えられたなんてこともないような間抜けな真実に欠伸ひとつしたとき忘れられない童話の主人公が流した涙の冷たさに泣いた文字を覚えたキノコは森の奥で踊りだす羊 [続きを読む]
  • わかりやすい靴紐の結び方
  •  気まぐれな椅子がこっちを向いて言った完璧なプランを楽譜に書き下ろしなさい騎士の誇りと鈴の音をファイルに収めて机の一番下の引き出しにしまうタブの設定を少し間違えただけなのに日々のルーティンまで狂い始めた26文字の質素な予想図が耳元で呟いた考えすぎだと思うなら鉛筆を削りなさい響かない飾りのような世界と言葉をビールといっしょに流し込んで眠ろうマヨネーズの瓶の蓋をきつく締めて子供達に真実を伝えようと決 [続きを読む]
  • 揺れる地面の芝を刈る人
  •  青い馬が机の上を駆け跳ねたちょっとした気持ちでメールする宝物を探して辺りをうろつき回る子供たちのように引っ込めてばかりの右手は誰にも受け入れられずガラスの薔薇の灰皿は受けたどうしようもない涙を笑って拭う無色で無数の薬を飲んで眠りにつく絵画のように貴方が教えてくれた爪の切り方を無意識に守れず緑の屋根の小さな家を建てた誰にでも訪れる平らな芝を刈る聞こえてくる声に辛さ自慢をなすり付け合うように認め [続きを読む]
  • 限られた水滴の中で種を拾った8秒間
  •  メッキの剥がれたブリキの進化辿り着いた端とビロードの垂幕傍から見た大人はどこも見ていないことを知ってる煙とテレビと空いた行間に挟まれて荒んだ背が泣く一粒の涙の底で生きていくサメ探し求めた泡と割切れない数字最強の黒鍵が震え始め納得してからでは遅すぎる灰色の額縁に囲まれた生活にやっと認められていく風は呼ばれて歌は渡れない虹満ち足りた潮と泳ぎ疲れた笑顔忘れられた名札は階段を駆け下りて母の元へ帰る最 [続きを読む]
  • 風の強い夜に
  •  スネアのチューニングを終えた空を突き抜けた針で刺した風船うねっている心をレシピに加えて秘密基地にした子供達多角を追求した英雄の矛盾した正義が重く伸し掛かった教科書をシュレッダーにかけた焦りしか入っていない両方の肺まっすぐに伸びた野望を切り倒して小舟を造った漂流者太陽の陰に隠れようとしたところで闇に捕まってしまったビールの空き缶を握りつぶした我慢強く待ち続けた真実の雌蕊散りゆく花々の風景と日々 [続きを読む]
  • 歪な地球の路地にて
  •  言葉にしたらわかるのかいひとの気も知らないくせにライターの火がつかないからって怒ってるんでしょこんなにも知らない事ばかりだなんて知らなかった無理して笑っているのかいこわれていくばかりなのにシンプルな頭だから自分が許せないだけなんでしょ家に帰って顔を洗って振り返って何にもならなかった子供達でいられてるのかいやらなければいけないのにただ単にやさしい匂いと朝を迎えたいだけなんでしょ形ばかりに拘って [続きを読む]
  • 救済の浮かぶ湖面を覗き込んだ深海魚
  •  深夜の高速で車を走らせていると目の前を不死鳥が飛び去って行く湖面のすぐ下で溺れている悲しみに満ちた目覚めが揺れて四本の指先を重ねた朝方の小舟から無意味に釣糸を垂れた腕時計の針を合わせようとすると重い爪先に吹く灰色の風を感じるトイレットペーパーの芯の奥に隠された小さな原石を磨いて喉元に張り付いた文字を削り取ってから玄関で真横に並べた置き忘れた傘の色を考えていると思い出したくないことばかり浮かぶ [続きを読む]