河村 和希 さん プロフィール

  •  
河村 和希さん: Polaris 毛糸のテディベア
ハンドル名河村 和希 さん
ブログタイトルPolaris 毛糸のテディベア
ブログURLhttp://polaris-bear.lolipop.jp/polaris/
サイト紹介文私は毛糸のテディベアを制作しています。主に我が家にやってきたベアと、彼らの物語をご紹介しています。
自由文ある日、おひさま色のレオニードがあらわれたことをきっかけに、我が家にはPolarisから毛糸のテディベアがやってくるようになりました。ベアたちはこの世界に慣れるまで我が家で暮らし、テディベアのおまつりで「運命のひと」にめぐり逢い、旅立っていきます。
私とシュンに任されたのは、彼らの思いを形にして送り出す、とっても幸せな仕事です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供68回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2012/05/15 11:40

河村 和希 さんのブログ記事

  • 外の世界で 3 (P☆snapshots 189)
  • ちゃんと、考えるんだ・・。 まず、ぼくがどうして ここにいるかというと、竹くんが 連れて来てくれたから。 そして、どうして 竹くんが連れてきてくれたのかというと、ルーポが戻ってきて、ぼくが ルーポを作ったことを思い出したから。 どうして、思い出したのかというと、ぼくの気持ちを 考えたとき に、本当は、カイトに怒っているってことに 気がついたから。 & [続きを読む]
  • 扉 1 (P☆snapshots 188)
  • ・・わかった。 レオは ‘回路’を、ポラリスとこの毛糸の家をつなぐ道にすると同時に、ベアたちが『運命のひと』と出会うときのために ポラリスでの力を失わせる装置として、作ったんだ。 だから、回路を通らなかったぼくには、力が残ったんだ。 サルくんにシマトナくん、ガラスのカエルくんは、もともと ポラリスと関係ないひとたちだから、使う必要がなかった。 そして [続きを読む]
  • 外の世界で 2 (P☆snapshots 187)
  • ぼく、レオニード。今日は、お昼寝のあと、竹くんとプリンのケーキを食べました。 起きたらね、ジャスミンのお花が1つ、咲いていてね、シュンのお家でも、いいにおいが来ていたのを 思い出したんだ・・*  「あまくて、いい におい〜*」 「ジャスミンが咲いたのだな。」 『ワインレッドのベア』より 昨日、リリさんが、ユリちゃんと一緒にカイトを探す旅に出発し [続きを読む]
  • 希望の緑 (P☆snapshots 186)
  • 希望の色をした イチョウの若葉・・。 きれいだなぁ。ぼくは、この緑を きちんと見たかったんだ・・・* コンちゃんとバブルが 大切なことを話してくれて、嬉しかったな。おかげで ずっと考えてきたことに、新しい気づきも もらった。 それは、だれもが、抱えきれないほどたくさんの愛情を持っていて、「愛したい」といつも願っているのだ、ということ。 そして、どうやって「 [続きを読む]
  • 外の世界で 1 (P☆snapshots 185)
  • ぼく、レオニード。今、竹くんと一緒に、ユリちゃんのところにいます。 ここは、カイトが暮らしていたお家で、今は、カイトのお母さんのリリさんというひとと ユリちゃんが、ふたりで住んでいるんだよ。 お家は、空と同じくらい高いところにあるんだけれど、大きな窓の前にお庭があって、木があるんだよ。濃いピンクの、ブーゲンビレアというお花がずっと咲いていて、きれいなの。あと、カイトの好き [続きを読む]
  • 2017年 春 4 (P☆snapshots 184)
  • あの家で暮らし始めて、半年ほどが経った頃だろうか。 毛糸のベアたちが日課の昼寝をしている間、シュンのPCを開いていたオレは、「ポラリス」のプログラム内に発生した異常に気が付いた。それはセキュリティ上のバグで、緊急性は高くないものの、いずれ『毛糸の家』の世界にも影響を及ぼし得ると推測されるものだった。 バグと関連するいくつかのコードを探し出して 徐々に書き換えていけば、シュンに知 [続きを読む]
  • 2017年 春 3 (P☆snapshots 183)
  • 父が亡くなったという知らせを聞いた半月後、仕事で ある大学教授の研究について調べるために来ていた東京でシュンに出会った。以来、その表情や、非表示の「お母さんを助けて。」の一文が、ふとした瞬間に 繰り返し脳裏をよぎるようになった。 そして、その10日ほど後、3月の終わりに再び訪れた東京の大学の構内で 咲き始めの桜を眺めていた遅い昼休み、気付くと、オレは「毛糸の家」にいた。 どういう [続きを読む]
  • 2017年 春 2 (P☆snapshots 182)
  • 自分が立ち上げた会社を 未来に渡って支配し続けるために、父は、血の繋がった従順な子供を必要とした。 そのため、オレに対する教育熱は凄まじく、物心ついた頃には、英会話と基礎的な算数の学習を日課と定め、7歳で、会社の優秀なエンジニアたちを家庭教師につけ、12歳で、彼らに混じって実際的な開発作業をするよう命じたほどだった。 しかし、14歳でオレが警察に駆け込み、家を出たときには、逡巡 [続きを読む]
  • 2017年 春 1 (P☆snapshots 181)
  • − ここでの生活も、そろそろ3ヶ月になる。  「ミーティングの招集だ、カイト。」 「・・了解。」 夜通しの作業に、早朝のミーティング。開発者の生活パターンは、どこも変わらないものらしい。   ・・・! 咲いたのか・・。 − オレは、成功者の父と若く美しい母のもとに、暴力で支配された裕福な家庭に、生 [続きを読む]
  • 光る風 3 (P☆snapshots 180)
  • この毛糸の家の世界ができて、ポラリスを飛び出してから、そろそろ 4年が経つんだね・・。ぼくにとっては、本当に長くて苦しい、不安定な時間だった。 ・・といっても、まだまだ全然安定していないことは、ぼくのこの話自体が コンちゃんに比べて全然まとまっていないとこからも、バレちゃってると思うんだけどさ。 しかし、ポラリスにいた頃のぼくだったら こんなこと、こんな・・弱音を吐くような話なんて、絶 [続きを読む]
  • 光る風 2 (P☆snapshots 179)
  • 「子供の’ふり’だったのか・・。 レオニードと同じ状況なんだと、ずっと思っていたよ。 それに、何かを変えてしまいそうで 聞けなかった・・。」 「聞けなかったよね、お互い。」 − 柔らかな光・・。 今日は、春の風が来ているんだね。 ぼくは、ポラリスで、コンちゃんの次に生まれたらしいんだけど、正確なことは よくは知らない。気づいたときにはもう、レ [続きを読む]
  • 光る風 1 (P☆snapshots 178)
  • 知らなかったよ・・。 ぼくは、コンちゃんも、レオと同じように記憶を失くしていて、自分だけが、力も含めて残されてしまったんだと思っていた。 そしてその原因は、ここを作ってレオを誘い出した ぼくたち以外の誰か、カズキかカイトかシュンの行動にあると考えて、探っていたんだ。 原因がわかれば、目指す結末もある程度予想がついて、この世界にあらかじめ定められたプログラムを読み取 [続きを読む]
  • 桜を待つ日々 4 (P☆snapshots 177)
  • .dk{font-size:11px; font-weight: normal;  } カイトさんは、何も言わなかった。ぼくは、何も聞けなかった。 レオニードは、全てを忘れたままだった。 (『P☆snapshots 29』より) ぼくは、自分が情けなくてたまらなかった。 ユリちゃんは、どうしているだろう、ぼくらがいっぺんにいなくなってしまって、どんなに大変な思いをしているだろう、友情を裏切られて、深く傷ついて [続きを読む]
  • 桜を待つ日々3 (P☆snapshots 176)
  • 「知らなかったよ・・。」 「私も。この記憶の一部が あとから直されたものだなんて考えられないな・・。 ただ、’2013年の春’のことは、 ブログで、シュンのプロフィールを『永遠の11歳』と書いた文章を なぜかずっと変えられなかったから、そうかも、とも思ったりして・・。 ’始まり’を記しておく必要が、あったってこと?」  「カイトさんのためにね。 戻ってくる直前 [続きを読む]
  • 桜を待つ日々2 (P☆snapshots 175)
  • 2013年春のあの日。彼やバブルのようにポラリスの機能をコントロールする役割を持たないぼくは、レオニードを追ってポラリスを飛び出した瞬間、行き場を失った。 必死に動き回り、叩き続けてようやく見つかった隙間から入り込んだところが、「2012年の夏のおまつり」の直前だった。 この家が、普段は何重にも閉じられていて、ベアたちのおまつりの頃にだけ緩められると知ったのは、ずっと後になって [続きを読む]
  • ピンクッションを作りました
  • 待ち針がたくさん刺せるような 大きなピンクッションが欲しくて、かぎ針編みで作ってみました。 テーマは「存在感&安定感」。すぐに探し出せて、転がらないピンクッションを目指しました^^。高さ約13cm、球の直径約10cmです。毛糸の色をグリーン(サボテン風)、ホワイト(アイスクリーム風)と迷いましたが待ち針が一番目立つ、あずき色にしました。同系色が落ち着いた雰囲気を出してく [続きを読む]
  • 桜を待つ日々 1 (P☆snapshots 174)
  • レオニードが覚醒を始めたら話したいと、決めていたことがあるんだ。きみが来てくれたことで、そのときが来たんだと 分かった。 ありがとう、ルーポ。  うん・・・* ぼくは、レオニードの次に生まれたベアだ。レオニードが一人でさびしいだろうと、シュンが作ったんだ。当時、『PowerPoint』上でレオと遊園地の門の間に描かれて、少し窮屈だったのを 覚えて [続きを読む]
  • 懐かしい場所
  • シュンが小学生の頃、インターネット関連のイベントに付添いで何度か参加させてもらったことがありました。 私には 言語も技術も難しい、馴染みのない分野なので、毎回緊張しながら いろいろなブースを回って、最新の技術について教えてもらうのですが、すごいなぁ・・!と感動しながら見渡す会場の景色に、おまつりの屋台を見ているような懐かしさを感じることが、よくありました。 最新の小型カメラを載せて [続きを読む]
  • 2013年 春 (P☆snapshots 173)
  • − ここも、目の前は竹林だ。 イチョウでないのには、何か理由があるのだろうか・・。     寒さが厳しくなると 思い出すのは、2013年の春のことだ。 春とは思えないほど冷え込んだ 早朝の羽田空港。混雑した出発ロビーで 人を待っていたオレの隣の椅子に、突然、小さな男の子が「すみません・・」と言いながら すべり込んできた。 大きすぎるリュック [続きを読む]
  • BTOパソコン
  • ・・という種類のパソコンがあることを、初めて知りました。Build To Order=受注生産の略で、パソコンのパーツを自分で選んで、お店(またはメーカー)に組立をお願いしたパソコンのことだそうです。TUKUMO、ドスパラ、パソコン工房といったパソコンショップ(主に自作パソコン用パーツを取り扱ってきたお店)が、重点的に販売を展開しています。 パソコンを自作するためには、組立技術やパーツどうしの相性を理解 [続きを読む]
  • 今年もよろしくお願いします
  •    笑顔いっぱいの、温かくて優しい年になるでしょう・・☆                              ぼくたちが、ほしょうするよっ☆ いつも ブログにお越し下さいまして、ありがとうございます。新しい年が みなさまにとって素敵な一年になりますよう お祈り申し上げます。 今年も、Polaris -毛糸のテディベア- をどうぞよろしくお願いします [続きを読む]
  • P☆Happy Christmas ! 2016
  • レオニードと竹くんが発って、  「行ってきます*」 「みなさん、良いお年を。」   サンタさんとシマトナくんも、ここを完全に閉じる前に、と 一緒に発って、  「プレゼントを  届けられなかったら  大問題なんじゃ。」  元気でな★ シュンも、お世話になっている会社のクリスマス会に、くまネコくんたちと 出掛けたの [続きを読む]
  • 外の世界へ (P☆snapshots 172)
  • そして 冬至の昨日、レオニードも、旅立っていきました。  ・・という ことなんですけど・・。 「ぼく、どこへ行ったらいいのか、わからないの・・。」 − 内側の 深いところへ と、  「届いたんだ・・!」 「・・ああ。」    いくつもの季節の力を借りて、ぼくたちみ [続きを読む]
  • 笑顔で。
  • 早いもので、来週末はもうクリスマス。2016年も 残り2週間になりました。 今週は、急きょ 自分用のスヌードを作りました。ずっと編んでいた Opal「フンデルトヴァッサー」の模様ができていくのが楽しくて、すっかりはまってしまい、気付いたら二巻きを超えていたので、ロングマフラー(2玉です^^*)に変更することにしたのです。 毛糸は、大好きな「スターメツィード」のグレー [続きを読む]
  • Lupo のベア・ふたたび
  • 私は、パラレルワールドに ’行けない’子供でした。 親や先生の期待に背いたら、社会できちんと生きていく大人になれないと、幼い頃からずっと、信じていたからです。 周囲の大人に喜んでもらうためには、努力と我慢の積み重ねが重要で、今いるところでさえ、日々をいっぱいいっぱいの思いで生きているのに、別の世界に渡ってまた 一から積み上げるなんて、考えるだけで足がすくみました。「期 [続きを読む]