高野敦志 さん プロフィール

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高野敦志さん: 「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
ハンドル名高野敦志 さん
ブログタイトル「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
ブログURLhttp://takanoatsushi.seesaa.net/
サイト紹介文舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。
自由文ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供644回 / 365日(平均12.4回/週) - 参加 2012/05/18 21:19

高野敦志 さんのブログ記事

  • 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(第17作)
  •  古い時代には、文人や画家が手持ちの金を持たないときは、世話になった礼として書画を置いていったという。それが大家の手による物だと分かって、大騒ぎになるという話である。文人や画家は身なりに構わず、自由人で世間の常識なんかどうとも思っていない。今回登場する画家の池ノ内青観も、そうした人間である。 昭和時代にはまだ、封建時代の遺風が残っていた。血筋がどうだの、あの方は世が世ならお殿様だったのだの、結婚す [続きを読む]
  • 小説「漁火」(pdf)
  •  佐渡を旅した青年が、夜の海に浮かぶ漁火を眺めながら夢想する物語です。舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞し、「青空文庫」にも収録されています。表紙と「青空文庫」に書いたあとがきも加えました。パソコンですぐに開けるpdfファイルなので、保存してからご覧下さい。特にfirefoxの場合、ブラウザのまま開かずに、pdfを保存してからにしてください。iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podca [続きを読む]
  • アンチウイルスソフトのAvira(3)
  •  フリーで使えるアンチウイルスソフトのAvira(https://www.avira.com/ja/download/product/avira-free-antivirus)は、各種のプラグインが追加できる仕様となっている。ブラウザセーフティは FirefoxとChromeにインストールされ、危険なサイトへの接続を停止してくれる。 Free SoftWare Updaterは、他のソフトウェアの最新版が出た場合、通知してくれるもの。ただし、アップテートするソフトウェアは、手動でインストールしなけ [続きを読む]
  • 高野敦志童話集(pdf)
  •  僕が幼児から成人するまでの思い出を元にした、「黄色いニワトリ 赤いニワトリ」「子どもの作り方」「インコのピーちゃん」の三篇を、パソコンですぐに開けるpdfでアップロードします。ごく短い作品ですので、気軽に読めると思います。ぜひ、ご覧になってください。ちなみに、表紙の写真は幼い頃の自分です。 なお、携帯端末でご覧になる場合は、ePub版が適しています。 以下のリンクからダウンロードして下さい。douwashu.pd [続きを読む]
  • ぼくはネコなのだ(ePub)
  •  夏目漱石の『吾輩は猫である』のパロディーです。のらネコの兄弟が母親に見捨てられた後、もう若くない兄妹と老母の家に棲みつく中であった事件を、ユーモラスに描きました。子ネコが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います。ネコ好きの方は、ぜひご覧になって下さい。 以下のリンクからダウンロードしてください。I_am_a_cat.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当 [続きを読む]
  • 男はつらいよ 葛飾立志篇(第16作)
  •  冒頭で順子という女子高校生が現れ、寅次郎を父親と勘違いする。せっかく桜田淳子を登場させたのに、その後は寅次郎と再会することもなく、手紙のやりとりで終わる。順子の母お雪のことも通り一遍の説明だけで、どうして父親と勘違いした話を持ち出したのか理解できない。 寅次郎はお雪の墓参りで、住職から学問の大切さを教えられる。柴又のとらやには、御前様の親戚で考古学を専攻する礼子が下宿している。学問をしたいという [続きを読む]
  • ネルヴァル Nervalの「緑の怪物」(pdf)
  •  19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。今回はパソコンですぐに開 [続きを読む]
  • JRiver Media Center23
  •  ジャズはいい音でなければ聴く気がしない。iPod touchに安いイヤフォンでは、メロディーだけは聞こえるが、サックスの息づかいもピアノの響きも伝わってこない。そこて、パソコンでMediaMonkeyを起動して、asio経由でDS-DAC 100mにつなぎ、ソニーのヘッドフォンMDR-1RMK2で聴いてみたが、どうもいい音がしない。AudioGateではきちんと音が出ているから、MediaMonkeyのせいかもしれない。 ネットで評判のいいプレーヤーを探して [続きを読む]
  • 梶井基次郎の青春(pdf)
  •  伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、パソコンですぐに開けるpdf形式で配信します。以下のリンクを すると、すぐにpdfが開きますので、パソコンに保存してご覧下さい。atsuitenohira.pdf iTunesからダウンロードする場合は、マイミュージック→iTunes→iTunes Media→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。 [続きを読む]
  • 「んみゃーち」の宮古島(14)
  •  午前七時前に起床。さわやかな朝だった。本土で言えば、早朝六時ぐらいの日の高さなのだから。宮古・八重山は経度の上では、台湾とほとんど変わらない。小鳥のさえずりが聞こえる。窓をいっぱいに開けると、涼しい風が入ってきた。三日前に着いて以来、この部屋にも世話になったわけだ。 朝食を八時にとり、大きな荷物は預けて、自転車を借りて走ることにした。宮古島の南東にある東平安名崎は、地図を見る限りでは20キロ先にあ [続きを読む]
  • 「カシーナ」と脳内芸術(ePub)
  •  ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 以下のリンクからダウンロードしてください。Kasina.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→ [続きを読む]
  • 「んみゃーち」の宮古島(13)
  •  岸に上がると小雨がぱらついてきた。リュックサックを岩蔭に隠し、沖のリーフにぶち当たる波の高さ、潮騒のすさまじさに目を見張った。砕ける白波は人の背丈ほどもある。そのために、リーフの内側までさざ波が伝わってくる。 空はどんより曇っている。僕はかつて見た海のことを思い出した。あれは下北半島の海だった。真夏だというのに、寒くてじっとしてることもできなかったっけ。今日は少し暑さが和らいだ程度なのだが、ひど [続きを読む]
  • 「は」と「が」の使い分け(第3版)
  •  日本人が何気なく使っている「は」と「が」は、外国人の日本語学習者には、なかなか習得することが難しい。同様の区別がある韓国語の話者なら、すぐに理解してもらえるが、中国人や欧米人には、煩雑すぎてなかなか理解してもらえない。読んだり聞いたりする分には問題なくても、いざ表現する段になると、上級レベルの学生でも間違えてしまうことが多い。 古代の日本語では主題の「は」は、用いられていたが、主格の「が」の位置 [続きを読む]
  • 「んみゃーち」の宮古島(12)
  •  島の南部を走っていると、突然、ディズニーランドみたいな建物が出現した。青い屋根と白壁のヨーロッパの城に仰天した。辺りには人っ子一人いないのにと思った。「うえのドイツ文化村」という。明治の初めにこの沖でドイツ商船が難破したのを、住民が救助に当たったことで、ドイツとの友好関係が生まれた。それを記念して、旧上野村(現、宮古島市)に1996年(平成8)に建てられたものだ。記念館には難破の様子を物語るパネルや [続きを読む]
  • 青海の白い雲(pdf)
  •  チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。パソコンですぐに開けるpdf版を公開します。保存してからご覧下さい。 以下のリンクからダウンロードして下さいQinghai.pdf  [続きを読む]
  • 「んみゃーち」の宮古島(11)
  •  夜中は雨の降りが激しかった。朝になって上がった。同室の二人は九時半の船で石垣島へ、船を乗り継いで西表島に渡るとのこと。うらやましかった。五年前に訪れたわけだが、西表島は沖縄の中でも、まだ手つかずの自然が残っている。マングローブが広がる汽水の川は、アマゾンを思わせるほど野性味あふれていた。「あの光景を見に行くんだな」 二人が出て行ってしまうと、案の定寂しくなった。ユースホステルの中ではヤモリが「キ [続きを読む]
  • 『ビーバップとその周辺』(pdf)
  •  ビーバップBebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。今回パソコンですぐに開けるpdf形式でアップロードします。 以下のリンクからダウンロードできます。Bebop.pdf iTunesから [続きを読む]
  • 「んみゃーち」の宮古島(10)
  •  池間島を走っていて目につくのは、この島が蟹に優しいということだ。「ドライバーへ─カニに注意」「カニさんへ─Car(カー)に注意」とか。中には「カニさんどちらへ?」「広い海の産婦人科よ」なんて看板もある。島の中央にある湿地と海を行き来するには、どうしても車道を横断しなければならないからだ。カニの大移動は、5月から10月の満月の夜に行われるという。 半周ぐらいしたところで、また池間大橋を渡って宮古島に戻っ [続きを読む]
  • 懐かしのチベット(pdf)
  •  チベットの自然と文化に触れた心の旅を、紀行文の形でまとめました。古代チベット王の霊廟や宮殿、ヤルツァンポ川の流れ、チベット仏教の寺院、神秘の湖、ポタラ宮とダライラマの離宮などを巡りました。付録として西安の大雁塔、楊貴妃で有名な華清池、始皇帝陵についても触れました。  今回はパソコンでもすぐに開けるpdf版を公開します。以下のリンクからダウンロードして下さい。Tibet.pdf iTunesからダウンロードする場合 [続きを読む]
  • 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(第15作)
  • 『寅次郎忘れな草』のヒロイン、リリーの再登場である。リリーは寿司屋の亭主と別れて、以前と同じように、酒場で歌をうたって生活している。寅さんの女版のような性格だから、堅気な生活には向いていないのである。 寅次郎は青森で兵藤という男と旅をしている。この男は自由を求めて家出してきたのだった。そこに偶然、リリーが現れて、三人は世間のしがらみから逃れた生活を送る。駅舎で夜を過ごしたりは、若者でなければなかな [続きを読む]
  • ぼくがダライラマ?(17)
  •  奔放な生活を送る謎の青年の話は、たちまち周辺の村に広がった。それが観音菩薩の化身らしいと言うので、人々の好奇心に混じった不安は、尾ひれがついて高まるばかりだった。ダライラマ5世はすでにお隠れになって、生まれ変わりの6世が、ラサから離れた山中の寺でかくまわれている。そのお方は山奥で狩りをやって、俗人と何ら変わらぬ生活を送ってるらしい。そうした噂はラサの町にも伝わっていった。 幼い頃から幽閉されてい [続きを読む]
  • 写真とエッセイ『大井川鐵道の旅』(ePub)
  •  静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車の走る本線と、ダム建設のために作られたトロッコ列車が走る井川線からなり、鉄道マニアには見逃すことができない路線です。特に井川線は、日本唯一のアプト式区間を持ち、奥大井湖上駅など、絶景の秘境駅がある野趣あふれた路線です。また、周辺の寸又峡はダイナミックな渓谷に、長い吊り橋がかかり、森林鉄道の廃線跡も残る秘湯のスポットです。「大井川鐵道と寸又峡」ほか3編の鉄道関連のエ [続きを読む]
  • チベット入国者の先駆け
  •  チベットに最初に入国したのは、黄檗宗の僧侶だった河口慧海である。漢訳の経典と異なり、チベット語訳は梵語を直訳した場合が多い。また日本に渡来していない経典もあるのを知って、単独でインドから密入国した。清国の僧に化けてラサ入りした河口は、セラ寺に滞在するが、日本人であることがばれそうになり、危機一髪のところでかろうじて出国をする。その冒険物語が『チベット旅行記』である。この種の書物の中では、第一級の [続きを読む]
  • 『バタイユ Bataille 試論』(ePub)
  •  20世紀フランス文学の重要な作家・思想家のジョルジュ・バタイユ Georges Batailleを、文学と哲学の両面から紹介した「バタイユ試論」を、電子本のePubで配信します。バタイユは「私は哲学者ではない聖者だ。でなければ狂人だろう」と書き、サルトルから「新しい神秘家」として批判されながらも、フランス思想文学の作家として多くの著作を残しました。 本書はバタイユの短編『マダム・エドワルダ』の紹介に始まり、ニーチェや [続きを読む]