高野敦志 さん プロフィール

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高野敦志さん: 「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
ハンドル名高野敦志 さん
ブログタイトル「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
ブログURLhttp://takanoatsushi.seesaa.net/
サイト紹介文舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。
自由文ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供603回 / 365日(平均11.6回/週) - 参加 2012/05/18 21:19

高野敦志 さんのブログ記事

  • 「連載」コーナー開設
  •  若い頃に文学賞をもらったことがあるが、その後はうまくいっていない。そこで、iTunes Storeに電子書籍をアップロードすることにした。そのためには、podcastと連携したブログを開設しなければならなかった。 2012年からブログを始めて、もう5年以上経った。幸い、ブログを定期的に見てくださる方も増え、iTunes Storeの「文学」コーナーでも「人気作品」として取り上げられている。自分自身の文章を世間に発表する場を得たの [続きを読む]
  • ぼくがダライラマ?(1)
  •           一 ぼくが生まれたのは、今から三百年以上も昔、清王朝の頃のチベット南部、ムン地方だった。お父さんは在家の行者で、お母さんはメンパ族の出身だった。お父さんの仕事は雹で裸麦がやられないように、お祈りで鬼神を退治することだった。それは命がけの仕事で、鬼神に殴り殺されなくても、お祈りの効果がないというだけで、お父さんが責任をとらされるからだった。役人に鞭でたたかれ、血がにじんでいる背中 [続きを読む]
  • 『ビーバップとその周辺』(pdf)
  •  ビーバップBebopとは、1940年代に起こったジャズのスタイルで、神業とも思える速さで原曲をアレンジし、即興演奏するジャズの一派です。チャーリー・パーカーをはじめとするミュージシャンのアルバムについて、恣意的な好みで選んだエッセイ集です。これを読んで好きなアルバムを、ぜひ見つけて下さい。今回パソコンですぐに開けるpdf形式でアップロードします。 以下のリンクからダウンロードできます。Bebop.pdf iTunesから [続きを読む]
  • William BuhlmanのAdventures in the Afterlife(2)
  •  後半はFrankが体験した死後の世界を、改めて解き明かしている。すでに『肉体を超えた冒険』を読んでいる人にとっては、馴染みの世界観である。さらに、宇宙そのものの構造が図示されている。 実際に目に見える世界は、低周波で濃密な物質世界である。人間は自己の霊的な進化のために、物質世界に生まれたのだという。ただ、物質世界も本来は、人間の精神が具現化したものであることを、この世に生まれた時点で忘れてしまってい [続きを読む]
  • 《Gateway Experience》私見(ePub)
  • 「体外離脱」を探究したロバート・モンローと、左右の脳を同期させるヘミシンクの技術、宗教的な変性意識が体験できる《Gateway Experience》、死後の世界を探索できる《Going Home》などについて、実践する場合に知っておくとよいことや、僕自身が体験した上での私見をまとめてみました。関心は持っているが、自身でやるかどうか迷っている場合などは、参考になるのではないかと思います。 以下のリンクから、ダウンロードできま [続きを読む]
  • William BuhlmanのAdventures in the Afterlife(1)
  • 『肉体を超えた冒険』で、ウィリアム・ブルーマンに関心を持った僕は、未邦訳の本書を読んでみた。Kindleのおかげで、日本語に近い速度で読み進めることができた。癖のない英語なので、大学生程度の英語力があれば読み通せるだろう。 本書は2部構成となっている。前半はFrank Brooksという虚構の人物による死後体験の物語である。Rumiという知的生命体に導かれて、死後のFrankが霊的に進化していくさまは、ゲーテの『ファウスト [続きを読む]
  • 梶井基次郎の青春(pdf)
  •  伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、パソコンですぐに開けるpdf形式で配信します。以下のリンクを すると、すぐにpdfが開きますので、パソコンに保存してご覧下さい。atsuitenohira.pdf iTunesからダウンロードする場合は、マイミュージック→iTunes→iTunes Media→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。 [続きを読む]
  • ぼくはネコなのだ(41)
  •  夜遅くなり、おばさんとおばあさんがいなくなると、ぼくらもいったん寝てしまう。しばらくして目を覚ますと、ぼくはお尻を持ち上げて背筋を伸ばしたり、足を前に投げ出して柔軟体操を行う。兄貴も目が覚めたようなので、追いかけっこでもすることにした。 兄貴の方を見ると、もう戦闘モードになっている。しっぽを横に振りながら、「おい、こっちに来いよ」と挑発してくる。「この意気地なし! おまえ、おれがこわいんだろ」  [続きを読む]
  • ネルヴァル Nervalの「緑の怪物」(pdf)
  •  19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。今回はパソコンですぐに開 [続きを読む]
  • ぼくはネコなのだ(40)
  •  雪がちらつく寒い日も、ぼくと兄貴はうちの中で過ごすようになった。テーブルのある大きな部屋は、ドアが閉められていて、その先に何があるか分からない。一度だけ、おばあさんがトイレに行くとき、一緒に出たことがある。階段があるから上にも部屋があるようだけど、すぐにおばさんに抱きかかえられて、元の部屋に戻されてしまった。 でも、うちの中にばかりいると、体がなまってしまう。筋力も落ちてしまう。それに、大切な玉 [続きを読む]
  • 『バタイユ Bataille 試論』(ePub)
  •  20世紀フランス文学の重要な作家・思想家のジョルジュ・バタイユ Georges Batailleを、文学と哲学の両面から紹介した「バタイユ試論」を、電子本のePubで配信します。バタイユは「私は哲学者ではない聖者だ。でなければ狂人だろう」と書き、サルトルから「新しい神秘家」として批判されながらも、フランス思想文学の作家として多くの著作を残しました。 本書はバタイユの短編『マダム・エドワルダ』の紹介に始まり、ニーチェや [続きを読む]
  • 小さな子猫
  •  僕は子供の頃から犬派でした。今まで三匹飼って、そのうち最後の柴犬は、十八年半も生きました。ところが、昨年、うちの庭で子猫が生まれました。えさをやるうちに居着いて、慣れたらそのまま、うちの中で暮らすようになりました。最近はすっかり猫派になってしまいました。猫の面白さは、飼ってみないと分かりません。 猫を飼う場合は、ペットショップなどではなく、保健所に保護されている子を譲り受けて下さい。せっかくこの [続きを読む]
  • 小説「漁火」(pdf)
  •  佐渡を旅した青年が、夜の海に浮かぶ漁火を眺めながら夢想する物語です。舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞し、「青空文庫」にも収録されています。表紙と「青空文庫」に書いたあとがきも加えました。パソコンですぐに開けるpdfファイルなので、保存してからご覧下さい。特にfirefoxの場合、ブラウザのまま開かずに、pdfを保存してからにしてください。iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podca [続きを読む]
  • 鶴見線の小さな旅(3)
  •  海芝浦支線で「浅野」駅に戻ると、本線の「扇町」行きに乗り換える。次の「安善」からは、かつて「浜安善」駅まで貨物輸送が行われていた。当初は「石油」駅という名称で、旅客輸送も行われていた。また、現在では「安善」駅が大川支線の分岐点となっている。ただ、以前の分岐点は、次の「武蔵白石」駅だった。新型車両が「武蔵白石」駅の急カーブに合わないため、大川支線の「武蔵白石」駅のホームは撤去され、「安善」駅が分岐 [続きを読む]
  • 写真とエッセイ『大井川鐵道の旅』(ePub)
  •  静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車の走る本線と、ダム建設のために作られたトロッコ列車が走る井川線からなり、鉄道マニアには見逃すことができない路線です。特に井川線は、日本唯一のアプト式区間を持ち、奥大井湖上駅など、絶景の秘境駅がある野趣あふれた路線です。また、周辺の寸又峡はダイナミックな渓谷に、長い吊り橋がかかり、森林鉄道の廃線跡も残る秘湯のスポットです。「大井川鐵道と寸又峡」ほか3編の鉄道関連のエ [続きを読む]
  • 鶴見線の小さな旅(2)
  •  土曜日の昼下がり、「鶴見」駅から電車に乗った。以前とは異なり、エアコン付きで快適な3両編成が来た。もし全線踏破したいなら、午後4時過ぎの「海芝浦」行きに乗るといい。発車してすぐに、廃駅である「本山(ほんざん)」駅の遺構の脇を通過し、東海道線や京浜東北線、京浜急行線を鉄橋でまたいで「国道」駅に到着する。「鶴見小野」駅を過ぎると、工業地帯に入るが、古い埋立地のために、樹木もところどころ茂っている。「 [続きを読む]
  • 「と」「ば」「たら」「なら」の違い
  •  人間は似ていることを区別するのが苦手である。フランス語を勉強していた頃、フランス語の単語を思い出そうとすると英語の単語が浮かび、英語でしゃべろうとすると、フランス語の単語が邪魔をした。 同じようなことは、中国人の日本語学習者が、日本語で文章を書いているときにも起きる。中国語の簡体字が混入してしまうのである。また、中国語で話しているのに、日本語の漢語が混じってしまい、国の友人に怪訝な顔をされたとい [続きを読む]
  • 鶴見線の小さな旅(1)
  •  Windowa98が使われていた頃、「電車でGO」というゲームで遊んだ。最近のものと違って、現実の映像は使われていなかったが、手作りのCGという感じでなかなか味があった。その中に鶴見線のシリーズがあった。現実の鶴見線ではなく、このシリーズで知ったという人も多いだろう。茶色いクラシックな車体、クモハ12形は、動く骨董品のような車両で、昭和40年代に幼児期を過ごした自分には懐かしかった。 僕自身もそうだが、東京近 [続きを読む]
  • 写真とエッセイ「立山黒部アルペンルートの旅」(pdf)
  •  本州にもこんな美しい風景があったのか! 立山、室堂高原、黒部峡谷鉄道の旅を、写真とエッセイで紹介します。現地で撮影した峡谷や高山の画像を、多数収録しました。 ただし、pdfに加工する過程で、画像がかなり圧縮されています。高解像度の写真をご覧になりたい場合は、ePub版をiPadやiPhoneのiBooks(https://itunes.apple.com/jp/app/ibooks/id364709193?mt=8)でご覧下さい。 pdf版をダウンロードするには、以下のリン [続きを読む]
  • ぼくはネコなのだ(39)
  •  何を書いているんだろう。大学とかいう、休みだらけの学校の先生らしいから、教えるための書類でも作ってるのかと思った。文章を書き上げたところで、おじさんがボタンを押すと、何とその機械から男の声が聞こえてきた。 ぼくはネコなのだ。名前はまだない。どこで生まれたか何(ニャン)となく覚えている。そこは薄暗くてじめじめした所。今住んでいるうちの物置の下だろう。何が悲しかったのか、ニャーニャー泣いていたことだ [続きを読む]
  • 青海の白い雲(pdf)
  •  チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。パソコンですぐに開けるpdf版を公開します。保存してからご覧下さい。 以下のリンクからダウンロードして下さいQinghai.pdf  [続きを読む]
  • ぼくはネコなのだ(38)
  •  もう真冬になっだ。肌を刺す冷たい風が吹き、昼間でも日陰はふるえるほどだ。そのため、部屋の中にネコ用のトイレが作られた。ぼくらが用を足した所の土を入れたので、丸い容器が何であるかすぐに分かった。ぼくたちネコはきれい好きだから、あたり構わず糞や小便をまき散らす、鳥なんかと一緒にされたくない。あいつらはぼくらのおやつに過ぎないわけだし。 トイレが出来たおかげで、ぼくらは夜中になっても、部屋の中でぬくぬ [続きを読む]
  • 懐かしのチベット(pdf)
  •  チベットの自然と文化に触れた心の旅を、紀行文の形でまとめました。古代チベット王の霊廟や宮殿、ヤルツァンポ川の流れ、チベット仏教の寺院、神秘の湖、ポタラ宮とダライラマの離宮などを巡りました。付録として西安の大雁塔、楊貴妃で有名な華清池、始皇帝陵についても触れました。  今回はパソコンでもすぐに開けるpdf版を公開します。以下のリンクからダウンロードして下さい。Tibet.pdf iTunesからダウンロードする場合 [続きを読む]
  • 西表島は日本のアマゾン(7)
  •  山道を上っていく途中で、女の子たちが大声を上げた。ハブでも出てきたのかと思ったが、ちゃんと足が生えている。でも、長さは40センチ近い。キシノウエトカゲというそうだ。こんな大きな奴が、身をくねらせて出てきたら、男でもぎょっとするものだ。 本土のトカゲのように、長さが15センチほどのも出てきたが、おなかからしっぽの先までが、サファイアみたいに青い。絶滅が危惧されているイシガキトカゲで、余りに美しいので見 [続きを読む]