世界各国で起きたインテリジェンス関係のニュースやレポートを紹介。
23日、『Der Spiegel』は、ドイツ連邦情報局(BND)がアメリカ国家安全保障局(NSA)の要求に応じて、ヨーロッパの企業を標的とした情報収集活動を行ない、その情報をNSAに提供していたと報じた。同誌の記事によると、NSAは、調べてほしい人物や組織に関わる携帯電話の番号や
前CIA長官、不倫相手への機密漏洩で有罪判決―罰金10万ドル
浮気や不倫というのは、発覚した時のリスクがあまりにも大きい。とくに社会的な地位が高ければ高いほど、そのリスクは大きくなる。ハニートラップがこうしたリスクを利用したものであることは有名だろう。それゆえに、相応の地位にある人は、身の回りをきれいにしておくこと
2014年7月、汚職容疑で失脚した、周永康(Zhou Yongkang)元政治局常務委員が以前、習近平(Xi Jinping)国家主席も含め、中国の政治指導者たちの家族を標的としたスパイ活動を行ない、資産状況や私生活、政治的なスタンスなどに関する情報をひそかに集めていたという。この
アノニマス、中国政府のウェブサイトを攻撃―5000件のアカウント情報漏洩
最近、国際的なハッカー集団、アノニマス(Anonymous)は、中国政府のウェブサイトを標的としたサイバー攻撃を積極的に行なっているようである。たとえば、13日付の『International Business Times』によると、2014年9月に始まった香港の民主化デモで、民主化を求めるハッカ
17日、政府は、特定秘密保護法にもとづき、各行政機関において特定秘密が記録された行政文書の保有状況について発表した。それによると、2014年末の段階で、18万9193件が特定秘密を記録した行政文書として扱われており、もっとも件数が多かったのは防衛省で6万173件、次に内
ケニア大学襲撃事件の犠牲者親族ら、情報機関トップの罷免を求める嘆願書提出
先日、本ブログで紹介したように、今月2日、ケニア東部ガリッサで、覆面姿の武装集団が大学を襲撃し、147人を殺害するという事件が発生した。これを受けて、ケニア議会では、政府の対応を批判する声が出ているのだが、国民の間からも多くの犠牲者を出したことについて、政府
外国語を習得するには、何歳頃から学習を始めるのが望ましいのか。これには色々な意見があると思われる。気の早い人は、まだ子供がお腹のなかにいる段階から洋楽を聴かせるなどして、少しでも外国語になじませようと努力しているかもしれない。あるいは、所詮、その外国語を
米FireEye社、東南アジアを標的としたハッカー集団「APT30」に関する報告書発表
このほど、アメリカのセキュリティー会社、ファイア・アイ(FireEye)は、おもに東南アジア諸国の政府機関や企業、マスメディアなどを狙って、10年以上、不正プログラムを拡散させていたハッカー集団の存在を明らかにし、その分析結果についてまとめた報告書を発表した。報告
仏議会、情報監視の強化を目指す「フランス版愛国者法」を審議中
イスラム過激派のテロが相次ぐフランスでは、最近、警察や情報機関の権限を強化するための法案が議会に提出されて、審議にかけられている。法案の趣旨は、裁判所の許可なく、フランス国内にいる潜在的なイスラム過激派のテロリストを追跡したり、疑わしい行動をとった人物を
中国、新型のサイバー攻撃システム「Great Cannon」を配備か―研究チーム報告
アメリカの共有ウェブサービス、ギットハブ(GitHub)は、3月26日から5日間にわたって、大規模なサービス妨害(DDoS)攻撃を仕掛けられていたことを発表した。かなり執拗な攻撃だったようで、ギットハブでは、攻撃をかわすための対策を何度も講じたにもかかわらず、そのたび
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