でこ広おじさん さん プロフィール

  •  
でこ広おじさんさん: 百姓ノ孫
ハンドル名でこ広おじさん さん
ブログタイトル百姓ノ孫
ブログURLhttp://sinmachinouen.blog.fc2.com/
サイト紹介文宮崎県都城市にて無農薬栽培に挑戦中。会社員の嫁と保育園児の息子と「家事は家族で協力する」を実践中。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2012/05/31 10:51

でこ広おじさん さんのブログ記事

  • 【第271話】YURAIさん
  • 全校生徒12人。新一年生1人。ルリが小学生になった。とても貴重な学校。以前から鹿児島の無認可の学校に入れようかと悩んでいたところ、田んぼをつくっている地域の学校の特認校システムを使い通うことになった。近くの学校に行けばいいのに、社会や大人数の輪に入ったときに子どもが可哀想という話を何人かにいただいた。個性を発揮しづらい環境のほうが可哀想だと価値観の違い。学校までの道の途中小さな神社がある。毎朝、必ず [続きを読む]
  • 【第270話】子ども対子ども
  • 欲がでるといつも結果が散々だ。朝3時から起きて40個やいた焼き芋が5個しか売れなかった。売り上げにして2000円。出店料がぎりぎり賄える程度。一緒に出店していたにこにこパン店主がやきいもの歌を奏でてくれた。気持ちが明るくなり、お金の呪縛から解き放たれる。お世話になっている人に気持ちを込めて手渡し。かえってくる笑顔に癒される。季節はかわり、やきいもが旬でなくなっている証拠かも。これからは体を冷やす野菜だね。 [続きを読む]
  • 【第269話】地のひとの声に耳を
  • 鹿児島空港から自転車でWWOOFerのドイツ人がやってきた。2ヶ月前にやり取りして以降全く音沙汰がなく少し戸惑っていたが予定よりもだいぶ早い到着に安心した。綺麗な自転車や着ている服、身に着けている靴はUSEDが多く、世の中にものがあふれすぎているという思考やものを大切にしている姿勢にとても共感できる25歳。有名ホテルでシェフを4年間していた料理の腕前や父親が大工、母親がゲストハウス経営の元で育った彼に家族は [続きを読む]
  • 【第268話】地域にとけこむ意味
  • 何年かぶりに延岡の地をふんだ。仲間から出店しないかと電話があり声を直接聞きお願いされるのに弱く野菜が少ない時期であったが初めて仕入れをして焼き芋をやいた。最低300食のハードルは高く当日は2時起きで仕込んだ。テント、椅子が借りられるとのことで軽バンの中はいつになくすっきりしている。百姓ころっけ、やきいも共に完売。気持ちよかった。ステージではお笑い芸人の堀さんが会場に笑いを届け輪になっていた。まるでTV [続きを読む]
  • 【第267話】3月11日
  • 3月11日で東日本大震災から6年が経つ。あのとしの春から一年、千葉の有機農家あちさんのところで研修をうけた。ホットスポット、原発問題、放射能。それまで聞いた事のないワードがつらなり、一生懸命育てているのに売れない買ってもらえないという状況を目の前でみた。調味料をかえることから始め、食べもの全般、身に着けるもの、ライフスタイルと今までの常識はどこにいったのかというくらい変化していった。TVをみなくなった [続きを読む]
  • 【第266話】いいことが続くと
  • ついに我が家に犬がやってくる幼少時代はマンションで育ち、友達が犬を飼っているのを羨ましがっていた。犬の写真を切り抜いて集めたりしていたような気がする。にわとりをわけてもらったところに番犬として飼われていたランは足のつけねにかわいいハートマークがついている。お見合いの気持ちで来てくださいと連絡があり少し緊張し胃がいたむ。なぜか生き物の死まで考えてしまい素直な笑顔がでない。あれだけ死とむきあっていた時 [続きを読む]
  • 【第265話】否定でなく提案を
  • 田舎暮らしフォーラムのパネラーとしてよばれ話をした。主催したNPO団体の人や市長など全くの畑違いの人たちの前で話すことのプレッシャーは大きく始まるまでの数時間終始汗がとまらず手ぬぐいでぬぐう。今、僕が大人に向け伝えたいことをA4にまとめた。どう話せばいいか声の大きさはどのくらいがいいかなんてバカ真面目に考えていた。仲間2人が質問し内容を否定されとめられる場面があった。小さな意見、言葉に耳をかたむけれ [続きを読む]
  • 【第264話】自然の目覚まし
  • 同い年の仲間が山で死んだ。突然の訃報に頭が真っ白になる。父親が死んだ時は病院に入った時点で心の準備ができていて冷静な自分がいたが突然死はドンと心臓に音が響き身動きがとれなくなる。じいちゃんのときがそうだった。SNSで木を切るWS開催の誘いが木こりの仲間からきたこれは天からのメッセージかと足を運ぶ。座学から実践まで何度も「死」のキーワード。それだけ危険ととなりあわせの技術。じいちゃんが家の前の大きな [続きを読む]
  • 【第263話】不便だけど不幸じゃない
  • 夢に昨年末探していた黒い腕カバーがでてきた。作ればただ。買えば100円の品物。よっぽど気に入っていたのか執着心が強すぎるのか。夢のなかでは大喜び。こんなところにあったのだね。ひさしぶり!と畑のどまんなかで大声を出す始末。最近、ETCカード、温泉のチケット、LEDライトの電池のふた、プログラムタイマーの説明書等探し物が多かったがすべて手元に還ってくるという奇跡を体験した。チャクラがひらくという表現をつ [続きを読む]
  • 【第262話】みつめなおす
  • 9日到着予定だったイギリス人から3日遅れて連絡が入る。英語が聞き取れず現在地とバスの出発時刻だけなんとかメモに残すことができた。到着予定のバス停でぶるぶると震えながら待つこと30分。福岡から来たバスの先頭席に彼は乗っていた。大きく手をふると目がいいのかすぐふりかえしてくれた。安心して体が温かくなるのを感じる。家に着くと仲間から購入したしし肉で鍋パーティ。たまたま同じ日に近所に住む若夫婦より海鮮のお土産 [続きを読む]
  • 【第261話】自然の体って
  • ドキッとしたよ。言われなれないその言葉にこっちがドキっとするよ。はげそうになる頭。鼻からでる毛。自然とでる体臭。あやのちゃんは自然体が好きらしい。他人の目を気にするようになった中学生の頃から隠してきた、誤魔化してきたこと。新聞の広告にのっていた鼻毛カッターを親に内緒でこっそりと購入したことが懐かしい。街にでれば柔軟剤、香水のニオイがきつい。気持ちはわかるよ。でも畑での仕事をしてから不自然な匂いに敏 [続きを読む]
  • 【第260話】前向きな自分に
  • 種を胸でだいて1週間。ようやく芽がでてきたので炭を細かく砕き、荒めの腐葉土、細かい腐葉土と山土と鶏糞をまぜたもの種まき、木灰、細かい腐葉土の順で一粒づつ丁寧にたねをおとしていった。順調だと思い込んでいた踏み込み温床の夜間の温度がひくすぎて薪でたいた風呂部屋におくことに寒い朝でも10度は下回らない。個性がある野菜たちとの向き合いはここから始まっている。もうすでに発芽したやつもいれば土をようやくもちあげ [続きを読む]
  • 【第259話】旅にでもでようかな
  • 踏み込み温床を仕込んでからかれこれ3週間がすぎた。温度も20-30ほどで安定してきたので夏野菜の種まきが始まった。濡らしたティッシュに種をくるみ袋の中に入れお風呂以外はずっと胸ポケットに抱く。少し芽がでてきたら2年ものの腐葉土と山土と地球に優しい育て方をしているにわとりの糞とをまぜ一粒づつまいていく。今はティッシュにくるんで胸で抱いている状態。以前芽がですぎてまくのに苦戦したため随時様子をみている。毎年 [続きを読む]
  • 【第258話】オガフェスと呼んでる
  • 新年あけてからひたすらむきあっていた竹テントのメンテナンスがようやく終わった。けっして複雑ではない仕組みも10台所有するころには慣れてくるものだ。苦手なことになると頭が真っ白になり、それを乗り切ることが美学だと勝手に思ってしまう。スポーツをやってきた代償なのか。あきらめずすすむと見えてくる世界がある。何でも器用にこなすひとを羨んでいるとあやのちゃんに「興味があって全てがみえているんだよ」と深い言葉を [続きを読む]
  • 【第257話】富士山との思い出
  • 夜7時台には布団に入る生活が続いている。お昼が過ぎ寒くなる夕方前には晩のごはんと風呂の準備。太陽が沈みそうになって灯油ストーブに火をつけごはんの時間。湯たんぽにお湯を入れたら布団を温めて静かに寝る。冬が来たことを実感する。夏は朝4時には起床して遅い時は夜8時頃までせっせと畑にでていたが冬はその半分。朝とりのさえずりが聞こえ霜がとけだす9時頃から家中にたまったほこりを箒ではきだし気を整えてから仕事を始め [続きを読む]
  • 【第256話】新春はだか祭り
  • すっきりと年末を迎えることが出来た。大晦日の日は夜暗くなるまで必死に小屋の掃除にとりかかる。いつか捨てようとためていたゴミを思い切って外にだし新年あけてからの仕事にとスタンバイ。百姓道具も種類ごとに分類し収納にもってこいの棚を置くスペースも確保できた。ずっと目をつぶってきたところまでできたので終わった充実感は大きかった。ありがとう。来年もよろしくねと手を合わせた。かけつづけたBob Marleyのベストアル [続きを読む]
  • 【第255話】探し物は何ですか
  • 正月は一緒に過ごせないからという強引な理由を自分につけて母親のところへオーガニックコットンの枕とタオルケット2枚を風呂敷に包み3泊した。最新鋭の家は温かく、電気も明るい。夜なべ作業の自家用大豆と小豆の選別は久しぶりのTVを見ながらあっという間に終えてしまう。座っていれば晩御飯がでてきて冷蔵庫をあければビールがある。実家の大切さと甘さにふれ母親には耳が痛いであろう再婚や新しい命の話もそれなりにできた。3 [続きを読む]
  • 【第254話】父親の3回忌
  • 父親の命日が近づくに連れて畑にたちながら死について考える。小さい時から宗教にふれることが少なく死への考え方も教わることがなかったので自分の中での想像にすぎない。自分がもうすぐ死ぬとわかっていた父と、まさか翌朝自分のベッドで死ぬとは思っていなかった祖父と。それぞれの立場にたち思い描くとすーっと涙が流れる。ラジオから源一郎さんの「俺は親父と死んでから和解した。親父はいろいろわかってて何も言わなかった。 [続きを読む]
  • 【第253話】つくり手のおもい
  • 大豆が枯れた状態をみて心配になったという今まで育てたことのない先生の言葉が印象的だった。今年で種をつないで2年目になる小学校での大豆レボリューションを無事終えた。種まきからみそづくりだけでなくトレーサビリティを社会の時間に勉強したことを聞き新町農園の思いも語った。性格や生き方が見えるやさいづくり。なるべく正直に生きる練習をしてほしいこと。まっすぐな瞳で相槌をうつ子どもたちからまた力をもらった。あり [続きを読む]
  • 【第252話】世界に仲間
  • WWOOFのホストを始めて数ヶ月。少しずつ問い合わせも増え何人かお手伝いをしてもらった。「信」という文字が入ったネックレスをし日本を愛するカナダ人のDanが次のホストへ旅立っていった。別れはあっさりしたほうが入り込みすぎると涙がでてしょうがない。1ヶ月以上も生活を共にしているとFamilyのようだった。好き嫌いがはっきりしていて文化の違いはあったが日本人の魂を感じられることもしばしば来年は小屋の収納のプロジェク [続きを読む]
  • 【第250話】貧乏豊か生活
  • PCを使っている増築している部屋が雨漏りした。過去に修復した後もある。ウーファーのDanが何度もコーキングしたが強い雨がふるたびに雨が漏る。大きな洗面器を2つ屋根裏におき一時しのぎ。追い込まれるまで腰をあげない性分で、心の中でまだ梅雨までは時間がるとつぶやく。大丈夫かいな。年に一度の鹿児島オーガニックフェスタに2日間出店した。他店舗が100食から200食提供する中、どのお店よりも高い値段設定で1200円のプレート [続きを読む]
  • 【第251話】新しい命が宿る
  • あやのちゃんが満面の笑みでこちらに向かってくる。PCが置いてある部屋からきたので何かこっそり応募していたものがあたったかと思ったら妊娠検査薬を片手にお腹のなかに新しい命が宿っていることを伝えられる。出会った頃のお互いの穏やかさはどこへいったのだろうというくらい喧嘩を重ね俺はもう一人で生きていくんだと何度も別れを決心したことがある。「感情的」な自分を受け入れることができず相手を否定し自分の周りに布石を [続きを読む]
  • 【第249話】土台づくり
  • 都城に越して5年目。はじめて霧島山にのぼった。毎日眺め遠くにある霧島山は携帯の電波塔さえなければ一層景観が素敵なのにと少し否定ぎみだった。祖母と祖父は畑をしながら霧島山をみるのが大好きだった。その言葉を聞いたとき一度はのぼってみたいと思っていた。WWOOFerさんが来てくれたおかげで小さな農園には時間が増え今月2回もハイキングに行くことが出来た。古い木々が倒れていることに終始感動していたスウェーデンの大学 [続きを読む]
  • 【第248話】守秘義務って
  • 「たねまきから味噌作りまで」出張大豆レボリューションは国際交流も兼ねていた。カナダ、スウェーデンの仲間と英語がしゃべれる先生はひっぱりだこだった。古い機械を運びこみ「展示品」でなく「現役」であることを伝える。味噌作りから地球に優しい話まで一件なんのつながりもないようなことでも柔軟な脳みそからでる答えは素晴らしいものだった。100人の子どもたちの心に少しでも残ってくれたかなと不安な気持ちを抱え車に戻る [続きを読む]
  • 【第247話】ケンカするほど仲がいい
  • 「ケンカするほど仲良くなれる」という感覚で今まで生きてきた。その昔、お気に入りの服屋の店長さんとつきあってたことがある。高嶺の花。年上の女性だった。嫌われないようにと常にいい人であることにつとめた。ちょっとしたことでケンカをしたときのことだった。今まで積み上げてきたものがなくあっというまに別れてしまった。さらけだす、本音でしゃべることができていなかった。その時からなるべくありのままに生きる練習をし [続きを読む]