ベッドの上

久しぶりにベッドの上に四つん這いになって尻を叩かれたどのくらい叩かれただろう以前叩かれたのはいつだっただろうペニスが入ったまま突き上げながら尻を叩いた中での私の快感が主のペニスに伝わっているはず呻きながら締め付けて痙攣するそうして主を引きずり込むおまえの身体には嵌るな…そう言って、叩きづつける耐えられなくなってきた頃がまたいい逃げたいけれど犯されている快感が勝る叩かれる一瞬一瞬で自分を見つめる感じ...

妄想と現実

放って置いても蝶は成長をする妖碧の羽の燐粉は知らぬ間により一層輝く時を待っている葉裏に隠れて様子をうかがいながらその姿を曝すことを少しだけ夢に見る見知らぬ花の蜜を舐め思いのほか美味しかったとその花が気にいったりする元の葉裏に戻りその先をまた舐めたりもする貪るように咥えるとおまえの唇は凄い、と耳元で賛辞が聞こえる貴方の為に私の唇が道具になったらいいのに、と心でつぶやくと両胸の尖った突起がやけに敏感に...

自分

自分がなぜこういうふうになったのか私は何者なのか考えてみる主の為に、そう思って生きてきたただ、このところ私の嗜好と主の悦びとは少しづつズレが生じているいつもこういう時間を過ごしている時は私自身に魅力がなくなったのではないかと途方もない不安に駆られる私よりもっと先を見て歩いているのかもしれないし逆に面倒な女として手に負えないのか私の成長などにはもう興味がなくなってしまったのか心穏やかではない主があっ...

空いた時間の過ごし方

この関係は非日常であるはずなのに時折、日常と交錯するお互いの日常を話し、日常に暮らす人達が会話の中に出現するどうにもならないのが家族の事でこればかりは避けて通りたいと常々思っているがそうもいかない夫と別れようとか、主も奥様をどうにかしようとかそんな事は10年以上前から考えてもいないだからこそ少なくとも私の考えでは「居ないもの」という感覚だと思っていたただ、それができるのは全てが上手く廻っていて幸せで...

…of mine

朝起きたら両の頬に痛みがあった昨夜、大きな手を広げて私の口と両頬を押さえつけられた事を思い出した。乳輪と乳首の境目にも赤い切り傷があった昨夜、主に嫌という程噛まれた痕だった下着があたるとより一層の痛みがあったホルモンの関係か両乳房は張り詰めておりいつも動物のように疼く穴が濡れていたこのところ、毎週のように主に処理をされているどういう風の吹き廻しかと思ってみるがその部分に指が入れられると面倒な事は忘...