トキオくん さん プロフィール

  •  
トキオくんさん: 2010memo
ハンドル名トキオくん さん
ブログタイトル2010memo
ブログURLhttp://y-bat.txt-nifty.com/memo/
サイト紹介文コードゼロに代入されるのは何か?世界視線からを<*>を探していきます。
自由文「ハイイメージ論」や世界視線からいろいろなモノゴトを探究していきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2012/07/12 19:00

トキオくん さんのブログ記事

  • 聴覚と視覚の空間化度の<時間化>
  • 聴覚と視覚にあらわれた人間の心的な特異性は、聴覚と視覚の空間化度だけが、そのままで構造的時間性に転化しうるものだという点に帰せられる。…聴覚と視覚のばあいにはある対象を<聴く>ことと<視る>ことは、そのまま時間性として感ずることができるということである。(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界の動態化】「6 聴覚と視覚の特異性」P120)☆音楽や映像が時間の芸術といわれるように聴覚と視覚は時間の経過とともに知 [続きを読む]
  • 聴覚(心的領域)の一次対応としての空間性
  • 聴覚が受容するのは、時間的な距りではなく、可聴周波数と波形による振動物体の空間的な性質である。いわば、もっとも発達した感覚と考えられている聴覚は、遠隔化された触覚にたとえることができるものであり、その空間化度は、一定の方向に物体から外延される全空間との接触性を意味している…(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界の動態化】「3 度(Grad)について」P101)☆ここでは「おおくの神経生理学者」や「ヘーゲル」が「 [続きを読む]
  • 視覚(心的領域)の一次対応としての空間性
  • この視角は、どの方向と距離をとろうとしても、その都度その視角に固有な限定をうける。この限定からぬきだすことができる共通性は、心的領域における最初の一次的な視覚の空間化度である。(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界の動態化】「3 度(Grad)について」P100)☆心的現象論の基本となる時空間概念が、視覚を具体例として説明されています(感覚ごとに時空間化度は異なります)。「視角」が物理的な制約を受けている(そも [続きを読む]
  • ゼロの発見=<純粋疎外>という心的現象
  • 心的現象としての灰皿は、視覚による知覚作用のはんい内で、純粋視覚ともいうべきものにまで結晶しうる…この<純粋視覚>は、対象とする灰皿と、対象的な視覚なしには不可能であるが、視覚のはんい内で対象と対象への加工のベクトルが必然的にうみだす構造であり、その意味では、わたしにとっての灰皿と、灰皿にとってのわたしとが、きりはなせないところでだけ成立する視覚を意味している。(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界の [続きを読む]
  • <純粋疎外>の時間化度と空間化度
  • わたしの判断が、この判断対象ときり離すことができず、わたしにとって先験的な理性であるかのように存在するという位相…ここで<純粋>化された理性の概念が想定される。わたしたちは、このような<純粋>化の心的領域を、原生的疎外にたいして純粋疎外と呼ぶことにする。そして、この純粋疎外の心的領域を支配する時間化度と空間化度を、固有時間性、固有空間性とかりに名づけることにする。(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界 [続きを読む]
  • 心的現象の時間性と空間性
  • 原生的疎外の心的領域を内在性としてかんがえる場合<身体>の生理的時間性と現実的環界の自然的空間性との一次対応をもとにする時間化度と空間化度を基軸として想定した。そしていずれにせよ<異常>あるいは<病的>な現象では、この一次対応は失われるものとかんがえてきた。心的領域ではかならずある時間性と空間性の内在的な度合(Grad)によって対象的認識も、本来的認識も変容をうける。(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 <概念>と<規範>
  • ある発語体系を<概念>の自己抽象の時間性の度合いとしてみることと<規範>の自己関係の空間性の度合いとしてみることとは、あたかも光を波動としてみるか粒子としてみるかといほどの相異にすぎない。                (『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P179)☆「発語における時間と空間の相互転換」の冒頭、時空間概念で説明する心的現象論序説の典型的なパートです。固有時である個別 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 理解と像
  • 発語体系が、時間性の変化と順序としてではなく空間性の変化と順序として<わたし>に統覚されうるのは、それぞれの発語が、<わたしがここに存在する>という自己の場所的な存在にたいする自己関係にたいして、それぞれ異なった空間性の度合いとして存在することが<わたし>に認知されるためである。                (『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P177)☆最小単位に分節化された言 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 問題の根源
  • 事象A→Bを、実例として発語A→Bとかんがえてみれば、フッサールの単純さと誤解ははっきりしてくる。発語Aが事象Aでありうるのは、それが空気の振動として<他者>と共有しうるからである。だから発語Aが<知覚>と関係づけられるのは、それが空気の振動として<聴覚>に関与するという点においてだけである。しかし、断るまでもなく<空気の振動>イコール<発語>ではないし、発語以外の<空気の振動>は、風の音、樹木の [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 理解と文法
  • …発語体系が、時間性の変化と順序としてではなく空間性の変化と順序として<わたし>に統覚されうるのは、それぞれの発語が、<わたしがここに存在する>という自己の場所的な存在に対する自己関係にたいして、それぞれ異なった空間性の度合いとして存在することが<わたし>に認知されるためである。(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P177)☆「これ.は.パン.だ.よ.ね.?」という言葉(発語体系)が理解 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 理解の基礎
  • 人間が自己意識にたいするじぶん自身の関係を意識しうるのは…<わたしがここに存在する>という意識を<場所>的にとらえられることに根源をおいている。…最初の自己関係の意識の空間化度は<わたしの身体がここに在る>ということを、わたしの意識が<場所>として識知するところに発している。(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P176)☆たとえば「これ.は.パン.だ.よ.ね.?」という言葉への理解という [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 理解の前提
  • ひとつの発語体系(脈)が成立することを意識が識知するためには、意識は<規範>として、いいかえれば自己意識にたいする<関係>の意識として存在しなければならない。いままでつかってきた言葉でいえば自己関係の空間化度のちがいが識知されなければならない。(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P176)☆人が他人の発話を理解する…という場面の構造に表現と受容と存在の、基本であり重要なことがフォー [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 病気のワケ
  • 心的な失語はただふたつの本質的な態様によってあらわれうる。ひとつは、<概念>の心的な構成が不全であることによって、言語が、心的な規範に同調しえないばあいである。他のひとつは、言語の心的な<規範>の不全に基づいて、概念の心的な構成が不可能なばあいである。(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P162)☆<概念>の構成は自己抽象によるもので、<規範>の形成は自己関係によるものです。失語を [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 2つの病気
  • 言語にあらわれる心的な障害は、どんな多種多様な現象形態をとるとしても、本質的には<概念>構成へ向かう心的な志向性の障害と、規範としての言語についての心的な障害とにわけることができる…(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P154)☆「言語にあらわれる心的な障害」というのはいわゆる精神疾患や精神病。「どんなに多種多様な現象形態」でもそれは2つのタイプであるとされます。概念構成の障害と規 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 規範として
  • 規範としての言語という側面から、灰皿とはなにかをかんがえれば、ここでは<灰皿>=記号的灰皿であり<灰皿>という共通性は、どんな具体的な灰皿とも無関係に成立する記号でしかない。そこでは灰皿という受容の空間化度はある位相(論理系の位相)にあるのっぺらぼうな単一な面に拡がっている。…このばあい<灰皿>という共通性は<関係>意識にかかわってくる。(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P154 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 自己表現
  • 表現としての言語は、心的な現象としてみれば、ただ<概念>のこちら側にむかってのみ自己表現をとげようとする傾向にある。それが外化されて話されるとか書かれるとかは第二次的なもの…(『心的現象論序説』【Ⅴ心的現象としての発語および失語】P153)心的にみられた自己表現としての言語、いいかえれば<概念>を構成する方向に志向する心的な構造は、対象に対する空間化度を知覚作用からかりることはありえないから、ただ対自 [続きを読む]
  • 心的現象としての言語 表現と規範
  • 言語はふたつの構成的な因子をもっているとかんがえることができる。ひとつは表現としての言語、もうひとつは規範としての言語である。表現として言語をみれば、話され書かれないかぎり言語は存在しない。規範として言語をみることはまったくべつのことを意味する。…民族語に固有の音韻、韻律、文法などが抽出できるような共通性のうえにのみ存在し、…人間の発語自体にたいして規範としての作用を発揮するようになる。(『心的現 [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢>7 自然化
  • 上限の形像的な夢は、覚醒時の心的な領域をよりよく<自然>化しえた場合であり、非形像的な夢は、この<自然>化があまり巧くゆかなかった場合にあたっている。…形像の鮮明なそして運動性に富んだ夢ほど<正常>な夢にちがいない。…覚醒時の心的な領域を、充分に強固に固定化しえているから<自然>化がよりよく行なわれているのだといいうる。…非形像的な夢は、反対に覚醒時の心的領域を強固に定着しえないために、覚醒時の心 [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢>6 形像のある/ない
  • 夢は、いうまでもなく<特殊な>心的な自己疎外である。…それが眠りへの心的な世界でだけ可能だということである。覚醒時の心的な領域にとって身体は、<自然>に属している。そしておなじように、夢にとっては、覚醒時の心的な領域が、第二次的な<自然>に属している…。そして、覚醒時の心的な領域を、どこまで第二次的な<自然>に転化しうるかという度合いが、夢の形像の強さ、鮮明さの度合いを左右する…。(P198)…形像的 [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢>5 形像がない
  • 形像をなにもともなわないでいる考想の継続、判断、結合だけが存在するような下限の夢は、可能性としては<入眠>時の心的領域そのものとおなじだとかんがえることができる。(P193)☆形像がない夢とは何なのでしょう? 形像がないということは形像を生成する時空間変換が起こっていないということです。そこでは「考想の継続、判断、結合だけ」が存在し、覚醒時とおなじような認識がされていると考えられます。このために「夢の [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢>4 形像化
  • 本来的な<受容>が、夢においてどう変化するかが問題となる。もしも夢が形像化してあらわれるならば、この形像化に関与した意識の空間化度を除いたほかの<受容>は、時間的な構造に擬似的に転化する…だろうということである。(P190)夢において<了解>作用は、夢の形像とつぎつぎにおこる形像の場面の移動や結合や短絡といったような、形像の移動する場面の<了解>の時間化度をのぞいた時間性を、擬似的な空間性に転化する… [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢>3 受容を遮断
  • 眠りの状態が、まず対象の感覚的な受容を遮断するということ…あらわれる夢表現に対して<入眠>時の心的な領域は一義的(アインドイツテツヒ)な対応性をもたない…(P188)夢の形像は…心的な受容の空間化度が消失し、心的な了解の時間化度が変容することから直接に必然的にやってきたものである。(P189)☆くり返しますが、夢の状態は外界と一切の関係がありません。「あらわれる夢表現に対して…一義的(アインドイツテツヒ)な対応性をもたな [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢>2 視覚像ではない
  • 夢の形像は、ある時にある場面で実際にみた形像とはまったく関係がない…心的な受容の空間化度が消失し、心的な了解の時間化度が変容することから直接に必然的にやってきたものである。つまり、意識が対象を受容するという構造をたもちえないところから、必然的に与えられたものが夢の形像であって、いかなる意味でも視覚像ではありえない。(P189)心的な規範の空間性と心的な概念の時間性が、所定の水準を失ったために心的な言語 [続きを読む]
  • 心的現象としての<夢> 対象がない
  • 心的にみられた眠りとは感覚的な受容を閉ざし、了解を変容させた状態を意味している。(P187)対象が<身体>の外部に実在しないことから、無定型な空間化度の集積にすぎなくなる…心的な了解の時間化度は、対象が概念を結ぶような構造と水準をもちえない…(P188)『心的現象論序説』「Ⅳ.心的現象としての夢」「1.夢状態とはなにか」を参考に…☆夢は入眠中のデキゴトであるために外界との関係がありません。感覚がはたらいて [続きを読む]
  • 心的現象としての<イメージ>10 動物性
  • 関係意識に関与しない嗅覚・味覚・触覚の敏感さは対象を<近隔化>し自己の<身体>の外延に転化しているといえる。ここでは感覚の空間化度は低く等質性がなく対象ごとに異なる空間性をもっている。それは動物のレベルの感覚である。(P125)猫や犬の嗅覚は、べつの対象に対しては異常に鈍感でありうる…。ここでは感覚の空間化度は低く、等質性をもちえない。極端にいえば、対象ごとに異質な空間性をもっているだけである。(P125 [続きを読む]