イワサキ さん プロフィール

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イワサキさん: 岩崎建築研究室・日誌
ハンドル名イワサキ さん
ブログタイトル岩崎建築研究室・日誌
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/iwasakiyasushi/
サイト紹介文京都下鴨の設計事務所。お茶のお稽古や、茶室や住宅の工事の様子、賀茂川の花や鳥などをご紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供268回 / 365日(平均5.1回/週) - 参加 2012/07/21 20:05

イワサキ さんのブログ記事

  • 外構庭工事開始
  • 大阪の家。今日から外構庭工事がスタート。解体時に残しておいた石を改めて見て、どこに何が使えるか検討中。花崗岩の葛石や間知石、大阪南部でよくかけるという凝灰岩もいくつか(古墳等で使われている二上山周辺から産出される凝灰岩?)。長い延べ石があったので、玄関に一文字に据える。しっかりした石が据えられると、ぐっと雰囲気が出る。間知石もいくつか残っていたので、造園屋さんから、こんな風に玄関前に据えるのはどう [続きを読む]
  • 器具取り付け
  • 大阪の家、現場監理。二日連続ですが、工事終盤はちょっとのことで、こうしておけばよかった、という場面も多いので。職人さんも手直しを言われるなら、できるだけ早い方がよいだろうし。また春休みで子供がうるさい家よりも、電車の中の方が、仕事がはかどったりする。ベランダの木工事が進行中。図面通り、いっているようで、完成が楽しみ。松の幹と、掻き落としの外壁に映る松葉の影。掻き落としのテクスチュアがなかなかよい感 [続きを読む]
  • お稽古十五年
  • お茶のお稽古、着物を着て研究会。少し早めにお稽古場に着いたので、行之行台子を出すところから手伝わせていただく。お稽古場の押入の中を見られるのは設計者にとっては貴重な体験。バラしてコンパクトになった台子や、長板、風炉先屏風が、整然と並ぶ。行之行台子の地板天板は桐。お稽古道具でもきちんと無垢で、地板は厚さ一寸ほどあり、ずっしりと重い。行之行台子のお稽古をさせていただいたあと、先輩がお点前されるのをじっ [続きを読む]
  • 土壁と和紙クロス
  • 大阪の家の現場監理。いよいよ完成までのカウントダウンが始まった感じ。控えめな起くりの瓦屋根、ベタ万十の軒瓦、掻き落としの外壁。特に目新しいことはありませんが、きちんと丁寧に作る和の住宅がもっと建てられてもよいのでは、と思います。無粋なガラスの入った防火窓のアルミサッシはスダレで隠す予定。和室の壁が塗られました。まだ乾き切っておらず、斑になっている。古い床柱、落とし掛け、煤竹の無目が、きちんと再現さ [続きを読む]
  • 土壁と和紙クロス
  • 大阪の家の現場監理。いよいよ完成までのカウントダウンが始まった感じ。控えめな起くりの瓦屋根、ベタ万十の軒瓦、掻き落としの外壁。特に目新しいことはありませんが、きちんと丁寧に作る和の住宅がもっと建てられてもよいのでは、と思います。無粋なガラスの入った防火窓のアルミサッシはスダレで隠す予定。和室の壁が塗られました。まだ乾き切っておらず、斑になっている。古い床柱、落とし掛け、煤竹の無目が、きちんと再現さ [続きを読む]
  • 有平糖
  • お茶のお稽古、造園班。先日の大工班と同様、菓子器に干菓子二種盛りをしてもらう。セオリーを知らずに綺麗に盛りつけるというのは、やはり難しいことなのかも。今日は本も持参して、盛りつけの基本を勉強する。八寸と同じように、右向こう、左手前に盛りつけるのは、右手で取ることを考えると、取りやすい自然な配置。干菓子は、煎餅、落雁、州浜、有平糖など、色々な種類の干の中から、二種を選んで。今日用意したお菓子は紫野源 [続きを読む]
  • 完成見学会
  • もうすぐ完成する大阪の家。工務店さん主催の完成見学会の日程が決まりました。2017年4月9日(日)13:30〜16:00場所:大阪市阿倍野区参加費:無料 予約制完成見学会開催決定@大阪市阿倍野区山本博工務店さんのHPはこちらお申し込みはこちらから以前の建物に使われていた欄間などを再利用しています。隅切りの障子に松の影が映る。古建具も多く使用しています。床の間も再現。かつての床柱、床框、落とし掛け、天袋などを再利用 [続きを読む]
  • 柳緑花紅
  • お茶のお稽古大工班。一番若い大工さんが怪我をしてお休み。カッターナイフで手を切ってしまったようですが、大事を取って病院へ。大工さんの中には電動工具で指を落とす人も多いので、気をつけてほしい。お茶の点前の中にはリスク回避が考えられているものあるので、作業の参考にしてもらえればと思う。  お軸代わりに紹介したのは色紙「柳緑花紅」。ネットで画像検索すると寺山修司の色紙が見つかったので、その画像を。天井桟 [続きを読む]
  • 桐蔭席
  • Iさんにお誘いいただき、桐蔭席のお茶会へ。桐蔭席は以前から一度入ってみたかった茶室。又、今回の席主は宗哲さんと蘇山さんご姉妹。以前勤めていた事務所の時にご縁があったので、こうした席に参加させていただくのはとても嬉しい。Iさん連日有り難うございます!桐蔭席は、昭和五年(1930)淡々斎宗匠の指導により造営された茶事のための施設。瑞鳥鳳凰が宿る桐。千里万里を天翔る前に、鳳凰がその力を養うのが桐樹の蔭。桐蔭席 [続きを読む]
  • 大覚寺望雲亭
  • いつも一緒に仕事をしている造園屋さんは、大覚寺の御用達。寺内の松の手入れをメインにされているのですが、来年戊戌開封法会を迎えるにあたって、大沢池の畔の茶室、望雲亭の露地を整備されました。今後その茶室と露地をどのように使ってゆくか検討中とのことで、この度、特別に見学させていただくことになりました。この度整備された露地。大沢池の畔、素晴らしいロケーションの腰掛待合。腰掛待合からの眺め。右手、手前に八帖 [続きを読む]
  • 盆点と茶箱花
  • お茶のお稽古。お軸は長谷川玉峰のウドの若芽と土筆の絵。長谷川玉峰は幕末の四条派の画家。文政五年(1822)長谷川玄門の子として京都に生まれる。名は長盈・師盈、字は士進。松村景文の門に学び、花鳥画を能くし、幕末、維新期に活躍した。明治十二年(1879)歿、58才。南禅寺金地院近くに長谷川玉峰翁墓道の石碑がある。ウドは土から芽が持ち上がるように出てくることから「生土」、風がなくとも動くように見えるので「うごく」か [続きを読む]
  • 足場撤去
  • 大阪の家の現場監理。足場が撤去されました。玄関前からの見上げ。外壁は掻き落とし。足場とシートが撤去されて、明るめの色の外壁が露になって、周囲も明るくなる。後は、窓に簾や格子を付けます。ベランダの図面は現在作成中。仮設の電気も、もうしばらくしたら撤去します。トラックに積まれて返却される足場。前面道路は二項道路。建物を建てる時には、中心線から2mセットバックするよう指導されますが、電柱があったら、意味 [続きを読む]
  • 焼飯釜
  • お茶のお稽古。お軸は「嘴に春水こぼす荒鵜かな」細長いお軸。お花は、椿の「笑顔」とイヨミズキ。花入は鷽口。お稽古一回目は、薄茶平点前。使わせていただいたお道具、棗は「笊かぶり犬」が描かれたもの。笊かぶり犬は浅草の玩具。古来、犬は正直で主恩を忘れず、お産が軽くて成育が良いとされ、平安時代から、子供の守りとして、「安産祈願」「誕生祝」「幼児の成長祈願」の縁起物とされてきた。笊はよく水を通すので、鼻づまり [続きを読む]
  • 古唐津と古染付
  • 東京、美術館巡り。今回は出光美術館の古唐津と、石洞美術館の古染付。先日、古唐津や古染付をふんだんに使った茶事!に参加させていただいたところなので、その記憶も新しいうちに、色々見て勉強をしようという算段です。まずは出光美術館の古唐津。出光佐三(1885-1981)が1939年(54歳)の時に、丸十文茶碗と出逢って以来、集めた総数300点を超える日本最大のコレクションから約180点を厳選。絵唐津から、奥高麗、朝鮮唐津、斑 [続きを読む]
  • 腰紙貼り
  • 先月左官屋さんに壁を塗り替えてもらった東京の茶室。腰紙貼りは地元の経師屋さんで、とも思いましたが、「もうご高齢で」ということだったので、私がさせていただくことになりました。本来設計者の仕事ではありませんが、模型を作ったりと、もともと工作好きですし、現場を知る良い機会なので、やらせていただくことにしました。京都で紙を用意して、事前に自宅で裁断を済ます。経師屋さんの場合は、現場で採寸して裁断して張り付 [続きを読む]
  • 松の影
  • 大阪の家の現場監理。午前中は建築主さんと細々とした打合せ、午後からは他のお客さんが見学にきて、その後は造園屋さんと庭外構の打合せ。二階の隅切の障子には松の影が映っていた。風が吹くと松葉の影がゆらゆらと動く。障子の桟は竹、障子紙には松の影。障子を開けるとこんな感じ。造園屋さんに松を手入れしてもらったら、どんなふうになるだろう。楽しみ。以前の建物でも二階の窓から松が見えていた。二階の窓から見える松を再 [続きを読む]
  • 松の影
  • 大阪の家の現場監理。午前中は建築主さんと細々とした打合せ、午後からは他のお客さんが見学にきて、その後は造園屋さんと庭外構の打合せ。造園屋さんには建物の中にも入ってもらって、部屋から眺める庭について相談する。写真は一階の座敷から。雪見障子越しに眺める庭。松の幹が見え、灯籠が見え、そこへふわっとモミジをかける。出来上がりが楽しみ。飴色に輝く床柱。トイレの入り口の古建具も置いてみる。手摺の板、トイレの建 [続きを読む]
  • マンションの茶室改修(工事編)
  • 先月に一期工事を済ませたマンションの茶室改修工事。今日、畳、建具などを納めて完成です。まずは畳屋さん。ほかの畳の微調整も。畳を上げるときに必要な手カギも用意してくれました。経師屋さんが襖と障子を持ってきてくれました。襖は地合わせをしてあるので、嵌めるだけ。障子は大工さんが建て込みをします。襖の引手は玉子型の古いものの再利用。襖紙は定番の鳥の子赤口。ちょっとしたことですが、こうしたディテールが全体の [続きを読む]
  • マンションの茶室改修(完成編)
  • マンションの茶室改修。完成の様子をお届けします。マンションの玄関横の扉を開けると、障子が現れ、その障子を開けると、中には二帖中板の茶室が。扉を開けると別世界。踏み込み畳との間には暖簾が下がる予定。左奥の襖は既存の収納を改修した道具棚。中に入ってみましょう。もともとの部屋の天井高は250センチ。そこへ50センチあげて畳を入れてあるので、茶室部分の天井高さは2メートル。床を上げることで、炉壇も納めることがで [続きを読む]
  • 紅炉上一点雪
  • お茶のお稽古、大工班。お軸は、紅炉上一点雪。出典は碧巌録。「荊棘林を透る衲僧家、紅炉上の一点の雪の如し」。荊棘林(けいきょくりん)とは、いばらの林。煩悩、執着のいばらの林を透りぬけて来た禅の僧ならば、あらゆる事象にとらわれることもなく、こだわり引きずることはない。それは、まるで真紅に炎を上げて燃えさかる鉱炉の上に、一片の雪が舞い落ちたとしても、シュンともいう間もなく、すぐに消えてしまうかのようだ、 [続きを読む]
  • 畳屋さん
  • 大阪の家、現場監理。大工仕事が一旦終了して、大工さんはもう現場にいなかった。玄関には大工さんが作ってくれた、古材のラワンを使った下足入。仮に古建具を入れてみる、いい感じ。現場には畳屋さんが採寸に来てくれた。窓からの光を受けて光る天井が、欄間の透かし彫り越しに見える。畳屋さんと打合せ。畳床(たたみとこ)は藁サンドを想定していましたが、最近はこんなのもあります、と見せていただいたカットサンプル。サンド [続きを読む]
  • 芥子餅
  • お茶のお稽古、造園班。堺での利休忌茶会から戻ったら広沢池へ。夕暮れの広沢池。日没が随分遅くなった。遍昭山とサクラ。遍昭山の詳細。頂部が夕日に照らされる。お軸は、紅炉上一点雪。お稽古は、いつもの盆略点前。さすがに点前もスムーズになってきた。三月四月も盆略をして、五月初風炉には、いよいよ風炉薄茶平点前に進む予定。今日のお菓子は堺名産の芥子餅。天文元年(1532)創業(当時千利休が10歳)という超老舗「本家小 [続きを読む]
  • 南宗寺利休忌茶会
  • 武者小路千家のNさんにお誘いいただき、堺、南宗寺の利休忌茶会へ。Nさんのお友達の表千家のOさんとご一緒に。三千家の三人で、各席を廻りました。臨済宗大徳寺派龍興山南宗寺。創建は弘治三年(1557)。杉の参道。堺の街は海岸線に沿ったためか街割りが南北軸から少し傾いている。お寺の建物はきちんと南面させるのが基本なので、境内では敷地に対して斜めに軸線が通っている。甘露門(山門)正保四年(1647)。扇垂木、柱の粽な [続きを読む]
  • 西翁院淀看席
  • 聖護院を見学したあとは黒谷さんへ。西翁院の淀看席が特別公開している。かつての通学路を通って。庸軒の石碑と石畳のアプローチ。塔頭前のヤブツバキ。西翁院の門。15歳で比叡山に登られた法然上人が、43歳の時に山頂の石の上で念仏を唱えると、紫雲全山にみなぎり光明があたりを照らしたことから、ここ黒谷に草庵をむすび、布教活動を行った。黒谷さんでは毎年四月には一枚起請文が見られるらしい。一度見てみたい。門詳細。破風 [続きを読む]
  • 聖護院
  • お稽古の帰りに、特別公開をしている聖護院へ。聖護院の門。聖体護持(天皇をお守りする)の寺、で聖護院。石組みと松。個人的に見たかったのは書院。後水尾天皇が藤原(櫛笥) 隆子(後西天皇の生母)のために、御所に建てた女院御殿を拝領したもの。杮葺きの庇、縁側、建具の感じが曼殊院と似ている。こちらは以前のブログより曼殊院の小書院。曼殊院を建てたのは良尚法親王。父は桂離宮の八条宮智仁親王。後水尾天皇を中心に宮 [続きを読む]