三月うさぎ さん プロフィール

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三月うさぎさん: 三月うさぎの写真帖
ハンドル名三月うさぎ さん
ブログタイトル三月うさぎの写真帖
ブログURLhttp://sannusa.exblog.jp/
サイト紹介文写真とイラストによる、自然や民俗、暮らしや生き方の紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2012/07/22 16:57

三月うさぎ さんのブログ記事

  • アメイジング・メテオラ
  • きっかけは案内本‥‥‥「ここに行きたい!」という声に覗いてみると、一度も聞いたことのない地名‥‥‥メテオラ。ギリシアの北のほうにあるらしい。切りたった岸壁のうえに、修道院がポツンポツンとたっているのだとか‥‥‥。およそ予備知識もないまま、むらむらと行きたくなりました。娘が調べると、アテネからバスで5時間半、デルフィとセットのガイドツアーもあるといいます。アテネを離れると左右は見慣れない大地にかこま [続きを読む]
  • 水の都の昼と夜
  • 娘の予約したホテルでは、朝食をテラスでとることができました。すぐ下にグレート・カナルの河口とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会が見おろせます。サンマルコ広場も歩いてすぐのところでした。朝のうちは陽を背負って、正面のディテールははっきりしません。でもどこから来るのか、あっというまに広場はひとで埋まります。広場に子どもとハトはつきもの、おもしろいのは、そのなかにカモメが混じっていることです。ニシセグ [続きを読む]
  • ムラーノ島のうさぎ
  • 往時のヴェネツィア経済をささえたのは交易でしたが、むろん近代工業の萌芽もみられました。ヴェネツィア本島から水上バスでおよそ20分、ムラーノ島につきます。ヴェネツィアグラスの生産地です。オリエントへ輸出する品々のなかで、ヴェネツィアグラスは地元の手工業品として都市に直接の利益をもたらしました。一説では、技術が流出することを恐れて、職人たちをこの島に閉じこめてしまったとか‥‥‥運河沿いには、ずらりとガラ [続きを読む]
  • 残照のヴェネツィア
  • 中世から近世への数百年、ヴェネツィアは海洋都市国家としてさかえました。最高位の権力者・ドゥーチェ(元首)は貴族の選挙で選ばれ、任期は終生でした。サンマルコ寺院の隣に、ドゥカーレ宮殿があります。一代限りで王でもありませんから、官邸とよぶほうがふさわしいと思うのですが、屋内の豪華さは宮殿の名に値します。ジェノヴァとの競合に勝ち、オリエント交易を独占したヴェネツィアは、14ー5世紀を通じ西洋一の繁栄をほし [続きを読む]
  • ヴェネツィアは水の都
  • ヴェネツィアは水上都市です。空港を降りても陸の便はありません。急ぎの向きには水上タクシーもありますが、水上バスで島にむかいます。海上をおよそ1時間、島が見えてきました。サンマルコ広場の鐘楼からは、街の全景が見渡せます。たしかにこの都市は海に浮かんでいる‥‥‥街は迷路のような路地でいりくんでいますが、暮らしの動脈は運河です。 メインストリートはカナル・グランデ、街を大きく二分します。 街の中心部でカナ [続きを読む]
  • ちょっとお出かけ
  • ちょっとお出かけします。なので、しばらくお休みです。 思いだしたころ、覗いてみてくださいね♪ [続きを読む]
  • 時の消えていく日々
  • わたしはパンクチュアルな人間です。いや、であったというべきか‥‥‥少なくとも現役のころ、時計をせずに外出することなどありませんでした。 会議や始業時刻、現場やスタジオの入り時間、作業の締め切り、ひととの待合わせに、遅れることはまずありません‥‥‥それは癖のように時計を見、予定の時間を見計らっていたから‥‥‥ でも定年退社の翌日、時計を身に着けるのをやめました。「心に期して」なんて大袈裟な決意ではあり [続きを読む]
  • 卯月の鎌倉
  • いったんもどりかけた冬でしたが、4月の声に、季節は春の装いとなりました。北鎌倉にあたたかな陽ざしが舞います。大本山円覚寺。同じく建長寺。ウグイス、ホトトギス‥‥‥若葉の季節がはじまります。 [続きを読む]
  • 歳をとることの孤独と悦びと(誕生日に思うこと)
  • 「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」なんてヴェルレーヌの言葉をひいて自殺したのは太宰治です。 わたしとしては「歳をとることの孤独と悦びと」、これなら二つわれにあるな。知人の亡くなるのはつらいものです。肉親はいうまでもないけれど、とりわけこたえるのは幼いころからの友だち‥‥‥そのひととともにすごした記憶が、そっくり死者の領域にしまわれてしまう。しかも広がる‥‥‥年寄りは日増しに孤独です。 [続きを読む]
  • ハヤブサふたたび
  • 昨年同様、指南番のK君につれられて、バード・ウオッチングにでかけました。 野鳥の会の古参会員だけに、鳥のちょっとした気配も見逃しません。「声がするけど‥‥‥いたいた」指さすさきを観ればエナガが枝から枝に飛びうつっています。 「わりと珍しいよ」紹介してくれたのは、オカヨシガモ‥‥‥めだたないけれど、スマートなカモでした。なんだ、トビかと見過ごしそうですが、ノスリです。至極おっとりしたタカです。 川のほと [続きを読む]
  • 大野彩さんの絵
  • 子どものときから絵が好きでした。小学校にあがる前、近所に仲よしの女の子がいて、その子の家の縁側で、いつもならんでスケッチブックを開きました。「白いところも、ちゃんと塗らなくちゃだめよ」と云われ、そんなものかなぁ、と思いながら白いクレヨンをとりました。 その女の子が、大野彩さんです。今は日本のフレスコ画界の第一人者‥‥‥うっとりするような作品をつぎつぎに描いてくれます。 わたしの家にいる一枚はバラの絵 [続きを読む]
  • シーベルトってなんだっけ
  • 6年の歳月がながれました。再稼働をめぐる若干をのぞき、原発の報道は影をひそめています。先日めずらしく炉の内部に関する報道がながれました。燃料棒がメルトダウンし、炉心の下部、へたをするとその下まで融けおちているかもしれない。炉内には線量530あるいは650シーベルトの箇所が存在する、ひとなら1分で即死するレベル云々‥‥‥ はて「シーベルト」って、なんだっけ? くだいて云えば、ヒトが受ける放射線の量のこと。大切 [続きを読む]
  • ルリビタキ
  • 川べりの小道をあるいていたら、藪のなかで、ジャッジャッ、という声がしました。ついで低くとぶ小鳥のすがた、ウグイスです。 声はよく聞くけれど、滅多に姿を見せない鳥、小枝ごしにシャッターを切りました。撮れたっ! と思ったのですが、写っていたのは小枝のみ‥‥‥逃げられてしまったようです。池の周囲には先日の雪がのこっていました。くやしいなぁ、と思いながら湖面をみます。ヒドリガモと、コガモ‥‥‥ ついこのあい [続きを読む]
  • 鍋パーティー
  • すぐご近所に、高校の同期生のおうちがあります。カミさんともふるい友だちで、家族ぐるみのお付き合い、年になん回か、そろってパーティーをひらきます。 バーベキューならポーチのあるSさん宅で、鍋や刺身だったらわが家で‥‥‥で、今年はずいぶん遅めの新年会となりました。具材は豚バラ1kgと、鶏のひき肉500g‥‥‥大人5人だと少し多いかな、と思いつつ、カキも一応。 鍋はちゃんこ仕立てです。鶏ガラスープを基本に、塩、み [続きを読む]
  • 春のきざし
  • 大気は肌を刺すようだけれど、春はもうそこまできています。 節分の日、娘が救急車ではこばれました。診断の結果、入院・即手術‥‥‥ふだん気のつよい娘ですが、したがうしかありません。さいわい手術はうまくいき、翌日には笑顔がもどりました。 ひとの幸せなんて、なんとももろい‥‥‥だから一層愛おしまねばならないのかもしれません。街に春の足音がきこえます。 [続きを読む]
  • 旅にでたい
  • たぶん旅にでたくなったのは、会社と関係があると思います。還暦で定年をむかえてから、いったん5年間の再雇用をうけました。これが来年終わりになる‥‥‥これと関係があるらしい。 会社とは距離をたもってきたつもりです。会社人間にはなるまいとしたし、たぶんならなかった。でも40年も働けば、わりきれないものだってのこります。仕事にささげた人生が、なかったとは云いきれない。あと一年と思えば、通勤の風景もかわるでし [続きを読む]
  • 春はまだ遠いけれど
  • 暮れに痛めた背中がようやく治りかけた正月早々、今度は腰をやってしまいました。三日間は歩くのもままならぬほど‥‥‥本当についていません。 でも、天気はいいし、きっと鳥たちもきているんだろうな。少し楽になった休みの日、カメラをさげてでかけました。バンやツグミ、ヒワたちがむかえてくれます。にしても風の強い日で、一瞬ゴイサギか、と思ったら、ちぢこまったアオサギでした♪水際にたって風の音(ね)に耳かたむけて [続きを読む]
  • 地中海のいざない
  • やはりこの本でした。アナール派歴史学の看板みたいな書‥‥‥フェルナン・ブローデルの『地中海』です。 16世紀‥‥‥つまり近代資本主義が開花し、都市国家から領土国家がうまれてくる時代、大西洋が征服され未知の大陸がとりこまれていく時代‥‥‥その時代の文明と経済と政治と、いっさいの世界を牽引した地中海の歴史とを、膨大な文献と資料によって凝縮した書、『地中海』第一巻は自然と風土、すなわち環境からひもとかれま [続きを読む]
  • 蘆刈のうた、ふたたび‥‥‥箱根湿生花園
  • 君なくてあしかりけりとおもふにもいとゞ難波の浦ぞすみうき 2014年の暮れに一度ご紹介した歌ですが、この季節、しんと冷えた大気のしたで思います。女とわかれ、ひとり男はどんな思いでアシを刈ったのか‥‥‥零落していくおのれの不甲斐なさをにくんでいたか、わかれた女の肌を想いおこしていたか、 あるいは、なにひとつ想わず、想おうとせず、ひたすら鎌で薙いでいたのか‥‥‥ 広い葦原で、風にアシの鳴るのをききました。さ [続きを読む]
  • ローストビーフで春をまつ
  • 暮れに、ひょんなことで首、というか背なかを痛めました。肩をあげ、首をおこすのがつらい。朝のうちはそうでもないのですが、午後、それも夕方になると疼痛にかわる。今回は長びいて、2週間以上悩まされています。 というわけで、ふだんの暮れなら欠かせない数の子つくりは、今回パス‥‥‥例年合作するきんとんも、娘ひとりにおまかせしました。 とはいえ、正月の料理をなにもつくらないのも心苦しく、ローストビーフ一品のみエ [続きを読む]
  • 終わっていない、始まってもいない
  • 年が明けました。年の初めにご紹介するのは小川未明の『黒い人と赤いそり』‥‥‥北のはずれの氷の國で、ある日、割れた氷に三人の村人がさらわれます。 彼らを救おうと五人の男たちがそりで向かいますが、この五人も帰ってきません。 のこされた村人は額をあつめて相談します。けれど結局、誰も救いにいくものはありませんでした。 やがて村には不吉なできごとが起こりはじめます。「ああ、この国に、なにか悪いことがなければい [続きを読む]
  • きたる年に‥‥‥
  • 年がかわります。 新聞を閉じたくなるようなことが、つぎつぎにおきた年でした。百八つではとても足りない鐘の音に思いをこめて、きたる年の平和と輝きを祈ります。 [続きを読む]
  • 冬がきた
  • 冬がやってきました。はりつめた寒気にのって、冬の鳥たちが帰ってきます。コガモや、ハシビロガモが、水面(みなも)をすべり、夏のあいだ孤独に水草を食んでいたオオバンは、群になって遊弋中。カワウの皆さんも、なかよく顔合わせされたようで‥‥‥ アシの根元に、元気いっぱいのコチドリと、奥にタゲリでしょうか、背景にとけこんだ鳥の姿も見られます。まもなく、新しい年がやってきます。 [続きを読む]