新サスケ さん プロフィール

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新サスケさん: 風の庫
ハンドル名新サスケ さん
ブログタイトル風の庫
ブログURLhttp://sasuke0369.blogstation.jp/
サイト紹介文読んだ本、買った本、咲いた花などを、紹介しています。純文学系です。
自由文短歌と詩を創り、発表しています。
句集、歌集、詩集、小説などの読書感想を、書き連ねています。
家庭で咲いた花なども、紹介しています。
できるだけ写真を添えるようにしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供362回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2012/07/25 08:09

新サスケ さんのブログ記事

  • ドストエフスキー「貧しき人々」
  •  以前に買い置いた、河出書房新社「ドストエーフスキイ全集」(全19巻)の、第1巻(1958年2刷)より、ドストエフスキーの第1作「貧しき人々」を読み了える。 共に貧しい中年男・ジェーヴシキンと娘・ヴァーリンカ(共に愛称)が交す、書簡体の小説である。貧しい者の正直さと、相手を自分より大事にする心が、あからさまに描かれる。 ヴイコフ氏という人物が現われ、ヴァーリンカと急いで結婚し、去ってしまう。将来の [続きを読む]
  • 短歌研究会B第14回
  •  昨日(4月28日、金曜日)に、メンバー3人がある喫茶店に集まり、短歌研究会B第14回を持った。 同・第13回は、先の3月24日の記事にアップした。 短歌研究会Bは、岩波文庫「宮柊二歌集」(宮英子・高野公彦・編)の読み込みである。 研究会の常は、朝9時半〜11時だが、3人それぞれの都合があり、遅く始まり早く終わった。 まず歌集「小紺珠」より、前回に続く「無援の思想」の章(73ページ)より入る。 「 [続きを読む]
  • 「その一集」特選欄・読了
  •  昨日の「月集シリウス」に続き、結社歌誌「コスモス」5月号より、「その一集」特選欄・読了を報せる。 「その一集」特選欄は、9選者×各5名×各5首の、225首より成る。 人生の感慨、重大事を、それぞれ詠んでいる。日常詠も選ばれているが、数が少ないようだ。 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。N・好美さんの「ゼントルマン」5首より。「悪いね」と夫は微笑み吾を見つむ集中治療棟の患者となりて 集中治療棟に入る [続きを読む]
  • 「月集シリウス」読了
  •  昨日に続き、結社歌誌「コスモス」2017年5月号より、「月集シリウス」を読み了える。 まず「月集シリウス 特別作品」の12名5首が、ページ1段で載る。続き「シリウス集」通常欄(4首or5首・掲載)がある。 特別作品欄には、ブログ仲間でカナダ在住のS・紀子さんや、同人歌誌「棧橋」の宿泊批評会でお世話になった、O・淳子さん、K・絢さんの名前も見える。 僕が付箋を貼ったのは、同じく「特別作品」より、次 [続きを読む]
  • 「月集スバル」読了
  •  結社歌誌「コスモス」2017年5月号より、作品欄の初めの「月集スバル」を読み了える。 5月号の到着は、今月20日の記事「歌誌2冊が届く」に報せた。 「月集スバル」は、選者及び選者経験者の欄であり、無選歌で各5首が載る。特選欄めいた「今月の四人」欄がある。 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。K・紀子さんの5首より。十代をかたみに知るは二人のみ生きてゐることに先づ杯を上ぐ 少女時代よりの友人は、掛け替 [続きを読む]
  • 吉野弘「夢焼け」
  •  青土社「吉野弘全詩集」(2015年2刷)より、第11詩集「夢焼け」を紹介する。 先行の「北象」「自然渋滞」は、今月16日の記事に紹介した。 「夢焼け」は、1992年、花神社・刊。4章に分け、27編を収める。 巻頭の「元日の夕日に」では、「元日の夕日を、どう呼んだらいいか/私はわからずにいます」と書くけれど、元日の朝日を「初日」と呼ぶから悪いので、正式には「初日の出」であり、元日の夕日は「初日の没 [続きを読む]
  • 福井県詩人懇話会・総会
  •  昨日(4月23日、第4日曜日)の午後1時半より、教育センターの1室で、福井県詩人懇話会・総会(2年に1度)が催された。参加者は22名だった。 懇話会の催しは、3月19日の「第35回 会員の詩書を祝う会」以来である。 僕はコンパクト・デジタル・カメラを持って参加したのだが、大きなミスをした。各発表者のズーム写真にかまけて、全体の写真を撮り忘れたのだ。 総会は、代表挨拶、議長・選出のあと、議案に入り [続きを読む]
  • 永田和宏「新版 作歌のヒント」kindle飯
  •  Amazonよりダウンロードした、永田和宏「新版 作歌のヒント」kindle版を読み了える。 ダウンロード購入については、2016年10月18日の記事「届いた4冊」の内、終いにアップしてある。 その時に書いてあるが、同書の紙本版を読んだ事がある。 47章において、作歌のヒントを説いている。 読み了えて、あまり頭に残らない。電子本のせいだけでは、ない気がする。 僕は理論(数学や物理学を除いて)をあ [続きを読む]
  • 年刊句集「福井県 第55集」(1)
  •  福井県俳句作家協会の事務局より送って頂いた、年刊句集「福井県 第55集」を読み始める。 同書の入手は、今月4日の記事「届いた2冊」にアップした。本書の写真のアップは、今回きりとする。 今回に僕が読んだのは、顧問・会長を初めとする役員35名と、名誉会員・参与20名の各10句、計550句である。 これから30ページずつくらいに分けて、ここで紹介したい。 さすが新しさを求め、情に分け入り、ときにユーモ [続きを読む]
  • 「ロンサール詩集」
  •  岩波文庫「ロンサール詩集」を読み了える。 購入は、先の3月27日の記事「入手した3冊(2)」に挙げた。 井上究一郎・訳。1989年10刷。 45編の詩(例外を除いて、短詩)と、訳注、小伝、等を収める。 日本の詩人にも例のあるオード(頌詩)、ソネット(14行詩)を多く含む。 イタリアのソネットを、フランス詩に移入した功績は、大きいとされる。 恋人へ捧げられたソネット等は、雅び過ぎて、回想の詩と思わ [続きを読む]
  • 歌誌2冊が届く
  •  4月15日(土曜日)に、結社歌誌「コスモス」2017年5月号が届いた。 今号には、「桐の花賞」「評論・随筆賞」の発表がある。 僕の歌は(10首出詠の内)、4首選だった。もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の、4月18日付け記事にアップしたので、横書きながらご覧ください。 少しずつ読み進んで、ここに紹介したい。 4月16日(日曜日)に楽天より、綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2017年5月号が届い [続きを読む]
  • 庭の花4種
  •  庭の花、4種を紹介する。 上の写真は、満天星(ドウダン)の白花。大株になっている。 藪椿(ヤブツバキ)の花。 元の木に咲かず、挿し木して殖やした株に咲いた。 八重桜。ピントが合っていない。 黄桜。御衣黄か鬱金桜か、わからなくなった。 [続きを読む]
  • 短歌研究会A第34回
  •  昨日(4月18日、火曜日)の午前9時半に、メンバー3人がある喫茶店に集まって、短歌研究会A第34回が持たれた。 同・第33回は、先の3月17日の記事にアップした。 研究会Aは、各自の詠草の検討である。 ここで述べておかねばならないが、僕は「コスモス短歌会」退会を決めており、そのせいか少し熱の入らない研究会となった。 Mさんの詠草10首では、かな遣いの間違いが指摘され、しづかに→音なく、思ひ見よと [続きを読む]
  • 星野立子「実生」
  •  角川書店「増補 現代俳句大系」第11巻(1982年・刊)より、12番目の句集、星野立子「実生」を読み了える。 先行する岸田稚魚「負け犬」は、今月8日の記事にアップした。 原著は、1957年、玉藻社・刊。虚子の序、548句、虚子の跋、自跋を収める。 星野立子(ほしの・たつこ、1903年〜1984年)は、虚子の次女であり、父から期待されたようだ。 素直、平明、軽やかな句風とされる。父の保護も厚かった [続きを読む]
  • 「その一集」読了
  •  結社歌誌「コスモス」2017年4月号で、今月3日の記事「COSMOS集」読了、のあと「その一集」通常欄に戻って、先日に読み了えた。 先日来、腰痛に悩んでおり、パソコンの用や庭仕事を減らしていて、それで読書時間が増えたのかも知れない。(僕は寝転がって本を読んでいます)。 「コスモス」に入会して、「その一集」会員になれば一人前かと思っていたが、在籍が長いと、上の「月集シリウス」を目指したくなる。 僕 [続きを読む]
  • 椿2種
  •  わが家の椿、2種を紹介する。 かつてホームページを立ち上げ、今はツイッターでも活躍する奥村晃作氏(「コスモス」の先輩歌人)に直接訊ねた所、毎年同じ花をブログにアップして良い、と仰ってくださった。 上の写真は、庭の「春の台(はるのうてな)」である。白〜淡桃地に紅の絞りが入る。 上の写真は、鉢植えの「草紙洗(そうしあらい)」。 淡桃地に、濃い紅の大小絞りが入る。古典的名花である。 [続きを読む]
  • 吉野弘「北象」「自然渋滞」
  •  青土社「吉野弘全詩集」(2015年2刷)より、詩集「北象」「自然渋滞」を読み了える。 先行する詩集「陽を浴びて」は、今月9日の記事にアッした。 「北象」は、銅版画と対で10編を収め、1985年、「アトリエ・楡」刊、限定50部。内7編を既刊詩集より再録し、1編を「自然渋滞」に再録したので、この全詩集・版では2編のみとなっている。自然の擬人化がなされる。 「自然渋滞」は、1989年、花神社・刊。3章 [続きを読む]
  • 村上春樹「パン屋を襲う」
  •  村上春樹の短編小説2編を収めた、新潮社「パン屋を襲う」を読み了える。 本の到着は、今月11日の記事、「届いた3冊」で報せた。 直近で読んだ村上春樹の小説は、先の3月5日の記事にアップした「騎士団長殺し 第2部」である。 「パン屋を襲う」(2013年・刊)には、1989年「早稲田文学」に発表した「パン屋襲撃」を改稿した「パン屋を襲う」と、1985年「マリ・クレール」に発表した「パン屋再襲撃」を改稿 [続きを読む]
  • 詩誌「水脈」59号
  •  4月11日の記事「届いた3冊」で報せた内、詩誌「水脈(すいみゃく)」59号を読み了える。 N・としこさんの「急がなくとも」よりピックアップすると、「そんなに急がなくとも/…//まだ 間に合う/たっぷりと時間がある」と続く。僕は残り月日が少ないかのように、気が急いているので、不思議な心境であある。 S・周一さんの4編は、行末を揃える「夢を聴く」「泰澄大師の伝言」2編など、自在に描いている。 N・千 [続きを読む]
  • 石田衣良「少年計数機」
  •  稀にはバイオレンス物も良いだろう、と石田衣良(いしだ・いら)の小説集「少年計数機」を読む。 文春文庫、2004年・13刷。 僕はこれまで、5冊の石田衣良の文庫本を読んでおり、直近では旧ブログ「サスケの本棚」2016年8月7日の記事、「池袋ウエストゲートパーク」がある。 「少年計数機」は、「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ(10冊以上)の、2冊目である。 「妖精の庭」、「少年計数機」、「銀十字」 [続きを読む]
  • 一人花見とズワイ蟹
  •  あちこちで予告した通り、4月10日(月曜日)の午後、人出を避けて一人花見をした。 上の写真は、足羽川堤防の道に、両側から桜が咲いた、花トンネル。 マニアらしいカメラマンや、ポーズを取る女性がいた。 橋の上から、遠見の桜。女子高生の連れやカップルが、ベンチで休んでいた。 当日は晴れ、翌日は雨で、僕は盛りの桜を見られて佳かった。 話は変わって、日曜日に妻がどこからか(怪しい所ではない)季節外れのズワ [続きを読む]
  • 届いた3冊
  •  最近に届いた3冊を紹介する。 まず「福井県ふるさと文学館(福井県立図書館・内)」より、詩誌「群青」宛てに、ふくい風花(かざはな)随筆文学賞二十周年記念誌「風花」。 2期目という事で、第11回〜第20回の、最優秀作品(一般の部、高校生の部)や、審査委員長・津村節子氏(作家)の評などを収める。 詩誌「群青」はかつて、僕が編集役をしていたが、既に終刊している。 「水脈の会」より、詩誌「水脈 59号」を [続きを読む]
  • 木蓮2種と椿2種
  •  庭の花を紹介する。 左がピンク(?薄紅)の木蓮。 右が赤花の木蓮。現在では、もっと赤い花の品種がある。 左がピンク1重花の椿。右が赤八重花の洋種椿。 共に品種名不明。 [続きを読む]
  • 生方たつゑ「鎮花祭」
  •  角川書店「生方たつゑ全歌集」(1987年・再版)より、歌集「鎮花祭」を読み了える。 前歌集「北を指す」は、先の3月22日の記事にアップした。 この歌集は、後記「あとに書きとどめて」が、「定本生方たつゑ歌集」(1966年、白玉書房・刊)のものである等から、その定本歌集に未刊歌集として収められ、直後に単行本化されたらしい。 「嵐の中に立てよ」と教えた、作家・佐藤春夫を亡くし、(作家・井上靖より、定本 [続きを読む]
  • 吉野弘「陽を浴びて」
  •  青土社「吉野弘全詩集」(2015年2刷)より、第8詩集「陽を浴びて」を紹介する。 第7詩集「叙景」は、先の3月26日の記事にアップした。 原著は、1983年、青土社・刊。7章に30編を収める。 第1章の「一夜」には、次のような連がある。「…//――つまらん/顔を上げて、著者が呻いた。…//著者は己の無能を罵倒しそうになりかけて/それができなかった/守護霊が押しとどめていたのだ」。 第2章の2編は [続きを読む]