マンテカ さん プロフィール

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マンテカさん: マンテカのブログ
ハンドル名マンテカ さん
ブログタイトルマンテカのブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/manteca/
サイト紹介文夕食後の愉しみとして毎晩ミステリー小説を読んでいます。とくに面白かった本の感想文を公開!
自由文日々過ごして考えたことを そこはかとなく書きつくれば きっと誰かが見てくれる かも
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供383回 / 365日(平均7.3回/週) - 参加 2012/07/31 17:08

マンテカ さんのブログ記事

  • カドミウムイエロー
  • カドミウムイエローという顔料がある。 鮮やかで美しい黄色であり、ゴッホなどの画家に愛された色でもある。 最近の絵の具の原料はアゾ色素によるものが多いが、カドミウムイエロー独特の黄色は今尚人気である。 耐熱性や耐光性にもすぐれるため、色褪せることが少なく、鮮やかな黄色を保ち続けるとされる。 とはいえ、有毒であるため、最近ではより安全なビスマスバナジウム黄に取って代わられているようである。 そもそもカド [続きを読む]
  • 笑撃の出演
  • 毎年この時期になると特番で衝撃の映像を特集する番組とかよくやっているけど、個人的に昔たまたまテレビで目にした衝撃映像をフラッシュバックみたいな感じで思い出すときがある。 私が中学校一年生の頃、フジテレビ系列で「ウゴウゴ・ルーガ」という子供番組があった。 「ひらけ!ポンキッキ」が健全な子供番組という位置付けなら、「ウゴウゴ・ルーガ」は不真面目な子供番組という感じで、子供番組と銘打ちながらお色気あり、 [続きを読む]
  • 熱処理
  • 金属を加熱したり、逆に冷却することで金属の性質を変化させることができる。このような処理を「熱処理」という。 熱処理は主に鋼に対して処理がおこなわれる。 熱処理には以下の4種類がある。 ①焼き入れ 鋼を高温で加熱した後、水や油で急冷却する。焼き入れにより鋼の硬度が増す効果がある。 ②焼き戻し 鋼を一度焼き入れた後、再度加熱して、今度は徐々に冷却する。焼き戻しにより、鋼が粘り強くなる。 ③焼きなまし 鋼を [続きを読む]
  • パイナップルゼリーがゼラチンじゃないわけ
  • 大人になっても、ときどき口にしたくなるゼリーだが、パイナップルゼリーについては、ゼラチンを使用せずに、寒天で固めているようである。 結論から言えば、パイナップルはゼラチンでは固まらないのである。理由は、パイナップルに含まれる「ブロメライン」という酵素の働きによって、タンパク質が分解されてしまうからである。 ブロメラインは、タンパク質加水分解酵素(プロテアーゼ)の一種。ゼラチンは動物性タンパク質であ [続きを読む]
  • 最悪の魚
  • 南米アマゾン川流域に生息している「カンディル(Candiru)」という魚。 自分よりも大きな魚のエラに侵入し肉を食い破る獰猛な魚である。 体長は5センチ程度と小さな魚だが、この魚の危険は相手の大きさに関わらず強い攻撃性を持って襲いかかってくるところである。 魚のエラにあるアンモニアに反応する習性から、人間が川の中で小便をしたりすると、尿のアンモニアに反応して尿道に潜り込んだりする事もあるという。 尿道に [続きを読む]
  • 鮫田鮫男の挽歌
  • 平成22年2月19日、渋谷区代々木公園で巨大な鮫の死体が放置されていた事件。この二日後の21日に、事件は大きな進展を迎える。何と鮫を公園に持ち込んだ人物が警察に出頭してきたのである。代々木公園に鮫を持ち込んだのは港区に住む25歳の男性。彼の話によれば、写真撮影のために鮫を公園に持ち込んだが、重くて動かせなかったのでそのまま放置してしまったというのである。警察は事件性がないことから、立件を見送り、鮫 [続きを読む]
  • 鮫田鮫男の事件簿
  • 今から5年半前の平成24年2月19日に東京で奇妙な事件が起きた。この日の朝7時頃、渋谷区の代々木公園でブルーシートに包まれた物体が放置されているとの通報があり、警察官が改めたところ中からサメの死骸が発見されたという。 このサメは体長150センチメートルほどで、内臓等は取り除かれていたという。 警察では「遺失物」として保管し、産業廃棄物に関する法律違反の疑いで捜査しているという。 おそらく、当該死骸 [続きを読む]
  • 魚殺油地獄
  • 食品衛生法で販売が禁止されている魚に「薔薇鯥(バラムツ)」という魚がある。 この魚、身に毒成分が含まれているわけでもなければ、特別食味が悪いというわけでもない。 むしろ、味はマグロの「大トロ」に似ていて大変に美味しい魚であるといわれている。 では、何故法律で禁止されているかというと、この魚の身に含まれる「ワックスエステル(蝋燭の蝋に含まれる成分と同じ)」が人体では消化することができず、そのまま肛門 [続きを読む]
  • 夏の雨降り
  • さいきん毎日のように雨が降っている。梅雨が明けてからの方が雨降りの日が多いというのも不思議な事である。昨夜来雨が降り続いており、夜中に雨粒が硝子戸に強く当たる音で目が覚めた。今はそれほど強く降っていないが、鉛色の朝を迎えている。雨天や曇天の御蔭で殺人的な暑熱を回避できているような気がするけれど、肌にまとわりつくような湿気を帯びた暑さは、あの沈鬱な梅雨の日々が長く続いているように思えて、それはそれで [続きを読む]
  • 黄泉から
  • お盆の時期になると、冥府から死者が戻ってくると言われるが、この時期になると人々が感傷的になるのは何故だろうか?その意味で久生十蘭の作品「黄泉から」は、まさにこの時期に読むには向いている物語かもしれない。主人公の魚返光太郎(おがえり・こうたろう)は、美術品の仲買人で、美術の本場パリで8年間修行を積んで世界大戦が終わるのと同時に日本に戻ってきたのである。もっとも、はじめは大学入学資格試験を受けるために [続きを読む]
  • 息を止める男
  • 1920年代は、世に「本格ミステリー黄金時代」などと呼ばれ、アガサ・クリスティやエラリー・クイーンなどのミステリー界の大立者が活躍した時代である。一方、それから少し遅れて日本でも主に1930年代頃から個性的なミステリーやSF小説が新進気鋭の若手作家によって次々と発表され、さながら日本における「ミステリー黄金期」とも呼べる時代があった。ちょうど戦前から戦中にかけての時代。戦争の跫音が鳴り響き、厳しい [続きを読む]
  • 人間椅子
  • 読み手に恐怖を与えるにはどのように書いたら良いか、まさにそのお手本ともいうべき作品が江戸川乱歩の作品「人間椅子」である。しかもこの物語の中で多大なる恐怖を与えられるのは、一般読者の側ではなくて作家本人であるというのが、また内容的に面白いわけである。この物語の主人公である佳子は、横浜市郊外にある豪邸に住んでいた。彼女の夫は外務省で書記官をしており、また彼女自身は閨秀作家としてそれなりの知名度を獲得し [続きを読む]
  • 宅配幽霊
  • 都筑道夫の「宅配幽霊」というショートショートは面白い。 主人公の女性は都会で独身生活を営んでいる。 ある日の晩、仕事を終えて家に帰ると、突然電話が鳴る。電話の主は死者との再会をセッティングする仲介業者を名乗り、半年前に死んだ彼女の父親が彼女に会いたがっており、今夜再会できないかという内容であった。 彼女は父親に会いたいとは思っていたが、セッティング料金を支払わなければならない事を聞いて悪質ないたずら [続きを読む]
  • 666の正体
  • ヨハネ黙示録の一節 「わたしはまた、もう一匹の獣が地中から上って来るのを見た。この獣は、小羊の角に似た二本の角があって、竜のようにものを言っていた。 この獣は、先の獣が持っていたすべての権力をその獣の前で振るい、地とそこに住む人々に、致命的な傷が治ったあの先の獣を拝ませた。 そして、大きなしるしを行って、人々の前で天から地上へ火を降らせた。 更に、先の獣の前で行うことを許されたしるしによって、地上に [続きを読む]
  • 屁の真相
  • 太宰治の代表作「富嶽百景」の一節。太宰が友人である井伏鱒二と富士山三ツ峠を登った時の場面に面白い描写がある。 井伏氏は、濃い霧の底、岩に腰をおろし、ゆつくり煙草を吸ひながら、放屁なされた。いかにも、つまらなさうであつた。(原文ママ) 「放屁なされた」と敬語で書かれているところが笑いを誘うが、当の井伏氏は後年発表された対談集の中でこの事実を否定している。 ぼくは放屁しないんですよ(両者笑う [続きを読む]
  • ホテル考
  • 作家の阿刀田高のエッセイの中でホテルと旅館を名称だけで区別することは実際難しいという話があった。 旅館業法によるホテルと旅館の区別は以下のとおりである。 ○旅館業法第2条第2項  この法律で「ホテル営業」とは、洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のものをいう。 ○同条第3項  この法律で「旅館営業」とは、和式の構造及び設備を主とする [続きを読む]
  • 若宮路2017
  • この日は久しぶりの猛暑日になりました。台風が接近しているということで束の間の太陽かもしれませんが、夏らしい眩しい光が戻ってきたような気がします。しかし、暑さは本当に厳しいですね。昼間の散歩はかなり暑いのでくらくらしますよね。それでも、百日紅の花の美しさは心の芯を和らげてくれるようです。夏の川床に緑の藻が生えています。鮮やかや緑で、せせらぎを聞きながら眺めていると涼しさを感じることができました。いよ [続きを読む]
  • 金の十字架の咒い(The Curse of the Golden Cross)
  • 旅の出会いというものは、時に数奇な運命をその新しい仲間たちに背負わせる場合がある。そんな不思議な話を最近読んでみた。「ブラウン神父の不信」の中に収められている「金の十字架に呪い」という物語である。ユナイテッド・ステイツからユナイテッド・キングダムへ。ブラウン神父を乗せた大型客船「モラヴィア号」は夜の闇をついて大西洋の真っ只中を航行していた。たまたま、そこに乗り合わせた6人の乗客たち。そのうち、スミ [続きを読む]
  • 摩訶摩訶
  • 今日のタイトルを考えているうちに、昔こんな名前のSFCのソフトがあったなあと変な事を思い出しました。 その頃私は小学校6年生だったのですが、6年4組のクラスで私の後ろの席に座っていた内田君は元気にやっているかなあと、連想がしばし続きまして結局色々と意味のないことを考えてしまいました。 最近、長期休暇だというのに何となく身体が元気ないなあと思っていたら、同い年の友人が最近マカのサプリを飲み始めたというの [続きを読む]
  • 犯罪界のナポレオン
  • ジェームズ・モリアーティ教授は、シャーロック・ホームズの最大のライバルだった人物である。ホームズから「犯罪界のナポレオン」とか「暗黒街の支配者」という最高の讃辞を頂いた人物ではあるが、本職は何と欧州にその名を轟かせた偉大な数学者である。 上の写真を見ての通り、背は高く、痩身で、猫背という体型であった。顔は、丸く突き出た額に白髪まじりの頭毛があり、額の下の皺の寄った目が、青白い顔の中に窪んでいる。全 [続きを読む]
  • 仮面の男とプリマドンナ
  • 20世紀の初頭、フランスの男子生徒の団体が修学旅行でロンドンを訪れた時に、最初にどこの名所が見たいかと教師が尋ねると、一斉に「シャーロック・ホームズが住んでいた家」と答えたという。 そう、ベイカー街221Bは今やミステリーファンにとっての聖地である。そして、この探偵の名は世界で最も有名な物語主人公の1人と言うべきものにまでなった。 しかも決して名前だけが先歩きしている訳ではなく、事実彼は英国に限らず欧州 [続きを読む]
  • 言葉の力
  • 学生の時分に、詩人の大岡信の文章を読んで深い感銘を受けたことがあった。たしか、国語の教科書に掲載されていた文章で「言葉の力」という題名が付けられていた。 それによると、ある人が発した言葉がどんなに美しい響きを持っていたとしても、別の人がそれを用いたとき同じように美しいとは限らないというのである。 同じ言葉で同じ意味を成していても、発する人によってその言葉の重みや深さが異なるというのは、言葉の持つ不思 [続きを読む]
  • ヤマカガシと少年
  • 兵庫県宝塚市で、小学校5年生の少年がヤマカガシとみられる毒ヘビに咬まれて、一時意識不明の重体になったという事故。ネットニュースで捕獲された蛇を見てみたが、私が知っているヤマカガシとは色合いが少し違うような気がした。ヤマカガシはとても派手な柄をしており、オリーブ色の下地に黒や黄色や赤色が網目状に表れた模様が一般的であると思っていた。しかし、捕獲された個体は、見ようによっては小型のアオダイショウのよう [続きを読む]
  • 嗜好の変化
  • 今日は久しぶりの平日休みなので、朝からゆっくりゆったりと時間を過ごしています。NHKラジオ第1では、朝から「夏休み子ども科学電話相談」をやっておりまして興味深く聴いているところです。この番組は私が子供の頃から毎年夏になると放送しておりますが、いつまでも続けて欲しい番組のひとつですね。子供というのは好奇心旺盛ですから、そうした素朴な疑問に丁寧に答えてくれる大人がいるというのはとても大切な事であり、また [続きを読む]
  • 九時から五時までの男
  • かつて、「五時から男のグロンサン」という高田純次お決まりのCMがあったけれども、今日はスタンリイ・エリン作「九時から五時までの男」をご紹介したい。 だいたいの職場において、九時から五時というのは一般的な勤務時間であり、そんなありふれたサラリーマンの話に何の面白味があるのかと思われるのかもしれない。 ただ、作者スタンリイ・エリンというのは、根っからのニューヨークっ子であり、ブルックリン・カレッジを卒業 [続きを読む]