生物さん さん プロフィール

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生物さんさん: 生物学を切開する
ハンドル名生物さん さん
ブログタイトル生物学を切開する
ブログURLhttp://bioban.doorblog.jp/
サイト紹介文生物学ってどうなん?柔軟な頭で、様々な角度から見つめ直してみよう!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供87回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2012/08/27 15:27

生物さん さんのブログ記事

  • 植物は「かおり」で会話する?
  • 記事は大豆による実証実験ですが、この事実は他の植物、例えばコメにも適用できるのかもしれません。リンクより転載します。=====草刈りの匂いでダイズの防衛能力が向上し、イソフラボン量が増加京都大学(京大)は2月1日、生育初期のダイズ株に草刈り由来の雑草の匂いを暴露すると、その後の株の防衛能力が向上すること、さらに種子のイソフラボン量が増加することを明らかにしたと発表した。同成果は、京都大学生態学研究セン [続きを読む]
  • 2030年、身体の構造を知らない医師ばかりになる!
  • 確かに身体の構造を知らないで治療されるのは怖い。解剖学が軽視されるのは、医師の追求心が低下しているのか?それとも他の技術進歩でカバーできるからなのか?しかし、医療のように高度な専門領域でも、教科書の内容が希薄化していることと、実務の中での生きた知見を教えることができない教育環境になっている点のほうが危機感を感じる。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−医学教育で解剖学が軽 [続きを読む]
  • ストレス耐性などの獲得形質は次世代に受け継がれる
  • 生物学では、後天的に獲得した形質は遺伝しないというのが“定説”であったが、親世代がある圧力に対して獲得した耐性は、次世代の生存環境において圧力が低下しても受け継がれる事が確認されています。◇親世代が得たストレスへの耐性などは子孫にも受け継がれる - 京大リンク<マイナビニュース>より////////↓↓引用開始↓↓////////〜前略〜生物学ではこれまで、後天的に獲得した形質は遺伝しないと考えられ [続きを読む]
  • 蛋白質と水の場(補足)
  • 生体高分子とそれを取り巻く「水」の構造化について、説明不足でしたね。簡単な補足をして置きます。生体高分子(蛋白質、糖質等)と生体系の水については、以下のようなモデルが70年代に提起されています。蛋白質の立体構造は、疎水基を内側にし親水基を外側にし立体構造、高次構造をとります。これのたんぱく質の外側に、複数の水の層を構造化して見ます。生体高分子(立体構造)に直接接する境界層であるA相、その外側のB層、 [続きを読む]
  • 性の役割は繁殖に限らず、群れの機能を円滑にすること
  • >性は繁殖のみならず、群れの機能を円滑にするという役割もあるために、非常に重要なテーマだと言える。例えば、部族単位で生活する動物では、あぶれたオスを満足させたり、オス同士の絆を強化するなど、社会的な機能を果たすことがある。(本文より引用)以下リンクリンク 鳥やミツバチ、ペンギン、ライオンやキリンなど、自然界では同性愛が普通に存在する。なぜ動物に同性愛が存在するのか?その理由は進化上の謎とされてきた [続きを読む]
  • プリオンの基礎事実の補足と整理
  • 長谷川さんの化学用語ではありませんが、プリオンの議論を進めていく中でやや混乱があるところもあるので、テクニカルタームや基礎事実の整理と補足をしておきたいと思います。(ホント、専門用語はややこしいですね…)狂牛病は正式には牛海綿状脳症(BSE)と呼ばれますが、中枢神経(脳)の変性疾患で海綿状(スポンジ状)脳病変を示し伝搬性(感染性)を持つものを総じて伝搬性海綿状脳症(TSE)と呼んでいます。現在までに分かっているTSE [続きを読む]
  • 柔軟なタンパク質
  • 山田さん、プリオンの解明は「現象事実」や資料が少なくて、やはり大変なようですね。 タンパク質の構造決定の解明も、まだまだこれからの研究に待つところが多いようです。 >一時構造(アミノ酸配列)が決まればと立体構造も決まることが述べられています。「可能な」組立が全て存在しているのではなく、その一時構造にとって、熱力学的にもっとも安定した状態(自由エネルギー最小の状態)に折りたたまれているとのこと。(熱 [続きを読む]
  • 柳生新陰流か、その2
  • 個別の剣よりも普遍の剣とは、今このるいネットにも繋がるようなテーマですが、それはさておいて「場」の論理に関連して。実現論の「場の転換」にもあるような「場」という考えかたは、要素還元的な個別対応から普遍的な集合(社会)を捉える場合に、分かりやすい概念だと思っています。ただ、清水博の「場」の概念と「情報」から捉えなおした、今私が考えている「場」とは少し違う点があります。この点は斎藤さんの投稿の中にもあるのですが…、 [続きを読む]
  • 柳生新陰流か…、その1
  • 斎藤さん、「機械的な知」「生物的な知」 ですね。清水博の本は私もとても興味をもって読んでいます。『生命知としての場の論理』(中公新書)からの関連するところを少し紹介します。そこから、問題性というか相違点について触れながら、情報の階層についてまた考察したいと思います。 「絶えず判断を迫られるという状況、これは動物だけでなく人間も一般的にもつ状況なのです。知識のない状況を判断するためには外的な基準に頼る『 [続きを読む]
  • 情報の階層について、その5(場の転換)
  • 前回の続きです。>…それでは、場が変動(情報が変動、あるいは階層が寸断)すれば、その拘束条件を受けていた生命体(集団)は一体どうなると捉えればよいのでしょうか。大きな変動であれば、おそらく絶滅したでしょう。しかし明らかに、生命体は進化適応してきたわけで、場の変動に適応的なわずかなものだけが存続してきたのだと思います。<(12499)場という考えで情報を捉えなおしてみます。まず一つは、場は情報の階層を包摂した [続きを読む]
  • 情報の階層について、その4(場の規制)
  • 生命体に働く外部環境(外圧)を考える時、大きく自然・種間・個間の三つの圧力が想定されます。前回msgで情報の階層を捉える時、個体間の情報は一つの階層(情報ループ)と見なす方が分かりやすいと述べましたので、その生命体を取り巻く環境として、自然環境(非生命体の醸し出す物理的・化学的な条件)や他の生命体(集団)が問題になります。生命体(集団)を取り巻く無限定な外部情報。>「無限定」な情報をどのように捉えるのか…。<( [続きを読む]
  • 狂牛病その3>山本さん、後藤さん
  • 山本さん、後藤さんこんにちは。狂牛病については、私も大変関心があります。千葉県での発見後、「感染牛は焼却処分した(はず)」から、一転して「骨紛として飼料化し既に出荷済み」と発表した農水省の対応は杜撰そのもので、これはこれで問題ですが、生物・進化に係わる問題も別にあります。狂牛病は、別名蛋白質プリオン病とも言われいる。(以下簡単な引用をします。)「プリオン病の主なものとして羊のスクレイピー、人のクロ [続きを読む]
  • 生物進化と外圧状況
  • > 生物を進化させる条件としての「ぎりぎりの生存圧力」とは、単に「欠乏」のことではなく、嫌気性生物にとっての酸素の様に、生命の危機に晒されるような「不全状況」ではなかったかと思うのです。たぶん大進化と呼ばれる進化は、そういう状況ではないかと思います。それまで蓄積された、変異した遺伝子を働かす危険を冒してでも、新たな機能の獲得という適応の可能性を模索する。可能性は低くても、うまくいけば新たな環境に適応 [続きを読む]
  • 欠乏と進化
  • 大串さん、こんにちは。廃棄物の問題。現代社会の(といっても、本によると日本では江戸時代の大都市江戸においても頭の痛い)厄介な問題ですね。この廃棄物利用の進化ですか、おもしろい視点ですね。マイナス進化、弱者の進化の範疇で捉えたらよいでしょうか。その意味では、ありうる話であると思いますが、ただ、もうちょっと突っ込んで考えてもおもしろいと思います。>欠乏からはたいした知恵も進化も生じないということです。<(10081 [続きを読む]
  • 豊かさか欠乏か>大串さん
  • レスありがとうございます。なるほど。既存の生態系において多量の「廃棄物」も、それを利用できる生物にとっては「豊かさ」になりますね。しかし、私も山田さんが言われるように、進化の条件とその背景とを区分する必要があるのではないかと思います。それまで多数派だった嫌気性生物にとって、酸素は単なる「廃棄物」ではなく否応も無い「有毒物質」だったわけです。彼ら嫌気性生物にとって、大気組成の酸素比率が増していくことを [続きを読む]
  • 廃棄物が富に変身
  • 村上さん、はじめまして。<ここでの豊かさとは、それまでの生物にとって猛毒であった酸素がたまった状況のことでしょうか?何が豊かさなのか?わかりにくっかったので教えてください。>酸素の場合、たしかに嫌気性生物にとっては猛毒なのですが、その一方で糖との反応で大きなエネルギーを生み出す可能性をもっていたわけですね。そこで、なんとか酸素の毒に耐えるだけでなく、酸素の秘めるエネルギーを利用できる生物にとって、 [続きを読む]
  • 過剰適応による不適応のプロセス
  • 蘆原さん、「過剰適応」ですか?>逆に、ある特殊な状況に過剰適応してしまうと、状況変化があったときに対応できず、存在ができなくなるのではないか、というの先の投稿で言いたかった趣旨です。<(8955、蘆原さん)これって、「奢れる者久しからず」っていうことでしょうか。「過剰適応」という言葉が適切とは思いませんが、言わんとすることはなんとなくわかります。過剰というイメージから類推するに、長期にわたって安定的(→恒常的 [続きを読む]
  • 進化の結果はやはり偶然?
  • 蘆原さん、こんばんは。生物(とりわけ人間)が、これほど複雑化・高度化してきたのは、その進化系統樹上に存在した生物にかかる生存圧力が高かったから、という主旨だと理解しました。(もっとも、適応していない生物の大多数が絶滅したのは事実だと思いますが…。)しかし、もっとも適応した生物が「進化の袋小路」に入り込んでしまうのであれば、生物はあまり適応しすぎず、ほどほどが良い、ということになってしまう。進化に関 [続きを読む]
  • もっとも外圧を受けた生物がもっとも進化した
  • NHKの「生命の進化40億年」を見て、強く印象に残ったことがあります。それは、投稿の題にあるとおり「その時点で最も適応できていない、周囲に比べて著しく立ち後れた生物ほど新たな次元の形質を獲得することにより複雑化・高度化してきた」という事実です。番組の想像も含まれていますが、例えばこんなことです。その環境に適応している生物は基本的に表現型を変える必然性がないため、長期にわたってほとんど変化しません(古細 [続きを読む]
  • 生存圧力が低いことはポジティブな条件でもありえます
  • > ぎりぎりの生存圧力が、生物が進化するためには不可欠、ということをおっしゃりたいのはわかりました。楽チン志向で生きていける今の世の中は本当にヤバイということですね。 今人間に起きているのは「放散」でしょう。多少遺伝的に不利な条件を背負った人でも社会がサポートして生存が可能になっています。こういう状態を「遺伝子が弱くなる」と危惧する人もいますが(優生学的見方)、進化という点からみるとむしろ遺伝 [続きを読む]
  • 精子と卵細胞、そして母体
  • レスありがとうございます。2つの質問について、調査中ですので、暫定のレスです。先ず、1つ目の受精での精子細胞質の融合の件です。確かに、精子には最小限の細胞質しかなく、精子発のミトコンドリアは消滅し、卵子系譜しか残らないというのが定説ですね。そこから、精子の細胞質は全て分解されて受精卵には継承されないと言うことですか。しかし、2点ほど疑問が残ります。先ず、第1点目は、精子の先端部分(主に膜と先端の細胞 [続きを読む]
  • 生物の環境応答
  • こんにちは、芦原さん。> 問題は、急激な環境変化が起こったときです。 > このとき、あるエコロジカルニッチに適応的であった生物も、環境変化により新たな関係性を環境との間に構築しなければ存在できなくなります(要するに、本能で対応できなくなる)。その時、生物は、新たな関係性を構築するために(擬人的に言えば)あらゆる可能性を試すだろう。場合によってはそれまで読まれなかった遺伝子のある部分を呼び起 [続きを読む]