ナインノーツ さん プロフィール

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ナインノーツさん: 古いギターはいい音がするのさ。
ハンドル名ナインノーツ さん
ブログタイトル古いギターはいい音がするのさ。
ブログURLhttp://9notes.jugem.jp/
サイト紹介文ギター工房ナインノーツではリペア、改造、チューンナップを行っています。人文、音楽、美術好き
自由文忌野清志郎の楽曲「温故知新」の一節に「古いギターはいい音がするのさ」と云うのがあります。大人になるのって案外いいものなんだぜ、と語ったバンドマン・清志郎。歳を重ねてよくなるものもあるのです。ギターもそのひとつ。新しいギターでは出せない音があります。ホンキートンクなギターをギターケースから取り出して、ご機嫌なブルースを奏でるギターにしてやろう。私にお手伝いさせて下さい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供92回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2012/09/04 09:39

ナインノーツ さんのブログ記事

  • リペア ファイル その336
  • Sugi Guitars  / フレットすり合わせ・調整 Maid in Japanのハイエンドギター(エレキ)を製造している”Sugi Guitars”。精巧な作りと厳選された木材がそのサウンドを支えています。ちなみにアコースティックギターでも”Sugi”を名乗るブランドがあります。杉田健司 率いる『SUGI CRAFT 』。『Sugi Guitars』のSugiさんは杉本眞。 磨り減ったフレットのコンディジョンを高めるため「 [続きを読む]
  • リペア ファイル その335
  • フリッツ・ミューラー 8弦ギター / 指板補強・フレット交換・ナット補修・肘当て補修 若手ギタリスト大手文明氏の8弦ギターが調整にやってきました。前にネックのリセットを行い弦高を下げたのですが、ネックの「腰折れ」でやや弦高が高くなって来ました。このミューラーは特殊な楽器であちこちに工夫が施されています。指板下には穴が何本も開けてあり、ネック自体を鳴らすようになっています。だがそのためにネック強度にやや [続きを読む]
  • リペア ファイル その334
  • マーチン 000−28 / ブリッジ浮き・ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・サドル交換(オフセット加工) クラプトンがアンプラグドで使って以来 世界的にヒットした”マーチン000−28”ですが、元々はDタイプ以前の弦長の短いギターとしてずっと作られて来た機種です。(ほかにも”0””00”とかある) ”000”をスケールアップしたのが”OM”です。 ブ [続きを読む]
  • リペア ファイル その333
  • オベーション model 1983-B / 電池ボックス新設・電装系チェック・ロゼット剥がれ補修・弦高調整 ナロウボディのオベーションです。エレアコ界では一世を風靡したオベーションですが、近頃はテーラーに押され気味です。でも私はそのオリジナル性の高さを買っており、再びポピュラリティーが出ると信じています。 オリジナルの電池ボックスはボディにビスで取り付けられていますが、交換時に外したりするときの手間が面倒でした [続きを読む]
  • リペア ファイル その332
  • ヤマハ The FG / ペグ交換・弦高調整 ヤマハの”赤ラベル”はジャパンヴィンテージの定番になりましたが、ヤマハはこれをリアル化しました。『The FG』を作ったのです。最初は冗談かと思いましたが、実際 弾いてみて「これは本気だ」と感じました。 オープンバックタイプの糸巻きを、ゴトー製の”510”に交換します。ブッシュを抜きときに塗装を傷めることがあるんですよね。このまま放置すると塗装と木 [続きを読む]
  • リペア ファイル その331
  • トップ割れ補修2例「割れ」や「傷」「打痕」修理はけっこうやっていますが、『絵』になりにくいからか いい写真がなかったり、撮り忘れが多いです。今回は貴重な2例を紹介します。 タカミネ EF325RCメーカーでずい分「補修」はやっています。塗装の種類と塗膜の厚さが解っているので、どのくらいまで攻めていいのか判断できますね。 トップに割れが入っています。木地着色なので色を落とさないように仕上げるところがミソ [続きを読む]
  • リペア ファイル その330
  • モーリス S−92R(南澤大介モデル) / フレット交換・ナット交換・サドル交換 ”ソロギター”奏者の南澤大介・アーティストモデルです。モーリスはフィンガーピッカーに特化したシリーズを作っています。その完成度は高く他社を寄せ付けません。 弾き込んでフレットが減ってしまったので「フレット交換」することに。指板上にはポジションマークがなく(サイドのみ)真っ黒な黒檀指板は玄人好みです。トラスロッ [続きを読む]
  • リペア ファイル その329
  • ヤマハ FG-250S  / 9notesカスタムゼロワン加工・ナット交換・ペグ交換・フレットすり合わせ ”9notesカスタムゼロワン”加工とは、アコースティックギターにシンクロナイズド・トレモロ・ブリッジを搭載する『ギター改造』のことです。今回はヤマハFG250を改造しました。 右がオリジナルで左は加工後です。ブリッジの位置決めを正確にしなくてはなりません。またギターのよってネックの仕込み角度や表板の状態が違 [続きを読む]
  • リペア ファイル その328
  • アストリアス Tree of Life Gurand Concert / トップ膨らみ矯正・弦アース加工・フレット交換・ナット交換・サドル交換(オフセット加工) 丁寧な作りで定評のある”アストリアス”の中でもハイグレードなギターがやって来ました。ただトップの膨らみが進行していて、その矯正が必要でした。 トップの裏側を覗くとブリッジプレートと2本のトーンバーの間の空間が広く、ここが持ち上がったようになっていました。(似 [続きを読む]
  • リペア ファイル その327
  • Sヤイリ YD−305 / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ マーチンギター所持者のサブギターとして使われることも多い”S・ヤイリ”。YD305はオール単板モデル(トップ/スプルース・バック&サイド/ローズウッド)で1970年代製です。出番が少なくケースで眠っている間に弦高が高くなってしまったそうです。 ネックの「順反り」と「元起き」が原因です。ネックアイロンで熱を加えながら独自の方法で「逆 [続きを読む]
  • リペア ファイル その326
  • ギブソン LP ’92 classic plus / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・ロッド調整・ナット再整形 私はLes Paul の歴史についてあまり詳しくないので、お客さんから教えていただくこと大です。当初これは「ヒスコレ」かと思ったのですが、1992年製のclassic plusとのこと。杢もよく見事な「リイシュー」です。(’93年以降が「ヒストリックコレクション」だったか?) 「ねじれ」に関しての問い合わせでした [続きを読む]
  • リペア ファイル その325
  • スタインバーガー・キット 作製記 その2 先回の続きです。塗装に入りました。依頼主の求める「シースルーブルー」にするため何度も確認してもらいました。(隣町の方でよかった・・・) 希望色の塗装は難しいところがあるので、基本的に当工房ではこちらの指定色のみ対応です。 ラッカー塗装後、乾燥を待って”水研”(細かいペーパーを水をつけながら研磨すること)しバフで磨き上げます。キャビティー内は導電塗料 [続きを読む]
  • リペア ファイル その324
  • スタインバーガー・キット 作製記 その1 ”スタインバーガー”を知り尽くしている依頼者が、自分だけのオリジナルを求めて中国製の「スタインバーガー・キット」を購入し、その組み立て改造を依頼して来ました。軽い気持ちで引き受けたのですが、実際はいろいろやっかいな部分があって簡単に行きませんでしたが、やってみて何かと収穫のある仕事でした。 上がキットに入っていたネックで下が本物のネック。依頼者がネ [続きを読む]
  • リペア ファイル その323
  • マーチン・カスタム Shop 00−18 / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・ナット再整形 バック&サイドに見事な”キルティッドマホガニー”が使われているCustom Shopの00−18です。指板やブリッジの黒檀も真っ黒で”オオトロ”ですね。それに軽い!乾燥状態がいいのと塗装が薄めなのが解ります。鳴る条件は整っています。  ただ、ネックが「元起き」状態で弦高が高めでした。14フレット以 [続きを読む]
  • リペア ファイル その322
  • 国内製作家作・ヴァイオリン / スモークド乾燥処理・セットアップ すでに愛機として使用しておられるプロの演奏家のヴァイオリンを「スモークド乾燥」処理して欲しいと依頼を受けました。大変躊躇しましたがお引き受けすることに。ヴァイオリンのニスはほかの塗料に比べて不安定で、熱に弱いことを知っているからです。しかし、数年の経験から目途が立ちそうだったのでトライしました。と言っても不安がない訳ではなかったので、 [続きを読む]
  • リペア ファイル その321
  • ギブソン J-45 / ネックアイロン矯正・フレット擦りあわせ・ブリッジプレート増設・ブリッジ上面削り・ブリッジピン穴修正 楽器が到着してすぐにトップの膨らみがどの程度進行しているか確認しました。アコギのトップには「ドーミング」と言って、元々膨らみが付けられています。この元々の膨らみが弦の張力によって、さらに膨らんで来る現象が起きます。それがどの程度が進行しているのかを判断するのですが、こらが案外むずか [続きを読む]
  • リペア ファイル その320
  • フェンダー・Japan テレキャスター / PU取り付け加工・5wayスイッチ取り付け・フレットすり合わせ ビグスビー・ライセンスのトレモロ(フェンダーのログが入っている)が装着されているフェンダージャパンのテレキャスター。シンラインのようなFホールはシールでダミーですが、いいセンスですね。ゴトー製のP−90ピックアップを増設する改造です。同時にビビリ音 解消のため「擦り合わせ」も行います。 ピックガードにP−9 [続きを読む]
  • リペア ファイル その319
  • スズキ・クラシックギター / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・ペグ交換・簡易弦留め(チップ)作製 シニア世代のギター人口が増加してるデータが出ていました。今回の依頼者も学生時代に購入したギターを再び使うとのことで、メンテナンスを依頼されました。糸巻きがもうダメでしたので「ペグ交換」が主でしたが、あちこちダメージが見受けられます。新しい楽器を購入した方がお安くなることもお話しましたが、このギタ [続きを読む]
  • リペア ファイル その318
  • ギブソン ES -335 TD / オーバーホール(オーバーラッカー塗装・ピックアップ交換・スイッチ交換・フレット交換・ナット交換・一部配線引き直し・金属パーツ磨き) クローゼットで長年眠っていた”ギブソン335”を復活させるお手伝いをさせてもらいました。この”335”はスペシャルな「TD」モデルでビルローレンス氏によるPUが搭載されており、左肩の2wayスチッチにより「コイルタップ」されるよ [続きを読む]
  • リペア ファイル その317
  • SAKURAI MASAKI No15 /  フレット交換(リフレット)・ナット交換・サドル交換(オフセット加工) 日本のクラシックギター業界を牽引する桜井正毅氏製作の作品。叔父の河野賢の工房を受け継ぎ、現在も意欲的なギターを生み続けています。    左手の負担軽減のためフレットを背の高いものに交換して欲しい、との依頼で、当方のブログを観てくだりメールを下さりました。欧米のクラシックギターで世界では、このような理由でリ [続きを読む]
  • リペア ファイル その316 
  • Headway  HD-308 Special Lot 002 / スモークド乾燥・全体クリーニング・ブリッジ調整・ナット調整 同時に2台のギターをスモークしました。30時間以上 煙で燻すため(火の粉よけ)カバーもヤニで汚れていまいます。一日10時間ほど窯に薪をくべるので、乾燥庫の近くにいないといけません。火を扱うので絶えず火の元に注意しています。 オール単板《スプルース・トップ/マホガニー・サイド&バック》で指板とブリッジはハカ [続きを読む]
  • リペア ファイル その315
  • ホセ・ラミラス 1980 clase 1a  / 裏板割れ補修・修理 側板に”シープレス”と”ローズ”が張り合わせてある「ラミレス」は高価ですが、その出音から価格うんぬん抜きに納得できる楽器です。裏板に杢目が複雑なローズ(ハカランダに似たローズだと思う)を使ってありましたが、乾燥で割れてしまっています。『裏板割れ』の補修作業内容です。 中央に長い割れ(下から上まで)、左右に腰の部分まで割れが入 [続きを読む]
  • リペア ファイル その314
  • マーチン D−28  / フレット交換(リフレットともいいます)・ナット交換・サドル調整 比較的新しいマーチンD−28ですが、よく弾き込んであります。ナット溝が擦れて低くなっていたところもあったので「ナット交換」を先に打診されましたが、フレットもややあやしいということで、状態を見てからになりました。やはりフレットがだいぶり減っていましたので「交換」となりました。当工房ではナット交換代金はフレット交換 [続きを読む]