八十日目 さん プロフィール

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八十日目さん: 映画横丁758番地
ハンドル名八十日目 さん
ブログタイトル映画横丁758番地
ブログURLhttps://ameblo.jp/gag-nihonshi/
サイト紹介文生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
自由文生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2012/09/07 16:41

八十日目 さんのブログ記事

  • 354「ユナイテッド93」→緊迫の自爆テロ
  • 21世紀はこの「大事件」から始まったと言えるかも知れません。〜21世紀は国家間の戦争ではなく、それはテロとして出現する〜社会学者などがかねがね警鐘を鳴らしていた通りに、それは勃発しました。 2001年9月11日。それはジェット旅客機が超高層ビルへ、その上に一機ならず二機までもが突っ込むという、当たり前の感覚を遥かに超越したまさに前代未聞の出来事でした。しかも、二機目の突入は一機目の突入を知らせるニュースを放 [続きを読む]
  • 353「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」→著名歌手の半生
  • 実在したアントリー歌手ジョニー・キャッシュ(1932-2003年)の伝記映画ともいうべき作品です。後にはそれこそ偉大な歌手として絶大な評価を受けることになるこのキャッシュも、若い頃にはそれなりの「寄り道」を味わっています。1950年代後期に頭角を現したものの、飲酒癖や薬物中毒など、あまり感心できない方向にも走り、友人などからも「変人扱い」をされたこともあったようです。もっとも本人は、その点に頓着する気持ちは希 [続きを読む]
  • 352「鉄道員」→映画音楽でも名作
  • これまたメッチャ古い映画で恐縮ですが、今回は、1956年に製作されたイタリア映画「鉄道員」を取り上げました。題名は似ていますが、勿論のこと1999年の邦画「鉄道員(ぽっぽや)」とは全く別の作品です。タイトルはあくまでも「鉄道員」であり、公開当時から由緒正しく(てつどういん)と呼ばれていました。当時としては、決して珍しいことでもありませんでしたが、カラーではなく、「モノクロ」作品として提供されました。 昨今 [続きを読む]
  • 351「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」→天才詐欺師
  • 邦題が原題そのままの「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」・・・もう少しセンスのある邦題に出来なかったものでしょうか。説明にはこうあります。 〜「Catch me if you can」(できるもんなら捕まえてみろ)」とは、  鬼ごっこの時の掛け声で、日本語の「鬼さんこちら」に当たる〜 なんでも、いろいろな職業(パイロット、医師、弁護士など)の人間になりすまし、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を引き起こした実在の人 [続きを読む]
  • 350「ジャスティス」→法廷ドラマ
  • 腐敗した法曹界の有様を、若き熱血弁護士を通して描く法廷ドラマの佳作です。邦題になっている「ジャスティス」には、正義・公正などの他に司法・裁判などの意味も含まれているそうですから、その意味では作品の内容を的確に示しているのかもしれません。 こうした裁判ドラマの迫力ときたら、これはもうアメリカ映画の独壇場と言ってもよく、古今多くの傑作を輩出しているところで、特に法廷で使う言葉の「表現」に対する気配りや [続きを読む]
  • 349「セルラー」→携帯電話
  • 本作の題名「セルラー」を見て、昔のこと日本に「ツーカーセルラー」という携帯電話会社があったことを思い出しました。その「セルラー」とは、無線通信を行う方式の一つだそうですから、まあ、そのまま「携帯電話」ほどの意味に解釈してもよさそうです。事実、本作はその「セルラー(携帯電話)」がストーリー展開の中心になっています。 突然「拉致誘拐」の身になった女性。しかも、その女性に残された通信手段は壊れた「セルラ [続きを読む]
  • 348「バックドラフト」→消防活動
  • シカゴを舞台にした「消防士」のお話になっています。ただ、お話は枝葉まで丁寧に描いたことで、いささか長すぎる印象です。エピソードが拡がり過ぎた印象で、展開をもっと「消防士」そのものに集めれば、それなりの緊張感を持続されたようにも思われますが、その点にイマイチの不満が残りました。 ちなみに題名となった「バックドラフト」(Backdraf)とは、〜火災現場で起きる爆発現象〜とのことで、もう少し詳しい説明では、〜 [続きを読む]
  • 347「デッドマン・ウォーキング」→死刑制度
  • 主演女優スーザン・サランドンの夫であるティム・ロビンスが脚本を担当し、そしてまたメガホンも取りました。題名になっている「デッドマン・ウォーキング」とは、死刑囚が死刑台に向かう際に看守が呼ぶ言葉だそうですが、なんとも生々しい響きがあって、日本人にはちょっと腰が引ける印象です。 さて、本作は、現在なお賛否両論がある「死刑制度」について問題提起した作品と言えそうです。テーマがテーマだけに、決して心弾む内 [続きを読む]
  • 346「ケーブルガイ」→ちょっとアブない
  • 主演:ジム・キャリー/監督:ベン・スティラーときていますから、ちょっとアブないコメディということは観る前に想像が付きます。物語は、とある男がケーブルテレビに加入するところから始まりますが、そのテレビ工事の作業人、いわゆる「ケーブルガイ」、これが本作のタイトルになっています。 訪問してきたのは、やたらにテンションが高く、妙に人馴れした感じのケーブル工事人、いわゆる「ケーブルガイ」でした。その態度を気 [続きを読む]
  • 345「ワールド・トレード・センター」→悪夢の9・11
  • 2001年9月11日は、アメリカ国民にとって、いや世界の人々にとっても衝撃の日となりました。アメリカ国内の4か所を航空機などで突撃するという「同時多発テロ」が勃発したのです。アメリカ国内だけでもその犠牲者数は、3,000人以上と言われ、その内のほとんど(9割位?)がニューヨークで被害にあった方々です。超高層ツインタワーとして有名だった「世界貿易センター」が、2機のジェット機による突入を受けたための惨劇でした。 実 [続きを読む]
  • 344「老人と海」→ヘミングウェイ原作
  • これまたメッチャ古い映画で、主人公の「老人」を演じたのが、スペンサー・トレーシーというのですから、その古さも筋金入りです。 1954年のノーベル文学賞に輝いた短編小説「老人と海」が原作で、これを、後に「荒野の七人」「大脱走」などでヒット作を連発することになるジョン・スタージェスが監督しました。 不漁続きだった老いた漁師(これが「老人」)が海に出て、4日にも渡る格闘の末、ようやく仕留めたカジキを村まで持っ [続きを読む]
  • 343「エリン・ブロコビッチ」→史上最高の和解金
  • この作品では2つのことが特筆されます。ひとつは題名にもなっている「エリン・ブロコビッチ」が、大手企業から「史上最高額の和解金」(3億3300万ドル)を勝ち取った実在の女性であること。こんな内容を争点にした裁判でした。工場の敷地内に高濃度の有毒物質を10年以上の長きに渡って垂れ流していた企業によって、地域の地下水は汚染されていました。周辺住民に健康被害が多発したことから、このことが発覚したのです。もちろん [続きを読む]
  • 342「モダン・タイムス」→現代を予見
  • これまたメッチャ古い作品ですが、チャップリン自身が監督・製作・脚本・作曲も担当し、さらには主演まで務めましたから、文字通り「チャップリンの映画」と呼ぶにふさわしいものです。ここで描かれている、ベルトコンベアーを流れる部品に対し、スパナ片手にひたすらねじを回し続けるという単純作業を繰り返す姿は、効率を求める現代人の予見したものと言っていいのかもしれません。 喜劇仕様ですから、すべてをデフォル的に描い [続きを読む]
  • 341「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」→古典的名作
  • 日本では劇場未公開だったそうですが、何気に鑑賞したところ、「古典的名作」と呼ぶにふさわしい出来栄えになっていました。上演時間はなんと80分・・・まず、お話の展開のこのスピーディさが好感です。学会から数週間ぶりに地元の小さな町に帰ってきた開業医が、町の人たちの日常の様子に違和感を覚えるところから始まります。一見いつもと変わらないように見えながら、どこかおかしいのです。 やがて開業医は、それが地球に侵出 [続きを読む]
  • 340「グリフターズ/詐欺師たち」→騙し合い
  • 育児無責任な母親とその息子、そしてまたその恋人。ちょっと危なく怪しいこの三人の「詐欺」を巡っての物語で、コメディとは言い切れないものの、そんな雰囲気を多分に感じさせる軽妙な描き方が好感です。ですから、本来なら「サスペンス映画」の範疇になりそうな内容ですが、ここは敢えて「コメディ映画」として紹介ます。本作もそうであるように、娯楽作品でありながら、何気に人間心理まで触れている点ども、軽いノリながら傑作 [続きを読む]
  • 339「裏切りのサーカス」→秘密情報部
  • まだ「ソ連」という国家が存在していた、いわゆる「東西(ソ連と米アメリカ)冷戦」時代の「イギリス秘密情報部」の動きを描いた作品です。ただ「イギリス秘密情報部」とはいっても、ジェームズ・ボンドが活躍するおなじみの「007シリーズ」のスパイ活劇?とは、趣を異にしており、いうならばシリアスな描き方になっています。 その点は、ずっと古い作品「寒い国から帰ったスパイ」(1965年)を思い出させますが、それもそのはずで [続きを読む]
  • 338「天国の日々」→偽りの兄妹
  • 20世紀初頭のテキサスの農場を舞台に、雇われた労働者達の姿を通じて、人間の弱さと脆さを描いた作品ですが、それに負けず劣らずリアルで美しい映像が印象的です。アメリカには、選択された作品を「アメリカ国会図書館」に永久保存する「アメリカ国立フィルム登録簿」という制度があっるそうで、本作も2007年に登録されています。それには、この映像の美しさという点での高い評価も多分に貢献しているものと想像するところです。 [続きを読む]
  • 337「ヴェニスの商人」→ユダヤ人差別
  • もちろん、シェークスピア(1564-1616年)の「ヴェニスの商人」を映画化した作品です。原作の詳細については知識が不十分ですが、まあ「ユダヤ人の金貸し」シャイロックに対する、当時の人たちの偏見・反感を描いたものといっていいのでしょう。 キリスト教徒からすれば、キリストを処刑に追いやった「ユダヤ人」ということ自体がすでに偏見の対象であり、その上に、金を貸して利息を取る「金貸し業」もまた、軽蔑すべきものでした [続きを読む]
  • 336「サブウェイ123 激突」→地下鉄乗っ取り
  • 最初の映画化が「サブウェイ・パニック」(1974年)、次いで「サブウェイ・パニック 1:23PM」(1998年/テレビ映画)と続き、本作は3度目ということになるそうです。 1998年のTV版はよく知りませんが、1974年版でウォルター・マッソーが演じた運行指令士を、またロバート・ショウが演じた犯人側のリーダーを本作ではデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが演じています。1974年版に比べて、本作が全体的に派手な映像作りに [続きを読む]
  • 335「ハワイトハンター ブラックハート」→映画監督
  • 名作の一つである「アフリカの女王」(1951年)のアフリカ・ロケの際のジョン・ヒューストン監督をモデルにした作品ですから、映画のオールドファンにとっては二重の楽しみがあります。本作によれば、この時のヒューストン監督は象狩りに熱中するあまり、映画撮影の方はちっともを進まなかったとされています。 しかしまあ、ハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘプバーンという大物の男優女優の顔合わせになった実際の「アフリカ [続きを読む]
  • 334「800万の死にざま」→酒癖の麻薬捜査官
  • 異色?の題名「800万の死にざま」は、原作小説の題名である「八百万の死にざま」(著ローレンス・ブロック)からとっています。それにしても、題名にある「800万」って、なんの数?・・・一瞬、「八百万神」のことかと思ってしまいました。実をいえば、そこのところが今もってよく分かっていません。 それはともかく、お話は、担当した事件がつまずいたことからアルコール依存症に陥った優秀な刑事(麻薬捜査官)がリハビリの末、 [続きを読む]
  • 333「靴をなくした天使」→靴と墜落事故
  • 目の前で墜落した飛行機と、100ドルもした靴と、それを大事に履く小悪人。 日本でいうなら、落語の三題噺のお題にもなりそうな、何となくチグハグな組み合わせが本作の味になっています。言葉を変えれば、「真のヒーロー(英雄)とは何か」という堅苦しいテーマを、落語よろしくコメディタッチで描いているわけです。 そこに、マスコミやらTVの報道、そしてまたヒーローを待望する世間、夫婦離婚、その子供、はたまた生活に困った [続きを読む]
  • 332「ワイアット・アープ」→冗長な伝記
  • 物語が少年時代から始まっているところからすれば、多分伝説の保安官と称される「ワイアット・アープ」(1848-1929年/満80歳没)の一代記、伝記映画を撮りたかったと想像されますが、成功しているとはいえない印象です。 第一に、やたらと長い。日本でいうなら江戸時代の「黒船来航」(1853年)より前に生まれ、亡くなったのが「昭和四年」(1929年)ですから、確かに長寿でしたが、やはり映画ですから、そこは映画本来の工夫が必 [続きを読む]
  • 331「スペース カウボーイ」→初老の宇宙飛行士
  • 第一にアメリカの「宇宙開発史」を紐解くような発想が面白い。1958年に、アメリカ初の宇宙飛行士になるはずだった空軍のテストパイロットチームは、その直前になってアメリカ政府から計画の中止を言い渡されます。新機構のNASAは、このチームの代わりにチンパンジーを選んだことから、結局チームのメンバーは宇宙へ行く夢を諦めざるを得なくなり、その後は技術者として勤務し・・・やがて退役に至りました。 ところが、その40余年 [続きを読む]
  • 330「ツォツィ」→南アフリカの陰
  • 何の予備知識もないままにTVで放送されたものを鑑賞したのが本作でした。開巻しばらく続く暗く暴力的な描写は、元来私の「好み」の映像ではないため、早々に切り上げようとしたのですが、なんとは無くそれだけではなさそうな雰囲気もあって、結局は最後まで観てしまうことになりました。作品は、「アパルトヘイト(人種隔離)政策」の廃止から10数年を経た南アフリカ共和国に今もなお残る差別や格差を取り上げています。 旧黒人居 [続きを読む]