八十日目 さん プロフィール

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八十日目さん: 映画横丁758番地
ハンドル名八十日目 さん
ブログタイトル映画横丁758番地
ブログURLhttp://ameblo.jp/gag-nihonshi/
サイト紹介文生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
自由文生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2012/09/07 16:41

八十日目 さんのブログ記事

  • 342「モダン・タイムス」→現代を予見
  • これまたメッチャ古い作品ですが、チャップリン自身が監督・製作・脚本・作曲も担当し、さらには主演まで務めましたから、文字通り「チャップリンの映画」と呼ぶにふさわしいものです。ここで描かれている、ベルトコンベアーを流れる部品に対し、スパナ片手にひたすらねじを回し続けるという単純作業を繰り返す姿は、効率を求める現代人の予見したものと言っていいのかもしれません。 喜劇仕様ですから、すべてをデフォル的に描い [続きを読む]
  • 341「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」→古典的名作
  • 日本では劇場未公開だったそうですが、何気に鑑賞したところ、「古典的名作」と呼ぶにふさわしい出来栄えになっていました。上演時間はなんと80分・・・まず、お話の展開のこのスピーディさが好感です。学会から数週間ぶりに地元の小さな町に帰ってきた開業医が、町の人たちの日常の様子に違和感を覚えるところから始まります。一見いつもと変わらないように見えながら、どこかおかしいのです。 やがて開業医は、それが地球に侵出 [続きを読む]
  • 340「グリフターズ/詐欺師たち」→騙し合い
  • 育児無責任な母親とその息子、そしてまたその恋人。ちょっと危なく怪しいこの三人の「詐欺」を巡っての物語で、コメディとは言い切れないものの、そんな雰囲気を多分に感じさせる軽妙な描き方が好感です。ですから、本来なら「サスペンス映画」の範疇になりそうな内容ですが、ここは敢えて「コメディ映画」として紹介ます。本作もそうであるように、娯楽作品でありながら、何気に人間心理まで触れている点ども、軽いノリながら傑作 [続きを読む]
  • 339「裏切りのサーカス」→秘密情報部
  • まだ「ソ連」という国家が存在していた、いわゆる「東西(ソ連と米アメリカ)冷戦」時代の「イギリス秘密情報部」の動きを描いた作品です。ただ「イギリス秘密情報部」とはいっても、ジェームズ・ボンドが活躍するおなじみの「007シリーズ」のスパイ活劇?とは、趣を異にしており、いうならばシリアスな描き方になっています。 その点は、ずっと古い作品「寒い国から帰ったスパイ」(1965年)を思い出させますが、それもそのはずで [続きを読む]
  • 338「天国の日々」→偽りの兄妹
  • 20世紀初頭のテキサスの農場を舞台に、雇われた労働者達の姿を通じて、人間の弱さと脆さを描いた作品ですが、それに負けず劣らずリアルで美しい映像が印象的です。アメリカには、選択された作品を「アメリカ国会図書館」に永久保存する「アメリカ国立フィルム登録簿」という制度があっるそうで、本作も2007年に登録されています。それには、この映像の美しさという点での高い評価も多分に貢献しているものと想像するところです。 [続きを読む]
  • 337「ヴェニスの商人」→ユダヤ人差別
  • もちろん、シェークスピア(1564-1616年)の「ヴェニスの商人」を映画化した作品です。原作の詳細については知識が不十分ですが、まあ「ユダヤ人の金貸し」シャイロックに対する、当時の人たちの偏見・反感を描いたものといっていいのでしょう。 キリスト教徒からすれば、キリストを処刑に追いやった「ユダヤ人」ということ自体がすでに偏見の対象であり、その上に、金を貸して利息を取る「金貸し業」もまた、軽蔑すべきものでした [続きを読む]
  • 336「サブウェイ123 激突」→地下鉄乗っ取り
  • 最初の映画化が「サブウェイ・パニック」(1974年)、次いで「サブウェイ・パニック 1:23PM」(1998年/テレビ映画)と続き、本作は3度目ということになるそうです。 1998年のTV版はよく知りませんが、1974年版でウォルター・マッソーが演じた運行指令士を、またロバート・ショウが演じた犯人側のリーダーを本作ではデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが演じています。1974年版に比べて、本作が全体的に派手な映像作りに [続きを読む]
  • 335「ハワイトハンター ブラックハート」→映画監督
  • 名作の一つである「アフリカの女王」(1951年)のアフリカ・ロケの際のジョン・ヒューストン監督をモデルにした作品ですから、映画のオールドファンにとっては二重の楽しみがあります。本作によれば、この時のヒューストン監督は象狩りに熱中するあまり、映画撮影の方はちっともを進まなかったとされています。 しかしまあ、ハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘプバーンという大物の男優女優の顔合わせになった実際の「アフリカ [続きを読む]
  • 334「800万の死にざま」→酒癖の麻薬捜査官
  • 異色?の題名「800万の死にざま」は、原作小説の題名である「八百万の死にざま」(著ローレンス・ブロック)からとっています。それにしても、題名にある「800万」って、なんの数?・・・一瞬、「八百万神」のことかと思ってしまいました。実をいえば、そこのところが今もってよく分かっていません。 それはともかく、お話は、担当した事件がつまずいたことからアルコール依存症に陥った優秀な刑事(麻薬捜査官)がリハビリの末、 [続きを読む]
  • 333「靴をなくした天使」→靴と墜落事故
  • 目の前で墜落した飛行機と、100ドルもした靴と、それを大事に履く小悪人。 日本でいうなら、落語の三題噺のお題にもなりそうな、何となくチグハグな組み合わせが本作の味になっています。言葉を変えれば、「真のヒーロー(英雄)とは何か」という堅苦しいテーマを、落語よろしくコメディタッチで描いているわけです。 そこに、マスコミやらTVの報道、そしてまたヒーローを待望する世間、夫婦離婚、その子供、はたまた生活に困った [続きを読む]
  • 332「ワイアット・アープ」→冗長な伝記
  • 物語が少年時代から始まっているところからすれば、多分伝説の保安官と称される「ワイアット・アープ」(1848-1929年/満80歳没)の一代記、伝記映画を撮りたかったと想像されますが、成功しているとはいえない印象です。 第一に、やたらと長い。日本でいうなら江戸時代の「黒船来航」(1853年)より前に生まれ、亡くなったのが「昭和四年」(1929年)ですから、確かに長寿でしたが、やはり映画ですから、そこは映画本来の工夫が必 [続きを読む]
  • 331「スペース カウボーイ」→初老の宇宙飛行士
  • 第一にアメリカの「宇宙開発史」を紐解くような発想が面白い。1958年に、アメリカ初の宇宙飛行士になるはずだった空軍のテストパイロットチームは、その直前になってアメリカ政府から計画の中止を言い渡されます。新機構のNASAは、このチームの代わりにチンパンジーを選んだことから、結局チームのメンバーは宇宙へ行く夢を諦めざるを得なくなり、その後は技術者として勤務し・・・やがて退役に至りました。 ところが、その40余年 [続きを読む]
  • 330「ツォツィ」→南アフリカの陰
  • 何の予備知識もないままにTVで放送されたものを鑑賞したのが本作でした。開巻しばらく続く暗く暴力的な描写は、元来私の「好み」の映像ではないため、早々に切り上げようとしたのですが、なんとは無くそれだけではなさそうな雰囲気もあって、結局は最後まで観てしまうことになりました。作品は、「アパルトヘイト(人種隔離)政策」の廃止から10数年を経た南アフリカ共和国に今もなお残る差別や格差を取り上げています。 旧黒人居 [続きを読む]
  • 329「愛と青春の旅立ち」→士官候補生
  • 幼い頃、父親の不実が原因で母親が自殺。その後、その父親と共に暮らしてきた男は、青年の年齢に達するや家を飛び出し、憧れていた海軍士官養成学校へ入学。そこでは海兵隊軍曹の鬼教官の容赦なく厳しい教練が待ち受けていました。脱落者が続出する中で、新しい家族ともいえる同期の仲間との友情も芽生え、13週間に渡る教練を乗り切ろうとします。休暇の折り、町工場で働く女性と知り合い、恋心を抱き・・・ とお話は展開しますが [続きを読む]
  • 328「寒い国から帰ったスパイ」→渋いスパイ物
  • 「007」シリーズなど、派手なスパイ映画が人気を博していたころ、その対極にある作品として、当時は注目を集めました。つまり、とっても”地味な”スパイ映画ということです。”地味な”とくれば監督はマーティン・リットというのが、お約束みたいなものでしたから、本作もその例外ではありません。 本作の舞台は米ソ冷戦下にあるベルリンで、イギリスとソ連のスパイを登場させ、その水面下の活動を描いています。といっても、今の [続きを読む]
  • 327「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」→仲間の復讐
  • 西部開拓時代も幕を閉じようとする時代を舞台に、昔ながらの遊牧生活を送るカウボーイたちの生活を描いた作品で、ケヴィン・コスナーが製作・監督・主演の三役を務めています。雄大な自然を描いた映像が、とりわけ印象的です。 物語は、町を牛耳る悪徳ボスに仲間を殺された老カウボーイが、その復讐に立ち上がり、決闘の末に遂には倒すという割合にシンプルな構成ですが、そこに若者を登場させている点がミソで、このことで老カウ [続きを読む]
  • 326「ペリカン文書」→巨大陰謀
  • 最高裁判事二人がほぼ同時に殺害・・・国際テロリストの犯行です。この事件を知った被害者判事の弟子の一人である大学教授が、講義でこの事件に触れたことから、女子学生(教授の恋人でもある)がその動機についてリサーチを始めました。ただ、そこから導き出された結論はあまりにも荒唐無稽なものでした。 そして、そのレポートは女子学生から教授へ、そして教授の同窓生であるFBI法律顧問へ、さらにはFBI長官へ。「ペリカン [続きを読む]
  • 325「十戒」→神とモーセ
  • 今から60年以上も前のメッチャ古い作品を取り上げてみました。〜モーセの十戒(じっかい)とは、旧約聖書の出エジプト記に  書かれているモーセが神から与えられたとされる10の戒律のこと〜「旧約聖書」の記されたこのあたりのお話を映画化した作品です。 なかでも、モーセのパワーによって「紅海が割れる」シーンは、公開当時に大変な評判を呼んだとされています。 CGのない当時としては、それこそ「度肝を抜く」ような映 [続きを読む]
  • 324「マンデラの名もなき看守」→人種差別
  • 南アフリカ共和国の「アパルトヘイト(人種隔離政策)」に対する抵抗運動を指導したネルソン・マンデラは、終身刑の判決を受け、刑務所へ収監されていました。そのマンデラの監視役に抜擢されたのは、現地語を理解できるという能力を買われた「看守」(刑務官)でした。映画は、その看守の目を通して、「アパルトヘイト」体制を堅持しようとする南アフリカ共和国、それを打破しようとするマンデラ達の抵抗運動の経緯を描いています [続きを読む]
  • 323「ザ・インタープリター」→国連通訳
  • タイトルの「ザ・インタープリター」とは「通訳」の意で、本作主人公の女性が「国連」に勤める「インタープリター」(通訳)です。アフリカのマトボ共和国で育ったことから、その土地の言葉・クー語が理解できる、その能力を活かした仕事です。 さて、その職場で偶然に小耳に挟んだ話の内容が、なんとそのマトボ共和国の独裁者である現職大統領の「暗殺計画」でした。マトボでは大量虐殺の事件が起こっており、その問題の解決 [続きを読む]
  • 322「ジャッキー・ブラウン」→ネコババ作戦
  • 中年になったスチュワーデス、ジャッキー・ブラウンは、生活のため裏では自分のフライトを利用して「運び屋」もやっていました。ところが、運悪く?FBI捜査官に逮捕されるハメになり、捜査への協力を持ち掛けられます。それには応じなかったものの、ジャッキーは別にとあるプランを思い立ちました。それは、「運んだ金」をネコババして、自分が持ち去ろうとするもので、親しくなった保険屋にその話を持ち掛けるや、二人はその実行 [続きを読む]
  • 321「ザ・シークレット・サービス」→大統領護衛
  • 現職大統領の再選キャンペーンは始まったある日のこと、ホワイトハウスに一通の脅迫状が届きます。〜大統領を暗殺する〜 捜査を開始したベテラン警護官は、とある殺し屋が大統領の行動を監視していることに気が付きます。この警護官は、「ケネディ大統領暗殺事件」(1963年/ダラス)発生の折に、現場配属されていながら「暗殺」を許してしまった経験を持っており、年月が経ったとはいうものの、そのことには大きな後悔を抱き [続きを読む]
  • 320「訴訟」→欠陥車裁判
  • 大手メーカーの自動車で家族が事故死した男性の依頼を引き受けた初老の大物弁護士が、自動車会社を相手に損害賠償と民事訴訟を起こすべく準備を進めます。それを受けて立つ自動車会社の弁護を引き受けたのが、若くして有能な女性弁護士。ところが、この二人の弁護士は父娘の関係にあり、しかも長年に渡り、家族としての確執を抱えていました。敵対関係に立った父娘は、自動車事故の真相を追求するために、激しい論戦の場に立ちまし [続きを読む]
  • 319「仮面の男」→三銃士
  • 文豪アレキサンドル・デュマの「ダルタニアン物語」をベースにして、ルイ14世とか鉄仮面伝説とか、さらには、年をとった三銃士の復活とか、盛りだくさんの見どころを満載した、いわば「歴史娯楽活劇」です。 実在した「ルイ14世」(1638-1715年)は、晩年には戦争のために重税を課すなど、人気の面ではイマイチの王だったようで、なんでも77歳の誕生日の直前に亡くなった折には、国民がその死を歓迎し、葬列に罵声を浴びせた [続きを読む]
  • 318「1492 コロンブス」
  • 地球球体説を信じるイタリア出身/クリストファー・コロンブス(1451?-1506年)が、スペイン?イザベラ女王の援助を得て、インドを目指し大西洋を西へ航海・・・ところが実際に到達したところは未知の「アメリカ大陸」。コロンブスのこの偉業(1492年)・500周年を記念して1992年に公開されました。コロンブスが、探検家であり、航海者であったことは割合よく知られていることですが、一面では奴隷商人でもありました。そういった [続きを読む]