タイチ さん プロフィール

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タイチさん: 素人目線の映画感想ブログ
ハンドル名タイチ さん
ブログタイトル素人目線の映画感想ブログ
ブログURLhttp://eigamove.blog.fc2.com
サイト紹介文素人目線で、 難しいこと抜きで、 楽しく映画感想を書きます。
自由文洋画も邦画もアニメもなんでも、
映画の感想を
楽しげに書き連ねてまいります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2012/09/15 00:05

タイチ さんのブログ記事

  • 永い言い訳 /はやく「真人間」になりたい!
  •   永い言い訳 (2016年 日本映画)  89/100点観てる時は、大傑作だと思いました。これは凄いなー、これは面白いとワクワクして見ていたんですが、どうも物語終盤でハタと困ってしまったのです。あれ…? 結局、何が言いたかったんだろうか…と。登場人物それぞれが複雑な心境を抱えていて、セリフによる心情説明がそこそこ多くて。そのため、最後の方では、何とかそこから意味を探ろうとしたために、ちょっと落ち [続きを読む]
  • 素晴らしき哉、人生! /情けは人の為ならず。
  •  素晴らしき哉、人生! (1946年 アメリカ映画)  90/100点<結末まで、ネタバレしています。>「大学受験まで、あと数か月しかないのに、やらなければならないテキストをまだ1ページも勉強していない。」という夢を定期的に見ます。めちゃくちゃ焦って、どうしよう、どうしよう…と頭を抱えた時に目が覚めると、普段は決して満足していないのに、とっくに大学を卒業し就職している現状に、脱力するくらいホっとして [続きを読む]
  • 64 前篇・後編 /この映画も、まだ昭和にいる。
  •   64 前篇・後編 (2016年 日本映画)  79/100点「テレビ局制作」「贅沢な役者陣」「前篇後篇公開方式」「泣きの人情ドラマ」 …これぞ、ザ・邦画大作。というとバカにしたような言い方になりますが、結構面白かったです。意外なことに面白かったです。ホントに。予想よりは、面白かったんですって。<結末には触れずに書いていきます。>一番印象的なのは、とにかく豪華な俳優陣。しかも、若手からベテラン勢 [続きを読む]
  • チャイナタウン /その時、すべてが闇に沈んだ。
  •   チャイナタウン (1974年 アメリカ映画)  80/100点だいぶ昔、テレビで探偵業を紹介する番組がありまして。その中で探偵の小ワザの一つ、「調査対象者が何時に現場を離れたか、張り込まずに確認できる方法」ってのが紹介されていました。それは、「停車している対象者の車の後輪そばに、腕時計を置いておく。そうすれば、対象者が車を発進させた瞬間に時計が壊れて止まるので、時間を確認できる」というものだっ [続きを読む]
  • ラブ・アクチュアリー /愛し愛されて生きるのさ。
  •   ラブ・アクチュアリー (2003年 イギリス映画)  80/100点気分の落ち込んだ時に見たら、本作のノーテンキさにカチンと来るかもしれない…と思ってしまうほど、ライトなラブコメディです。この映画を見て元気になれる人がいるとしたら…、たぶん、その人はもともと元気なんじゃないかなあ。すみません。しょっぱなから、言いたい放題でした。ちなみに、世間の本作の評価は高いですよ。ひねくれた気持ちなく見たら [続きを読む]
  • クリ−ピー 偽りの隣人 /となりのサイコ。
  •   クリ−ピー 偽りの隣人 (2016年 日本映画)  88/100点ものすごい怖い映画でした。もちろん、本作は心霊ものではありません。同じように、先日観た『ドント・ブリーズ』も非心霊もので怖かったですが、全くもって毛色の違う怖さです。あちらは、いわゆる「お化け屋敷」のようなエンターテイメントな怖さ。それに比べ、本作は、一歩間違えば自分もその危険に迫られるかもしれないと怯えさせるほど、日常の狭間で起 [続きを読む]
  • ドント・ブリーズ /盲目の、…ヒーロー?
  •   ドント・ブリーズ (2016年 アメリカ映画)  84/100点2016年に傑作だと話題になった本作は、パッケージが『スクリーム』ぽくってホラーそのものって感じですけど、なかなか重厚なスリラー映画でした。狙われる登場人物が3人くらいだし、無駄に人がたくさん死なないので、残酷ホラーものとはちょっと違います。アクションとしても面白いってところが、いい!あらすじは、「泥棒3人が忍び込んだ家の主人は、盲 [続きを読む]
  • FAKE /誰かが嘘をついている。
  •   FAKE (2016年 日本映画)  90/100点国会が森友学園で揺れています。そこには、「誰かが嘘をついている」という疑惑があります。どちらかが、平然と嘘をついているわけです。(もちろん、『羅生門』のように、みんなが自分の都合のいいように事実を捻じ曲げて喋っている可能性もあります)誰が嘘をついているかという真実は、明確な証拠がなければ、誰にも分かりません。心の中が読めるなら、是非覗いてみた [続きを読む]
  • 海よりもまだ深く/それでもみんな、生きていく。
  • (2016年 日本映画)  90/100点是枝裕和監督の真骨頂、「大きなことは何も起きない」日常のドラマ。『そして父になる』や『海街ダイヤリー』では少しばかりドラマチックでしたけど、本作はどちらかというと『歩いても歩いても』のように、本当に特別なことなんて起きません。なのに、不思議なくらい、面白いです。面白いどころか、見終わった後に、深くジーーーーーーンときます。日本映画だからこそ、の映画だと思い [続きを読む]
  • 葛城事件/「家族」は、不幸と幸福の源。
  •   葛城事件 (2016年 日本映画)  89/100点<結末以外、ネタバレで書いています。>怖いものを観た。もちろん、本作はホラーではありません。随分バイオレンスなシーンもありますが、それ以上に怖かったのは、「家族の中にある歪み」の描写。それは、決して対岸の火事として眺められるような「突飛」なものではありません。そこここにありそうな、とてもリアルな「歪」みです。登場人物たちの痛々しい言動や行動を [続きを読む]
  • 沈黙 サイレンス/宗教観は、人それぞれでいいのに。
  •   沈黙 サイレンス (2017年 アメリカ映画)  84/100点<結末には触れませんが、ややネタバレしています>特定の宗教に思い入れがないので、フラットな気持ちで鑑賞できたと思います。まさに本作の大きな特徴も、そこ。日本を「悪」として描くことなく、日本側の弾圧とキリスト教側の布教それぞれにある「正当たる理由」を、実に中立に描き出しています。そして、「神はなぜ沈黙しているのか?」「真の信仰とは? [続きを読む]
  • 帰ってきたヒトラー/昔も、みんな最初は笑っていた。
  •   帰ってきたヒトラー (2015年 ドイツ映画)  80/100点傑作映画『ヒトラー 最後の12日間』では、ヒトラーの「人間性」が描かれたことに、内外から批判が巻き起こりました。「あいつは悪魔だ。人として描いてはいけない」それほど、「彼」を描くことはタブーであるようです。そうはいっても、ヒトラーものの映画は実に多いです。かつてはチャップリンの『独裁者』もしかり。『ヒトラーの贋札』『顔のないヒトラ [続きを読む]
  • スポットライト /正義は、「沈黙」しない。
  •   スポットライト (2015年 アメリカ映画)  85/100点「人間性が優れている」ことを、当たり前のように重視される職業があります。学校の先生、警察官、医師…その最高峰ともいえる職業は、おそらく「聖職者」ということになりましょう。本作で描かれるのは、その聖職者であるカトリック教会の神父が犯した性的虐待事件と、その罪を暴こうと奔走するアメリカ・ボストンの新聞記者たちの物語。2001年に実際に起き [続きを読む]
  • この世界の片隅に 耐えがたきを、耐え。
  •   この世界の片隅に (2016年 日本映画)  95/100点いやあ…もう、いい映画だ…。まいったなあ…。感想が浮かばない。もう、言葉がないです。観終わって数日経っても、ふわりと思い起こす度に心をつままれてしまっていけない。コトリンゴの「悲しくてやりきれない」が頭の中をずっとリフレインしとる…。広島弁が頭から離れんのじゃあ。これは、大傑作なんでしょうね。昨年末から話題騒然の本作ですが、正直、まるで [続きを読む]
  • ルーム 親になったからこそ、闘えた。
  •   ルーム (2015年 アメリカ映画)  90/100点だいぶ更新が途絶えましたが、ようやく再開…、で年内最後です。さあ。年内最後の本作は、本年のアカデミー作品賞ノミネートの傑作。物語の設定は、信じがたいほど過酷なものです。あらすじは、「主人公のジョイ(ブリー・ラーソン)は17歳の頃、知らない男に監禁される。そして2年後、監禁したその男の子供を出産する。その子は、生まれてずっと監禁部屋しか世界を [続きを読む]
  • イット・フォローズ ヒマを持て余した悪魔たちの遊び。
  •   イット・フォローズ (2014年 アメリカ映画)  79/100点アメリカのホラー映画ってなー、日本のそれとは根本的に違う時があります。これは「霊」ではなくて、「悪魔」ですよね。そして「呪い」というより、「物理攻撃」ですよね。んで、「ゾッとする怖さ」というより、「オッカナビックリ」系ですよね。巷では高い評価と聞いていました。確かに面白い映画ではあるんですけど…、上記理由に引っかかって、期待値を [続きを読む]
  • ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
  •   ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (2016年 アメリカ映画)  85/100点ここの所、心がすさみそうな映画ばかり見ていたものだから、何だかとっても心洗われる鑑賞でありました。『ハリーポッター』の世界観そのままに、新キャラクター達が織りなすめくるめく魔法世界の冒険譚。予告編では何だか愛らしい動物が出てくる、ほのぼのファンタジーのようにズレた宣伝してますけれど、結構ダークファンタジー [続きを読む]
  • ヒメアノール 「ヒトゴロシ」に生まれたら。
  •   ヒメアノール (2016年 日本映画)  80/100点<原作、映画ともにネタバレしています。>古谷実の原作『ヒメアノール』を読んでいました。すごく面白い漫画です。相変わらず、「金ない、モテない、夢もない」という、ナイナイ尽くしの底辺であえぐ男子たちの物語。古谷実の『稲中卓球部』に似た皮肉満載のコメディパートに、「サイコパスによる連続殺人」というシリアスなドラマが迫っていくのが、大きな肝です。 [続きを読む]
  • 描かねえ駿は、ただの駿だ。
  • NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」先日NHKで放送されたスペシャル番組を観ました。それが、とても面白かったので、感想を書こうと思います。一言でいうと…、まー「案の定」。そうだろうと思いました。宮崎駿、長編映画復活!?2013年、突然の引退記者会見のあと、3年の月日を越え、ついに彼の気まぐれが炸裂!たぶんこの人は、その場その場の感情で生きているタイプの人なんだろうなあ。さっきまでニコニコしていたのに [続きを読む]