さくら さん プロフィール

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さくらさん: さくら・川柳の部屋
ハンドル名さくら さん
ブログタイトルさくら・川柳の部屋
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/sakurasenryu
サイト紹介文日々、心にふれたことを素直に句に詠んでいきたいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供81回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2012/09/18 18:37

さくら さんのブログ記事

  • おんがくのある風景
  •  「おんがくのある風景」     調律の音でわたしもろ過される    まな板の弾むリズムで明ける朝    いい音が鳴れば料理もできあがり    聞き飽きた愚痴はBGMにする    ♭でアンニュイな日もアクセント    ちがう声寄りそいハモるうつくしさ    向きあえば譜面もひともうちとける    じっと聴くやがて浮きだす主旋律    うつくしい音の余韻で終わる恋    通奏の愛が低めに鳴りつづく昨 [続きを読む]
  • 川柳すずか 279号(29年3月号)掲載句
  •  のぼるよりたいへんなのは下る坂       角ひとつ曲がる世界を変えるため       知恵の輪がひとつほどけてひらく道       後始末きれいに閉じた父の店       咲き残る花よおまえもさびしかろ (278号から・岡本 恵) ありがたくもこわいこんなに効く薬「連続」 (青砥 たかこ 選) 連続で聴いて覚える好きな歌 「外す・外れる」 (共選) ネクタイを外してパパの顔になる (川喜多 正 [続きを読む]
  • 豊橋番傘 平成29年3月号・掲載句
  •  売れそうにない犬だったうちの犬     これもまたご縁わがやに来たこいぬ     うちに来てしあわせかいと犬に聞く     いてくれるだけで安らぐぬくい犬「洗う」 (戸沢 ほたる 選) 丸洗いしたい地球の放射能         「予約」 (小田 善作 選) 晴れやかな気持ちで予約席につく「ぼんやり」 (水野 奈江子 選) おぼろげな記憶をたどる酔いのあと  森口 美羽 抄 ひとことがあれば傾く恋 [続きを読む]
  • 静岡たかね 2017年3月号・掲載句
  • 「朝の風景」  つまずいたきのうリセットする朝日  いいニュースいつもの朝が弾みだす  憑きものが落ちて頭痛がとれた朝  休み明けすこしふっくらして出社「御馳走」 (川村 洋未 選)  ご馳走になって頼みを断れぬ「飾る」 (佐野 由利子 選)  大掃除まだかと急かすしめ飾り  着飾った言葉こころを遠ざける (五客)「お小遣い」 (望月 弘 選)  駄菓子屋でやりくり知ったお小遣い    お小遣いほ [続きを読む]
  • ネット句会2月&咲くやこの花賞
  • 「引く」 (森山 文切・橋倉 久美子 選)  引きこもり仮想の森に生きている (橋倉 久美子 選) 「福」  ねむりから覚めてあなたがいる至福          (真田 義子 選、よけだ ろくろう 選、互選43票)「時計」  おもちゃ箱ここは時計のない小部屋 (門脇 かずお 選)第11回「邪魔」  恋路には理性がすこし邪魔になる (天根 夢草 選)      にほんブログ村 [続きを読む]
  • 川柳マガジン2017年3月号・掲載句
  •   あるだけのものでこころは満ちたりる      (印象吟 古谷 龍太郎 選・佳作)  ふと出逢う帰れぬ里の名の地酒     (ベスト柳壇「里」 新家 完司 選・佳作)    毛穴まで写すカメラで嫌われる     (全国誌上大会「毛穴」 大脇 一荘 選・佳作)  のむまでは酔うおろかさを知っている     (全国誌上大会「雑詠」 平井 美智子 選 村上 氷筆 選・佳作)  固すぎるひとです酒をのむ [続きを読む]
  • 川柳すずか 278号(29年2月号)掲載句
  •  傾いた月はだれにも止められぬ       歯車の狂いが日常を壊す       ありがたくもこわいこんなに効く薬       踊らなきゃ魔法が切れる時間まで       だれもその過程を知らずほめそやす (277号から・圦山 繁) 躓いた石を踏みきり板にする「転ぶ」 (吉崎 柳歩 選)&今月のこの句(青砥 たかこ) 酔っていたことに転んでから気づく 「プラン」 (共選) プランなど立てない旅がおも [続きを読む]
  • 道なかば
  •  「道なかば」   調律をしたくなったら旅に出る          ケガをしてひとの痛みを知ってゆく        できることまだまだあったこの手足    年輪をふやして人も太くなる   引くことも勇気とさとす山の空   だんだんと丸を描くのがうまくなる   道草のおかげで見えたこの景色   思う絵が描けぬ日もあるまたあした    ひとつずつ要らないものを捨てる旅       道なかばゴールはいま [続きを読む]
  • 豊橋番傘 平成29年2月号・掲載句
  •  あたらしい風を迎える窓を拭く     ひとり立つ更地になった城の跡     笑わせてなんぼの意気で生きてゆく     亡き父のぶんまでのもう父の酒「狙う」 (小林 祥司 選) 鮒ねらう鳥をねらっているキツネ ねらい撃ちしたいハートはガラス製         「朝」 (尾方 静子 選) 病癒えいつもの朝がくる安堵 ぐっすりと寝てまっさらの朝にする「弾む」 (藤原 緑郎 選) きみがいるだけでこんな [続きを読む]
  • 静岡たかね 2017年2月号・掲載句
  •  (荒牧 やむ茶 選)  雑踏にたったひとりの背をさがす「ささやかなドラマ」   ドラマなら決まるシーンのはずなのに  アドリブの台詞流れを変えてゆく  おもしろいドラマは先を読ませない  ささやかなドラマを生きて満ちたりる「コタツ」 (荒牧 やむ茶 選)  ぬくい犬コタツ代わりに抱く午睡  あの頃の四人家族を知る炬燵「きっかけ」 (勝又 恭子 選)  おなじ歌すきだと知ってうちとける  ゆく道を [続きを読む]
  • 川柳マガジン2017年2月号・掲載句
  •   おとなにも欲しい日がある子守唄     (川柳道「傷心」 西來 みわ 選・佳作)    文字化けを起こした恋が読み解けぬ      (印象吟 古谷 龍太郎 選・佳作)  さわがしいいびきが止んで眠れない     (笑いのある川柳 本荘 静光 選・特選5)    毒を秘め鳥をいざなう実の赤さ     (全国誌上大会「邪心」 あべ 和香 選、村上 氷筆 選・佳作)  生ききってついた眠りのやすらか [続きを読む]
  • ネット句会&咲くやこの花賞
  • 「自由吟」 (真島 久美子・樋口 由紀子・丸山 進・新家 完司 選)  忘れえぬ絵が遠景になってゆく (丸山 進 選)  あしたには切られる柚子が実を生らす (新家 完司 選)「質問」 (森山 文切・橋倉 久美子 選)  礼を欠く問いはさらりと受け流す (森山 文切 選) 「芽」  芽の出ない男にきょうも水をやる (互選52票)  こぼれ種思わぬ場所で芽吹きだす (互選25票)第10回「凄い」   [続きを読む]
  • 川柳すずか 277号(29年1月号)掲載句
  • すずか誌ことしお初の1月号が届きました。表紙絵は、たかこさんの息子さんが描かれています。絵ごころのある親子さん、いいですね。今年の表紙も楽しみです。 躓いた石を踏みきり板にする       登山道蟹にならって横に這う       苦しくなって初めて意識する呼吸       慣れてくる寒さにもこの痛みにも       歩くのをやめぬかぎりは続く道 前月号より推薦句 受けとめるごくゆっくりの変化なら  [続きを読む]
  • ネット句会・12月
  • 「自由吟」 (森山 文切 選)  地模様に初めて気づく白いシャツ  はみだしたこころの居場所さがす旅  明日のためすこしつよめにネジを巻く「持つ」  ときに薔薇トゲを持つ身をもてあます (米山 明日歌 選)「閉じる」  夢でしか逢えぬひといて目を閉じる (若芽 選・互選41票)ゆっくりできるかと思っていたお正月休みもあっというまに最終日で、明日は仕事はじめ。また日常がはじまります。がんばっていきま [続きを読む]
  • 川柳マガジン2017年1月号・掲載句
  •   おつきあいしていたはずがどつきあい       (駄×洒落川柳 津田 暹 選・佳作)  透きとおる水になるまでくぐる砂     (全国誌上句会「雑詠」あべ 和香 選・秀作                大脇 一荘 選、村上 氷筆 選・佳作)  俺の目を見ろという目が揺れている     (第15期8回 川柳マガジンクラブ誌上句会「白白しい」大野 風太郎 選・六十五秀)  旗色が見えて味方の顔をす [続きを読む]
  • 静岡たかね 2017年1月号・掲載句
  • たかねの新年1月号が届きました。1年が経ち、また1月がめぐってきましたね。2月には、豊橋の大会で鰹さんにおあいできると心待ちにしていた1年前。その日を待たずに(ほんとうは待っていてくださったはずですが)鰹さんは旅立ってしまわれました。今でも胸を衝かれる思いです。たかねのみなさんにとっては、なおのことでしょう。鰹さんとのやりとりがご縁で、新年句会に投句させていただいたことがきっかけでたかねの誌友とな [続きを読む]
  • 豊橋番傘 平成29年1月号・掲載句
  • あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。11月から年末まで、なにかとバタバタが続きました。毎年忙しい時期ではあるのですが、余裕もなく全力で走って、ようやく終えたような昨年でした。ブログを書くのもおじゃまするのもごぶさたが続いておりごめんなさい。さて、今年はどんな年になるでしょうか。とびぬけてよいことがなくても、やさしい気持ちで満たされるおだやかな年であってほしいものです。で [続きを読む]
  • 川柳すずか 276号(28年12月号)掲載句
  • すずか誌の12月号が届きました。たかこさんが描かれた今月号の表紙絵は、クリスマスリース♪ 遠くても響きあうから満たされる       熱燗が冷めないうちに座につこう       受けとめるごくゆっくりの変化なら       間をおいてみればすんなり出るこたえ       ひとの世がどうあれ空の青は青「飾る」 (吉崎 柳歩 選) にぎやかに飾り孤独はみせぬ窓 「意識」 (共選) 意識あるうちに伝える [続きを読む]
  • ねぶた800号記念誌上大会〜咲くやこの花賞
  •  「男」   草食の男にもある太い骨     (森中 恵美子・平田 朝子・佐々木 文子 選)   毒のない男なんだかあじけない    (熊谷 岳朗 選) 「自由詠」   懸命に生きた垢なら恥じるまい     (金子 美知子・徳永 政二 選)  第9回「錯覚」 (雫石 隆子 選)   プリズムのいたずらでした虹のいろ  お名前敬称略で失礼いたします。毎年のことですが、やはり今年も今の時期はあわただし [続きを読む]
  • 豊橋番傘 平成28年12月号・掲載句
  •  迷うのも楽しい秋の酒肴 人肌の酒が恋しい秋になる     ほろ酔いのくらいがちょうど生きやすい     ふれたのは風の手のひらこぼれ萩        「しかし」 (尾崎 千津子 選) 好みではないがしっくりなじむ靴         「反る」 (高柳 閑雲 選) すこし反りわたしを見てと咲いた花「一途」 (鈴木 順子 選) 火照りさめ一途な恋に出る疲れ (森口 美羽 抄) 通過した駅にこころを置き [続きを読む]
  • ネット句会&咲くやこの花賞
  • 「自由吟」(平井 美智子・森山 文切 共選)   ぬる燗にゆっくりとけてゆく仮面 (平井 美智子 選・佳作)  かわきだす風にこころがひび割れる (森山 文切 選・佳作)(森山 文切 選)  恋の海うまく泳げぬ魚座です  晴れの日も傘手ばなさぬひとでした (佳作) 「軽視」  安全は二の次ですか再稼働 (互選47票)  かるくみた小雨しんまで冷えてゆく (木村 行吉 選・相田 柳峰 選・互選23票 [続きを読む]
  • 川柳マガジン2016年12月号・掲載句
  • 選者の先生がたのお名前敬称略で失礼しております。  迷うときわたしの中の父に問う     (川柳道「直伝」雫石 隆子 選・佳作)  かど立てず煮くずれもせぬ鍋豆腐     (全国誌上句会「雑詠」大脇 一荘 選、平井 美智子 選・佳作)  無意味だと知りつつ引きのばす別れ     (第15期7回 川柳マガジンクラブ誌上句会「ずるずる」荒砂 和彦 選、安田 翔光 選・六十五秀)             [続きを読む]
  • 静岡たかね 2016年12月号・掲載句
  • 「秋」   太ってはダイエットするお月さま  食欲の制御がきかぬ秋である  そっと手をつなぎたくなる秋の暮れ  ささやかな膳にゆたかな秋を盛る「ついで」 (長澤 アキラ 選)   ついでだと毎日見舞うぬくい友「ボタン」 (薮崎 千恵子 選)   うっかりと押せぬボタンが多すぎる   消去するボタンひとつで終わる恋「自由吟」(互選)    今もまだあの子をさがすかくれんぼ(4)敬称略で失礼しておりま [続きを読む]
  • 川柳すずか 275号(28年11月号)掲載句
  • すずか誌11月号が届きました。たかこさんが今回描かれた表紙絵は、ばら でした。 ひとの血の赤さぬくさを知る仕事 持ち慣れたのは縫い針よりも注射針 血管もひともなだめてなせば成る みなちがう人だからいいチーム力       病む老いるなかにもひとのすこやかさ 前月号より推薦句 すぐそこと聞いた目的地が遠い (鈴木 裕子 選)「濁る」(青砥 たかこ 選) 澄んだ水一滴の血で濁りだす 濁り水吸っても花の [続きを読む]