ayu さん プロフィール

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ayuさん: ネコの図書館
ハンドル名ayu さん
ブログタイトルネコの図書館
ブログURLhttp://arashikento.ni-moe.com
サイト紹介文伝えたい思いを言葉にした詩、小説などを載せています。理系の高校生が描く文学作品をご覧あれ〜!
自由文とある高校生が日々感じていることを覗いてみませんか?感じたことを日々、小説や詩にして伝えたいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2012/09/23 16:43

ayu さんのブログ記事

  • 動き出す英輔の過去
  •  推理は家に帰るとすぐに英輔に電話をした。「もしもし、英輔?」『そうだけど。急にどうしたの?電話なんて珍しいじゃん』 英輔は推理から急に電話があったので、少し驚いている。「……うん。あのね、話したいことがあるの。できれば、会って話がしたい」『なんか、あったの?仕事の話?』 推理の真剣な声に、英輔も少し低い声になった。「仕事じゃなくて、あのことの話」 英輔が電話口で息を呑んだような感 [続きを読む]
  • 英輔の彼女
  • 「ありがとうございました」 有香はそう言って頭を下げて帰って行った。健太は有香を送るため、一緒に帰った。智は推理と顔を見合わせ、同時にため息をついた。「英輔も大変だな」「でも、あの子、本当に英輔に好意があるように見えなかったけど」 推理は緑茶を勝手に自分で入れて飲んでいる。「確かに。英輔に彼女がいるって知った後、一瞬だけどニヤッてしていた。あれはショックを受けている顔じゃなかったよな」 智も、 [続きを読む]
  • あとがき
  • 長かったスパイラルも、ついに完結しました。ストーリーは決まっているのに、思うように文が作れなくて、スランプ状態になっていた期間もあり、更新をお待たせしてしまい、すみませんでした・・・。まだ、納得できていない箇所もあるので、もしかしたらしばらくしたら修正するかもしれません・・・。と、個人的な話はともかく、この話の内容について話しますね。初め、「スパイラル」のテーマは「天才」でした。でも、結果的に [続きを読む]
  • エピローグ
  • 天才が生まれたわけ。それはとても恵まれたものではなかった。でも、きっと彼女は幸せになれるだろう。その知恵で、大切な人を救えるのだから。 [続きを読む]
  • 来訪者
  •  そんな三人の空気を壊すように、インターフォンが鳴った。「……誰だ?」 知也は立ち上がり、玄関へと向かった。しばらくして、知也の大きな声が響いた。 佳奈美と知也は驚いて、顔を見合わせている。「お前……無事だったのか!」 知也の嬉しそうな声が聞こえる。「佳奈美ちゃんもいるんだ、中に上がれ」 二人分の足音が聞こえる。どうやら、来訪者が中に入ってきたようだ。―ガチャ― ドアか [続きを読む]
  • 隠された過去②
  •  「そこから、小学六年生になるまで、私は家族と平和に暮らしていました。綾乃のことは気がかりだったけれど、もうあそこに二度と戻りたくなかったので気にしないふりをしていました」 佳奈美は俯いた。「でも、小学六年生のとき、Arthurの奴らが家に押し寄せてきて、それで……」「佳奈美」 今にも泣きそうな顔の佳奈美を、高広が抱きしめた。「それ以上、言わなくていい。俺の口から言う」 佳奈美は震えなが [続きを読む]
  • 隠された過去
  •  数日後、佳奈美は知也に呼ばれて、知也の家へと来ていた。しかし、今度は一人ではない。高広も一緒だ。知也の家に行くといった佳奈美を心配して、ついてきたのだ。「それで、私に何の用ですか?」 佳奈美はいつもの調子で知也へと尋ねた。「……そろそろ、君の過去が知りたいと思ってね。勝手ながら、君のことを調べさせてもらっていたんだが、なかなか出てこない。そこで、迷った末に本人に聞くことにしたんだ [続きを読む]
  • 愛される者
  •  拳銃の音と共に倒れたのは、綾乃だった。「っくっ……どうして……」 綾乃は佳奈美を強く睨んだ。綾乃を撃ったのは佳奈美であった。佳奈美は、綾乃の足に向けて発砲した。「……綾乃は……綾乃は、私の大切なものを奪おうとして、傷つけた……。それの、報いだよ」 佳奈美は悲しそうな顔をして綾乃を見た。「……私になら簡単に撃てるのね&helli [続きを読む]
  • 救世主
  • 「さあ、早く引き金を引きなさいよ」 綾乃が上から圧力をかける。「い、いや……」 その時だった。 ―ドォォォォォォォォォン!― 何かがぶつかる音が隣の部屋から聞こえてきた。隣の部屋と言えば、知也達、二位から五位の者達が連れていかれた部屋だ。「……ちょっと様子を見てこい」 三井が高広を押さえつけている男に向けて言った。男はうなずくと、部屋から出ようと扉を開けた。しかし、 [続きを読む]
  • 決意
  • できるか できないかじゃないやるか やらないかだ [続きを読む]
  • かくれんぼ
  • 全部が上手くいったらいいのにこの世界は残酷なんだから何度も 何度も 躓(つまづ)いたからほら こんなに傷だらけどうしたら良いのどうしたら正解なのねぇ 神様私に教えてくれたっていいでしょ?色々なことがありすぎて何もかも面倒くさくなってもういいかいってまだだよって昔の自分とかくれんぼしてるみたい何もかもが器用に出来たらいいのにこの世界は私に厳しいんだから何度も 何度も 振り返ったからほら まだこんだ [続きを読む]
  • からっぽ
  • 何かが足りないいや 何もかもが足りていないそう つまりわたしは からっぽわたしが求めているものは何だろう自分のことなのに分からなくてがむしゃらに大切な人を傷つけてしまいそうで毎日に怯えているからっぽになった心は渇いて 渇いて 渇いているからっぽになったわたしは心で 心で 叫んでいるでも 届かなくて何かが見えないいや 聞こえてもいないし感じられないわたしは からっぽわたしが生きているのはなぜだろ [続きを読む]
  • 裏切りの理由
  • 「復讐……?」「忘れたとは言わせないわ。あなたは私達を置いて自分だけ自由になったでしょう?」 綾乃は佳奈美を鋭く睨む。「あの日から綾乃は、ずっと苦しんでいたんだ。俺は綾乃を苦しめたお前を許さない」 三井はそう言うと佳奈美に拳銃を向けた。「則義、私にやらせて」 綾乃が三井をどけて、佳奈美に拳銃を突きつける。「ダメだ。お前はこれ以上罪を重ねるな」「もう一人殺しているのよ?二人も大して変 [続きを読む]
  • Arthurの目的と裏切り者
  • 「まず、僕たちの目的を説明しておこう。僕たちは理想国家を作り上げるために動いている。すなわち、『政治改革』だね」「ふ……10年前と変わっていないんだね。同じ過ちを繰り返すつもり?」 佳奈美はArthurの鼻で笑った。「過ち?僕らは10年前も、今も、過ちを犯してなんかいないさ。僕らのやっていることは正義だ」 Arthurは佳奈美の発言が可笑しいかのように笑った。「恐怖政治を行うことが正義なの?それが [続きを読む]
  • Arthurと対面
  •  佳奈美は、とある部屋へと連れてこられた。そこには、見覚えのある顔がいた。 「久しぶりだね、001。僕のこと、覚えているかな?」「……002。あなたは幹部?それとも、Arthurになったの?」  佳奈美は目の前にいる男を睨んだ。「僕は、現Arthurだよ。初代Arthurは、5年前に引退した。それから、ずっと僕がArthurを務めているよ」  002と呼ばれた男、すなわちArthurは笑顔を張り付けて、佳奈美へと近づいてき [続きを読む]
  • Shaking harts
  • 何度も 何度も迫り来る恐怖に怯えて「大丈夫」と繰り返し呟いた「もう嫌だよ」そんな声が遠くから聞こえた気がした突然 失われるすべて受け入れられるはずもなくて今日も震えているのでしょう?来ないかもしれない明日にいつでも いつまでも平和だったあの日を夢見て「大丈夫」と繰り返し俯(うつむ)いた「もう止めてよ」そんな声が遠くから聞こえた気がした突然見えなくなる景色受け入れたくない衝動で今日も逃げ出そうとする [続きを読む]
  • 「賢者No.1を決める大会」結果発表
  •  いよいよすべての試合が終わり、残すは結果発表となった。『すべての試合が終了しました。ただいま集計をしておりますので、しばらくお待ちください』 Bの声が聞こえてきて、皆一息ついた。「やっと終わりましたね……」「そうだな。結構長かった」 佳奈美と知也は、小さくため息をついた。「どうせなら、優勝がいいな」 知也はそうつぶやいた。『大変長らくお待たせしました。いよいよ、結果発表となります [続きを読む]
  • 「賢者No.1を決める大会」第三回戦3
  •  その後も、次々と勝負が続けられた。佳奈美のモンスターは魔法を使うタイプのモンスターだが、体力も攻撃力もそこそこあるモンスターだった。そして、佳奈美は順調に勝利を収めていた。 一方、知也が使ったモンスターはドラゴンタイプのモンスターで、どちらかというと攻撃力が高く、体力も守備力も高いものだった。知也も、順調に勝利を重ねていった。 そしていよいよ、佳奈美と知也の戦いが始まる。『続いては、川島様と [続きを読む]
  • 「賢者No.1を決める大会」第三回戦2
  •  一時間後、佳奈美達は先ほどまでいた部屋へと連れ戻された。もちろん、先ほどまでしていたゲームを片手に。『皆さん、おそろいしましたね。では、こちらの対戦表をもとに対戦を始めて頂きます。対戦の様子は、こちらの巨大スクリーンに映されますので、ご承知おきを。では、最初の対戦は、中込様と岸様です。お二方は係員の指示に従って、ご準備をお願いいたします』 Bの言葉と共に、二人の男女がスクリーン付近へと向かっ [続きを読む]
  • 「賢者No.1を決める大会」第三回戦1
  • 「「「アドベンチャーゲーム!?」」」 参加者全員が、声をそろえ、ざわざわとし始めた。「アドベンチャーゲームって……何をやらせる気なの?」「本当だよな……。本当、Arthurの野郎の考えていることは読めないぜ」 これには佳奈美と知也の頭の上にも?マークが浮かんでいる。『では、御説明いたします。皆様には今からお手元にお配りするアドベンチャーゲームをやっていただきます。モンスターを [続きを読む]
  • 残るは賢者達
  •  佳奈美は第二回戦を無事に終え、一回戦時よりも少しだけ狭い部屋に連れてこられた。(ここが三回戦の会場か……。岡村さんは残っているかな?まさか……負け組の様子を知るためにわざと負けたりしてないよね?)佳奈美が考え込んでいると、突然肩をたたかれた。「佳奈美ちゃんも、無事に勝ったんだな。さすが、佳奈美ちゃん!」「……岡村さん、驚かさないでください」「とかいって、そ [続きを読む]
  • 「賢者No.1を決める大会」第二回戦4
  •  佳奈美はカードにかけた手を一度戻した。「あれ?引かないんですか?」 和樹はわざとらしく首をかしげる。「……」 佳奈美は黙って、和樹の顔を見た。和樹はそんな佳奈美に驚いて、一度目を合わせると、そらしてしまった。「……ふぅん」 佳奈美はそう一言言うと、先ほど手をかけたカードを引いた。和樹は驚いて目を丸くした。「は…?」 佳奈美の引いたカードはジョーカーではなかった。 [続きを読む]
  • Now Love
  • 優しい笑顔を魅せる君気付いたら惹かれていたんだ「永遠」なんて言葉は知らない「今」二人は愛し合っているからそれだけで僕は幸せだから「愛してる」なんて簡単に伝えられない君が隣にいることが当たり前で今さら伝えることが恥ずかしいからさその代わりに君へこの歌を贈るよ君の心に響け!優しい心を抱く君もっと傍にいたいと思ってしまうんだ「未来」なんて僕らにいらない「今」二人で愛し合うことができるならそれだけで僕 [続きを読む]