枯淡 さん プロフィール

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枯淡さん: そして、それも退屈な日々
ハンドル名枯淡 さん
ブログタイトルそして、それも退屈な日々
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/witty_remarks
サイト紹介文うつ闘病と時々時事問題。奇妙な夢のなかにうつ病の解決策を求める日々。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 347日(平均0.4回/週) - 参加 2012/09/26 13:29

枯淡 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 川面を渡る風のように
  • 「もし生まれ変わったなら、 草木を揺らす風になりたい」 そんな事を言う君の姿は まるで淡くきらめく虹のように 美しく 透き通っていて 今にも消えてしまいそうだった 寂しそうに微笑む君の横顔が 風に溶けてしまわないように 強く抱きしめたかった「誰にも頼りたくないの 自分の自由に生きてみたいから」 だから風になりたいの? だけど無理はしないでね 君が行ってしまっ [続きを読む]
  • あの日の想い
  • 言葉にならない想い涙になって 流れていくあたたかな ココアを飲んで大好きな CDをかけて寂しげな 詩を読みながらこんなに熱いものが私の中にあるつん、と痛くなる鼻の奥頬をつたう熱い流れあふれ出る 切ない思い忘れない なにもかも私が 生きている限りいつまでも 忘れないいまでもほら 目を閉じればあの日の想い 頬をつたういつの日か 切なさが思い出に 変わっても忘れない あの日の想い [続きを読む]
  • 小さな奇跡
  • 小さな奇跡月明かりを たよりに 森の小道 歩く レモン色の光の中 そっと 耳を澄まし 森のささやきを 聞く 木立を吹き抜ける風が 遠い遠い想い 伝える 樹が 歌いはじめる 歓びも 哀しみも みんな ひとつになる 生まれくる ちいさな夢 結ばれる 小さな木の実 それは 樹の始まり それは 森の始まり 夜が [続きを読む]
  • あの日の子猫
  • 何度 経験したら この別れに 慣れるのだろう 誰もが いずれは 目の前から いなくなる 月の無い夜 誰もいない道で 赤い固まりを 見たら あなたは どうしますか 二度と 逢えなくなるのに 何のために 出会うのだろう いずれ 別れを告げるなら 何のために 求め合うのだろう タオル越しに 抱えたものが すうと 冷えていく重みに あなたは 耐えられますか いつか消えてしまうと 知 [続きを読む]
  • ガラスの中の天使
  • ただ このままでいいのか 確かめてみたくなる 窓際の席でぼうっと 外を見ているあなたは とてもきれいだけど ただきれいだと 言っていればいいの? 少し汚れた ガラスを曇らせながら あなたはいつも 横顔でため息をつく 蛇口から出る水みたい 触れるのに 触れられない 「コップがほしいね 小さく [続きを読む]
  • 恋人のように
  • 恋人のように照れくさそうに 笑う笑顔はまだ幼い あの頃のままでまたすぐに 旅立つのでしょう紅茶を飲みながら あなたはここでないどこかを見ているだから いまだけはあのころのように ただそばにいさせてください暗闇の中で感じた手のひらのぬくもり夜空を飾る星にそっと託した言葉ずっと待っています子供のような寝顔に口付けるように囁いただから今だけはあなたの一番近くにいさせてください母のように姉のように恋人のように [続きを読む]
  • 流星のように
  • 流星のようにあなたはわたしのそばを通り過ぎ 逝ってしまったとうとう私に一瞥もくれることなくわたしがあなたのことを どんなふうに想っていたのかついに最後まで知ることもなく突然訪れるだろう別離の時その悲しい予感すら 誰にも告げることなく宝石のようにその内に苦痛を秘め巻き貝のように暗い絶望に耐え「だれにも 知られるはずはない」あなたは そう思っていたのかもしれない私の名前すら 知らなかったあなたはけれど 何も [続きを読む]
  • クローバー
  • クローバーどうかご内密にunder the roseこれは ここだけの話なのです窓辺に 旅のツバメが止まり勇気ある一言を 私に伝えるそれは 翼のない天使が雲のゆりかごから抜け出して明日へと踏み出した 足音ふと 足を止める本棚の前そっと挟んだクローバー誰にも贈れないはずの一ひらの 幸福がいつか この本を開く天使に 届きますように彼の者の 導となりますようにどうかご内密にunder the roseこれは ここだけの話なのです [続きを読む]
  • あなたが教えてくれたこと
  • あなたが教えてくれたことことばにできることって すごくすくないよねおもいってさ そんなにたんじゅんなものじゃないからそれでも だれかにわかってもらいたくてひとは なみだをながすんだよね ことばにできるものも ことばにしてしまったらひどく つまんなくなるものもあるよねそれでも かんどうをのこしたくてひとは しをかくんだよね みえるも [続きを読む]
  • 神楽
  • 神楽千の かがり火 照らし夜に 奉りて 響くは 夏神楽 琴に 横笛 笏拍子 舞いて 踊るは 神楽姫 妙なる調べに 髪 揺らし 夜の静寂に 音 響く されどもその声 枯れ果てて 耳に届くは 風ばかり奉る神々 すでになく神楽表は ちりになり ぬばの黒髪 揺る揺ると 透きて見ゆるは されこうべ 奉る 者なき 岩戸にて 虚しく 響くは 夏神楽… [続きを読む]
  • わらべうた
  • わらべうた 夕もや 立つは 草の原 砧の響きは 秋の声鳥の鳴き声聞きながら夕べに 唄うは童たち 〜かーごめかごめ かーごのなーかの とーりーは 童 遊びし 輪の中に 誰も 見知らぬ 顔一つ長い髪には耳 隠れ着物の裾から尾が 見える 〜いーつーいーつー でーやーる よーあーけーのー ばーんーにー 入相の 鐘 届く頃 かの子の 姿は すで [続きを読む]
  • 朧月
  • 朧月さわりさわりと竹林風の便りの唄ふ声は、と仰ぎ見る月の色緋色に霞みし朧月不吉や不吉と嘆く声飛鳥の淵より鬼が来る小さなお目目に血の泪哀しみくれし人の子よ母の手知らぬは誰が為に鈴の音知らぬは誰が為にいつしかその眼は紅くなり小さなおつむに角 生えた桜花散る春つ方朧月夜に鬼が来る・・・ [続きを読む]
  • 鳥が啼く
  • 皆様いかがお過ごしですか。久しぶりの枯淡です。ファイル整理していて過去のデータが出てきたので、いくつか載せていきたいと思います。ご興味がありましたらお立ち寄りください。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鳥が啼く欠けたる月の 照らし夜にりんと鳴きたる 鈴の虫人が恋しと 嘆く声待ち人 来たれと呼ぶ声にざわりと答える 松の声長の年月 待ち続け恋し恋しや人心思い余りて鳥となる走りて抜 [続きを読む]
  • 親友の在りかた
  • あなたは私にとって世界で一番遠い人。だから友達になれたことは本当に奇跡で、なれて本当によかったと思ってる。君と友達になれなければ得ることが出来なかったもの、気付くことが出来なかったことがたくさんある。近い人と友達となるのはとても簡単。でも得るものも少ない。鏡と話しているようなものだから。あなたは私の心にできた窓。私の部屋にない景色を見せてくれる。私が窓から出て行くことはないけれど、窓がなければさぞ [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 私はむかつく胸を抑えながら、慎重にその鳥かごのようなものに近寄った。鳥かごの前には、同じく銀とおぼしき金属で出来た板がはめ込まれていた。粘液に汚れてはいたが、文字が彫ってあるのが見えた。文法はかなり古いものだが、文字はこのあたりで一般的に使われているもので、どうやら読むことができそうだ。「探し・・・求める・・・者よ・・・わたしは願う・・・あなたが、心、いや希望、善意?を・・・持っていることを・・・ [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 我々は溝を避け、うねうねと蛇行する通路を歩き、「それ」の真下にある台座までたどり着いた。銀色の金属で作られた鳥かごのようなものの中には、蹲る一体の人骨があった。同じく銀色の金属でできた鎖が全身を縛り、金属の杭を全身に打ち込まれている。その頭蓋骨が、おそらくは初めて触れるであろう外の風に揺れていた。いや、違う・・・動いている!カタカタと骨の動く音に混じって、あきらかに意味のある呟きが聞こえている。「 [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 「これは・・・」その光景は、私から言葉を奪った。広い。岩盤が剥き出しの、円錐状の空間だった。床と壁に縦横無尽に溝が刻まれ、奇怪な文様を浮かび上がらせている。溝には赤い粘液が満たされ、ぼんやりと燐光を放ちながらゆっくりと流れていた。中央の台座には銀色の鳥かごのようなものが置かれ、そのうえには。そこに、それがいた。なんと形容すれば、それを伝えることが出来るだろうか。ちょっとした城砦ほどもある、なんの支 [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 「子供のころ、曽祖父から聞いた話だが」朽ちかけた祠を前に、男は言った。「この山の下に、なにかが眠っている。「ひとたび目覚めれば、その力は大地を穿ち、その声は天を引き裂くという、とんでもない化け物が。 我が家の言い伝えによれば、そいつによって、世界は一度滅びかけたそうだ。 そのときの俺のご先祖が、今は失われた秘術でその化け物をこの山の中に眠らせて、世界を救った。「だが、ついに滅ぼすことは出来なかった [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 「アンドロス・ロデ・ギロッパがそんなことを?彼らは武器商人ではないのか?」「戦があれば武器が売れる。情報があれば火種を拾える。つなぎ合わすのは簡単さ」「最低のクソどもだ。人の生き血を啜って生きてる」横で聞いていた男が。なぜか吐き捨てるように言った。「そんな風に言うもんじゃないよ」いさめるように老女は言った。「だれだって、生れ落ちる時と場所を選べやしないさ」 [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 「いつだって火種があるところに煙が上がるものさ。併合時の恨みつらみを利用されたんだろう」「利用した?では反乱が目的ではなかったのか?誰が?なんのために?」「反乱のために用意された武器の出所を調べな。たぶん黒いのにぶつかるよ」「黒いの?」「ギロッパさ。あの連中はいつもそういう機会を狙ってるからね」アンドロス・ロデ・ギロッパ。古い古い異国の言葉で『黒衣の隠遁者』という意味らしい。彼らが誰であるのか、知 [続きを読む]
  • エストックとスティレット
  • 「さてと。お次はあんただね」老女はこちらに向き直って言った。「私の事も知っているのか?」「もちろん。でなきゃこんな商売やってられないさ。客が来なけりゃあっという間に干上がっちまう」「客が来ることぐらい分からなきゃね」なんでもないことのように言った。「あんたは裏の情報屋としてあたしに会いにきた」「求めてるのは情報」「今回の反乱の背後関係、そうだろう?」流された血は予想以上に多かった。反乱軍中枢に完璧 [続きを読む]
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