the salaryman さん プロフィール

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the salarymanさん: サラリーマンの読書エッセイ
ハンドル名the salaryman さん
ブログタイトルサラリーマンの読書エッセイ
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/salaryman_essay/
サイト紹介文本を読んでふと何かを思うとき、徒然なるままに書く簡単書評とショートエッセイです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2012/09/30 13:45

the salaryman さんのブログ記事

  • 山月庵茶会記/葉室麟
  •  妻の死の真相は。妻に不義密通の汚名を着せたのはいったい誰なのか―。政争に敗れ、その後茶人として大成した柏木靱負が、静かに謎解きに挑みます。妻の心が明らかになるラストは、涙を誘います。久々に一気読みでした。taste:★★★★☆山月庵茶会記 (講談社文庫) [文庫]葉室 麟講談社2017-04-14葉室麟(2015/2017)講談社文庫かつて政争に敗れ黒島藩を去った元勘定奉行・柏木靱負が、千利休の流れを汲む茶人として国に帰って [続きを読む]
  • 経営幹部 仕事の哲学/田口力
  •  著者・田口さんの講義を受ける機会に恵まれ、是非とも著書を読みたくなりました。GEで幹部育成教育を担当した田口さん。わかりやすさや説得力はさすがです。世界最高のリーダーシップ育成機関の経営哲学は、たいへん勉強になりました。taste:★★★★★世界最高リーダーシップ育成機関が教える 経営幹部 仕事の哲学 これからの日本企業に必須のエグゼクティブ・リーダーシップ [単行本]田口 力日本能率協会マネジメントセンタ [続きを読む]
  • リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ」/清水勝彦
  •  先日「転職」したこともあって、久しぶりにしっかりしたビジネス書を読みました。一言で言えば、「過去や慣習にとらわれず本質を求めるべし」ということですね。納得です。繰り返し読みたくなる、明快で説得力のある名著です。taste:★★★★★リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ 」 [単行本]日経BP社2017-02-23清水勝彦(2017)日経BP社知識だけは山のようにあるが、何が本当に正しく、何を捨てなくてはならないかとい [続きを読む]
  • 遠い太鼓/村上春樹
  •  村上春樹さんの、ギリシャ・イタリアを中心とした3年間の欧州滞在紀です。長く村上春樹は読んでいない僕が、書店で見つけたこの本に興味を持ちました。南欧の生活や社会事情に興味を深めながら、村上さんの文章を楽しめます。taste:★★★★★遠い太鼓 (講談社文庫) [文庫]村上 春樹講談社1993-04-05村上春樹(1990/1993)講談社文庫ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その [続きを読む]
  • かんたん開脚で超健康になる!/佐藤良彦
  • 新聞広告でこの本を見た日、書店に行ったら平積みになっていました。元来からだの硬い僕ですので、迷わずこの本を手に入れた次第です。でも結局、訓練しなければ柔らかくならないんですね。当りまえか。taste:★★★★☆かんたん開脚で超健康になる!: たった4つの「真向法」体操 (王様文庫) [文庫]佐藤 良彦三笠書房2017-03-02佐藤良彦(2017)三笠書房/王様文庫あなたも”体感”してください!立って前にかがんでも、手が地面に [続きを読む]
  • 天下り酒場/原宏一
  •  奇想天外のお笑い小説が得意な原宏一さん。この短篇集も笑えます。ただ、この作品集はどれも「やってみたらとんでもないことに・・・」が基本。どれもパターンは同じで、ちょっとマンネリ感は否めないかな。taste:★★★☆☆天下り酒場 (祥伝社文庫) [文庫]原 宏一祥伝社2007-10-20原宏一(2007)祥伝社文庫経営不振の割烹居酒屋『やすべえ』の店主ヤスは、ある人物を雇って欲しいと常連客に頼まれた。それはなんと、片倉という県 [続きを読む]
  • 陽炎の門/葉室麟
  • 葉室さんらしい、藩に渦巻く不正や陰謀に巻き込まれる武士の物語です。この作品は、そんな中でもちょっと手の込んだ、サスペンス風の仕上りでした。慣れない職場で、孤独な立場に追い込まれた若者・・・。それ、辛いよね。taste:★★★☆☆陽炎の門 (講談社文庫) [文庫]葉室 麟講談社2016-04-15葉室麟(2013/2016)講談社文庫下士上がりで執政に昇り詰めた桐谷主水(きりやもんど)。執政となり初登城した日から、忌まわしい事件が蒸 [続きを読む]
  • 夢をまことに(上)(下)/山本兼一
  •  主役は江戸時代の発明家という、時代小説としてはやや異色の作品です。それでも、過去から現代へ向けたメッセージのような物語が新鮮でした。夢を抱いてときめく心こそ、物を生み出す力。興味深く、楽しめる小説でした。taste:★★★★☆夢をまことに 上 (文春文庫) [文庫]山本 兼一文藝春秋2017-02-10夢をまことに 下 (文春文庫) [文庫]山本 兼一文藝春秋2017-02-10山本兼一(2015/2017)文春文庫近江国友村の鉄砲鍛冶である一 [続きを読む]
  • 毎日の暮らしが輝く52の習慣/ブレット・ブルーメンソール
  •  明らかに女性向けの本です。でも、書店で興味を引かれて手に入れました。「1週間に1つずつ」というサブタイトルはあまり気にせずとも、生活の参考書として。すこやかな美しい心で人生に向き合う・・・。そんなことを考えてみるのもいいかな。taste:★★★★★1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣 [単行本(ソフトカバー)]ブレット・ブルーメンソールディスカヴァー・トゥエンティワン2016-07-14ブレット・ブルーメンソ [続きを読む]
  • 佳代のキッチン/原宏一
  • 『居酒屋ぼったくり』シリーズ以来、料理が絡んだ小説を時々読みます。この作品は、「移動調理屋」を営む女性の物語。書店で見つけて心を引かれました。はい、十分に楽しめました。でも、佳代の身の上に関する背景がややチープかな。taste:★★★☆☆佳代のキッチン (祥伝社文庫) [文庫]原 宏一祥伝社2013-07-24原宏一(2010/2013)祥伝社文庫十五年前に失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」を始 [続きを読む]
  • ヒア・カムズ・ザ・サン/有川浩
  •  有川浩の心温まる小説に出会いたくて、この本を手にしました。でも、う〜ん・・・。好みによるとは思いますが、僕は正直なところ、おもしろくなかったです。幼くて変わったおじさんにまつわる事実を明かしただけみたいで、残念です。taste:★★☆☆☆ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫) [文庫]有川 浩新潮社2013-09-28有川浩(2011/2013)新潮文庫編集者の古川真也は、特殊な能力を持っていた。手に触れた物に残る記憶が見えてしま [続きを読む]
  • 砂漠の塩/松本清張
  • 実は僕は、松本清張の小説を読んだことがありませんでした。この本が初体験です。古い小説で、ストーリーもシンプルながら、さすがにこれは読ませるものがあります。それぞれのパートナーを裏切り、愛を貫く二人は、何を考えたのでしょうか・・・。taste:★★★★☆砂漠の塩 (新潮文庫) [文庫]松本 清張新潮社1982-09-28松本清張(1967/2010)新潮文庫夫を日本に残し参加したヨーロッパツアー。最初の目的地パリで一行と別れた野 [続きを読む]
  • 蜜蜂と遠雷/恩田陸
  •  読んだ時はまだ候補作だったこの小説、第156回直木賞受賞が決まりました。ピアノのコンテストを題材にした、『チョコレートコスモス』と少し似た構成です。迫力ある、いい作品でした。僕の「恩田陸観」の中では大当たりです。taste:★★★★★蜜蜂と遠雷 [単行本]恩田 陸幻冬舎2016-09-23恩田陸(2016)幻冬舎3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する [続きを読む]
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続/宮部みゆき
  • やや超常的なお話とはいえ、宮部さんの作品では比較的好きなシリーズです。ホラーの要素を含みながらも、人間の心に根ざした奥の深さが光ります。この作品が第三弾。徐々にそんな深みが増してきて、はい、今回も満足でした。taste:★★★★☆泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) [文庫]宮部 みゆきKADOKAWA/角川書店2016-06-18宮部みゆき(2013/2016)角川文庫三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる百物語が [続きを読む]
  • 仇敵/池井戸潤
  • 池井戸さんの、少し古い作品です。今ほど著名ではなかった頃かもしれません。だからでしょうか、企業の不正や力関係が題材の比較的シンプルな構成です。過去には、企業内にはこんな歪みが埋もれていたのかもしれませんねえ・・・。taste:★★★★☆仇敵 (講談社文庫) [文庫]池井戸 潤講談社2006-01-15池井戸潤(2003/2006)講談社文庫エリートバンカーの恋窪商太郎は、いわれなき罪を着せられ東都首都銀行を辞職、地方銀行の庶務行員 [続きを読む]
  • 図書館戦争/有川浩
  • 有川さん得意の自衛隊とドタバタ劇を合体したような、不可思議な小説です。おもしろいお話ではありますが、背景があまりに非現実的で、僕はダメでした・・・。シリーズでコミックになっているようです。この小説はその方が合ってるかな。taste:★★☆☆☆図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫) [文庫]有川 浩KADOKAWA/角川書店2011-04-23有川浩(2006/2011)角川文庫2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる「メ [続きを読む]
  • 風花帖/葉室麟
  • 僕の故郷・小倉を舞台にして、藩の騒動に恋が絡む内容の濃い時代小説です。男女の心と人情、そして藩に渦巻くお家騒動。葉室さん得意のパターンですね。それでも飽きさせないのは見事です。今回もじっくり、堪能できました。taste:★★★★☆風花帖 (朝日文庫) [文庫]葉室麟朝日新聞出版2016-10-07葉室麟(2014/2016)朝日文庫小倉藩勘定方の印南新六は、生涯をかけて守ると誓った女性・吉乃のため、意に染まぬ刺客として藩の騒動 [続きを読む]
  • 天才/石原慎太郎
  • 石原慎太郎が田中角栄の生涯を一人称で語る、伝記的なベストセラー小説です。石原氏が「この歳になって凄さが身にしみた」と述懐する、田中角栄。賛否両論がある中、リーダーとしての手腕は学ぶところが多いように思います。taste:★★★★☆天才 [単行本]石原 慎太郎幻冬舎2016-01-22石原慎太郎(2016)幻冬舎この歳になって田中角栄の凄さが身にしみた―高等小学校卒。幼い頃から身につけた金銭感覚と類稀なる人間通を武器に、 [続きを読む]
  • 仕事に効く教養としての「世界史」/出口治明
  •  出口さんの著書は、今年『人生を面白くする本物の教養』を読みました。「仕事に効く」の意味はさておき、歴史ってまさに「教養」だと思います。どう活かすかは人それぞれ。「歴史のすすめ」くらいに受け止めたい本です。taste:★★★★☆仕事に効く 教養としての「世界史」 [単行本]出口 治明祥伝社2014-02-22出口治明(2014)祥伝社先人に学べ、そして歴史を自分の武器とせよ。人類5000年史から現代を読み解く10の視点とは。京 [続きを読む]
  • 紫匂う/葉室麟
  •  平凡に、淡々と暮らす夫婦。寡黙な夫の心の奥底には、妻への深い愛が・・・。いざというとき、妻を信じて果敢に行動する夫・蔵太に心を打たれます。葉室さんらしい、日本人の心模様を描いた傑作です。taste:★★★★☆紫匂う (講談社文庫) [文庫]葉室 麟講談社2016-10-14葉室麟(2014/2016)講談社文庫寡黙で実直な夫・蔵太と共に平穏に暮らす澪の前に、一度だけ契りをかわした幼馴染みの笙平が現れた。藩内抗争に巻き込まれ咎を受 [続きを読む]
  • 約束の海/山崎豊子
  •  自衛隊に関連した小説として、元単身赴任のYHさんにご紹介いただきました。山崎さんの遺作で、残念ながら未完ながら、思いは十分に伝わってきます。自衛隊についての日本の認識は、実に複雑・・・。未完成でも心に響く作品です。taste:★★★★★約束の海 (新潮文庫) [文庫]山崎 豊子新潮社2016-07-28山崎豊子(2014/2016)新潮文庫海上自衛隊の潜水艦「くにしお」と釣り船が衝突、多数の犠牲者が出る惨事に。マスコミの批判、遺族 [続きを読む]
  • 民王/池井戸潤
  •  日本の総理大臣と、それを取り巻く政治家たちを登場人物としたコメディです。事実とは無関係としながらも、現実に見覚えのあるシーンがたびたび登場します。池井戸潤のセンスに期待して手にしましたけど、う〜ん、ちょっと失望・・・。taste:★★☆☆☆民王 (文春文庫) [文庫]池井戸 潤文藝春秋2013-06-07池井戸潤(2019/2013)文春文庫「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治 [続きを読む]
  • 全然おもしろい話題でしょうか?/【番外】気になる日本語(15)
  •  お腹がすいた・・・。今、何かを食べておかないと、この特急列車を降りてからでは昼食は取れそうにない。不覚だった。僕はその日、昼飯の時間を全く考慮せずに、出張の計画を立ててしまったのである。と、その時、前方の電光掲示板に文字が流れ始めた。右から左へゆっくりと、「この列車には・・・飲み物やお食事などの・・・車内販売が・・・」。あ、よかった。昼飯時にちゃんと知らせてくれるのはありがたいよ。販売促進にも抜かりがないね [続きを読む]
  • 旅猫リポート/有川浩
  • 有川浩の作品を検索して見つけました。評価が高いようなので購入した次第です。子どもでも読めるような配慮でもわかる通り、広い年代に読まれている作品です。猫と人の立場が、交互に現れる構成も飽きさせません。ラストは涙の傑作です。taste:★★★★★旅猫リポート (講談社青い鳥文庫) [新書]有川 浩講談社2015-03-13有川浩(2012/2015)講談社青い鳥文庫人気大作家、有川浩の作品が、青い鳥文庫に初登場!ぼくはオス猫のナナ [続きを読む]