the salaryman さん プロフィール

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the salarymanさん: サラリーマンの読書エッセイ
ハンドル名the salaryman さん
ブログタイトルサラリーマンの読書エッセイ
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/salaryman_essay/
サイト紹介文本を読んでふと何かを思うとき、徒然なるままに書く簡単書評とショートエッセイです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2012/09/30 13:45

the salaryman さんのブログ記事

  • 夢をまことに(上)(下)/山本兼一
  •  主役は江戸時代の発明家という、時代小説としてはやや異色な作品です。それでも、過去から現在へ向けて訴えかけてくるような物語の展開が新鮮でした。夢を抱いてときめく心こそ、物を生み出す力。興味深く、楽しめる小説でした。taste:★★★★☆夢をまことに 上 (文春文庫) [文庫]山本 兼一文藝春秋2017-02-10夢をまことに 下 (文春文庫) [文庫]山本 兼一文藝春秋2017-02-10山本兼一(2015/2017)文春文庫近江国友村の鉄砲鍛冶 [続きを読む]
  • 毎日の暮らしが輝く52の習慣/ブレット・ブルーメンソール
  •  明らかに女性向けの本です。でも、書店で興味を引かれて手に入れました。「1週間に1つずつ」というサブタイトルはあまり気にせずとも、生活の参考書として。すこやかな美しい心で人生に向き合う・・・。そんなことを考えてみるのもいいかな。taste:★★★★★1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣 [単行本(ソフトカバー)]ブレット・ブルーメンソールディスカヴァー・トゥエンティワン2016-07-14ブレット・ブルーメンソ [続きを読む]
  • 佳代のキッチン/原宏一
  • 『居酒屋ぼったくり』シリーズ以来、料理が絡んだ小説を時々読みます。この作品は、「移動調理屋」を営む女性の物語。書店で見つけて心を引かれました。はい、十分に楽しめました。でも、佳代の身の上に関する背景がややチープかな。taste:★★★☆☆佳代のキッチン (祥伝社文庫) [文庫]原 宏一祥伝社2013-07-24原宏一(2010/2013)祥伝社文庫十五年前に失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」を始 [続きを読む]
  • ヒア・カムズ・ザ・サン/有川浩
  •  有川浩の心温まる小説に出会いたくて、この本を手にしました。でも、う〜ん・・・。好みによるとは思いますが、僕は正直なところ、おもしろくなかったです。幼くて変わったおじさんにまつわる事実を明かしただけみたいで、残念です。taste:★★☆☆☆ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫) [文庫]有川 浩新潮社2013-09-28有川浩(2011/2013)新潮文庫編集者の古川真也は、特殊な能力を持っていた。手に触れた物に残る記憶が見えてしま [続きを読む]
  • 砂漠の塩/松本清張
  • 実は僕は、松本清張の小説を読んだことがありませんでした。この本が初体験です。古い小説で、ストーリーもシンプルながら、さすがにこれは読ませるものがあります。それぞれのパートナーを裏切り、愛を貫く二人は、何を考えたのでしょうか・・・。taste:★★★★☆砂漠の塩 (新潮文庫) [文庫]松本 清張新潮社1982-09-28松本清張(1967/2010)新潮文庫夫を日本に残し参加したヨーロッパツアー。最初の目的地パリで一行と別れた野 [続きを読む]
  • 蜜蜂と遠雷/恩田陸
  •  読んだ時はまだ候補作だったこの小説、第156回直木賞受賞が決まりました。ピアノのコンテストを題材にした、『チョコレートコスモス』と少し似た構成です。迫力ある、いい作品でした。僕の「恩田陸観」の中では大当たりです。taste:★★★★★蜜蜂と遠雷 [単行本]恩田 陸幻冬舎2016-09-23恩田陸(2016)幻冬舎3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する [続きを読む]
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続/宮部みゆき
  • やや超常的なお話とはいえ、宮部さんの作品では比較的好きなシリーズです。ホラーの要素を含みながらも、人間の心に根ざした奥の深さが光ります。この作品が第三弾。徐々にそんな深みが増してきて、はい、今回も満足でした。taste:★★★★☆泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) [文庫]宮部 みゆきKADOKAWA/角川書店2016-06-18宮部みゆき(2013/2016)角川文庫三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる百物語が [続きを読む]
  • 仇敵/池井戸潤
  • 池井戸さんの、少し古い作品です。今ほど著名ではなかった頃かもしれません。だからでしょうか、企業の不正や力関係が題材の比較的シンプルな構成です。過去には、企業内にはこんな歪みが埋もれていたのかもしれませんねえ・・・。taste:★★★★☆仇敵 (講談社文庫) [文庫]池井戸 潤講談社2006-01-15池井戸潤(2003/2006)講談社文庫エリートバンカーの恋窪商太郎は、いわれなき罪を着せられ東都首都銀行を辞職、地方銀行の庶務行員 [続きを読む]
  • 図書館戦争/有川浩
  • 有川さん得意の自衛隊とドタバタ劇を合体したような、不可思議な小説です。おもしろいお話ではありますが、背景があまりに非現実的で、僕はダメでした・・・。シリーズでコミックになっているようです。この小説はその方が合ってるかな。taste:★★☆☆☆図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫) [文庫]有川 浩KADOKAWA/角川書店2011-04-23有川浩(2006/2011)角川文庫2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる「メ [続きを読む]
  • 風花帖/葉室麟
  • 僕の故郷・小倉を舞台にして、藩の騒動に恋が絡む内容の濃い時代小説です。男女の心と人情、そして藩に渦巻くお家騒動。葉室さん得意のパターンですね。それでも飽きさせないのは見事です。今回もじっくり、堪能できました。taste:★★★★☆風花帖 (朝日文庫) [文庫]葉室麟朝日新聞出版2016-10-07葉室麟(2014/2016)朝日文庫小倉藩勘定方の印南新六は、生涯をかけて守ると誓った女性・吉乃のため、意に染まぬ刺客として藩の騒動 [続きを読む]
  • 天才/石原慎太郎
  • 石原慎太郎が田中角栄の生涯を一人称で語る、伝記的なベストセラー小説です。石原氏が「この歳になって凄さが身にしみた」と述懐する、田中角栄。賛否両論がある中、リーダーとしての手腕は学ぶところが多いように思います。taste:★★★★☆天才 [単行本]石原 慎太郎幻冬舎2016-01-22石原慎太郎(2016)幻冬舎この歳になって田中角栄の凄さが身にしみた―高等小学校卒。幼い頃から身につけた金銭感覚と類稀なる人間通を武器に、 [続きを読む]
  • 仕事に効く教養としての「世界史」/出口治明
  •  出口さんの著書は、今年『人生を面白くする本物の教養』を読みました。「仕事に効く」の意味はさておき、歴史ってまさに「教養」だと思います。どう活かすかは人それぞれ。「歴史のすすめ」くらいに受け止めたい本です。taste:★★★★☆仕事に効く 教養としての「世界史」 [単行本]出口 治明祥伝社2014-02-22出口治明(2014)祥伝社先人に学べ、そして歴史を自分の武器とせよ。人類5000年史から現代を読み解く10の視点とは。京 [続きを読む]
  • 紫匂う/葉室麟
  •  平凡に、淡々と暮らす夫婦。寡黙な夫の心の奥底には、妻への深い愛が・・・。いざというとき、妻を信じて果敢に行動する夫・蔵太に心を打たれます。葉室さんらしい、日本人の心模様を描いた傑作です。taste:★★★★☆紫匂う (講談社文庫) [文庫]葉室 麟講談社2016-10-14葉室麟(2014/2016)講談社文庫寡黙で実直な夫・蔵太と共に平穏に暮らす澪の前に、一度だけ契りをかわした幼馴染みの笙平が現れた。藩内抗争に巻き込まれ咎を受 [続きを読む]
  • 約束の海/山崎豊子
  •  自衛隊に関連した小説として、元単身赴任のYHさんにご紹介いただきました。山崎さんの遺作で、残念ながら未完ながら、思いは十分に伝わってきます。自衛隊についての日本の認識は、実に複雑・・・。未完成でも心に響く作品です。taste:★★★★★約束の海 (新潮文庫) [文庫]山崎 豊子新潮社2016-07-28山崎豊子(2014/2016)新潮文庫海上自衛隊の潜水艦「くにしお」と釣り船が衝突、多数の犠牲者が出る惨事に。マスコミの批判、遺族 [続きを読む]
  • 民王/池井戸潤
  •  日本の総理大臣と、それを取り巻く政治家たちを登場人物としたコメディです。事実とは無関係としながらも、現実に見覚えのあるシーンがたびたび登場します。池井戸潤のセンスに期待して手にしましたけど、う〜ん、ちょっと失望・・・。taste:★★☆☆☆民王 (文春文庫) [文庫]池井戸 潤文藝春秋2013-06-07池井戸潤(2019/2013)文春文庫「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治 [続きを読む]
  • 全然おもしろい話題でしょうか?/【番外】気になる日本語(15)
  •  お腹がすいた・・・。今、何かを食べておかないと、この特急列車を降りてからでは昼食は取れそうにない。不覚だった。僕はその日、昼飯の時間を全く考慮せずに、出張の計画を立ててしまったのである。と、その時、前方の電光掲示板に文字が流れ始めた。右から左へゆっくりと、「この列車には・・・飲み物やお食事などの・・・車内販売が・・・」。あ、よかった。昼飯時にちゃんと知らせてくれるのはありがたいよ。販売促進にも抜かりがないね [続きを読む]
  • 旅猫リポート/有川浩
  • 有川浩の作品を検索して見つけました。評価が高いようなので購入した次第です。子どもでも読めるような配慮でもわかる通り、広い年代に読まれている作品です。猫と人の立場が、交互に現れる構成も飽きさせません。ラストは涙の傑作です。taste:★★★★★旅猫リポート (講談社青い鳥文庫) [新書]有川 浩講談社2015-03-13有川浩(2012/2015)講談社青い鳥文庫人気大作家、有川浩の作品が、青い鳥文庫に初登場!ぼくはオス猫のナナ [続きを読む]
  • 月の上の観覧車/荻原浩
  • この作家は初めてです。売れているようなので、読んでみることにしました。短編が八篇。どれも主人公の過去を描いた、泣かせる物語です。でも・・・。僕には、どれも過去の悲しみをなぞっているだけのような気がしました。taste:★★☆☆☆月の上の観覧車 (新潮文庫) [文庫]荻原 浩新潮社2014-02-28荻原浩(2011/2014)新潮文庫閉園後の遊園地。高原に立つ観覧車に乗り込んだ男は月に向かってゆっくりと夜空を上昇していく。いったい [続きを読む]
  • アンマーとぼくら/有川浩
  •  最近、有川浩の作品にハマってます。先日、この単行本に飛びつきました。主人公である息子「リョウ」が、沖縄に住む母親と過ごした三日間の物語です。母親は実母ではなく継母。過去の父親との確執に、涙してしまうお話でした。 taste:★★★★☆アンマーとぼくら [単行本]有川 浩講談社2016-07-20有川浩(2016)講談社「過去は変わらない。変えられるのは、今だけだ」母と過ごす三日間。恩返しは、今からでも遅くない。休暇で [続きを読む]
  • 読ませる自分史の書き方/工藤美代子
  •  作文を書くというちょっとヘンな趣味を持つ僕にとって、納得できる本でした。「自分史」なるものを土俵にすれば、いわゆるハウツー本に類するかもしれません。でも、自分史に限らず、人に読んでもらうには一定のスタイルが必要ですよね。taste:★★★☆☆読ませる自分史の書き方 (幻冬舎新書) [新書]工藤 美代子幻冬舎2016-07-29工藤美代子(2016)幻冬舎新書読みたい人より、書きたい人が多い時代である。なかでも自分史ブーム [続きを読む]
  • 空飛ぶ広報室/有川浩
  •  不慮の事故で、ブルーインパルスの夢を断たれた若き航空自衛隊員。配転となった広報室で、自衛隊が突きつけられた現実を目の当たりにし・・・。事実、自衛隊にはそんな宿命があることでしょう。涙モノの感動作です。taste:★★★★★空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫) [文庫]有川 浩幻冬舎2016-04-12有川浩(2012/2016)幻冬舎文庫不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けてい [続きを読む]
  • 植物図鑑/有川浩
  •  最近、有川さんの小説をいくつか読みました。どれもほのぼのして、好きです。この『植物図鑑』も、微笑ましい恋愛小説でした(決して図鑑ではありません)。映画になって、ただいま大ヒット上映中(7/23〜)、とのこと。納得です。taste:★★★★★植物図鑑 (幻冬舎文庫) [文庫]有川 浩幻冬舎2013-01-11有川浩(2009/2013)幻冬舎文庫お嬢さん、よかったら僕を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です―。思わず [続きを読む]
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ/土橋章宏
  •  傑作『超高速! 参勤交代』の続編です。前回は「参勤」、今度は帰りの「交代」。前作で、「5日で参勤」の難題をやり遂げた湯長谷藩、帰国時にまたも試練が・・・。これもおもしろいです。前作よりもやや固いところも出てきて、深みが増したかな。taste:★★★★★超高速!参勤交代 リターンズ (講談社文庫) [文庫]土橋 章宏講談社2016-06-15土橋章宏(2015/2016)講談社文庫「5日で参勤」の難題をやりきり、命じた老中の顔を潰し [続きを読む]
  • 至高の音楽/百田尚樹
  •  百田尚樹の趣味のエッセイです。百田さん、クラシックマニアなんですね。しかし、内容は決してマニアックではありませんし、純粋にエッセイとしても楽しめます。サブタイトルは『クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方』。はい、その気になります・・・。taste:★★★★★至高の音楽 (PHP新書) [新書]百田 尚樹PHP研究所2015-12-16百田尚樹(2013/2016)PHP新書「その時は不意に訪れた。それまで幾度聴いても何も感じなかった私の心 [続きを読む]