seitaro さん プロフィール

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seitaroさん: 阪急沿線文学散歩
ハンドル名seitaro さん
ブログタイトル阪急沿線文学散歩
ブログURLhttp://nishinomiya.areablog.jp/bungakusanpo
サイト紹介文阪神間にゆかりの小説随筆の舞台を訪ねます。野坂昭如、小松左京、谷崎潤一郎、須賀敦子、宮本輝、小川洋子
自由文火垂るの墓、歌う女、細雪、本に読まれて、にぎやかな天地、ミーナの冒険、涼宮ハルヒの消失
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供271回 / 365日(平均5.2回/週) - 参加 2012/10/10 09:42

seitaro さんのブログ記事

  • ディズニー映画『美女と野獣』図書室のモデルは?
  • 昨晩、阪急西宮ガーデンズでディズニーの実写版『美女と野獣』を見てきました。「ハリー・ポッター シリーズ」のエマ・ワトソンの主演で、彼女の歌唱力も素晴らしく、久々に俳優としての成長ぶりを見て嬉しくなりました。セットとCGを駆使して夢の世界にいざなってくれる実写版。さすが総制作費1億6000万ドル(約177億円)という巨額を投じた映像で、楽しませてくれました。 エマ・ワトソン演じるヒロイン「ベル」は読書 [続きを読む]
  • 遠藤周作の未公開恋文みつかる(4月22日日本経済新聞文化面)
  • 4月22日の日本経済新聞文化面に遠藤周作の未公開の恋文がみつかったことが報じられていると「パイン」さんから教えていただきました。 遠藤周作は昭和25年6月に戦後最初の留学生としてフランスの現代カトリック文学を勉強するため、横浜港を出港しました。しかし昭和26年末から血痰が出、体調を崩し、療養生活を送り、昭和28年2月にマルセイユを発ち、日本に帰国しています。 その当時の様子や心の葛藤は、『ルーアンの丘 [続きを読む]
  • 早川茉莉編『京都好き』は文学好きには手放せない京都案内
  • リタイアして、京都に時々出かけるようになりました。多くの文学作品の舞台になっている京都ですが、地理に詳しくなく、どのように巡るかが悩みの種でした。それを解決してくれたのが、早川茉莉さんの『京都好き』。 森茉莉、渡辺たおり、植草甚一、池波正太郎、山田詠美ら29人の、作家、詩人、エッセイストの魅力ある京都のアンソロジー。 もちろん早川茉莉さんの「のばら珈琲」のエッセイも含まれています。巻末 [続きを読む]
  • 石野伸子さんの講演「阪神間ゆかりの作家たち」河野多恵子
  • 4月から芦屋市公民館で産経新聞編集委員の石野伸子さんによる「阪神間ゆかりの作家たち」(全4回)の講演が始まりました。笹舟倶楽部さんもご出席でした。http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061232/p11587661c.html 石野さんは産経新聞で「浪花女を読み直す」というコラムを連載されています。その取材の過程で発見された阪神間について紹介され、第一回は戦後日本の女性作家の代表格で、少女時代に香櫨園に住んだ河野多 [続きを読む]
  • 椹野道流『最後の晩ごはん』主人公五十嵐海里の実家は東灘区岡本
  • 芦屋を舞台とした小説『最後の晩ごはん』の第一作は「ふるさととだし巻き卵」。捏造されたスキャンダルで活動休止に追い込まれた若手イケメン俳優の五十嵐海里は、全てを失い、郷里の神戸まで戻ります。海里はJR摂津本山駅から実家のある岡本まで歩いたようです。<それから五時間後、海里は実家の最寄りの駅に降り立った。兵庫県神戸市の、JR摂津本山駅。青い瓦屋根の、一見、一般家屋のような駅舎が懐かしい。ミュージカル俳優に [続きを読む]
  • アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で夙川公園が世界に発信された
  • NHK・BSプレミアムで4月から西宮北高を舞台としたTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』が毎週金曜日の午後11時45分から再放送されています。全28話。 4月21日の第3話では主人公キョンと朝比奈ミクルさんが夙川公園でデートする様子が描かれています。場所は苦楽園口橋と大井手橋の間のようです。 夙川公園の桜は散り、今は青葉が目を休ませてくれます。『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場する夙川公園は日本政府観光局発行の「JAPAN ANIM [続きを読む]
  • 南郷山にヴォーリズ建築事務所設計の建築物が出現か
  • 今年110周年を迎える夙川地区自治会長様より、夙川に残っているヴォーリズ設計の建物について教えていただきました。(「夙川地区100年のあゆみ」より) 多くのヴォーリズ設計の外国人住宅があった夙川地区ですが、旧ナショナルシテイ銀行社宅やヨスト邸は既に取り壊されてしまいました。(映画『She's Rain』より)(旧ヨスト邸) 今もメンテナンスされ残っているのは西田ひかるさんのご主人の実家や広岡邸など数軒にすぎないと [続きを読む]
  • 遠藤周作の戯曲『薔薇の館』のブルーネ神父のモデルはメルシェ神父
  • 遠藤周作の戯曲『薔薇の館』は昭和17年4月から昭和21年にかけての軽井沢の教会が舞台。かつて薔薇の花で彩られていた瀟洒な教会で、戦争という事態に直面した修道士や信者、教会に集う人々の苦悩が描かれ、それは遠藤周作自身が抱えていたキリストを信じることへの苦悩でした。遠藤周作は次のように述べています。<幸い私は、この戯曲を執筆する前に現実に戦争中、日本のある村で起こった一つの事件を知っていた。その事件はここ [続きを読む]
  • 戦後初めてのフランス留学記、遠藤周作『赤ゲットの佛蘭西旅行』
  • 先日NHK-BSのプレミアムカフェで「遠藤周作・ルーアンの丘から〜よみがえるフランス留学記〜」が再放送されていました。 長塚圭史が、1998年に出版された「ルーアンの丘」など遠藤周作の著作をもとに、その足跡をフランス各地に訪ね、一人の偉大な作家が誕生するまでの心の軌跡を辿ったもので、遠藤ファンとしては、その映像は興味深く、参考になるものばかりでした。『ルーアンの丘』には「赤ゲットの佛蘭西旅行」と「滞仏日記」が [続きを読む]
  • 原田マハさんの『おいしい水』に登場する夙川・芦屋川の桜並木
  • 夙川の桜も散り始めました。  原田マハさんは関西学院に通っていたことからでしょう、学生時代の思い出をモデルにした小説に『おいしい水』があります。 そこに阪急電車と夙川・芦屋川の桜並木の様子が描かれていました。<あずき色の電車は、大阪・梅田から、私の住む西宮北口という駅を通って、神戸・三宮、新開地まで走っていた。特急ならば、西宮北口から三宮まで十分ちょっと。物足りなくて、私はしばしば普通電車に乗った [続きを読む]
  • 原田マハさんの思い出の桜が満開
  • 原田マハさんは1981年に山陽女子学園から関西学院大学に入学し、岡山から阪神間に出てきた時のことを次のように話されていました。「憧れの神戸に来て、西宮と神戸の間の忘れられない風景があります。阪急電車で芦屋川を通った時に、桜がバーっと咲いていてるのが見えて、その車窓の風景に歓迎されているようで、自分の中では忘れられない青春の一枚の写真となって記憶に残っています。」上の写真は阪急芦屋川駅のプラットホ [続きを読む]
  • 雨に煙る夙川公園の桜並木
  • 昨日は朝から小雨が止まず、昼間も雨もよいの空のままでした。しかし、夙川公園の桜は満開。このタイミングを逃してはと早朝から散歩。甲陽線鉄橋から夙川公園を下ってみました。天候のおかげで、人影はまばら、ゆっくり花見をさせてもらいました。静かな夙川公園です。今朝はそろそろ陽射しもでてきましたので、多くの花見客で賑わうことでしょう。 [続きを読む]
  • 井上靖『黒い蝶』は小谷正一をモデルとしたもう一つの物語
  • 井上靖と小谷正一は同じ年に大阪毎日新聞に入社し、お互いを認め合う間柄で、井上靖は、小谷正一をモデルにして、いくつかの小説をかいています。 『黒い蝶』は事業に失敗して破産した主人公・三田村伸作が、あるきっかけからソ連の天才ヴァイオリニスト「ムラビヨフ」の招聘に取り組んでいく姿を描いたものです。 この小説は戦後間もない時代背景をもとに、多くの特徴のある人物が登場し、読みだすと思わず引き込まれる物語にな [続きを読む]
  • さくら祭りで公開されていた山本清記念財団旧山本家住宅へ
  • 桜はまだちらほら咲きですが、好天に恵まれた4月2日・日曜日、夙川の人出は驚くほどでした。 さくら祭りにあわせて、国の登録有形文化財に指定されている旧山本家住宅が公開されており、訪ねてみました。 この建物が建てられた昭和13年、夙川が阪神間モダニズムを代表する高級住宅地として開発されていた時代。阪神淡路大震災にも倒壊せず、当時の高級住宅の佇まいが山本清記念財団により良好に保たれています。 県道82号線に面 [続きを読む]
  • 『LEADERS リーダーズ』(原作『小説日銀管理』)はどこまでフィクション
  • 先日放映された『LEADERS リーダーズⅡ』の最後の場面で、昔先見の明がないとバカにした酒田ガレージの社長酒田健太郎がアイチ自動車にやって来て、アイチ車を販売させてくれと申し出ますが、愛知佐一郎のあとを継いで社長となった石山又造が、断って追い返すという胸のすくシーンがありました。 もちろんアイチ自動車のモデルはトヨタ、愛知佐一郎は豊田喜一郎、石山又造のモデルはトヨタ中興の祖といわれた石田退三です。 原作 [続きを読む]