風波 涼音 さん プロフィール

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風波 涼音さん: ファンシーの扉
ハンドル名風波 涼音 さん
ブログタイトルファンシーの扉
ブログURLhttp://takumi0308.blog.fc2.com/
サイト紹介文ハッピーエンド推進王道恋愛FTです。(R指定一部有)長編〜番外編SSまで。得意キーワード:異世界/貴族/令嬢/王子/従者etc
自由文ハッピーエンド推進の王道恋愛FT小説サイトです。(R指定一部有)
長編王道恋愛FT「パウリンの娘」「記憶の彼方とその果てに」完結しました。番外編有。
こちらはR度UPバージョンをhttp://ncode.syosetu.com/n3725bs/
にて掲載中です。
軽く読める「突然、超SS劇場」突発掲載中。
ムーンライトノベルズ枯れおやじ愛企画参加作品「元騎士侯爵の遅咲きの花」はhttp://novel18.syosetu.com/n8554cc/
より公開中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供67回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2012/10/16 11:12

風波 涼音 さんのブログ記事

  • パウリンに導かれて《第12章1》
  • 翌日の朝食は部屋に運んでもらい、ローレライはゼロと二人でとった。二人っきりでむかえる初めての朝。給仕をしている侍女は自分たちの事を、どう思っているのだろうか?ローレライは何だかとても気恥ずかしい思いだった。「私はこれから少し出なければならないが、一人で待っていられるか?」「はい……」本当はとてもまだ怖いし心細いと思っていた。けれど夕べもずっと傍に居て貰い、今朝も早くからシドやフリードルが何度も部屋を [続きを読む]
  • ずっと心に決めていた《186.約 束》(アレク視点)
  • マリエッタの祖父母に見送られ、マスニエラを出立したのは日もとっぷりと暮れてからたった。待機していたヨハンナに目的を果たせたことを報告すると、とても喜んでくれた。「ああ、お嬢様ッ! これで本当にお嬢様がグラッセ家のお嬢様に……、いえ奥方様になられるのですね。ようございました」余程心配していたと見える。言葉を口にするなりヨハンナは感極まって涙ぐんでいた。「お爺様の署名してくださった婚約申請書が正式に受理 [続きを読む]
  • 離婚しましょう? 旦那様ッ・続編『信じても良いですか?旦那様ッ』 第7話
  • 騎士と言えども酒がかなり入って来ると皆こんなものだ。「流石は団長、もう奥様ご懐妊だそうじゃありませんかぁ〜」「あれだけやってて、婚外子一人もいないのに流石っすね。グレン、手管を教えて貰えよぉ」「おい、お前等、そろそろ止めにしろ。悪酔いしてるぞ」「イテッ……。団ちょー、グレンが狂暴っす」「お前が悪い……」手管も何も、普通危険日外して避妊さえきちんとしていれば、早々子供なんて簡単に出来るものじゃない。 [続きを読む]
  • パウリンに導かれて《第11章7》
  • ローレライが部屋去ると、ゼロは入れ替えられた部屋の荷物の配置を確認すると、軽く汗を流し再び身を整えた。ローレライがこのまま落ち着いたままで過ごせるとは想像できず、いつでも呼ばれれば出向く準備を整えていたのだが、それは期待を裏切らなかった。それは喜んでいい事なのか、如何なのか?「お嬢様が不安がられておいでで……。アイスラント様にお傍にいて頂きたいとおっしゃられております」侍女にそう告げられて、ゼロは [続きを読む]
  • ずっと心に決めていた《185.決 断》
  • サインした書類の内容を確認し、受け取るアレクシスと祖父の動向を見守りながら、私はアレクシスの傍らに寄り添うように佇んでいた。「確かに……。お預かりいたします。王都に帰省次第、書類は直ちに提出させいて頂きますので」「ああ、後の事は、宜しく頼む……」「はい。全てにおいて、出来うる限りの事は、させて頂くつもりでおりますので……」互いに深々と頭を下げ合う二人の様子を、私は固唾をのんで見守っていた。『後の事 [続きを読む]
  • パウリンに導かれて《第11章6》
  • 部屋の中は見知った者だけとなり、ローレライも少しだけ落ち着きを取り戻して来ているように感じられる。ゼロは椅子に座らせると、ゆっくりと自らの二の腕を必死に掴んでいるローレライの指を?がそうとした。けれど、ローレライがその指に再び力をこめた。「駄目っ……」「もう大丈夫だ。怖い者は誰も居ない」ローレライは潤んだ瞳で必死に首を横に振る。「では、ルシオンに傍に居て貰おう。それなら安心できるだろ?」それでもロ [続きを読む]
  • ずっと心に決めていた《184.念 願4》(アレク視点)
  • マリエッタの度重なる否定的な態度に加えて、この報告書の内容は、祖父君にとってロナルドに更なる疑念を植え付けるには十分なものだったようだ。「現時点で私の口からはっきりと申し上げられることは何もありませんが、おそらく男爵が疑念を抱かれている内容は、私の思う所と同じだと推測致します」「……この書類が事実であるならば、確かに侯爵が裏で工作をする理由は見つからないな……」祖父君は、力なく告げた。そう。工作等 [続きを読む]
  • 離婚しましょう? 旦那様ッ・続編『信じても良いですか?旦那様ッ』 第5話
  • 肝が冷えた。全く私の妻はなんて危なっかしいんだ……。心配で、これでは全く職務に集中できないッ。注意をすれば……。「だって、お父様達だけズルいですわ。私だって旦那様のお姿を見たいですのにぃ」いや、別にお前の両親は、そもそも目的が違うと思うんだが……。結局このままではどのみち私も仕事にならないし、後で妻が来ている事が殿下に知られれば申し開きをする言葉も見つからない。「分かった……。とりあえず私の雄姿と [続きを読む]
  • パウリンに導かれて《第11章5》
  • 公爵が退出した後、話を聞き慌てて駆けつけてきた初老の侍女頭が、ライサンドを手引きした侍女の腕を引き摺るように、無理やり何処かへ連れて行こうとしていた。「お話を聞いてくださいッ。私は……」侍女は、潤んだ瞳を何とか見開くと、自らの正当性を訴えようと必死になっていた。だが惨事が公になった今、その主張が正当化するとは誰の目から見ても思えなかった。「……待って……」だがそれを、弱々しい蚊の鳴くような声で、引 [続きを読む]
  • ずっと心に決めていた《183.念 願3》(アレク視点)
  • 祖父君は封を切り、封書の中身を見つめたまま固まっていた。額から一筋の汗が流れ落ちている。その事からも緊張感がどれだけのものかが推察出来る。祖父君の周囲には何処か張りつめた空気が漂い、誰の介入も許さない、そこは祖父君だけの空間のように感じられていた。祖父君がゴクリと唾を飲み込む。こちらもつられて、つい息をのんで詰めていた。だがそこに、いとも簡単にその空間を打ち破る主が現れた。「あら、ご覧になりません [続きを読む]
  • 更新遅れていてスミマセン??実は。。。
  • 今晩は。風波涼音です。1週間以上更新がないという事で「おや?」と思われている方もいらっしゃると思います。はい、次はローテーションから言って「ずっと心に決めていた」なんですよね。分かってます。はい。ですが、実は……、実はの状況になっていたりします??Twitterで15日の深夜大騒ぎしていたので、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが『ずっと心に決めていた』更新用に書きあげて、後はコピーして投稿用に貼り付け [続きを読む]
  • 離婚しましょう? 旦那様ッ・続編『信じても良いですか?旦那様ッ』 第4話
  • グレンと出会ったのは、騎士見習いに入った17歳の時。当時から奴には親の決めたと言う婚約者が既に居て、正式に騎士になったら結婚すると言っていた。17歳で既に婚約者など当時の私には考えられなかった。とにかく騎士になるまでが大変で普通は従騎士として見習いに入り、早くても3年は副隊長以上の者に付いて身の周りの世話の馬具や武具の手入れを行う傍らで剣の腕も磨いていく。我が護衛騎士団では通常手入れと言っても剣以 [続きを読む]
  • 2017 年始のご挨拶
  • 新年 明けましておめでとうございますお正月三が日最終日、皆様はどんな年越&お正月を迎えられましたでしょうか?我が家は毎年恒例となる、旦那の実家に年末より出かけ、年越しし、私のみ1日に30分程掃除に帰宅し、私の実家へ。その日は実家に泊まり、翌日旦那と息子と再び合流しました。と言うのも、年末12月18日に、近所に住む母が利き手の指を裂傷。筋と指2本を3?ずつ縫うと言う大怪我をし、家事にも支障がある為お手伝いに出か [続きを読む]
  • 離婚しましょう? 旦那様ッ・続編『信じても良いですか?旦那様ッ』 第3話
  • 今日は我がシュヴァル国の祝祭の日。第一王子であるフリップ殿下が本日10歳の誕生を迎えられる。病気がちでお小さい頃はかなり周囲も心配されていたが、7歳から剣術の稽古に通われるようになってからは寝込む事も少なくなり、近頃はかなり利発になっておいでだ。日頃の護衛に加え、本日は10時より騎馬隊を先頭に王都中心部を四頭立ての馬車に乗りパレードが行われる。警務騎士団と連携して殿下とそれに参加される者達の安全を [続きを読む]
  • パウリンに導かれて《第11章4》
  • ルシオンに連れられて、ローレライの部屋を訪れた公爵は、目の前に突きつけられた惨状に戸惑っていた。「こっ……、これは……、どうゆう事だ!?」「見ての通りです、叔父上」引き裂かれた夜着の胸元を隠しながら男物の上着がかけられ、甥の腕を掴んで震え涙する妹を傍に寄り添い労わるパーシー殿の姿、床に倒れている息子、そして震え涙ながらも懸命に何度も謝る侍女の姿を目にし、公爵は全ての事を理解し頭を抱えた。公爵は、過去 [続きを読む]
  • ずっと心に決めていた《182.念 願2》(アレク視点)
  • ひとしきり無言のまま何かを考えていた様子だった祖父君が、大きなため息を一つ零しながら言葉を吐き捨てた。「……全く……。何の因果か……」因果……。確かに、祖父君からしてみれば、私たちの今の状況は、因果と呼ぶに相応しい。だが、同時にこの時私は確信した。私は、きっとこの祖父君と分かり合えると……。「率直にお聞き致します。私はマリエッタ嬢の伴侶として、本当に認めるに値しない男でしょうか?」「……それは…… [続きを読む]