にゃん椿3号 さん プロフィール

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にゃん椿3号さん: 虹猫椿
ハンドル名にゃん椿3号 さん
ブログタイトル虹猫椿
ブログURLhttp://nijiirothubaki.blog.fc2.com/
サイト紹介文現在、ポエム更新中。日常・恋愛・ファンタジーをテーマにした小説も取り揃えています。
自由文オリジナルの詩や小説がメインです。ほのぼのとした何気ない日常やワンシーンを取り揃えていますので、お気軽にお立ち寄りください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供111回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2012/11/13 11:43

にゃん椿3号 さんのブログ記事

  • 僕の戦い
  • 「しばらく、そのツラ見せんじゃねぇ」 容赦ない言葉で、僕は思い切り不愉快を表明する。 授業が終わって解放感に満たされた教室で、これほど相応しくない言葉もないけどさ。 俊介の奴が不意打ちでとんでもない言葉を投げつけてくるから、さすがに流せなかったんだよ。「なぁ、まこっちゃんてさ、本当に男なの?」 なんてさ。 もう中学生なんだぞ。 性別そのものを疑うなんて、いくらなんでもひどい。 確かに僕は身長が女子 [続きを読む]
  • チーンとレンジで野菜蒸し
  • 毎日、暑いですね。こんなに暑いと「美味しいは正義だー!」なんて言っていても、台所に立つのが嫌になります。だってさ、炎との戦いなんだもん!いい歳して「ヤダもんー!」なんて言いたくなるぐらい、真夏の台所は暑い。何もしなくても暑いのに、炎を出現させるなんて、なんの罰ゲームだ……夏はどこまでも苦手。とはいえ、お腹はすく。夏バテしていると「欲しくないなー」って時もあるけど、その「欲しくない」に流されると本格 [続きを読む]
  • タンデム・ジャンプ
  • 「俺と冒険してみない?」 そんな言葉に誘われて、私は空の上にいた。 上空四〇〇〇メートル。 富士山より高い位置なのに、小型飛行機は簡単に舞い上がる。 見下ろせば足元の遥か下方に豆粒みたいな建物があり、人の存在なんてわからなかった。 非現実な状況は、感覚を鈍らせるのかもしれない。 現実の出来事なのに実感が持てなくて、高所恐怖症は発動しなかった。 ただ、とにかく寒かった。 気温はマイナス二十度ぐらいに [続きを読む]
  • ヒンヤリ桃のコンポート
  • 夏です。人間には厳しい夏です。しかし、果物の美味しい季節でもあります。産直市場に行くと、甘い香りが漂うようになりました〜♪今年の夏は雨量が少なくてお天気がいいので、小ぶりでも糖度が高いそうです。甘くてジューシーさを増した桃がとうとう出始めましたよ!桃は歴史のある果物で、古くから愛されてきたようです。古代中国では単なる果物ではなく病魔や災厄をよせつけない力があり長寿をもたらす不老長寿の実として珍重さ [続きを読む]
  • ヒンヤリ水切りヨーグルト
  • 夏ですね。暑いです。他に言う言葉を探すのは難しいぐらい、暑い日が続いています。夏はこれからだというのに、すでにへばりんぼさんです。熱中症対策に水分を多めにとっていると、それに比例して食欲が失せていく気がします。固形物があまり欲しくない……色々とレシピ公開していると「嘘つけw」と突っ込んでもらえそうだけど、量は欲しくないのだ。お腹はすくしグーグー鳴っても、ご飯の魅力値が低空飛行。低血糖でひっくり返っ [続きを読む]
  • もちっとぷにっと塩豆腐
  • 夏ですね。とにかく暑いですね。西日本は毎日のように気温が三十度を超えています。気がつくと「暑い」と口にしているのですが、カレンダーを見ると夏がはじまったばかりで、気が遠くなりそうです。ほどよい季節はどこに家出したんだろう……?暑い日が続くと、台所に立つのがおっくうになります。気分はバトルです。ただでさえ暑いのに、ガスを使うと脳内に「サラマンダーが現れた!」とテロップが入りそうです。暑いさなかに、炎 [続きを読む]
  • かば焼きジューシー
  •  照りつける太陽。 ジリジリと焦げるような日差し。 すっかり夏である。 当たり前と言えば当たり前だけれど、あまりに暑すぎるので脳みそまでとろけそうだ。 気温三十度までは耐えられるけれど、それ以上は「神様、あんまりだ」とごねたくなる。 だってさ……だって屋外はさ、アスファルトが日光でフライパン並みに熱せられているから、体温より気温が高いんだもーん! と、いうことで。 すっかりエアコンの虜でいる今日こ [続きを読む]
  • コトコト・紅茶煮
  •  すっかり夏ですね。 毎日暑いですね。蒸し暑さが半端ないので、ぐったり時間が増えてます。 台所での調理は炎との戦いに思えるぐらい、過酷な時間になってしまいますね。 なんとかして、炎との対決を短くしたいものだ! と、思いながらも、たまに炎と戦ってもいいから食べたくなるものがあるんだな。 その代表が紅茶煮。 紅茶でお肉を煮るだけなので、あっさりさっぱりしているしとても食べやすい。 豚さんの出番が多いけ [続きを読む]
  • ボタンのこと
  • 「珍しいボタンが手に入ったんよ、帰ってきんしゃい」 なまりのある祖母の電話に誘われて、休暇を取った私は新幹線に飛び乗った。 何年振りだろう? 父に勘当されて以来の帰省になる。 行くのは祖母の家だから、実家を素通りにする後ろめたさはあるものの、ケンカ覚悟で乗り込む勇気もない。 本当なら、こうして帰省することそのものが親不幸かもしれないけれど。 ファッションデザイナーとして採用された私は次の企画の目玉 [続きを読む]
  • キスまでのカウントダウン
  • 「誕生日プレゼント、何がいい?」 ヒロ君の優しい声にうながされた時、思わず口から出そうになった言葉が唐突すぎて、自分自身が驚いてしまった。 だって、キスしたい、なんて。 下校時間の教室に同級生がいる中で言い出せるはずもなく、思考ごとフリーズし口ごもったままうつむいてしまう。 どうしよう……声には出していないけど、無意識に浮かんだお願いが恥ずかしすぎる。 キス、なんて。 お付き合いをしているから別に [続きを読む]
  • ニンニン・にんにく♪
  • とうとう来たね、この時期が♪実家から届いた野菜の中に、大量のニンニクがありました。皮付き・茎付きの丸ごとニンニクなので、玉ねぎと同じように風通しの良い日陰につるしておいてもいいんだけどね。僕の住んでいる場所はタオルハンガーが根元からへし折れるぐらい風通しがいいけど、住宅街だし気温が高くて保存に向かないんだよね。と、いうことで。冬眠前の動物さんのように保存食加工を推敲しました♪保存食と言っても、ニン [続きを読む]
  • ゴーヤでハッピー♪
  • 夏です。毎日暑いです。まだ梅雨の最中のはずだけど、雨も少なく気温は高く。今年の夏は灼熱温度の予感で、暑い以外の言葉がでなくなってしまいます。アスファルトの照り返しがうだるような午後に、食べたくなるのはアレです。ぐったりした身体にほろ苦さで渇を入れるような南国の味。ゴーヤ。とにかくゴーヤ。こんなときはゴーヤに限る。ゴーヤって、夏の暑さ疲れに対抗する栄養素が豊富らしいですね。加熱しても壊れにくいビタミ [続きを読む]
  • ちゃちゃっとお茶漬け
  • ホカホカご飯にかけるだけ。お弁当にもおにぎりにもお役立ち♪そんなお手軽さでふりかけの出番は多いのだけどお茶漬けの素って自分から買うことが少ないので、このところとんと御無沙汰でした。が、現在、手もとに大量にあります。葬儀用と初七日の籠盛りに入っていました〜僕の住んでいる地域では果物がポピュラーだけど、今回はオリーブオイルや鰹節などもありまして。ウキウキ盛りだくさんの中に、お茶漬けの素も入っていました [続きを読む]
  • ザクザクしたアレ
  •  夏が来れば思い出す。 曽祖母が良く作ってくれた、名前のない料理。 ひねりも何もなく、僕の家では「ザクザクしたアレ」と呼んでいた。 作り方はとっても簡単。 良く冷やした夏野菜を、五ミリ角ぐらいに荒みじん切りにして、醤油・酒・みりん・ごま油と混ぜ合わせ、コーヒーの空き瓶につめて冷蔵庫の中に一晩ぐらい置いておく。 それで完成。 夏野菜の種類は特に決まっていないけれど、刻んですぐに食べられる野菜だった。 [続きを読む]
  • すっぱレモン
  • 私事で更新ができないうちに、あっという間に夏が来てしまった。今、何月だ?な〜んて思っても仕方ないぐらい、今年の梅雨は暑いー!僕はもう夏が苦手で、ほんとにダメなんだー!!梅雨なのに、梅雨入り宣言してから雨が降った日はたった一日……身体がばてる。急に暑くなると汗をかきにくい冬しようの身体のままで、熱体制ができる前に熱中症になりそうで怖い。かといって、スポーツドリンク系は飲みすぎると太るし。←そこ?(塩分や [続きを読む]
  • 消しゴム(その2)
  •  木炭で描きだした草原。 黒一色の世界を切り裂く白は、パクリとあいた心の傷に似ている。 一年前、消しゴムで僕自身が白く傷つけた。 長い間放置していた傷と、僕は向かい合う。  ひと筆ひと筆、手当てするように僕の一番得意な油絵で、キャンパスに色をのせていく。 無言のまま筆をすすめる僕の横に、シオンもまた無言で立っていた。 それが最初は気に障って仕方なかった。 シオンと初めて会ったのは一年前。 突然、祖 [続きを読む]
  • 消しゴム(その1)
  •  うららかな春の日です。 穏やかな日です。色鮮やかな春の草原を、純也さんは木炭の黒だけで描いていきます。 私は「邪魔はするな」と言われたので、純也さんの横に機能を止めて立っていました。 風が吹きます。頭上にあった太陽が斜めに傾いたころ、イライラと純也さんは「これだから人形は」と言いました。 怒っているようですが、人型ロボットである私には心の機微はわかりません。支援用なので表情は読み取れますが、相手 [続きを読む]
  • 狭間橋
  •  僕が住んでいる街には、狭間橋と呼ばれる橋がある。 時と空間の狭間の橋、という意味らしい。 橋のたもとに大きな柳があり、欄干に刻まれた文字は風化して読みとれなかった。 夜だけではなく昼にだって、摩訶不思議なことが起こってもおかしくはない雰囲気なのだ。 商店街と住宅街を結ぶ主要な橋なのに、正式名称を誰も知らなかった。 この狭間橋、異界につながっているらしい。 橋の欄干を越えたモノが神隠しにあうのだ。 [続きを読む]
  • 美味しい関係
  •  あの人とつまらないことでケンカをした。 原因はポテトサラダだ。リンゴを入れるか、入れないか。たったそれだけなのに。 ケンカに発展するとは思ってもみなかった。 でも、問題の根本は別にあるのだけれど。 発端は、あの人の転勤だった。 七月の終りに「突然だけど九月に県外に転勤が決まったんだ」ととってつけたような理由でプロポーズされた。あきれるような嬉しいような、表現しにくい気持ちになったけど、付き合いも [続きを読む]
  • 月が見守る夜に
  •  丸い月が出ていた。 青白いほどに透き通った光が、シンシンと降り注いでくる。 夜風が頬をなでて過ぎるから肌寒さを感じ、校舎の玄関を出るなり私は身をすくめた。 そういえば、もうすぐ中秋の名月だ。 どこまでも秋だなぁ〜と思ったとたん、ふわっと後ろからジャージを頭にかけられた。 びっくりして振り向くと、拓海がいた。 同じ歳だし、近所に住む貴重な幼馴染だ。 遅くなったから独りで帰る事が不安だったので、拓海 [続きを読む]
  • イチゴミルク
  •  まだ来ない。 チョコバナナのクレープをかじりながら逃げた日からずっと、鬼瓦さんが私の勤めるクレープ屋さんに顔を見せない。 最初は仕事が忙しいのだと思っていた。 だけど一週間が過ぎるようになると、さすがにため息がこぼれ落ちてしまう。 どうしたんだろう? 鬼瓦さんの事が気になって仕方ない。 あんなやり取りをした後に顔を見せなくなるなんて、なんだかひどいって思うし。「鬼瓦さん、最近みないわねぇ」 なん [続きを読む]
  • ハッピー・ニャンコ
  • 桜の花も ほころびはじめ僕は気ままなハッピー・ニャンコおはようのかわりにニャァと鳴いて 見送るよコロリころころ ひだまりであったかいねと 身体を伸ばすおひさまはこんなに優しいのに通り過ぎるのは 慌てたような駆け足ばかり折り目のついた真新しい服ツヤツヤと輝いているカバンはずむ足取りが向かうのは 初めての場所借りてきたような よそ行き顔もこれからゆっくり馴染んでいくんだねいってらっしゃい 新しい門出を [続きを読む]
  • 幽霊のチェス盤
  •  最近、隣のおじさんがおかしい。 いつも早起きだったのに正午近くになって欠伸まじりに起き出すと、のそのそと洗濯物を干している。 気まじめすぎるほど生真面目なのに、ゴミステーションの掃除当番も遅刻したので体調でも悪いのか心配になって聞いてみると、夜が楽しくて仕方ないという。 友達ができたのでついつい夜更かししてしまうんだ〜ととても嬉しそうに語ってくれた。 でも、おじさんが寝坊し出してから、夜になって [続きを読む]
  • 週末の君
  • ひとつにまとめた長い髪。かっちりした服装を更に真面目に見せる眼鏡をかけた君。冗談を言っても冷静に仕事の話をすすめられ、どこか近寄りがたい。でも、僕は知っている。甘いものが大好きで、とろけるような微笑みでケーキをほおばる君を。ほんの偶然だったんだ。時間をつぶすために入ったコーヒーショップで、新製品を前にして幸せそうにしていたから。見慣れている姿と違いすぎて、僕だって驚いたよ。声はかけなかったけれど、 [続きを読む]
  • 明日も君と
  • 「お疲れさま」 後は僕がやるから、と道具を持って歩きかけたら、ツン、と君は服の裾を引っ張る。うつむいているけど真っ赤な顔なのがわかる。「一緒に帰りませんか?」 震える声に、僕まで頭に血が上りそうだ。「よ、喜んで」 気の利いた返事は浮かばないけれど、明日も君と並んで歩きたい。 [続きを読む]