にゃん椿3号 さん プロフィール

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にゃん椿3号さん: 虹猫椿
ハンドル名にゃん椿3号 さん
ブログタイトル虹猫椿
ブログURLhttp://nijiirothubaki.blog.fc2.com/
サイト紹介文現在、ポエム更新中。日常・恋愛・ファンタジーをテーマにした小説も取り揃えています。
自由文オリジナルの詩や小説がメインです。ほのぼのとした何気ない日常やワンシーンを取り揃えていますので、お気軽にお立ち寄りください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供115回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2012/11/13 11:43

にゃん椿3号 さんのブログ記事

  • すっぱレモン
  • 私事で更新ができないうちに、あっという間に夏が来てしまった。今、何月だ?な〜んて思っても仕方ないぐらい、今年の梅雨は暑いー!僕はもう夏が苦手で、ほんとにダメなんだー!!梅雨なのに、梅雨入り宣言してから雨が降った日はたった一日……身体がばてる。急に暑くなると汗をかきにくい冬しようの身体のままで、熱体制ができる前に熱中症になりそうで怖い。かといって、スポーツドリンク系は飲みすぎると太るし。←そこ?(塩分や [続きを読む]
  • 消しゴム(その2)
  •  木炭で描きだした草原。 黒一色の世界を切り裂く白は、パクリとあいた心の傷に似ている。 一年前、消しゴムで僕自身が白く傷つけた。 長い間放置していた傷と、僕は向かい合う。  ひと筆ひと筆、手当てするように僕の一番得意な油絵で、キャンパスに色をのせていく。 無言のまま筆をすすめる僕の横に、シオンもまた無言で立っていた。 それが最初は気に障って仕方なかった。 シオンと初めて会ったのは一年前。 突然、祖 [続きを読む]
  • 消しゴム(その1)
  •  うららかな春の日です。 穏やかな日です。色鮮やかな春の草原を、純也さんは木炭の黒だけで描いていきます。 私は「邪魔はするな」と言われたので、純也さんの横に機能を止めて立っていました。 風が吹きます。頭上にあった太陽が斜めに傾いたころ、イライラと純也さんは「これだから人形は」と言いました。 怒っているようですが、人型ロボットである私には心の機微はわかりません。支援用なので表情は読み取れますが、相手 [続きを読む]
  • 狭間橋
  •  僕が住んでいる街には、狭間橋と呼ばれる橋がある。 時と空間の狭間の橋、という意味らしい。 橋のたもとに大きな柳があり、欄干に刻まれた文字は風化して読みとれなかった。 夜だけではなく昼にだって、摩訶不思議なことが起こってもおかしくはない雰囲気なのだ。 商店街と住宅街を結ぶ主要な橋なのに、正式名称を誰も知らなかった。 この狭間橋、異界につながっているらしい。 橋の欄干を越えたモノが神隠しにあうのだ。 [続きを読む]
  • 美味しい関係
  •  あの人とつまらないことでケンカをした。 原因はポテトサラダだ。リンゴを入れるか、入れないか。たったそれだけなのに。 ケンカに発展するとは思ってもみなかった。 でも、問題の根本は別にあるのだけれど。 発端は、あの人の転勤だった。 七月の終りに「突然だけど九月に県外に転勤が決まったんだ」ととってつけたような理由でプロポーズされた。あきれるような嬉しいような、表現しにくい気持ちになったけど、付き合いも [続きを読む]
  • 月が見守る夜に
  •  丸い月が出ていた。 青白いほどに透き通った光が、シンシンと降り注いでくる。 夜風が頬をなでて過ぎるから肌寒さを感じ、校舎の玄関を出るなり私は身をすくめた。 そういえば、もうすぐ中秋の名月だ。 どこまでも秋だなぁ〜と思ったとたん、ふわっと後ろからジャージを頭にかけられた。 びっくりして振り向くと、拓海がいた。 同じ歳だし、近所に住む貴重な幼馴染だ。 遅くなったから独りで帰る事が不安だったので、拓海 [続きを読む]
  • イチゴミルク
  •  まだ来ない。 チョコバナナのクレープをかじりながら逃げた日からずっと、鬼瓦さんが私の勤めるクレープ屋さんに顔を見せない。 最初は仕事が忙しいのだと思っていた。 だけど一週間が過ぎるようになると、さすがにため息がこぼれ落ちてしまう。 どうしたんだろう? 鬼瓦さんの事が気になって仕方ない。 あんなやり取りをした後に顔を見せなくなるなんて、なんだかひどいって思うし。「鬼瓦さん、最近みないわねぇ」 なん [続きを読む]
  • ハッピー・ニャンコ
  • 桜の花も ほころびはじめ僕は気ままなハッピー・ニャンコおはようのかわりにニャァと鳴いて 見送るよコロリころころ ひだまりであったかいねと 身体を伸ばすおひさまはこんなに優しいのに通り過ぎるのは 慌てたような駆け足ばかり折り目のついた真新しい服ツヤツヤと輝いているカバンはずむ足取りが向かうのは 初めての場所借りてきたような よそ行き顔もこれからゆっくり馴染んでいくんだねいってらっしゃい 新しい門出を [続きを読む]
  • 幽霊のチェス盤
  •  最近、隣のおじさんがおかしい。 いつも早起きだったのに正午近くになって欠伸まじりに起き出すと、のそのそと洗濯物を干している。 気まじめすぎるほど生真面目なのに、ゴミステーションの掃除当番も遅刻したので体調でも悪いのか心配になって聞いてみると、夜が楽しくて仕方ないという。 友達ができたのでついつい夜更かししてしまうんだ〜ととても嬉しそうに語ってくれた。 でも、おじさんが寝坊し出してから、夜になって [続きを読む]
  • 週末の君
  • ひとつにまとめた長い髪。かっちりした服装を更に真面目に見せる眼鏡をかけた君。冗談を言っても冷静に仕事の話をすすめられ、どこか近寄りがたい。でも、僕は知っている。甘いものが大好きで、とろけるような微笑みでケーキをほおばる君を。ほんの偶然だったんだ。時間をつぶすために入ったコーヒーショップで、新製品を前にして幸せそうにしていたから。見慣れている姿と違いすぎて、僕だって驚いたよ。声はかけなかったけれど、 [続きを読む]
  • 明日も君と
  • 「お疲れさま」 後は僕がやるから、と道具を持って歩きかけたら、ツン、と君は服の裾を引っ張る。うつむいているけど真っ赤な顔なのがわかる。「一緒に帰りませんか?」 震える声に、僕まで頭に血が上りそうだ。「よ、喜んで」 気の利いた返事は浮かばないけれど、明日も君と並んで歩きたい。 [続きを読む]
  • ツンツンつくし
  •  春ですね。 そろそろつくしが顔を出す頃でしょうか? つくしのビジュアルって可愛いと思うのです。 雑草の中からもニョキニョキ伸びて、こんにちは―って感じで顔を出してるし。  春の山菜ってアクが強いものや苦味のあるものが多いけど、つくしはあっさりしてます。 それがどうしたって感じかもしれないけど、下ゆでやゆでこぼし入らないし、苦手な人はいないって強みだと思う。 つくしつみは子供でも間違えないし、簡単 [続きを読む]
  • チョコバナナ
  •  また来た。 なんて言ってはいけないけれど、彼が現れると一瞬で空気が変わる。 通称、鬼瓦さん。 名付け親はショッピングモールのフードコーナーに努めているパートのおばちゃんたちだ。 本当の名前は知らない。 任侠映画に出てきそうな鋭い眼光。 グリっとした太い眉に、えらの張った厳めしい顔つき。 格闘技かラグビーの選手を想わせるがっちりとした体格。 鬼瓦さんの太い腕は、私がぶら下がっても、きっと平気。 そ [続きを読む]
  • 好きすぎる君
  • プリントを渡す瞬間、指先が触れた。跳ねるように顔を上げる。思いがけず視線が合った。条件反射みたいに、君が笑う。だめだ、感情を見せたくない。君を避けるように、私から目をそらす。声をかけられる前に、逃げるように背を向けた。そんな些細なルーティンに、鼓動がはねる。冷たい対応だと、誤解されたかもしれないけど。足早に立ち去るのは、いつものこと。残していく君の表情はわからない。平静さが保てなくなるなんて。全部 [続きを読む]
  • 境界線
  • 空が好きで花が好きで風の中 歩くのが好きでとてもよく似ている 君と僕朝と夜のように境界線がわからないだけど年齢とか性別とか暮らしている場所さえもまるで違う ひとりと ひとりでつないだ指先も溶けあうことなく形が似ていることすら ただの幻想君と僕は大きさも温もりもまるで違う存在だからそれが さみしくてそこが いとしくてそれも 言葉にならなくてきっと 君と僕では同じ時間を過ごしても交わした言葉すら 受け [続きを読む]
  • 昼寝
  •  ポカポカした春の陽気。 日差しも気温も昼寝にちょうどいい。 ゴロ寝座布団を持ち出して、昼寝時間としゃれこんだ。 日焼けが嫌で、縁側にうつ伏せに転がる。 差し込んでくる日差しが、ほどよいぬくもりをくれるから、あっという間にウトウトし始める。 と、その時。 ポカポカ気持ち良くなったのを見計らったように、肩甲骨の上にズシリとした重み。 のしっとのしかかられて、目が覚めてしまった。 忍び足で来たから背中 [続きを読む]
  • 上には上がいる
  •  日常はぼっちでも休日にはたびたび親族の家に行くから、大人数の賄いご飯に慣れている。 母方の祖父がもういい歳なので、生きてるうちにたくさん関わっておくのだ。 なんてことを言いつつお野菜やお米ももらっているから、家計も大助かりでかなり自分のためにもなったりする。 もともと田舎育ちなので、休日の田舎体験は心が癒されるしね。 そんなことを考えるのは僕だけではなくて。 甥っ子や姪っこ、従兄弟たちもたまに来 [続きを読む]
  • グリルでトースト
  •  ある日のことです。 オーブンレンジが壊れました。 十年以上使っていますし、とっくの昔に耐久年数を越えていたから、壊れない訳がないのですが。 めちゃくちゃ優秀なオーブンレンジだったのです。 レンジ昨日も900w・600w・500wの三段階あって、オーブン用のプレートも上下二段に入れることができる、大型オーブンレンジ。 パンだってピザだって上下二段を一度に焼けるし、お菓子だって大量制作可能。 普段は一団使用 [続きを読む]
  • あたりまえを君に
  • あたりまえのように 今日もおはようを 君に言おういってらっしゃいと 君を送りだそうこれが 最後になるかもしれないなんてこれっぽっちも 考えつくことすらなくてまたね なんて使い慣れたフレーズが 思い浮かばなくて退屈なくらい ありふれていてなにげなく続いていた あたりまえがあたりまえではないと 今は知ってしまったから小さなすれ違いがあってもできるだけの笑顔で 君を見送りたいと思うおかえりと言って 迎え [続きを読む]
  • ミヨ〜ンとアリゴ
  •  アリゴと聞いたとき、はじめに思ったことは「なんだそれ?」 料理の名前だとは思ったけれど、どこかのテレビ番組で流れてくるアリゴリズムの曲が脳内で再生されてしまった。 うん、知らなかっただけなんだけど。 でも、写真で見ると、ああこれ、と思った。。 ミヨーンと伸びる不思議なマッシュポテトだ。 マシュポテトとチーズを練り上げただけのシンプルな料理なのだけど、肉料理や魚料理の付け合わせによく登場している。 [続きを読む]
  • 夢の中であいましょう
  • 無口なあなたは、私が話しかけると横を向く。 だけどその耳たぶは赤くて、指先が落ち着きなくて。手を伸ばし、その小指をそっと握りしめるとピクリと肩を震わせて。やたらとギクシャクした歩き方になるけれど、やっぱりあなたは何も言わなくて。それが大きな身体に似合わないから可愛くて、だけどやっぱり腹立たしくて。ただなんとなく、側にいるだけなのがもどかしいから。 別れ道でサヨナラを言うかわりに、その手を引いて引き止 [続きを読む]
  • 記録媒体
  • 一日が終わった。一人きりの部屋で、やっとくつろげる。PCを立ち上げてUSBを差し込めば、明るいあなたの笑い声が響きだす。特別なイベントでもなんでもない日の、ふざけあった懐かしい映像が流れ始めた。くすぐったくて、ころがるようにじゃれ合って、ただそれだけ。なにげない日常の中の一瞬。すべてが、あの日の私にとって、特別じゃなかった。きっと、あなたにとっても、特別な時間じゃなかった。でも、 絡めた指も交わしたキス [続きを読む]
  • 疲れた胃には豆乳スープ
  •  美味しい物は美味しいうちに♪ 採れたての食品は新鮮なうちに食べきるぞ! なんてモットーにしたがって、先日、芽キャベツを食べすぎました。 安かったので大量購入し、メインにも付け合わせにも使えるし、腹もちもいいので調子に乗って夕食の芽キャベツのフルコースを三日続けたら、口内炎と胃もたれに悩まされることに……美味しくても食べすぎはいかんですね。 ほどほど大事……なんでもちょうどいい的生があるのを実を持 [続きを読む]
  • Happy Birthday!
  • 君がこの世界に生まれた日朝も昼も夜も風も森も海もきっと 鮮やかな色に満ちていた祝福を胸一杯に吸い込んで 大きな産声を 君が上げたようにHappy Birthdayを 今日は僕が歌おう風に踊る 木の葉のように海を泳ぐ イルカのように空に流れる 小さな星のように自由な言葉は 君と僕だけの小さな輪舞Smile For YouSmile For Me芽が出て 茎をのばし葉を広げ 花が咲いていつしか 枯れ果てたとしても君からこぼれ落ちた種は [続きを読む]
  • 言葉
  • あなたの側にいると沈黙が怖くて沈黙が不安で沈黙を壊すために放つ言葉は棘を持って擦れて 刺さって 致命傷望むのはピースフルで欲しいのはハートフルなのに屈折して 反射して 傷をつくるのは何故?欲しい言葉は単純であげたい言葉も簡単でただ あなたが好きなだけなの [続きを読む]