whitebear さん プロフィール

  •  
whitebearさん: Fragments
ハンドル名whitebear さん
ブログタイトルFragments
ブログURLhttp://whitebear0930.net
サイト紹介文「ことば」に関するさまざまな話題や、2012年に始めたフィンランド語の学習記を書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2012/11/14 12:45

whitebear さんのブログ記事

  • さいころの123456
  • きのうに続いてさいころのお話。die or dice?一般的なさいころは、立方体の六つの面に1〜6の数字が割り当てられています。この数字を英語で読めば、もちろん one, two, three, four, five, six。たださいころの数字を表すときには、ちょっと古めかしい次のような単語を使うこともできます。1ace2deuce3trey4cater5cinque6sice これらの単語は古フランス語に由来しますが、よく見ると現代フランス語(un, deux, trois, quatre, ci [続きを読む]
  • die or dice?
  • 「さいころ」を Google 翻訳で英訳すると次のように変換されます。 さいころ → dice しかしこの dice というのはもともと die という単語の複数形。この die を使った有名なフレーズはやはりこちらでしょう。 The die is cast.(賽は投げられた。) さいは投げられた 句〔カエサルがルビコン川をわたってローマに進軍するときに言ったという〕一度こうしようと決めた以上、最後までやりぬくほかはない。やることはもはや決定し [続きを読む]
  • あぶら雨
  • みなさん、料理には何の油を使っていますか?ウチにあるのは、紅花油、オリーブオイル、ココナッツオイルの3種類。特にポリシーがある訳ではないのですが、何となくそのときの気分で使い分けています。とはいえ元来が味オンチなので、ココナッツオイル以外の味の違いはあまりよくわからないというのが正直なところ。本来は「この料理にはこの油」という相性があるんですよね。それはさておき、先日炒め物をしたときに鍋に水気が残 [続きを読む]
  • 爪は伸びるし、髪の毛も伸びる
  • 人間生きていれば、爪は伸びるし、髪の毛も伸びる。ただしその伸び方というのは、心持ち一つで変わるのかもしれません。くづめらくがみ[苦爪楽髪](名)苦労しているときは、つめののび方がはやく、楽をしているときは、かみの毛ののび方がはやい。〔逆に「苦髪楽爪」とも言う〕「三省堂国語辞典 第七版」最初にこの項を読んだときには「ストレスを感じると爪は伸びやすくなるのか?」「気持ちに余裕があると髪の毛は伸びやすく [続きを読む]
  • フィンランド語学習記 vol.482 − Ruija
  • フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』に次のようなスキットが出てきました。 Kirjastossa:− Minä näin täällä eräänä päivänä kirjan Ruijan eli Pohjois-Norjan suomalaisista…(図書館にて:私はここで先日ルイヤ、つまり北ノルウェーのフィンランド人についての本を見たのだけど、、、) Ruijan eli Pohjois-Norjan の eli というのは「つまり」を意味する言い換えの単語。よって Pohjois-Norja( [続きを読む]
  • あの人は常識を知らなさそうだ。
  • 先日、ある番組を見ていたら、出演者の人が「私にしゃべらさせてください!」と言っていました。こういう日本語を聞くと「おー、さ入れ言葉だ」と嬉しくなってしまいます。例えるなら、四つ葉のクローバーを見つけたときのような感覚でしょうか。ところで、改めて「さ入れ言葉」の定義を辞書で確認していたときに、あれっ?と思ったことがあったのでここに取り上げてみたいと思います。さいれことば[さ入れ言葉]必要のない「さ」 [続きを読む]
  • 嫉みと妬み(2)
  • 以前のエントリーで嫉妬という単語を構成する「嫉み」と「妬み」の違いについて取り上げたことがありました。嫉みと妬みその際は新明解国語辞典の語釈を引用しつつ、違いについてはよくわからないという結論に至りました。そねむ【嫉む】〔他人の幸運や長所を見て〕自分にはそれが望み得ないことを不満に思い、相手に悪い事が起こればいいと思う。「新明解国語辞典 第七版」ねたむ【妬む】他人の幸運・長所をうらやんで、幸福な生 [続きを読む]
  • 短い単語と長い単語
  • 辞書を眺めていて不思議に思うことの一つは、なぜ単語には短い単語と長い単語があるのだろう?ということ。例えば「い【胃】」は一文字だけれども、「たいしゃくたいしょうひょう【貸借対照表】」は十三文字。あるいは ax は二文字だけれども、internationalization は二十文字。このような文字数の違いは、私たちの言語活動にどのような影響を及ぼしているのでしょう?これはこれだけで言語学の一つの研究テーマになりそうな巨大 [続きを読む]
  • 長いことは悪いこと?
  • 「長い」を意味する英単語 long の名詞形は何でしょう???と聞かれると、ちょっと迷う人もいるかもしれません。正解はこちら。lengthNOUNThe measurement or extent of something from end to end; the greater of two or the greatest of three dimensions of an object.「Oxford Dictionaries」long(長い)→ length(長さ)という対応関係は綴りが変化しているので、頭の中でペアになりづらいように思います。それではこの l [続きを読む]
  • さまざまな music
  • この頃、ちょっとした隙間時間にイギリスの言語学者 David Cristal の『The Story of English in 100 Words』という本を読んでいます。これは100個の英単語を取り上げて、その単語の歴史や裏側にある物語を100編のショートエッセイにまとめた本。例えば music を取り上げた章では、この単語が英語の歴史において40通りもの綴りで書かれてきたという話が紹介されています。本書で紹介されているそのバリエーションは次の通り。musiq [続きを読む]
  • 「夜な夜な」の対義語は?
  • 最近、このブログを書いているのは日付をまたぐ0時前後。本当はもう少し朝型にしたいと思っているのですが、いかんせん長年の夜型の習慣が抜けず、相変わらず夜な夜なパソコンに向かっています。そんな「夜な夜な」を国語辞書で引いてみると、思いがけない対義語を見つけることができました。よな よな[夜な夜な](副)毎夜。よごと。(?朝な朝な)「三省堂国語辞典 第七版」「朝な朝な」というのは初めて聞く表現。ただこち [続きを読む]
  • フィンランド語学習記 vol.480 − ◯◯より
  • きのうも取り上げたこちらのスキットから、文法のポイントをもう一つ。 Vanhempani ovat sitä mieltä, että ennen kaikki oli paremmin kuin nyt. Heidän mielestään heidän nuoruudessaan elettiin nykyistä rauhallisemmin ja tasapainoisemmin.(私の両親の考えでは、昔は全てが今よりもよかった。彼らの考えでは、彼らの若い頃には今よりも平和に平等に暮らしていた。) 「今より」に当たる部分が一つ目の文では kuin [続きを読む]
  • octothorp
  • 本日のテーマは、#こちらの記号について。この記号、以前のエントリーで「ナンバーサイン」として紹介したことがありました。ナンバーサインとシャープしかしこの記号にはナンバーサインの他にも様々な名前があるようなのです。その中の一つがこちら。octothorp (also octothorpe)NOUNAnother term for the symbol # (the hash sign or pound sign).「Oxford Dictionaries」[oct-(octa-, octo-)]というのは8を意味する接頭辞 [続きを読む]
  • Is a nut a fruit?(ナッツはフルーツか?)
  • 何気なく Oxford Dictionaries の動画シリーズを見ていたら、こんな動画が目にとまりました。いやあ、ナッツはナッツであって、フルーツではないでしょう。と思いつつ動画を見たら、その第一声、 Well yes, it definitely is まさかの全面肯定。せめてナッツはフルーツと呼べるのかを議論するのかと思っていたら、ナッツは100%フルーツ!という趣旨の動画でした。。。。そうか、ナッツってフルーツなんですね。(あっさり説得さ [続きを読む]
  • そうですね
  • 将棋の羽生さんがインタビューに答えるとき、よく「そうですねー」と呟いてから内容に入ることがあります。立場を考えれば迂闊なことは言えないはずなので、一呼吸置いて、考えをまとめてから話したいということなのだろうと理解していました。先日、国語辞書をめくっていたら、まさにこの「そうですね」がそのままの形で出ていてびっくり。そうですね〔話〕一(連語)相手に賛成するときに言うことば。…二(感)答えをさがしたり [続きを読む]
  • 「石鹸1個」は英語で何と言う?
  • 英語のwater は一つ二つと数えられない、いわゆる不可算名詞。よって水道の蛇口からポタリと落ちる「1滴の水」は a drop of water と表現します。この drop の部分に来る単語は対象物の形状によって、様々なバリエーションがあります。今回は『ロイヤル英文法』の巻末付録に出ていた一覧の中から、ちょっと難しい表現をいくつか拾ってみました。a of grass(草の葉1枚)a of soap(石 [続きを読む]
  • Merkel-Raute
  • ドイツ語の知識はほとんどないのですが、そんな中で知っている数少ない単語の一つが「菱形、斜方形」を意味する Raute(ラウテ)という単語。Raute は英語の rhombus に当たる単語です。独英日Rauterhombus菱形、斜方形 なお「菱形」を意味する英単語には diamond もありますが、こちらは鋭角が60度の斜方形を指すことが多いようです。そのあたりの事情は以前のエントリーに書いたことがあります。「平行四辺形」は英語で何と [続きを読む]
  • お寺での対話イベント Temple に参加してきました。
  • 今週の月曜日、川崎の高願寺というお寺で行われた Temple というイベントに参加してきました。この Temple は、お寺で行う対話のイベント。基本的には初対面の人同士がグループになって「いのち」をめぐるお話をします。いちおう会話のとっかかりとなるテーマは与えられていますが、話が広がった場合には広がるにまかせて自由に話すことができます。この日のテーマは Temple の主催者である小出さんとゲストのボディーワーカー小笠 [続きを読む]
  • 女王の謎
  • 突然ですが、次の3つを声に出して読んでみてください。(あるいは頭の中で音声をイメージしてみてください。)エリザベス女王女王蜂アナと雪の女王これらに共通する「女王」という単語は国語辞典に次のように出ています。じょおう[女王]女性の王。女の君主。その世界でもっともすぐれた、最上位の女性。?じょうおう「三省堂国語辞典 第七版」女王の標準の発音は「じょおう」。ただし今は「じょうおう」と伸ばして読む人も多い [続きを読む]
  • たまねぎは「炒まる」のか?
  • この頃、久しぶりに料理熱が高まって、日々キッチンに立っています。作ったことがないものを作りたい気持ちが強いので、レシピ本を見ながら悪戦苦闘することも。また本とともに、よく参考にするのが Youtube などにアップされている料理動画。特に全く初めての料理を作るときには、動画の方が工程や完成形をイメージしやすい気がします。先日そんな料理動画を見ていたときに、ちょっと違和感を覚えた表現がこちら。 たまねぎを炒 [続きを読む]
  • stan
  • アメリカのラッパー、エミネム(Eminem)のヒット曲のタイトルに由来する stan という単語が「Oxford English Dictionary」に新しく掲載されたというニュースが英語圏のメディアに広く取り上げられています。stanNOUNinformalAn overzealous or obsessive fan of a particular celebrity. ‘he has millions of stans who are obsessed with him and call him a rap god’ 「Oxford Dictionaries」Stan は曲に登場するエミネムの [続きを読む]
  • covfefe
  • この世界では日々新しい言葉が生まれています。先日もトランプ大統領の covfefe ツイートが話題になっていました。Despite the constant negative press covfefe− Donald J. Trumpピリオドもなく、明らかに書きかけとわかるこのツイート。アメリカ時間の深夜に投稿され、わずか6時間後には削除されたとのこと。最後の covfefe という謎の単語について、CNN などの大手メディアまでが取り上げてニュースにしていました。妥当な解 [続きを読む]