全適堂 さん プロフィール

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全適堂さん: 全適堂古書買取専門店in京都
ハンドル名全適堂 さん
ブログタイトル全適堂古書買取専門店in京都
ブログURLhttp://zentekido.on.omisenomikata.jp/
サイト紹介文一般書から学術書まで、絵本から専門書まで。 京都を中心に滋賀・大阪へも本の買取参上いたします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供213回 / 365日(平均4.1回/週) - 参加 2012/12/17 13:06

全適堂 さんのブログ記事

  • 【日記】 『藤井圀彦集(自註現代俳句シリーズ九期46)』より
  • 雪掻くも雪を捨つるも雪の上一茎(いっけい)の支ふる一花チューリップ隙間なく組みて動けず花筏祓はらて神輿いよいよ動き出す万緑やぱんぱん払ふチョークの粉勝鶏の抱かれてまなこ鎮まらず耕耘機の残せしところ耕せり悴みて握り拳のまま諭す金閣寺すこし揺らして水温む風邪に寝て聞く妻子らの大笑ひ門一つ残す城内青き踏む蚊を打ちて己おどろく座禅堂白髪の兄弟五人心太イヤリング揺らして男西鶴忌鉄瓶の鉄の手応へそぞろ寒着ぶく [続きを読む]
  • 【日記】 不動の滝で打たれてみたり(和束町)
  • 先日の御光の滝に続き、和束町の不動の滝へ。国道163号から和束へと入る。熊野神社前にしか車が停められそうにないので、ご挨拶とお賽銭(駐車場代)を入れて滝道を登る。階段が整備されているとはいえ、雨の後かつ急なのでかなり負荷がかかる。そのためであろう。パイプを切った杖を置いてくれている。ありがたい。滝前には儀式の場所が。定期的に行を行っているのだろう。行のための滝でもあるが見栄えもなかなかのもの。打たれ [続きを読む]
  • 【日記】 御光(五光)の滝ツアーin 和束町
  • 和束の御光の滝に行こうと調べていると、なんと町がツアーを募っているとサイトで見てすぐに申し込む。滝には基本一人、もしくは二人で大勢で行くものではないと思っている。しかし、わかりづらい滝のようで滝まで歩いて1時間かかるということ。なので、連れて行ってもらったほうがいいと思った。結果的にも正解。総勢二十数名。大学生からお年寄りまで。お年寄りと言ってもさすがに山を登ろうというだけあって健脚。しかも、数年 [続きを読む]
  • 【日記】 『杉良介集(自註現代俳句シリーズ九期7)』より
  • 畑打つて美濃の山城きらめかす流星に願ひ人間臭きこと福相を深めて父の日向ぼこ待春やとびとび押しの朱印帖耳の日や役所にでんと投書箱うれしさが後脚に出て跳ね仔馬崩れむとしては蚊柱たち直る紙皿にカレー山盛り文化の日寒餅のひび吉なりや凶なりや黒鯛(ちぬ)釣りの岩一枚を分かち合ひ蝙蝠(かわほり)のひるがへりては星を出す子の部屋の暑さポスター貼りつめて鹿の子の眼のつぶら班(ふ)のまだら裸木の上に裸の空ありて鳥渡 [続きを読む]
  • 【日記】 句会に思うこと
  • 土日と結社の異なる句会に参加。土曜はすべて兼題、日曜は雑詠。それぞれ勉強にはなるが、やはり結社には合わないのか。1・主催者を含め、句会で感心させられる句が出ているか2・自分の句に対する批評が自分が伸びようとするところに合致しているかこの2点を満たしてくれる句会があれば参加していきたいと思っているがなかなか。ベテラン主催者に対しても異なる見方をかなり述べるので、場を多少乱しているのかもしれないが句会 [続きを読む]
  • 【日記】 『太田寛郎集(自註現代俳句シリーズ九期8)』より
  • 睡りにも睡る力や蝌蚪の紐俎の水を均(なら)して桜鯛人妻をむんずと借りて運動会初蝶の影にも光にも触れておぼろ夜の籠に寝かせて白ワイン泳ぎより戻り真上にシャンデリア柚子の湯に沈み一国一城主まなざしを高きへあづけ絵踏かな笹鳴きや闇みつしりと蔵の中猫の仔の牙が甘えて出てしまふ神童のその後を知らず青嵐鶏頭のひとかたまりの憤怒かな花茣蓙に売る金銀のまがひもの駘蕩と運河ふくらみては凋み戦争がどこかにあつて蝶の昼 [続きを読む]
  • 【日記】 第一回・山羊主総会に参加
  • 愛知県の知多半島で開催された記念すべき第一回の山羊主総会に参加。朝早く余裕をもって出たにもかかわらず、盆の連休ということもあり高速道路は渋滞。しかもしばらくすると大雨、さらには濃霧と続き、何度引き返そうかと思ったが、無事時間通りに到着。山羊の神に導かれたとしか思えない。しかも到着してからは酷暑ではあったが、見事な快晴。 まずは会場の中華料理屋さんのところのポポくんに会う。うしおをポポくんの隣に入れ [続きを読む]
  • 【日記】 『辻田克己集(自註現代俳句シリーズ続編24)』より
  • 逢ひに行く緋のマフラーを背に刎ねて嫁が君父の家いま兄の家われ在りて思うてをれば厠の蚊空蝉の爪深く立つ桐の幹林檎食ふりんごのなかにゐるやうに探すものだけが出て来ぬ冬の暮全山の絞る力を滝と呼ぶ九鬼説の粋の縦縞蜥蜴の子ワグナーのとどろきわたる黴の家ビル工事寒し堕々々々々々々々と老人はくさめのあとをぶつくさとシーザーを刺す星空の野外劇鶏頭を庭に待たせてある如し爺々と蝉にいはるるまでもなし北窓を開く手力男之 [続きを読む]
  • 【日記】 アマゾンFBAから撤収
  • FBAとはフルフィルメントby Amazonの頭文字を取ったもの。つまり、アマゾンに商品を納品し、アマゾンが発送までを行ってくれるサービスのこと。商品さえアマゾンの倉庫に送れば、あとは自動で任せられるというわけ。こちらが休んでいても構わない。正月でもやってくれる。もちろん手数料はかかるが効率的ではある。マルチチャネルといって、別のサイトで売れても発送を依頼することも可能。このサービスは10年ほど前から行われてい [続きを読む]
  • 【日記】 この時代に○○
  • 朝、ゴミ出しに行くときに、小学生から「この時代に下駄」と言われた。ゴミ出しや短い散歩には一本歯の下駄を履いていく。下駄そのものもめずらしかろうが、一本歯はまず目にする機会はないだろう。竹馬に乗っているような感じで、平衡感覚を養うのに使っている。体幹を鍛えることにもつながっているだろう。「この時代に」の後に続く○○。おそらく自分のやっていることはほぼここに当てはまるように思う。・この時代にレコード・ [続きを読む]
  • 【日記】 霊的、スピリチュアルなもののとらえ方
  • コンビニでよく本を買う。本のスペースは狭いので、現代人の欲望に合わせて選びに選んだものが置かれているから。その一つ『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』を読んでみた。出版社は飛ぶ鳥を落とす勢いのサンマーク出版。片づけ本や開脚本、1日1食などテーマを絞って出版し、宣伝も上手い。著者は霊能者とかで龍神が部屋にやってきたやら、百済観音が賽銭を500円要求してきたやらと、かなり適当なのでその辺りは読み飛ば [続きを読む]
  • 【日記】 『山仲英子集(自註現代俳句シリーズ八期24)』より
  • 粧ひて齢のあきらか万愚節指さきのつめたきことのほかは春土不踏(つちふまず)にも日を当てて日向ぼこ涅槃図を納めて柱ほどの箱指先で突く薄氷の泣きどころ滝壷にとどくまで声あげぬ水谺して定まる浄蓮滝の丈読みかけのもの胸に伏せハンモック五六騎の過ぎて竹馬日和かな土になるまでのくれなゐ落椿居ながらに潮どきを当て生身魂手をかざすときに傾く踊の輪身細りしおもひ花野の中を来て梅漬けに欲しポンペイの出土壺夏炉焚く海抜 [続きを読む]
  • 【日記】 松ヶ崎惠子『句集 設計図』(邑書林)より
  • 琵琶湖句会でいただいた句集。黄砂ふる税務に生きて悔のなし硝子戸に蜂体当りして止まず楽団の大型バスや春の月鳰の子の即かず離れず浮御堂踏みしだく貝殻道や夏の月脱藩の峠明るし夏燕朝駆けの馬場の湿りや夏木立晩涼や柾目正しき吉野箸嫁ぐ荷に美術全集豊の秋四つ角の肉屋薬屋小鳥来ぬ万巻の蔵書明るし菜の花忌蹄鉄の小さき釘目や草芽吹く馬着掛けし蹄洗場や百千鳥 [続きを読む]
  • 【日記】 大阪はしご滝 [源氏の滝][月輪の滝]
  • この夏は、手近に行ける大阪の滝を開拓中。交野市で2つをはしご。はじめは源氏の滝。交野山の麓にあり整備されている。名前の由来に悲しい物語があるせいか、心霊スポットとしても有名らしい。鑑賞の滝というよりは行のための滝。今日は水量はあまり多くなく、打たれてみましたがもうちょっとほしいところ。それでもスッキリはしました。山羊のうしおも連れてきたので、役行者や不動明王たちと写真に収まる。うしお観音か。次に月 [続きを読む]
  • 【日記】 『阿部子峡集(自註現代俳句シリーズ九期12)』より
  • 駅のきはまで漣の植田水着水の順に白鳥首もたげ家ぢゆうの暗がりふやす雪卸堅雪を踏みて登校一直線早乙女の脱ぎたるものの白づくめ行者道すべりやすくて苔の花折れさうな葭に乗り降り葭雀芥にも向きを乱され浮寝鳥まつ先に胸の衰へ雪達磨汲み置きの水に雨の輪植木市尻の向き正されどほし祭馬炎帝に目鼻を奪られ石仏弔ひのためにはづされ冬障子肩触れぬやう雪道のゆづり合ひ [続きを読む]
  • 【日記】 権現の滝へ(大阪・四条畷)
  • ずいぶん滝をめぐってきたわりに大阪の滝は数えるほどだということに気づく。大阪も南まで行けばともかく、数自体が少なくこれといったものもなさそうだったので。ただ手近に行けるものがあればそれに越したことはないので、今回は四条畷の権現の滝へ行ってみました。生駒山。緑の文化園に車を止め、権現川ハイキングコースの外回りをぐるっと行くと30分ほどで到着。正直ぱっとしない滝。どちらかと言えば滝行に使われる感じで鑑賞 [続きを読む]
  • 【日記】 『吉原一暁集(自註現代俳句シリーズ八期8)』より
  • 一本の矢が音となる弓始聞き役となり風送る白団扇いつまでも向きそのままに馬の秋サハリンの沖に背を向け昆布干す白扇を開かぬままの暇乞ひ大寺の闇をうしろに白牡丹魚籠のぞくことが挨拶岩魚釣いんぎんに担ぎてすぐに荒神輿風鈴を吊りさまざまの風を待つみづからを巻きつつ太る藤かづら水打つて昼夜を区切る日曜日ねんねこに泣く声深く包みこむスコップで叩き魂入る雪だるま膝に置きおのれ鎮むる秋扇病めばまた病む友のでき茅舎の [続きを読む]
  • 【日記】 本は併読するのが好き
  • 仕事柄というわけではありませんが、本は平均以上に読んできたように思います。しかも一般に聞いても誰? というような人のものが多い。学者ではないので乱読ではありますが、実は学者という人たちは本を読んでいると言えるのか疑問ではあります。自分の研究に必要なところだけを読むので大体がつまみぐいのようなもの。じっくり読むというのとはまた違って、著者にすればうれしいのかどうかというところはありますね。しかしすべ [続きを読む]
  • 【日記】 俳句10句掲載(「静坐の友」季刊32号)
  • 1年以上前にスペースが余ったら使ってくださいと言って出しておいた句。「糟谷磯丸と岡田虎二郎」の原稿と一緒に出したものが忘れた頃に掲載。滝落つる音上からも下からも滝白く流れて青く澄みにけりこの膝も岩場の一つ赤とんぼ石仏の御手にすがれる夏の草やはらかな四角四面や冷奴真つ白な潔さなり冷奴我生きるなれも生きよと蝉の声深部まで細胞揺する蝉時雨扇の手休めて頬に残る風汗玉となりて顎より落つる坐へ既出の句もあり。 [続きを読む]
  • 【日記】 「画僧古かん展」(大和文華館)・中野美術館
  • 奈良のあやめ池そばにある大和文華館へ。明誉古?(めいよこかん)は江戸時代前期の尾形光琳と同時代の画僧。あまり有名ではありませんが白隠や仙厓の先駆けを行くゆるい画風。彼らは禅僧でしたが古?は浄土宗の僧侶。大黒天が代表作のようですが、龍や曼荼羅なども見ごたえあり。大黒天は何枚も描いており、その一枚が円い絵葉書になっていたので購入。玄関に貼っておきました。ちなみに玄関には、以前北白川で店をしていたときに [続きを読む]
  • 【日記】 『長田等集(自註現代俳句シリーズ七期18)』より
  • 初蝶の水の上きて濃くなりぬ咳こらへゐしが祈りのうちに咳く掌ひらけば掌に何もなしいなびかり聖書まで転がり毛糸玉止まる冬すみれ吾子に聖句を口うつし雲の峯いつも伏目の修道女揚雲雀空のふところにて遊ぶ台風一過まづ豆腐屋の笛が来る雑踏を出て来し胸に赤い羽根啓蟄や書架にぎつしり神学書突端と知りて長考かたつむり一指づつ拭ふ白桃食べし指枯蔦の尖端水にとどかざる点眼のあとの右目に冬の雁雪に足あと藤村のゆきし道刃の上 [続きを読む]
  • 【日記】 マブソン青眼『一茶とワイン』(角川学芸出版)より
  • 著者はフランス人であり、俳句研究者でもあり、俳人でもある。俳号がだから「青眼」なのだろう。近年の俳句より江戸の俳諧を好んでいる。一茶が師事したという夏目成美という俳人をはじめて知った。当時は一茶より有名で、裕福な成美に対して、一茶は貧しい庶民派という好対照であったと。二句を対比させるとよくわかる。ふはとぬぐ羽織も月の光りかな 成美名月のご覧の通り屑家也 一茶「これがまあつひの栖か雪五尺」の有名な句 [続きを読む]
  • 【日記】 「モテますよ、ね?」という微妙水中花 陸沈
  • 「モテますよ、ね?」という微妙水中花山羊飼いさんの手作りでオイルなので水中花とは言わないのかもしれない。気に入って購入。曝しけり戦意高揚煽りし書空梅雨や共謀をする友もなし上記二句はめずらしく時事句。 笹百合を統べて真中の紅一点白い花弁の真ん中に真っ赤な蕊。片蔭もあらぬ蕎麦屋へ黙の列信楽の蕎麦屋。へんぴなところにあるのに流行っていていつも並んでいる。 サングラスはづし父なり保育園仕事帰りのお迎え。中八 [続きを読む]
  • 【日記】 梅雨の蝶白蝶草の高さほど 陸沈
  • 梅雨の蝶白蝶草の高さほど白蝶草は季語ではないので、梅雨の蝶との取り合わせで詠んでみました。梅雨寒や古書店直下防空壕京都のある古書店の店主の座っている真下に防空壕があるとのこと。妙齢のハスキーボイスお花畠時の日や老いたる小町像と歌碑時の日は6月10日。>時間を尊重し,生活の改善・合理化を進める目的で,1920年(大正9)設定された記念日。6月10日。671年4月25日(太陽暦の6月10日)に天智天皇が初めて漏刻(水 [続きを読む]