月?宗地 さん プロフィール

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月?宗地さん: 都流茶道教室《月桑庵》
ハンドル名月?宗地 さん
ブログタイトル都流茶道教室《月桑庵》
ブログURLhttp://ameblo.jp/darkpent/
サイト紹介文都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
自由文都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。
初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。

趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供261回 / 365日(平均5.0回/週) - 参加 2013/01/15 17:39

月?宗地 さんのブログ記事

  • 【着物】女羽織について
  • 「黒羽織を着れば略礼装」  女性の着物の記事で多くみられる記述ですね。  これ、誤解をされる方が多いので、一度書かなきゃなぁ……と思っていましたが、これは「略礼装になる」のではなく「略礼装として扱う」の間違いです。  これに最適なのが「お通夜」ですね。 わざわざお通夜用の着物を用意するのではなく、普段着に黒羽織を着ることで、略礼装として扱います。  ただし、小紋などではなく、無紋の [続きを読む]
  • 【茶道】茶の湯と莨
  •  煙草の健康被害は虚構であるという認識がようやく広まってきました。 勿論、過度の喫煙は害ですが、それは酒も、砂糖も、塩も同じです。 匂いと煙たさは嗜好の問題ですので、喫煙所にこもらされて吸う人間や煙草そのものを攻撃するのは辞めてもらいたいですね。 さて、実は茶道に莨(たばこ)はつきものです。 この禁煙・嫌煙ブームのご時世では流石に茶席で吸う人は居ませんが、薄茶の前など、煙草を喫んだそうで、その名残が [続きを読む]
  • 【道歌】持たずして代わり用ゆは邪道なり 見立て取り上げ奥深きかな
  •  持たずして 代わり用ゆは 邪道なり 見立て取り上げ 奥深きかな 道舜 よく聞く言葉に「見立て」というものがあります。 「これ建水に見立てて」などといわれています。  私はこれにずっと違和感を覚えていたんですね。「それって代用品じゃないの?」と。そうしてきしてTwitterで即時ブロックされたこともあります(苦笑)  以前にも「見立てというのは代用品ではない」と書いてきましたが、ようやく結論に至り [続きを読む]
  • 【茶道】茶道はカジュアルに非ず
  •  茶道はカジュアルなものではありません。 カジュアルなものなら、略礼装にせよ、礼装を求められることはありません。 茶道を「ただ楽しみたい」のなら、カルチャースクールで習うのが良いでしょう。いや、カルチャースクールで学ぶ必要もないかもしれません。客振りだけを学べば良いかもしれませんよ? カジュアルではないからといって、かしこまりすぎるのもどうでしょう? 茶道が具現化する茶の湯とはストイックなだけでは [続きを読む]
  • 【茶道】初夏の日本庭園 華道展 呈茶
  •  昨日は、板橋区主催のイベント「 初夏の日本庭園 華道展」の呈茶係で、徳水亭へ。  徳水亭というのは、板橋区が所有する「茶室」です。  残念なことに丸目ではありませんが、一応京間です(茶道用の畳ではありません)。  丸目というのは「目が縁に隠されていない」畳で、端っこが半目などになっていない茶道用の畳のことです。  朝、お湯を沸かしたところ、どうもカルキくさい。 薬罐の蓋を外して沸か [続きを読む]
  • 【こよみ|小満】
  •  本日は二十四節気第八の小満です。 万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来る(満ちる)ころと言われます。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されています。  麦畑が緑黄色に色付き始めるころで、初夏の爽やかな気候から次第に暑さが加わり、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。  梅の実がなり、西日本では走り梅雨が見られるころで、田植えの準備を始めるこ [続きを読む]
  • 【道歌】寄せ皆具火箸飾らぬ点前なら柄杓前にぞ飾るそとかし
  • 寄せ皆具火箸飾らぬ点前なら柄杓前にぞ飾るそとかし 道舜 当流では杓立に火箸と柄杓を飾る場合、必ず火箸が前になります。そして、柄杓が後ろです。千家流では柄杓が前で火箸が後ろですが、当流は違うんです。 これは、遠祖の頃から変わっていない飾り方だそうです。そして、寄せ皆具で火箸を飾らない点前の場合には、柄杓を前にして飾ります。 他のお流派とは全く違う当流の規矩がここにあります。「先に取る火箸は前に飾り、 [続きを読む]
  • 【茶道】月桑庵未来図
  •  これは私が勝手に考えた月桑庵の未来図です。 寸足らずの畳は二尺四寸。 水屋を拡張して、腹口と背口をどうにかできるようにと考えたのがコレ。  背口は玄関に台を添えて、畳を上に載せる感じに。  これで道具置場も増やせますし、頑張って水屋建て増ししないと! [続きを読む]
  • 【道具】棚物好総覧(下書き)【改訂】
  • 閲覧ありがとうございます!他流のお棚について、特に協力者求む!です。お裏さんとか、正直棚が多すぎて(汗)これに形をトレースした挿絵をつけて、まとめようと思ってます。できれば尺寸も書き添えようかと。好の一覧ってやはり必要ですよねぇ。ご協力いただけた方には、PDFにて原本をお渡しいたします。三人寄らば文殊の知恵ではありませんが、何卒ご協力お願いいたします。棚物好総覧《卓》・丸卓 利休形  桐木地…………【 [続きを読む]
  • 【告知】月桑庵リニューアルのお知らせ
  •  月桑庵も第五期にはいり、リニューアルすることになりました。  寸足らずの畳ではありますが、本間一畳半足して四畳半になります。 和箪笥や洋箪笥があったところはきれいさっぱりなくなりまして、道具の山も一部移設いたしました。  あとは畳が納品されればリニューアル第一弾が完了です。 今年はリニューアルを少しずつしていく予定になっておりますので、是非一度ご来庵くださいませ★彡 [続きを読む]
  • 【道歌】茶の湯とは 武士の嗜み 老ひの友 漢の遊び 淑女の習ひ
  • 【道歌】茶の湯とは 武士の嗜み 老ひの友漢の遊び 淑女の習ひ 道舜  茶の湯というのは、武士ーー今で言う官僚や政治家ですねーーにとっては、嗜みでした。 政治的な内密な話をしたりするにも茶室で行われたり、茶の湯が絆を深めたりと、大きな役割を果たしています。 武家がなくなると、今度は近代数寄者たち、それも財閥の当主たちがこぞって茶の湯をたしなむようになりました。 茶の湯での出会いがビジネスになり、 [続きを読む]
  • 【道歌】花入れを見たまま入れるは愚かなり 床に付きてや見やるさまみよ
  • 花入れを見たまま入れるは愚かなり床に付きてや見やるさまみよ 道舜 やりがちなことですが、入れたときの方向でバランスを取ると、掛けたときや、据えたときにバランスが崩れることがあります。 つまり、花入に入れるときには、見えているバランスではなく、客が見る視点からのバランスを考えて入れなければなりません。 これは技術ではなく、経験と想像力でしか補えないものなので、花は教えられるものではない……と思うので [続きを読む]
  • 【こよみ|立夏】
  •  二十四節気の第七。本日から『夏』です。 暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されています。 蛙が鳴きはじめるころで、新緑の季節の始まりです。九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが始まります。着物は袷(あわせ)から褝(ひとえ)に衣更えをします。といっても、襟も帯もまだ袷と同じです。 畳替えの時期で、茶道では炉から風炉に切り替わります。 八十八夜で炉を塞ぎ、立夏で初風炉を祝うというのが [続きを読む]
  • 【こよみ|八十八夜】
  •  本日は八十八夜。 雑節の一つで、日本独自の暦です。立春を起算日として八十八日目にあたります。「八十八夜の別れ霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期でもありまして、農家に対して注意を喚起するためにこの雑節が作られました。 茶道では初茶摘みとしても有名で「夏も近づく八十八夜〜♪」の歌(タイトルも『茶摘み』です)が有名です。この日に積んだ茶は上等なものとされ、茶摘みを祝った茶事なども行われます。 [続きを読む]
  • 【道歌】天目は台より下ろすも下ろさぬも正客ばかりが知るものぞかし
  • 天目は台より下ろすも下ろさぬも正客ばかりが知るものぞかし 道舜 天目に作法なし! これは私が柳営茶会で、御家流の安藤綾信公から教えていただいたことです。 天目台に載せたまま喫もうが、天目台から下ろそうが、正客の胸先三寸……なんだそうです。 これは正客がどんな作法よりも「その場において最上級である」ことを意味するからであるかと思います。 ある意味では、連客は正客に倣うべし……とも言えます。つまり、正 [続きを読む]
  • 【道歌】瓷器なれば茶は熱きにて持ちがたき素手にてとらず小帛紗用ひよ
  • 瓷器なれば茶は熱きにて持ちがたき素手にてとらず小帛紗用ひよ 道舜 瓷器(磁器)は薄造りな上に熱伝導がいいですので、小帛紗を用いて頂くのが普通です。熱いのを我慢して頂くより、さっと懐中から小帛紗を取り出して頂くのが素敵かと存じます。 これを真の扱いとも言いますが、天目にこの扱いをするのは別の理由からだったりしますが、それはまた別の機会に。 このためにも、瓷器(磁器)の茶盌を持っていないといけませんね。 [続きを読む]
  • 【和歌】山吹のみのひとつだになきとても花も咲かずば待ち焦がれたる 月誧
  • 山吹のみのひとつだになきとても花も咲かずば待ち焦がれたる 月誧 山吹は実を一つも付けないといっても、花が咲かないというのは(咲くのを)どうしても待ち焦がれてしまうものです。 太田道灌の蓑の故事で有名な歌をお借りしました。これ、深読みすれば恋の歌にもなりそうですね! 月桑庵では四年前に買った山吹が、今年初めての花をつけました! 早速、日曜日に茶花として入れました♪ 翌年、一番弟子さんが持ってきてくれ [続きを読む]
  • 【茶会】第42回喫茶体験教室「お茶会へ行こう」4/23〜レポート〜②
  •  中座をしていただき、道具替え。 茶室が二つあれば、そのまま移動してもらえればすむことなんですけどね。  大板に短冊箪笥を載せるという師匠の考案した炉点前。 発案は私の「短冊箪笥を炉で点前できますか?」という質問だったとか。そのままやったのでは点前座がさみしいので、大板を敷きましょうということになった訳です。  山里棚が遠州好みですから、ここはいくつかある短冊箪笥の中から宗和好みをチョイス [続きを読む]
  • 【祝!四周年】第五期より「お茶事へ行こう」を開催します!
  •  気がつけば四年が終わりました。  お茶会へ行こうは実に四年で四十二回。  去年からは初釜を始め、懐石道具も少しずつ買い集めています。  その間にも、出会いと別れがあり、特に宗泰先生と鬼佛庵さんとの出会いがありました。お二人は私の茶道人生のなかで、生涯忘れ得ぬ人となることと思います。  そして、初めての茶友・田坂さんの死。 然程、歳も離れていない壮(わか)すぎる突然の出来事でし [続きを読む]
  • 【茶会】第42回喫茶体験教室「お茶会へ行こう」4/23〜レポート〜
  •  日曜日は、一番弟子さんのお茶会へ行こう点前デビューの日。 先月、お点前デビューしたばかりですが、やってみましょう!ということで、いきなり短冊箪笥の点前。これ難しいんですが、まぁ、何事も経験(笑)  お客様は五名。 鬼佛庵さんを筆頭に、ご新規さん2名さまとお稽古難民だったIさん。 Iさんは流派を変えずに、当庵でお稽古なさることになりました♪  月桑庵のお茶会へ行こうでは「濃茶が掛軸」「薄茶が花 [続きを読む]
  • 【こよみ|穀雨】
  •  本日は、二十四節気第六節である「穀雨」です。  田畑の準備が整い、それに合わせて春雨が降るころです。穀雨というのは「穀物の成長を助ける雨」の意味で、昔風に言えば「春雨が百穀を潤す」となります。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。「百穀春雨」とも言います。種まきなどに適した時期なので、農作業の目安にされたりしています。 「清明以降雪が降らなくなり、穀雨になると [続きを読む]