haja & Chi さん プロフィール

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haja & Chiさん: 松楓庵 haja&Chi
ハンドル名haja & Chi さん
ブログタイトル松楓庵 haja&Chi
ブログURLhttp://hajaandchi.blogspot.it
サイト紹介文イタリア、楽器作家の世界。ヴァイオリン、チェロ制作の傍らクレモナのこぼれ話。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2013/01/28 08:27

haja & Chi さんのブログ記事

  • アマトリーチェの子供への支援
  •  先日、クレモナにて昨年中部イタリアを襲った地震によって被災した子供達の小学校復興基金のためチャリティーコンサートが行われました。日本からヴァイオリニスト二村英仁さんとドイツからヴィオリスタ山中保人さんが演奏にかけつけました。アマトリーチェはこの冬70年ぶりの大雪にみまわれイタリア全土で皆が心を痛めています…。1日も早い復興を心よりお祈りします。コンサート後は二村さん自ら出入り口にて募金の呼びかけ。 [続きを読む]
  • ぶじ帰国
  • 少し前のことですが…長時間フライトを終え無事イタリアに戻りました。ミラノの友人宅に一泊させてもらい、翌日はその足で中心街へ。掃除済みドゥオーモの前で☆この後ドゥオーモの脇、Palazzo Realeにて特別展『北斎、広重、歌麿』展へ!! [続きを読む]
  • Isserlisクレモナへ再び!
  • 1月20日の夜チェリストSteven IsserlisがOrchestra da Camera di Mantovaとクレモナへ来ました!数年前のコンサートシーズンで、同じポンキエッリ劇場へ来て以来です。チャイコフスキー Andante cantabileハイドン Concerto per violoncello e orchestra n.2チャイコフスキー Variazioni su un tema rococo' per violoncelloハイドン Sinfonia n.48 "Maria Theresia"どの曲も素晴らしく、オケからの提案で、最後の2曲は順番を [続きを読む]
  • 平面出し
  • どの楽器にも必ず表裏板があります。平面出しは基本的な作業の一つです。先日ヴァイオリン3台とヴィオラ1台分の横板を曲げ終えたので…表裏合わせて8枚ほど平にします。チェロは?…3台分置いてあります。1枚づつ順番に、正確に、手際よく! [続きを読む]
  • ライニング接着
  • 横板が全てつくと、f字孔から覗くと見えるライニングを接着します。全ての楽器の表裏面の両方につけるので…全部で12本!改めて考えると多いです。今日のクレモナは日中、粉雪が舞いました。冬真っ盛り、春が待ち遠しいです。 [続きを読む]
  • 横板接着時〜part2〜
  • 型を回転させ次々と接着…。ヴァイオリン、ヴィオラは片手でまわせますがチェロになると型の重さ+クランプでどんどん重たくなっていきます。今年のクレモナの冬は例年より冷え込むためニカワの接着時は電気ストーブをつけて少しでも室温を上げます。 [続きを読む]
  • 横板接着時…
  • ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ…横板の接着には多くのクランプを使います。同じ作業はできるだけ同時期に進めます。しかし残念ながら全てを一緒に接着するほどクランプがないため、ひとつづつ順番に・・・。手前の2つと奥の型、どれもちょっとずつ違いますね。 [続きを読む]
  • 楽器みがき
  • 楽器本体を作る時もそうですが、製作中は様々な『掃除』をします。よごれをとったり、磨いたり…。ニスを塗る前もそうです。チェロの表板はF字孔があったり指板があったりと山有り谷有り。 [続きを読む]
  • 自家製ニス
  • 楽器に塗るニスも工房で作ります。材料、レシピは秘密です…。門外不出!?これがニスのベースとなります。この写真だけ見ても、ヴァイオリンやチェロに塗られるのは想像しにくいですね…。 [続きを読む]
  • 顔料をすり潰す
  • ニス部屋では…手作り顔料は、乾かした後乳鉢でよくすり潰します。当然ながら時間によって細かさも変わります。この後ガラス板の上でガラス製の練り棒を使いさらに細かくします。チェロを塗るにはかなりの量の顔料が必要になります。クァルテットとなると…。楽器本体だけでなく、色を用意するのにも時間がかかります。 [続きを読む]
  • クアルテット アマティ
  •  クアルテット・アマティが完成しました。アメリカで催されるVSAのコンクールにて銀賞をいただきました。 このコンクールは世界でイタリアのトリエンナーレより規模の大きい唯一のコンクールです。国際コンクールでしかも楽器の自由度が高く、いかにもアメリカらしいコンクールと言えるでしょう。いま、最も注目される作家やメーカーなどが集まりました。 さて、ストラド・クアルテットに続いてアマティモデルでの制作。隆起と [続きを読む]
  • Stradivari Quartetto No.3
  • Cello続いてチェロ。B。 王道のストラディヴァリチェロは作っていても迷いの少ない作品です。 ストラディヴァリは慣れた形で、毎回といっていいほど厚みの分布にもトリックがしてあります。実験をしています。 今回は川にかかるブリッジのストラクチャーを思い浮かべて、表板に駒を中心にXの字に強度をつけました。イメージとしては表板の上下に振動板が二つある感じでもあります。もちろん、X字で分割された右と左のスペースに [続きを読む]
  • ストラディヴァリ クアルテット その2
  • セカンド ヴァイオリン ストラディヴァリのGパターンより型をおこしました。”P”はPrimo(第一)の意味で、この”G”はGrande(大きい)を意味しています。ストラディヴァリのオリジナルの型の上に書いてあります。 この型よりストラディヴァリはボディの長さ357mm~358mmを意図した大きい楽器を製作しています。アマティの時代より330mm〜350mmが主流だったヴァイオリンより大きいのでこの名前が付けられたものと思います。 G [続きを読む]
  • Stradivarius Quartetto(two violins, a viola and the cello)
  •  ハイドンに始まる音楽の形式、弦楽四重奏。これにちなんでヴァイオリン属にも四重奏なる物が存在します。 この度、四重奏を製作する機会を頂きましてストラディヴァリ・クアルテットにいたしました。知名度が高く王道であり基本でるストラディヴァリがゆえに、最も難しく手の抜けないモデルになります。普通はヴァイオリン2本にヴィオラ1、チェロ1になります。 材料となるスプルース、メープルは基本、同じ木からとるのが通 [続きを読む]
  • 古川展生さん クレモナで演奏
  •  先月、東京都交響楽団の主席チェロ奏者の古川展生さんがクレモナにてコンサートを行いました。 昼過ぎにクレモナに到着した古川さんはクレモナのメイン通りガリヴァルディ通りにあるステファノ・コニアさんの工房でリハーサル&コンサートの準備。夕刻、旧市街の真ん中にあるフィーロ劇場付属のサロンにてコンサートをしました。曲目は お弟子さんの岡本梨紗子さんも一緒に演奏され、古川さんと一緒にブダペストより旅をされて [続きを読む]
  • ヴァイオリンの違うみかた
  •  先日クレモナに在住の写真家yumaさんに楽器の写真をとってもらいました。"il violino nero" photograph Yuma Murata出来るだけ自由に、作品づくりに活用してくださいなと”黒いヴァイオリン”をお渡ししました。 条件は、”148x148mmの正方形2枚”のみです。小生はすでにフツーにヴァイオリンはみられないはずです。  毎日ヴァイオリンを削っているので、視点がミクロになってしまいます。 渦巻きの美しさ、パーフリングが [続きを読む]
  • ふたりのマエストロ 
  • 『ふたりのマエストロ I Due Maestri』 2016年5月18日に銀座ヤマハ・ホールにて、日本を代表するチェリスト宮田大さんと一緒にレクチャーコンサートを行います。”ふたりのマエストロ”のフライヤー出演永石勇人 liutaio宮田大 cellisto森田啓佑 cellisto鳥羽亜矢子 pianista宮田さん、森田さんがそれぞれ永石作の2本のチェロを使用します。使い手である奏者と作り手の作家によるコラボレーション企画です。それぞれの道 [続きを読む]