ミトラ さん プロフィール

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ミトラさん: ミトラ〜グノーシス
ハンドル名ミトラ さん
ブログタイトルミトラ〜グノーシス
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698
サイト紹介文美術史、建築史、音楽史と思想史の内的連関を追求するブログでしたが、その後範囲を広げました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供121回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2013/01/31 19:59

ミトラ さんのブログ記事

  • 仏像礼讃
  • 上の写真は京都の妙法院・三十三間堂の千手観音像である。千一体ある千手観音像は一体一体全て顔が違うと言う。仏像が偶像崇拝であるとの批判が有る。これに対しては作家にして仏教評論家、岡本かの子氏が次の様に反論している。およそ絶対に表象の印号の無い存在が、此の宇宙に在るでしょうかーたとえば精神上のものでもー私たちが嬉しいとか、悲しいとかいう主観的なものを思い浮かべることすら、よく探って見れば私たちは無意識 [続きを読む]
  • 母権制から父権制へ ⑤ 遊牧の役割
  • るいネットの筆者の特色は牧畜より遊牧が父権と私有意識の源流と考える点にある。筆者の論理を要約しながら僕の感想、疑問を並行して挙げてみたい。約8千年前〜6千年前頃、採集民族は農耕・漁労、狩猟民族は牧畜・遊牧という生産様式へと移行し、遊牧部族は父系へ移行すると筆者は主張する。これは後に「父権制への転換」の論文によって遊牧民族がイラン、モンゴルにおいて母権から父権へ転換したという歴史的実証によって補強さ [続きを読む]
  • 母権制から父権制へ ④ 視点の整理
  • 今回扱うのは「人類婚姻史」の最後の遊牧社会である。http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/05/800.htmlこれはここでさらに詳しく展開されている。第1回 遊牧部族の父系制転換①第2回 遊牧部族の父系制転換②第3回 略奪戦争は動物の本能には無い第4回 遊牧部族の父系制転換〜略奪闘争まで第5回 私有婚家族の成立と土地の私有第6回 市場化に伴う婚姻制度の変化まとめと図 http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/741.htmlこ [続きを読む]
  • ダニー・ハサウェイ
  • この間ソウル・ミュージックの嗜好の幅を広げようといろいろな人を聴いてみて特に強い印象を受けているのがダニー・ハサウェイだ。彼は祖母がゴスペルシンガーだったそうで、そのせいかマヘリア・ジャクソンばりのエモーショナルなゴスペル唱法を身に付けている。このエモーショナルな歌い方は声質だけでなく、多分、発音、口の広げ方など特殊な技術を必要とするもので、男性ソウルシンガーではダニーにしか見られないものだ。レイ [続きを読む]
  • 母権制から父権制へ ③ 狩猟部族の場合
  • 今回は下の2資料、即ち狩猟部族の系譜を要約、検証する。http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/05/000798.htmlhttp://bbs.jinruisi.net/blog/2010/05/800.htmlこれは前回示した下の全体図の中の上半分(水色の部分)である。 ****************************① 勇士集中婚 勇士婿入婚 ヨーロッパの森林地帯に留まったコーカソイドは狩猟中心の生活を続け、そのためにボス集中婚を維持 [続きを読む]
  • 母権制から父権制へ ② 採集社会と母権
  • バッハオーフェンの母権制はアプロディテ的乱婚制とデメテル的一夫一婦制の2類型を基本にしたが、モルガンとエンゲルスは乱婚と一夫一婦制の間に「集団婚」の段階があると考え、更に集団婚を血族婚、プナルア婚、対偶婚、家父長制の4段階に分類した。http://s.webry.info/sp/42286268.at.webry.info/201506/article_5.html例えばバッハオーフェンが乱婚制と見なしたマッサゲタイは同性の兄弟同士で互いの配偶者を共有するプナル [続きを読む]
  • バッハ 「前奏曲とフーガ Fm」BWV534
  • この作品には「喘ぐ様な悲しみ」「悲劇的な情熱」など悲劇性を読み取る人が多いようだ。http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=2477http://www.niigata-organ.com/html/lecture3.htmlしかし僕はこの曲には(確かに悲しい調子は有るが)意外とロマンチックな印象を受ける。破滅の美学を感じさせるBWV543 イ短調https://m.youtube.com/watch?v=mM43i4N6AOkなどと較べればこちらは平安浄土教の様な絵画的な美しさがあると感じるのは僕 [続きを読む]
  • 復活! 爆
  • 何故か炎武ブログとタヌキ博士、復活しました。笑もしかしてただのヤフーの不具合だったのか?大変大変失礼しました!ミトラと新タヌキはいったん休眠!本当に削除された時のためにkeepしておきます。俺はアホか!? [続きを読む]
  • 政治ブログ移動のお知らせ
  • どうやら僕の政治ブログと冗談を言いたくなった時のタヌキ博士のブログ(笑)が削除されたようです。政治ブログの方はかなりキツイ事を書いていたので予想はしていたし、だからこのブログから分離したのですが、タヌキ博士の方は削除される理由は全くありません。また友人のヒサヒサ氏のブログも削除されたようです。自民党が作っているブログ荒らし専門集団が有り、反政府的なブログに執拗な嫌がらせと削除依頼をしているという噂 [続きを読む]
  • Junior Mance 珠玉のブルースたち
  • ずっと探していた曲がようやくYouTubeにupされたので早速紹介したい。「Junior's Blues」はかなり昔のアルバムだが、ジュニア・マンスの得意なブルースナンバーばかり集めた珠玉の一枚である。リラックスした、凝った所の無い、ある意味で平凡な、それでいてハイセンスなブルーノートがとても心地良い。ジャズ・ブルース入門にはまずこのアルバムを全曲コピーするのが一番良いと僕は絶対の確信を持って断言する。「Cracklin'」はゴ [続きを読む]
  • バッハ 「トリオソナタ in C」BWV529 より ラルゴ
  • 対位法と「コール&レスポンス」の間は微妙な間隔だ。離れているようで繋がっている。バロック音楽の中で対位法の伝統を守ろうとするフランドル地方と和声音楽へ移ろうとするイタリアがせめぎ合いながら互いに影響を及ぼし合って壮大なバロック・フーガが生まれた事は以前書いた。http://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698/40646915.htmlバッハの通奏低音は対位法になっている。その独特の緊張感は単に旋律同士の絡み合いだけでなく、 [続きを読む]
  • バッハ 「トリオソナタ in C」BWV529 より ラルゴ
  • 対位法と「コール&レスポンス」の間は微妙な間隔だ。離れているようで繋がっている。バロック音楽の中で対位法の伝統を守ろうとするフランドル地方と和声音楽へ移ろうとするイタリアがせめぎ合いながら互いに影響を及ぼし合って壮大なバロック・フーガが生まれた事は以前書いた。http://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698/40646915.htmlバッハの通奏低音は対位法になっている。その独特の緊張感は単に旋律同士の絡み合いだけでなく、 [続きを読む]
  • 母権制から父権制へ ①
  • 1週間も更新しないと心配されるので、取り敢えず整理できた範囲で書いてみようか。(笑)考察したいのは次の三つの関連である。① 母権制と父権制② 狩猟・牧畜・農耕などの生産様式③ アニミズム、多神教、一神教の信仰形態この関連を考察した社会者、人類学者は非常に少ない事が分かったが注目されるのは「るいネット」でそれが体系的に考察されている事である。http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/741.htmlhttp://bbs.jinru [続きを読む]
  • 母権制から父権制へ ①
  • 1週間も更新しないと心配されるので、取り敢えず整理できた範囲で書いてみようか。(笑)考察したいのは次の三つの関連である。① 母権制と父権制② 狩猟・牧畜・農耕などの生産様式③ アニミズム、多神教、一神教の信仰形態この関連を考察した社会者、人類学者は非常に少ない事が分かったが注目されるのは「るいネット」でそれが体系的に考察されている事である。http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/741.htmlhttp://bbs.jinru [続きを読む]
  • フロイトのラディカリズムとその矛盾 ②
  • フロイトが「トーテムとタブー」を書いた動機は自分で語っている。「ここ最近の数年の精神分析的な仕事の結果、個体発生は系統発生の反復であるという命題は心的生活にも適用可能でなければならないという思いが強くなってきた。」彼はヘッケルの反復説に共鳴し、心理学でもそれが成り立つはずだと考えたのである。フロイトにそういう問題意識が有るならユングやノイマンにも有るのは当然である。フロイトはトーテミズムの2つのタ [続きを読む]
  • フロイトのラディカリズムとその矛盾 ②
  • フロイトが「トーテムとタブー」を書いた動機は自分で語っている。「ここ最近の数年の精神分析的な仕事の結果、個体発生は系統発生の反復であるという命題は心的生活にも適用可能でなければならないという思いが強くなってきた。」彼はヘッケルの反復説に共鳴し、心理学でもそれが成り立つはずだと考えたのである。フロイトにそういう問題意識が有るならユングやノイマンにも有るのは当然である。フロイトはトーテミズムの2つのタ [続きを読む]
  • フロイトのラディカリズムとその矛盾 ①
  • さて、どこまで話が行ったのだったろうか?(笑)そうそう、ノイマンの最後の「グレートマザーの精神変容と両極の逆転」を正確に理解するためにトーテミズム論の変遷、及び遊牧民族における母権制と父権制の歴史を概観しようとしていたのだ。http://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698/40693478.htmlこの概観は特急で進もうと思う。各駅停車ではそれだけで何年もかかってしまうからだ。トーテミズムは19世紀スコットランドの法学者マク [続きを読む]
  • フロイトのラディカリズムとその矛盾 ①
  • さて、どこまで話が行ったのだったろうか?(笑)そうそう、ノイマンの最後の「グレートマザーの精神変容と両極の逆転」を正確に理解するためにトーテミズム論の変遷、及び遊牧民族における母権制と父権制の歴史を概観しようとしていたのだ。http://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698/40693478.htmlこの概観は特急で進もうと思う。各駅停車ではそれだけで何年もかかってしまうからだ。トーテミズムは19世紀スコットランドの法学者マク [続きを読む]
  • 転換は行雲流水の如く
  • この間、政治ブログの方に重心を移していたが、区切りの良い所まで行くのに予想以上の時間が(下手すると半年以上? 笑)かかりそうなのと、ひとまずトランプ氏暗殺の差し迫った危機は遠のいたので、そろそろ重心を前後の足に等しくかける構えに戻そうと思う。もちろん前屈から後屈へ、後屈から前屈へと常に体重移動できるようにしておくのが金剛心拳の基本である。 [続きを読む]
  • 転換は行雲流水の如く
  • この間、政治ブログの方に重心を移していたが、区切りの良い所まで行くのに予想以上の時間が(下手すると半年以上? 笑)かかりそうなのと、ひとまずトランプ氏暗殺の差し迫った危機は遠のいたので、そろそろ重心を前後の足に等しくかける構えに戻そうと思う。もちろん前屈から後屈へ、後屈から前屈へと常に体重移動できるようにしておくのが金剛心拳の基本である。 [続きを読む]
  • Change is gonna Come
  • 公民権運動のテーマソングになったこの歌、恥ずかしながらサム・クックの歌だという事を今日初めて知った。そしてサムがマルコムXやモハメド・アリの友人で公民権運動にも参加していた事も。http://tortoiz-store.net/2017/01/31/post-4213/とてつもなく長い、苦しい時間が流れただが我々は今、確信できるきっと変わる時が来るとネオコンによって国をメチャクチャに破壊された中東の人々のためにあるような歌ではないか? そ [続きを読む]
  • Change is gonna Come
  • 公民権運動のテーマソングになったこの歌、恥ずかしながらサム・クックの歌だという事を今日初めて知った。そしてサムがマルコムXやモハメド・アリの友人で公民権運動にも参加していた事も。http://tortoiz-store.net/2017/01/31/post-4213/とてつもなく長い、苦しい時間が流れただが我々は今、確信できるきっと変わる時が来るとネオコンによって国をメチャクチャに破壊された中東の人々のためにあるような歌ではないか? そ [続きを読む]
  • 王鐸と翻子拳
  • 前回に引き続き書道と武道の相似象について。再び多木先生の解説を参考にさせてもらう。http://y-tagi.art.coocan.jp/404.htm王鐸(1592〜1652)は明末清初の書家にして歴史家である。明朝では礼部尚書にまで出世したが清軍が南京に迫ると降伏し清の役人となった。Wikipediaに依れば、明滅亡の危機に、倪元路や黄道周など国に殉じたものが多いのに対し、王鐸は要職にありながら政局に疎く、無能の官僚と誹謗され、また、敵に降って [続きを読む]