kaz さん プロフィール

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kazさん: ピアノのある生活、ピアノと歩む人生
ハンドル名kaz さん
ブログタイトルピアノのある生活、ピアノと歩む人生
ブログURLhttp://2013815piano.blog.fc2.com/
サイト紹介文人生後半戦のピアノライフ。中年ピアノ奮闘記。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供528回 / 365日(平均10.1回/週) - 参加 2013/02/06 17:53

kaz さんのブログ記事

  • 悲しい風格
  • 自分にとって身近ではない国の映画を観ると、まずはその国独自の文化、風習のようなものに目が行くと思う。そうですね、例えばブータンとかウルグアイといった国は、僕にとっては非常に遠い国なので、映画で描かれるであろう、独自性にまずは着目するだろうと思う。料理とか部屋の佇まい、登場人物の動作とかね。小津映画にも日本独特のものがあるとは思う。おそらくハリウッド映画にはないようなもの・・・とにかく小津映画は何も [続きを読む]
  • 世界共通のもの
  • 小津映画は海外での評価も高いようだ。この動画の人のように、わざわざ北鎌倉まで訪れて墓参りをする人もいる。小津映画、小津ワールドの何が異国の人たちを惹きつけるのか?日本的なるもの?日本的情緒?現代の日本が失ってしまった古風なる日本文化を感じるのか?たとえば「ゲイシャ」「フジヤマ」のような?僕は小津映画が好きとは言えると思うが、全部の作品を観たわけではない。「喜八もの」なんて一本も観ていないし、いわゆ [続きを読む]
  • 諸国民の中の正義の人
  • 下呂温泉から地図を下に辿っていくと、八百津町という小さな町がある。ここには杉原千畝の、これまた小さな記念館がある。杉原千畝は、最近でこそ彼の功績が映画化されたりして、多少は有名になった感があるが、少し前まではその名前すら知られていなかったのではないだろうか?イスラエル政府は杉原千畝にヤド・ヴァシェム賞を与えている。勲章みたいなものであろうか?ヤド・ヴァシェム賞よりは「諸国民の中の正義の人」と表した [続きを読む]
  • 諏訪湖の謎
  • 来月の旅行、初めは飛騨高山、下呂温泉という岐阜方面だけの予定だった。下呂温泉は日本三大名湯の一つだし、飛騨高山には古い街並みも残っているとか。飛騨牛も美味しそう。東京から飛騨地方へは車だと中央自動車道を使って松本IC経由で一般道・・・というルートが一般的だろうと思う。諏訪湖は初め予定にはなかった。たしか「ああ、野麦峠」という映画で有名になったと思うのだが、諏訪湖は、かつての女工哀史と関連が深い。飛騨 [続きを読む]
  • ピアノブログから旅行ブログへ・・・
  • このブログを立ち上げる時、ちょっと迷ったことがある。「ピアノブログを書こうか、それとも高級旅館ブログにしようか?」ということ。身分不相応なのは充分、分かってはいるのだが、高級旅館滞在が好き。僕の収入で京都の御三家に宿泊するなんて、本当はありえないことだと思うが、でも趣味・・・なんだよね。修善寺の「あさば」などもいいなと思うけれど、個人的に好きな宿は飯坂温泉の「御宿かわせみ」という福島県の旅館。なぜ [続きを読む]
  • こだわり
  • この動画は異国の方がアップしたもののようだ。3本の映画のシーンが集められている。「彼岸花」「お早う」「秋日和」の3本。こうして短いシーンを寄せ集めたものを見てみると、小津監督の「赤い色」へのこだわり、執着がより分かるような気がしてくる。赤い色に限らず、小津監督が執着した、格子柄、縦縞、浦野着物のオンパレード。色だけではなく「丸」とか「菱形」のような形にもこだわりがあったのが分かる。ここまで徹底され [続きを読む]
  • 赤いヤカン式譜読み
  • 楽譜を読むって難しい。行為そのものもだが、概念が難しい。印刷された音符類を、ただ鍵盤に移して音にしていく、つまり「ドとソね、これは二拍伸ばして、ここは休符だからお休みして・・・」のようなことだけをツラツラ続けていっても音並びはできてくるけれど、曲にはならない。この部分での落ちというものは、よく「音楽性」のようなものの欠如として語られる。あたかも機械的な読譜を完了させてから、アッハーン、ウッフーンと [続きを読む]
  • モーツァルトとダンス
  • 事故死の場合、いつ死ぬかということを予想して生活していたわけではないはずなので、事故死した演奏者の演奏から「死の予感」のようなものを察知するようなことは普通はないのだろう。そもそも、演奏というものを聴く場合、演奏者の、いわばプライベートな出来事を含んで聴くということはどうなのだろう?純粋に音楽そのものを聴くべきではないか?そうは言っても、聴いている人も人間。機械ではない。様々な感情を持ち、音楽を聴 [続きを読む]
  • ブログの難しさ、それぞれの意味合い
  • いくつか前のカぺルの記事について鍵コメがあった。鍵コメなので、その文章をコピーしてここに張り付けるわけにはいかないし、そのつもりもない。攻撃メールのような内容ではなく、僕の文章が新たなデマの発進元になってしまうのではという内容だった。カぺルの訃報を聞いたホロヴィッツが「これで僕が世界一だ」と言ったというエピソード。個人的にはホロヴィッツが言ったとは思えないし、ブログでも「本当に言ったとは思えないが [続きを読む]
  • 楽しくも辛くもないもの
  • ピアノって楽しければいい。プロではないのだから。趣味なのだから。昔から、なんとなくこの感じ方には疑問を持っていた。憧れの曲、両手で一応弾けて、音が鳴れば楽しい・・・そうだが、それ以上は求めないものなのだろうか?反対に、根性練習というのか、何時間もピアノに向かい、苦しさを乗り越えた人だけが本当の演奏ができる、このような感じ方にも疑問を持つ。練習したから・・・ではなく、何かをしたいから練習するのでは? [続きを読む]
  • 「シッ!静かにしなさいっ!」
  • 「静かにしなさい!」子どもの頃、ピアノの発表会でよく客席で聞かれた言葉だ。とにかく沢山の子どもがいた。生徒としては数分の出番、あとは延々と聴いていなくてはならず、まあ、飽きてしまうわけです。なので大人たちは「静かにしなさい!」・・・今は生徒も厳選(?)されているのか、昭和40年代のような客席監視係を保護者に頼むような発表会はないのだろうが、僕などでも演奏内容によっては静かに聴いているのが苦痛に思え [続きを読む]
  • 高度経済成長期
  • 1973年、高度経済成長期の真っただ中。当時のアイドル、天地真理は「若葉のささやき」とか「恋する夏の日」というヒット曲を歌っていたと思う。2歳の時に両親が離婚、母親が一人で育てた。大変だっただろうなと思う。小学5年生の時にアップライトピアノを買ってもらい、ピアノを習い始める。5年生から・・・というのは随分遅いスタートだと思うが、天地真理は国立音楽大学付属中学に入学する。これはかなり頑張ったのではな [続きを読む]
  • アメリカンドリーム
  • クラシック音楽の演奏においても、なんとなく時代というもの、その演奏者が生きた世界というものを反映させることがあるのだろうか?ザハリヒな演奏とか、ロマン主義の演奏とか、あるいはピリオド楽器がどうとか、そのような小難しい(?)話ではなく、聴いていて「ウーン、時代を感じさせるなぁ・・・」のような?古いとかそのような意味での時代ではなく、まさに演奏者が生きた時代という意味においての・・・戦後、最も将来を期 [続きを読む]
  • 殻の内側の代弁
  • 映画の中でアーサーは言う。「自分はみじめな老人だ。皆のように勇気を出せない・・・」ラストの歌の場面、アーサーが初めて他人に自分の本当の心の色を見せた、殻を打ち破って本当の自分を出せたシーンでもある。ヴァネッサ・レッドグレイヴ同様、テレンス・スタンプも決して卓越したオペラ歌手のような歌声を披露しているわけではない。でもどうして心が動いてしまうのだろう?歌に限らないと思う。音符の高低、長短、そのような [続きを読む]
  • 本当の色
  • 「アンコール!!」という映画、全編音楽で溢れている。たしか「グリー」というアメリカのドラマがあったと思うが、あれに似ている感じ?でも達者に歌う人は登場しないんだよね。皆「年金ズ」なのだから。ストーリーそのものは感動的というか、涙を誘うのだけど、この映画はコメディになるのだろうと思う。マリオンが死の直前、歌を歌う場面がある。完全にアーサーのために歌っているのだろうと思う。この場面でのヴァネッサ・レッ [続きを読む]
  • 「アンコール!!」ネタバレ注意
  • 久しぶりに「アンコール!!」という映画を観た。何人も親しい人を見送った。まだ早すぎると感じたし、本当は「こんなの嫌だ、ありえない」と泣き叫びたかった。何かを封印した。そうしないと生きるのが難しいと感じた時もあったから。ただ、音楽と接していると、心を開放できた。思い切り泣いて、自分を出すことができた。「kazも幸せにならなきゃ・・・」皆そう言って亡くなった。死んでいく人に慰められるなんて・・・そう思っ [続きを読む]
  • 自然体 2
  • 全記事の4つのP&Gのコマーシャルだったら、設定を日本に変えて、日本のテレビで流れても違和感はないように思う。でもこのコマーシャルはどうだろう?今の日本だったら、ちょっと問題になるのではないだろうか?テーマは同じだ。二番目の子どもになると、どこか力が抜けて自然体になる。それをいい感じで描いている。でもこのコマーシャルでは両親とも男性、つまり親がゲイなのだ。声高に権利を訴えているわけでもない。主張して [続きを読む]
  • 自然体 1
  • P&Gという会社がある。洗剤やシャンプーなど、家庭やスーパーマーケットでよく見かける商品を扱っている会社のようだ。このP&Gのコマーシャルがとてもいい感じだ。と言っても、日本のP&Gではなく、本国米国のコマーシャル。P&Gの本社はオハイオ州シンシナティにあるらしい。オムツのコマーシャルが一連のシリーズものになっていて、あちらでも好評なのだろうと思う。ずばりテーマは「第一子と第二子」というもの。二番目の子ど [続きを読む]
  • 単音練習
  • ピアノの日々の練習ってパッセージの練習になりがちではないだろうか?弾けない箇所を弾けるように、それが練習。「それ以外になにをやるの???」不思議に思ったことはないだろうか、何故ピアノには声楽のような発声練習、管楽器のようなロングトーン、このような練習が一般的ではないのだろう?「あらぁ、ハノンの練習がピアノの基礎練習なんじゃない?」指の強化という意味合いではなく、トーンの研究、練習という目的で使用す [続きを読む]
  • 太陽に召される
  • ウラディーミル・バックは10年前に亡くなっている。偶然にユーチューブで彼の演奏と巡り会う。そして「何者???」と思うのだ。僕が彼の演奏を知ったのもユーチューブだ。このサン=サーンスの演奏。「こんな演奏があるのか?」そう思った。彼はフロリダ州のウェストパームビーチで亡くなっている。かつて演奏の場を求めた東海岸ではなく。東海岸ではアパートを追い出されたりしている。西へ、南へと心は求めていったのかもしれ [続きを読む]
  • 新天地で・・・
  • 「鉄のカーテン」という言葉、どこか神秘性を感じさせる。西側には紹介されず封印されていたような才能。しかし、一度西側に知られれば、大きく未来は開けていく、そんなイメージがあった。かつてベルマンが日本で売り出された時、この鉄のカーテンの神秘性というものを感じたものだ。彼のレコードの帯には「とにかく聴いてごらんなさい!」などという文字があった。そして聴いてみたら、たしかに凄かった。ウラディーミル・バック [続きを読む]
  • 闇の中のピアニスト
  • この世には実力がありながら、知られていない演奏家というものは多いのかもしれない。ウラディーミル・バックというピアニストを知っているだろうか?名前から分かるように、ソビエトのピアニスト。モスクワ音楽院でヤコブ・ザークに師事している。ソビエトからアメリカに渡り、その地で亡くなっている。ソビエト〜西側諸国・・・という道を辿った演奏家は多いと思うが、なぜかこの人は有名にはならなかった。どこか世渡りが上手で [続きを読む]
  • 歌手の喜び、苦悩
  • ピアノ弾きにラフマニノフはとても人気があるようだ。ショパン・・・ほどは演奏されないのかもしれないが。ラフマニノフを演奏する際、問題になるのは壮大なる和音の連続。つまりラフマニノフは、東洋の女性のことなど想定したピアノ曲を書いてはくれなかったということ。それでもなんとか演奏するわけです。それだけの魅力があるから。先生に言われる。「ラフマニノフなんかどう?」この場合、特に小柄で手の小さ目の人は思うのだ [続きを読む]
  • Jeg elsker dig
  • タイトルの「jeg elsker dig」とは「君を愛す」つまり英語でI love youという意味のグリーグの歌曲。この曲はグリーグの歌曲の中では最も有名なのではないかと思う。他にも美しい歌曲が沢山あるのだが、どうもグリーグの歌曲は、あまり歌手たちに歌われることがないようにも思う。歌曲の場合、器楽とは異なり、ある原因があるのではないだろうか、それは言語というもの。グリーグの歌曲にはグリーグの母国、ノルウェー語の歌詞がつ [続きを読む]