長澤席主 さん プロフィール

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長澤席主さん: 雑色駅前将棋サロン
ハンドル名長澤席主 さん
ブログタイトル雑色駅前将棋サロン
ブログURLhttp://xtmsc887.blog.fc2.com/
サイト紹介文東京大田区にある、実在する将棋センターです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供157回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2013/02/22 13:33

長澤席主 さんのブログ記事

  • 児童劇と富士山と青春!(その5)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜ー舞台裏の七人ー その2 「随分待たしたね・・・・。それじゃ話を聞こうか」背広の内ポケットから黒い名刺入れを出して、一枚テーブルに置いた。名刺には事務局長と書いてある。長岡は壁に掛かる額縁の写真を見て、「素晴らしい富士山ですね。全体の半ばまで雪に覆われて、夕日の陽射しがオレンジ色に差し込んでいる。白く厚い雲の上の雪全体が、銀色に浮かび上がり大きく空まで輝いている」と言っ [続きを読む]
  • 児童劇と富士山と青春!(その4)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜ー舞台裏の七人ー 汚い六畳ひと間のアパートの東側に、高さも幅も二間ぐらいのサッシの引き戸がある。隣は塀一枚挟んで一戸建ての住宅で、その間がないものだからあまり陽射しが入らない。それでも冬の空は高く、暖かい陽射しで目を覚ます。頭の中はボーッとしてるが、眠い訳ではない。浦部との出会いで、また演劇が出来る想いが強く自分を震え立たせている。何も無いところから始めるが、全ての道具 [続きを読む]
  • 児童劇と富士山と青春!(その3)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜ー負け組の挑戦状!ー その3 長岡は頷きながら、「俺も三十一だ。本当に、今が最後の青春を舞台に賭けられるチャンスかも知れない。もし成功したら、俺を知っている昔の友達は、皆ビックリするだろうな〜。世の中の常識も少しは変わるよな」「そうだよ。僕なんか、こんなに不格好だから昔はいつも虐められていた、絶対に見返してやりたい」「虐めかあ〜。俺もよく虐められたな、振られた相手を見返 [続きを読む]
  • 児童劇と富士山と青春!(その2)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜ー負け組の挑戦状!ー その2 浦部の隣には、背格好が同じような女の子がいる。ひと目で妹だと分かる。浦部は、地味な茶色のジャンバーに白いYシャツを覗かせて、丈の短い汚れたジーパンを穿いている。手にはビニールの手提げに、中にはプロレスグッズが見える。「久しぶりじゃないか、まだやっているのか演劇」と浦部は問いかけてきた。「俺は、二年ぐらいやっていないがチャンスがあれば自分で、 [続きを読む]
  • 児童劇と富士山と青春!(その1)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜ー負け組の挑戦状!ー 人の生き方、人生なんていろいろあるが、自由な国日本では、本当にさまざまな人生や変わった生き方をする人がいるものだ。ここにも、変わった生き方をする男が一人いる。両親が自営業でいつも忙しく、余り教育にも熱心ではなかったので、自由気ままに育ちすぎて、世の中を甘く見過ぎてしまった。その為学生時代は、進学校でもないのに成績は下の方でも何も感じない。卒業の時、 [続きを読む]
  • 児童劇と富士山と青春!(その0)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜「児童劇と富士山と青春!」この作品は、私の昔の後輩、長岡和男君の私記である。舞台は、二十数年前(平成七年頃)の国分寺を中心に富士市と甲府市。 長岡君と浦部君が素人役者を集めて、甲府市の手打ち公演で二千人以上の観客を集め大成功した話は、私たちの仲間では一つの奇跡でした。その話を小説にして世に出したいと、長岡君から連絡が来たのはそれから二年後のことでした。すでに私記として、 [続きを読む]
  • 美穂からの電話!再び。
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜私のブログの先生が、三カ月ぶりに電話をしてきた。名前は美穂と言い、私の姪である。 〜私のブログの先生は?〜「だいぶ感じが変わったね。たーくんのブログ。人に読ませる工夫みたいなものがあるよ。前に私との会話載せたでしょ。あのあたりからからかな?私のアドバイスが良かったのかな?何か変化が見えるよ。何よりも、たーくん自身が楽しんで書いているように思える。」私も今、美穂に相談した [続きを読む]
  • ベランダからは、入れません。
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜残念なことに、雑色駅は、最近電車が止まることが多い。それも決まって、夕方の五時過ぎに起きる。この日も大雨の降りしきる中、駅前は、消防車と野次馬でごった返していた。 将棋サロンには、私と照屋さん(仮名)だけがいた。照屋さんは70歳くらいの小柄でどっしりとした、まだ元気なおじいちゃんという感じだ。少し耳が遠いらしい。照屋さんは今来たばかりで、「駅、大変だよ。このところ多いな [続きを読む]
  • 嘘も大胆になるほど、笑いになる!
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜平日お客様が来ないからといって、閉めておくのは妥協と言うものである。現在平日は、月火水の午後三時からでは中途半端のように思える。平日来て頂いているお客様は、本気で私のようなものから学んで頂いている。私自身も、強くなるための工夫みたいなことは勉強になる。せめて金曜日くらいは開けたいと思うのだが、人手が無いものは仕方ない。 将棋を楽しみたいとか勝ちたいと言う、一般のお客様も [続きを読む]
  • 7月は七夕月ですな。今年も後半戦です。
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜希望を持った生き方を見つけるために! なんで地球があるのか、知っているかい?なんで宇宙があるのか、知っているかい?なんで太陽があるのか、知っているかい? すべてがあるから、あなたがあるのです。 なんで両親がいるのか、知っているかい?なんで友達がいるのか、知っているかい?なんで社会がいるのか、知っているかい? みんながいるのは、あなたがいるからです。 なんで楽しいことがあるの [続きを読む]
  • 小僧の高級駒 その3
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜憲一の今の給金は月25円。それは店番や出前程度の簡単な手伝いの給料。これから修業のために、一日中厨房で働くことになる。それだと45円出すと、父親は言っている。月に30円返すと年に360円。そのペースでも15年経てば、駒代の借金は返せる。勿論職人技術が上がり、自分で店を任されたりまたは独立できれば、はるかに収入は上がる。今の憲一には、他の選択肢がありません。 父親にしても [続きを読む]
  • 小僧の高級駒 その2
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜阿部爺も普段は、五箱も駒を持ち歩きません。しかしこの日は、そうとう自慢したかったのでしょう。そして五箱の中に、「清安・花押」と書かれた箱がありました。阿部爺は、「水無瀬家ではないが、良い作品だ。小僧!お前には一生触ることのできない駒だぞ。大事に扱えよ。」と言いました。憲一は大事そうに箱を開け、丁寧に盤に並べました。駒一つ一つ武家の魂を感じるのは、憲一にも分かります。並べ [続きを読む]
  • 小僧の高級駒 その1
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜昭和15年、娯楽施設として囲碁麻雀と並び将棋もたくさんありました。ここ深川にも、将棋道場はあります。商店街の中ほどにあり、平屋でガラス戸の外からでも中が見えます。将棋道場の看板には、席料80銭と書いてあります。土間を上がると、すぐに畳敷になり、20畳ほどの広さに15、6面の将棋盤が並んでいる。駒台などありません。無休で営業していましたので、いつでも十数人の大人たちが将棋 [続きを読む]
  • うなぎねこ?(ニャンコ先生に聞く。)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜猫は、細い塀にすすーと私より上の目線まで駆け上がり、猫座り?とでも言うのか、正面を向き、目を輝かせて言いました。「安心と自由?そんなもの猫には無い。人間から見て、そう見えるだけのことだ。」猫がしゃべった。私は驚くよりも、何が起こっているのか分からない。「これは、しゃべっているのではない。一種のテレパシーみたいなものだ。そんなことより君は、ねずみ算を知っているかい?」ねず [続きを読む]
  • うなぎねこ?(鰻と猫ですな。)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜赤塚不二夫先生のキャラクターに、ウナギイヌと言う、不思議な仮想動物が出て来ます。それでは私の想う、うなぎねことは、どのような動物でしょか? 今年の土用の丑の日は、7月25日(火)と8月6日(日)だそうです。最近は鰻も安くなった(本物の鰻かよ、と思う。)、いや、安い鰻もある。 まだ陽射しの残る夕暮れどき、一日の終わりの準備に忙しく、活気づく街の絵は頼もしい。そんな絵画のよう [続きを読む]
  • 責任を持てる大人になる!
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜腹の立つことは仕方ありません。 教室も小学生中心だと、上手く行かないことは多くあります。慣れて来ると、私の言うこともすぐには聞きません。強い生徒が多ければ、また違うようにも思いますが、今は8級あたりが中心です。そんな雰囲気も、仕方ないように思います。 有段者になると、私の教室では物足りないと感じることはしょうがないと思います。対戦相手不足は、小さな教室では慢性的な症状です [続きを読む]
  • 旬な話とは、このことです。
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜藤岡隼太さんがテレビ局の方二人と見えたのは、水曜日の午後八時前でした。地味な服装ながら、若者らしい快活な印象もあります。落ち着いた浮足立っていないたたずまいは、現実を見れている視界の広さを感じます。環境の良さや育ちの良さをうかがえるところだと思います。 午前中の電話で、将棋の出来る場所を探しているので、使えないかと言うお話でした。サロンとしては、場所提供の要請でした。そ [続きを読む]
  • 思い出の修正。(普通?支離滅裂。)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜普通とは何でしょうか? 例えば簡単な字が書けなかったりとか、簡単な計算が出来なければ、「普通」では無いと思うのでしょうか?「常識」の考え方が間違っている!それが以前の常識だったと思います。確かに、常識もだいぶ変わりました。人に対する価値観が高くなったことに比例するように思います。前回のように医学の発達で、分からないことが分かるようになったことも大きいと思います。 普通とい [続きを読む]
  • 思い出の修正。(脳内の話。)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜LD(学習障害)は、病気じゃない?最近、「え!そうなんだあ〜。」と思ったことです。 LDは脳の病気では無く、脳内の中枢神経で何かしらのトラブルで起こることだそうです。脳内のトラブルがあっても、病気では無い?一般的には、普通の状態に戻すことが出来なければ病気のように思えますが、違いますか?LDは、その人が持っている、特性とか個性みたいなことでしょうか? 2対6対2の法則では [続きを読む]
  • 好きなことは、続けること!
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜私は商売人では無く、職人だったのでは?いまごろ気づく話だろうか? 母方の父が、戦前材木問屋として成功しているし、私の両親は蕎麦屋でした。そんなこと私には関係無いと思いますが、やはり血筋は商人だと思うし、「継ぐ」のは自然なことです。職人だと思う気持ちは、違ったかな?まさしく、いまごろ?この年になって?遅すぎるよ、と思ってしまいます。 結局人って、好き嫌いで、大部分決まって来 [続きを読む]
  • 信号が赤になったとき!
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜私は商売人では無く、職人なのかな?と思います。 「親しき仲にも礼儀あり。」あたりまえのことですし、ないがしろにできません。しかし私みたいに一人で生きていると、つい、ふっと忘れがちな言葉でもあります。最近はそのような反省も多々ありますし、将棋サロンイコール長澤と思われると、営業的に大きなマイナスにもなります。小規模経営の泣きどころ、と言えばそうなるかも知れません。 私の住ま [続きを読む]
  • たんたんと、たんたんと、
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜この階段は、どこの陸橋だか分かりますか? 実は三鷹にある、太宰治ゆかりの陸橋でした。 太宰ゆかりの街。三鷹荻窪そして甲府と、(さすがに青森は行かないと思いますが、)少し歩きたいと思っています。意外と、将棋との接点があったりするかも知れません。 たんたんと、たんたんと、陽は昇り、月は輝ききらめきます。私たちが生まれる前から同じです。 たんたんと、たんたんと、陽は雲に隠れ、 [続きを読む]
  • きのうよりあした!(いつもとは違う日。 その3)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜雑色駅前将棋サロン。教室としても、別段悪いところでもなさそうだ。健一も集中して、出来ていると思う。私も久しぶりに見る雑色の街並み、少し散歩でもしてみたいな。 健一の将棋もひと段落しそうだ。聞いてみよう。あれ!受付の人も将棋するのか?健一と?「あの〜、すみません。」聞こえない?私が立ち上がると、健一の前に座る受付の人がこちらに気づき、「少し、外に出て行っても良いですか?」 [続きを読む]
  • きのうよりあした!(いつもとは違う日。 その2)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜「それじゃあ吉永君、先生と指そうか。」サロンの生徒たちと二三局指し、一息ついたところで私は言いました。私は三面の真ん中の席、吉永君の前に座ります。吉永君の親御様が、「少し、外に出て行っても良いですか?」と私に聞いたので、「はい。あっと、何でしたっけ?」と、名前の書いてあるカード(用紙)を観て、「健一君が、ひとりでも大丈夫なら、」と言いました。親御様は「少し居なくても平気 [続きを読む]
  • きのうよりあした!(いつもとは違う日。)
  • 〜雑色駅前将棋サロンホーム〜あれ!広い。雑色駅ってこんなに広かったんだ。変わったなあ。息子と二人で駅前を見まわします。改札を抜けると、そこは広場だった。なんてね。 なかなか出ないね。この時間じゃ転送電話かな?あ!出た。「将棋サロンですか?息子が将棋に興味持ったんですよ。ええ。学童で友達と。ホームページに無料体験とありますので、電話しました。明日行けます。はい。小学一年生です。そうですね、動かし方は [続きを読む]