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2013/02/24

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  • 去りゆく人 4

    私は自分があまりにも真理子に対して失礼な気持ちでいたことを反省して自分でも驚くようなある行動を起こした夏休みが終わった頃杉山君の学校前で杉山君の気持ちを確かめるべくひとり待ち伏せしたのだった私は人の顔を覚えるのが得意だ一度会った人はほとんどと言っていいほど覚えている先日の海で遊んだ時啓太が連れてきた何人かのお友達が門を出てきた相手達は私のことなど忘れているようで気にも留めずに下校して行った。その中でひとり前田祐作だけは私のことを覚えていたようで「あれ?この間海に来たよね?確か千秋ちゃんだったね」と立ち止まって声をかけて来た「誰かと待ち合わせ?」気になる様子でたずねてきたが私は曖昧な笑顔で会釈して心の中で“早く帰ってちょうだい”と思っていたしばらくして待ち人が啓太と一緒に出てくるのが見えた私の心臓は破裂しそ...去りゆく人4

  • 去りゆく人 3

    その日真理子とは大好きな女性アーティストの話で盛り上がり帰りには最新版と自分が持っていなかったレコードを何枚か借りることになったその日を境に急激に仲良くなった私たちは真理子千秋と名前で気軽に呼びあうようになっていた以前の私と同じように怪訝そうに真理子を見ていた他の子達も夏休み前頃には真理子に対する態度にも変化があり真理子に話しかける子が多くなっていた真理子はお金持ちのお嬢様だったがそんなことを鼻にかけるでもなく誰とでも気さくに話をしたそして面白い性格であることもわかってきた漫才ブームというのがきっかけで関西弁を上手く使って私達を笑わせてくれたその頃私たちみんなの共通の話題と言えばだれが一番最初に彼が出来るか?という事とこの夏休みで何人ロストバージンするのか?この話題でクラス中が密かに盛り上がり女子校特有の...去りゆく人3

  • 去りゆく人 2

    真理子の家は高級な住宅が並ぶ山の手にあったわぁすごいこんな素敵なお家住んでみたいわとはしゃぐ私にただ大きいだけで、退屈よと、なんだかさみしそうに答える真理子だった大きな門をくぐるとそこには大きな庭が広がり玄関のドアまではしばらく小道が続いていたどうぞ促されて足を踏み入れた“あっ”私はおもわず小さく声をあげてしまったおかえりなさいませ真理子さまTVで見るようなメイドさんが二人真理子を出迎えていたただいま無表情に言った真理子はずんずん2階へと階段を昇って行く私はメイドさん達に会釈すると慌てて真理子の後を追った私の家はそのころまだ借家で庭はなかったでも2階に上がると大好きな海が見えてそれなりにお気に入りの家だ庭付きの家というのは母も私も憧れるものだった父は家を買う時には小さくても庭付きを探そうなといつも口癖のよ...去りゆく人2

  • 去りゆく人 1

    私が真理子と出会ったのは高校一年の入学式だったあの時はただ単純に毎日楽しく過ごせればいいと思っていたし将来のことなど何も考えていなかった真理子大丈夫?何があったの?電話の向こうで泣きじゃくる友達に対して何もできずただ立ち尽くすだけの私だった泣いていてもわからないわ何があったの?どうしたの?泣いてばかりで要領を得ない話突然真理子から電話があったのは遠い夏の日思い出すと今でも涙がこみ上げてくるそれはいつも強気で泣くことなんて有り得ないと思っていた友達の最初で最後の涙だったかもしれない真理子を最初に見た時の印象は決して良いものではなかったちょっと生意気な雰囲気で軽くウエーブのかかった綺麗なブラウンヘア今では珍しくないかもしれないけれどその頃は珍しかったし少し厳しい校風のその中ではかなり目立っていただろうしかも耳...去りゆく人1

  • ひとりごと〜お話紹介〜

    [去り行く人]このお話は2013の2月から書き始めたお話です。想いは伝わるの主人公千秋の友達のはなしです。ひとりごと〜お話紹介〜

  • 想いは伝わる・・・17 ~変わらぬ想い・last~

    おい千秋オレが酔っているとでも思ってるんだろうそう言いながら岡崎は上着のポケットから小さな箱を取り出した酔ってはいないが話の展開如何では渡しそびれるところだったお誕生日おめでとう慌てて選んだから気に入ってもらえるかわからないがと笑いながら小さな箱を私へ差し出したなぁ千秋会社ではおまえがやりにくいのならわからないようにすればいいでも時期が来たらその時はちゃんと話していいだろう?時期ってどう言うこと?そう言うこと?私はその心使いに改めてこの人の素晴らしさを感じたやはりこの人なら本当にすべてを委ねても後悔しないんじゃないかと、心からそう思っていた。今までは好きならばそれでいいと思っていたでもこれからは好きなだけでなく好きになってもらえるそんな女性になりたいあの日小さな箱をもらった後岡崎さんがもう一度改まった顔を...想いは伝わる・・・17~変わらぬ想い・last~

  • 想いは伝わる・・・16

    ちょうどデザートを運んできてくれた男性の手が一瞬固まったきっと最後の言葉だけ聞こえたのだろう黙って聞いていた岡崎が口を開くそうか千秋よくそんな言いにくい話をしてくれたねありがとうオレはおまえがアイツと付き合っている時から2人のことを見ていたそしてアイツが今度こそは本気かと思うような付き合い方をしていたことも知っているオレもその間それなりにつきあった女性もいたしな何年か前アイツから千秋と別れたことを聞かされてその後何年かして同じ部署に配属されてきたおまえに会って最初のころはよく知っているかわいい後輩として見ていたが最近は気がつくと部屋の中でおまえを探している自分に気がついた気の強いおまえが時々ふとさみしそうな顔をしているのが妙に気になっていたもしかしたらオレは“千秋のことが好きなのかもしれない”と思ったのは...想いは伝わる・・・16

  • 想いは伝わる・・・15 ~告白~

    あぁ私のバカメインが運ばれてきてバカみたいな声をあげた私を見て目の前の岡崎は大笑いしたいのを抑えてくっくと苦しそうに笑っているでも、デザートが来る前のこの時間しかない意を決して私は切り出した実はイブの日宮本さんがうちに来たんですあ突然なんですよいきなり電話してきて.....岡崎さんとの待ち合わせの時間に遅れてしまったんです岡崎は黙ったまま聞いているあのそれで私としては出かけることを話したんですけど聞いてもらえなくてそれで・・・・少しの間考えるように眉間にしわを寄せ天を仰いだ岡崎が突然なぁ千秋千秋はアイツのことをまだ好きなのか?もしアイツが嫌がる千秋を無理矢理したいようにしたとなると犯罪にも近い行為だでももし千秋にもその気があったんならそれはそれで仕方のないことだろ?あぁ怒らしてしまった?人はないくつもの小...想いは伝わる・・・15~告白~

  • 想いは伝わる・・・14

    で、先輩は岡崎課長のことをどう思ってらっしゃるの?恋愛感情なんて微塵もないの?直球で聞いて来た。若さって、すごい私にはダーリンがいるからよくわからないんですけどぉって、なによぉ悔しいけど知ってるわよ岡崎課長って社内でかなり人気あるの知ってますぅ先輩くらいのお年頃なおねーサマたちはかなりマジで狙ってますよ先輩はいっつも我関せずって顔で接してますよね男って感じたことはないんですか?おいおいおいおいこの子にはかなわないいやぁ男って?そんな風に思ったことはなかったような気がするわとりあえずそうはぐらかした実際、恋愛感情というものを感じているかどうかは未だわからないのだからとにかく今は今夜のことを話さないでいよう寄りたいところがあるので先にここへ行っててくれと小さなメモを渡されたこういうのってなんだかドキドキするそ...想いは伝わる・・・14

  • 想いは伝わる・・・13

    朝から気分がいい今日は新しいヒールを履いて来たわからないところでお洒落してみるのも悪くないそれにしても仕事中なのになんだかニヤついてしまう私ってわかりやすい女だろうな誰かにバレやしないかと内心ドキドキするランチタイムは美菜に誘われお気に入りのカフェへあれ?先輩素敵なヒールですねさすがするどいわたぶんお洒落大好きな美菜にはこのヒールを初めて履いて来たことがばれているだろう人の服装にも細かくチェックを入れるのがこの子のいいところでもあり悪いところでもある急に美菜の表情が変わるところで先輩チョットした噂を聞いたんですけど思わずドキッとしたえ、なぁに?どうしたのさりげなくなるべくトーンを落として聞いてみるえっとあのねなんなのよなにが言いたいのかしら?黙って聞いていると少し気まずそうな顔つきで実は先日のイブの日の出...想いは伝わる・・・13

  • 想いは伝わる・・・12

    完全に忘れていた明日は、私の誕生日わたしの誕生日は12/26クリスマスが終わった次の日だ子供のころはもう冬休みに入っていたので友達からおめでとうと言ってもらえることも少なかった小学生のころはまだしも中学生以上になってからはプレゼント自体クリスマスと混ざってしまってうやむやになったこともしばしばだったはぁとうとう三十路クリスマスケーキの売れ残りの売れ残り賞味期限を切らしたケーキと同じかいやいやそれは遠の昔にすぎているいやケーキなら一日くらい過ぎていても大丈夫気にしなければ食べられるわよなんて自分で自分にノリ突っ込みあぁ悲しいおい千秋何を笑ったり泣いたりしてるんだ?おまえ、大丈夫か?キャッと、おもわず小さく飛びあがってしまった気がつくと岡崎が後ろに立っていたあ、えーっと今の見てました?いつから?どぎまぎしなが...想いは伝わる・・・12

  • 想いは伝わる・・・11

    結局私は来ないだろうと半ばあきらめながらもひとりで楽しんでいたらしいまわりはカップルばかりのこの状態でこの人はどんな顔をして1人で1時間以上もこの状態でいたのだろうかきっとまわりの誰もが気の毒な男性だと思っていただろう岡崎さんは私に言い忘れていたことアーティスト名を言わなかったことを少し後悔していたらしいおい千秋まさかあれからまた眠ったのかよかったぞお前遅れてくるから結局アンコールしか聞けなかったなあまり寝過ぎるとその太るぞ泣いた私を笑わそうとしているの?おどけた顔してふざけたことを言っている本当のことを言うのを躊躇した今夜はこのまま気分よく過ごそうでもそのうちきっと本当のことを素直に話そういいえ話さなくちゃいけないそんな気がした。昨日の出来事はやはり内緒にしておいた方がいいですよね書類を持って行った時こ...想いは伝わる・・・11

  • 想いは伝わる・・・10 ~やさしい心~

    さすがにイブの街は人も車も混雑している途中でタクシーを降りて走るまるでTVのワンシーンねなどと思いながら店の前まで来たがさすがに岡崎の姿はなかったPM8:30やっぱりねちょっと悲しくなって店を背に歩きかけたところへおーい千秋!店の階段を上がったところでこっちこっちと手招きをしながら岡崎が立っていたよかったこれからアンコールが始まるぞいいからおいでなんだかとても安心した階段を降りながら聞こえてきた懐かしいメロディえ?と、岡崎を見るうんと、うなずいて微笑む岡崎の顔そうもらったチケットは私の大好きなGeorgeBensonちょうど流れて来たのは彼の曲の中でも一番好きな曲“Nothing'sgonnachangemyloveforyou”~♪~IfIhadtolivemylifewithoutyounearmeT...想いは伝わる・・・10~やさしい心~

  • 想いは伝わる・・・9

    目を開くと窓の外は暗くなっている嬉しいのか悲しいのかなんだかわからない私の悦ぶところを覚えているその悪戯な唇や指先は容赦なく触れてくるダメだと頭の中では考えていたものの久しぶりに感じる指先には抗うことが出来ず私の身体は素直に反応していたたっぷりと時間をかけてさまよった指先は私の準備が整ったことを感じるとますます悪戯に攻めてくるそしてそっと離れてゆきそれを追いかける私の腰を持ち上げゆっくりと中へ入ってきた唇は何度も耳元で優しくささやくのだった相変わらずやさしかった身体のぬくもりを長い間忘れていた私は夢中になって会っていなかった時間がウソのようにタカシのリズムに合わせて身を任せたでもこころは悲しくて虚しいなんだかとても後悔していた断れなかったあの時の私の身体は忘れられない喜びを味わいたくて明らかにタカシを受け...想いは伝わる・・・9

  • 想いは伝わる・・・8

    ぼんやり考えていた日曜日のクリスマスイヴそもそもクリスマスは男と女がいちゃつくためにあるんじゃないのよと、それでも世の常というのか今や仕方ない今年は日曜で良かったひとりさみしくたとえ1日中家にいたって誰にもわからないというかそれ自体悲しいが昨夜はしゃいで飲みすぎたので少し頭が痛い最近弱くなったなさっきから何度もため息が出る昔ため息をつくとため息の分だけ幸せが逃げて行くのよ誰かに言われた事を思い出したさてもうひと寝入りしますか布団にもぐりこんだ時電話が鳴った面倒くさいなと思いながらも受話器をとった・・・・森田?えっ岡崎さん?おはようございえ、こんにちは電話の声は岡崎信也だった休みなのに悪いな、まだ寝ていたか?あはばれましたか?昨夜友達と飲んでまだ何となくぼんやりしていましたそうか、いやその今夜は今夜何か予定...想いは伝わる・・・8

  • 想いは伝わる・・・7 ~真理子のこと~

    昨夜は真理子と飲んだ真理子とは高校生の時からの付き合いでお互い仕事は順調だ真理子は童顔でいまだに学生かと思われることがあるが酒は強いし修羅場経験も豊富な頼もしい女友達だ何といっても肝が据わっている家は大きなお屋敷でお嬢様と呼ばれて育ったのだが家には普段からあまり寄りつかず帰るのは兄夫婦が子供を連れてやってくるときくらいだった今はひとり素晴らしく眺めの良い部屋に住んでいるいわゆる不倫というヤツも経験済みでその時の相手の奥さんと飲みに行ってしまうほどだ恋愛においては深入りしないというか本気にならないような恋を好んでいるように思うどこをどうすればあんなに割り切っていられるのかとにかく強い女私には到底まねできない私は昔から臆病で今でこそ強がりも平気で言うが昔、真理子がとてもつらい思いをした時にはどうしてあげること...想いは伝わる・・・7~真理子のこと~

  • 想いは伝わる・・・6

    千秋さん?あ、やっぱり千秋さんだ!!大きな声で私の名前を叫びながら走ってきたのは石川知史石川?あらやだっなんでここにいるの?石川くんきみサーフィンするの?ええ言ってませんでしたかいやぁしっかし驚いたな綺麗なお姉さんがひとりでさみしそうにアッイテッ!さみしそうは余計よそれにしても、寒くない?あ、サムイッすよ水の中の方が暖かいそろそろ昼飯食おうってみんなで言ってたんですよかったら千秋先輩もどうですかそういえば、何も食べていなかったありがとうそうさせていただくわ全体に程良く引きしまった身体石川の仲間たちはみんなそれぞれにいい身体をしていた実は私、筋肉フェチなのよねしかも二の腕あたりふふ、これはナイショだけどあらいやだわたし今いやらしい目していなかったかしらふと自分を客観視して恥ずかしくなる最近の私相当ヤバいな結...想いは伝わる・・・6

  • 想いは伝わる・・・5

    でもよくよく考えてみるとタカシが大人だって思ったのは私が大学生だったせいあの頃のタカシはまだサラリーマンで27歳大人といっても今から考えれば石川くんたちと変わらないお年頃まだまだやんちゃ坊主であってもおかしくないわあの頃の世間の雰囲気と少し大人びた表情というのかいわゆる決して童顔ではない顔つきのせいで27歳という年齢よりもう少し上に見えたのは確かだおい千秋、大丈夫か?気分悪いのか?え、いいえ大丈夫ですよ、すいません岡崎が心配そうにのぞき込むそろそろここは出ようそう言ってそっと背中に触れる手いやらしい手つきではなくそっとエスコートしてくれるそんな感じのものだねぇ、タカシあなたにはどんなふうに見えたかしら足元が少しふらついていた不覚やはり1次会のあのノリ男の子ってやっぱよく飲むわよね釣られて結構飲んじゃったし...想いは伝わる・・・5

  • 想いは伝わる・・・4

    5年も経ったのよ少しは大人の女になったでしょうタカシと別れてから私は必死だった仕事に没頭し趣味を見つけ資格も取った悔しくて悲しくて子供扱いが許せなかった絶対にいい女になってやる手放すんじゃなかったと思わせてやると思い頑張ったいつどこで会ってもいいように自分磨きをしたつもりだった聞きたいこと言いたいことは沢山あったでもそのどれも今は聞くべきではないし話せる状態でもないそれにしてもあなたは相変わらずいつも女づれでその女性は、知っているのかしらあなたのそんな女癖の悪いところをあこの曲好き小さくつぶやいたのが聞こえたようで岡崎がうなづくうんこれいい曲だな昔よく聞いたよオレも好きだったよジョージジョージ・ベンソンあそうそう確かあいつもと言いかけて慌てて苦笑いオレは何のために今日千秋を誘ったのかわからんな嫌な思いさせ...想いは伝わる・・・4

  • 想いは伝わる・・・3

    連絡しようと思って向かった店ではすでに岡崎が来ていてカウンター席でひとり飲んでいた。あそうか、岡崎さんもこの店よく来てるんだった男と二人きりは、ちょっとと思うけれどこの人は、男といってもアニキのような存在それにしてもこの人の後ろ姿なかなかカッコイイきっと知らない女性ならこの背中を見ただけで好きになるかもしれないそれでも私にはデキル上司としか思えないけど視線に気付いた岡崎が振り返るおぉ来たかどうだった一次会は?ええお腹いっぱい飲んで、食べましたあはは、そうかそれはよかったで、岡崎さんはお食事は?んまぁいいよ適当にここでつまんでいるドライマティーニを頼んで隣りのスツールに周りからみたら私たちどんなふうに見えるかしらおい、おまえ強いのいくなそれもアイツのと言いかけて私の頭越しに入口の方を見たそして次の瞬間ニヤッ...想いは伝わる・・・3

  • 想いは伝わる・・・2

    石川知史はちょっぴりむくれていたせっかく憧れの美菜ちゃんとゆっくりお近づきになれるチャンスだったのに、と「先輩が大きな声で美菜ちゃんの名前を出すからさっかくの飲み会があ~でもいいや、そもそも千秋先輩を誘ったんだから」「悪いね、石川!ま、また今度ゆっくりね今回はみんなで割り勘しようあ、でも美菜ちゃんの分はヤロウ達持ちでヨロシク!」上田美菜24歳ふわふわとした可愛い系女子男ならほおっておけないだろうなという容姿でやや天然しかしその雰囲気は決して計算によるものではない。実は芯はしっかりしている三人姉妹の長女だ石川知史26歳身長が高くややマッチョ本人はわかっているのか定かではないがかなりのイケメン男子で学生時代はゴルフ部に所属していたプロになれそうなほどの腕前だったらしいが腰を痛めてあきらめたそうだ岡崎さんのお誘...想いは伝わる・・・2

  • 想いは伝わる・・・1

    大好きな歌が似合う季節になった似合うというのは私が勝手に思っているだけかもしれないけれどこれからの季節なんとなく人恋しく思うような暖かいぬくもりを感じたい季節にきっと似合うそんな歌nothing'sgonnachangemyloveforyouこの歌を聞くと想いだす想い出すまいと思ってもふと心に残っている想いそんな思いをあなたはしたことがあるだろうか~1995・初冬~ラジオから聞こえるのはChristmassongばかりはぁもうそんな時期忘れてたわいいえ忘れることにしていたきっと今年のクリスマスもひとりなんだろう彼氏いない歴5年目のさみしいクリスマス前私は毎日坦々と過ごしていた29歳という微妙なお年頃仕事にもずい分慣れたというより慣れ過ぎて今やお局様状態かもねそれでも嫌な顔しない信頼できる上司や可愛い後輩...想いは伝わる・・・1

  • ひとりごと

    想いは伝わるこのお話は2012の年末頃から2013の1月頃にかけて書いていたお話です背景は1990年頃世間は華やかで私もまだ若く千秋のような恋愛をしていたそんな頃の思い出に少しエッセンスを加えて物語にしたのものです辛かった恋愛もありましたが今では良い思い出そんな想いをここに綴って忘れないようにしたいなと、思っています。ひとりごと

  • いつも心の中に・・・last

    ユーコ会いたいいま幸せにしているの?ねぇヒロキ覚えている?“星の話”東の空にオリオン座が輝く頃になると毎年あなたのことを想いだしていたわあなたはもうあの星たちのそばにいるんだと勝手に思っていたから言ったよね僕たちには何度も奇跡が起きるってでも奇跡は簡単には起きないから奇跡なのよあれからもうずいぶん年月が経っているあたしはもうあの頃とは変わったわあなたもきっと変わったでしょう話が出来ただけでよかったわそしてなによりあなたが生きていてよかった心からそう思うねヒロキ私たちはもう会わない方がいいと思うの会えばこの先…「ねぇぱぱ?おでんわちゅー?」電話の向こうでかすかに幼い声が聞こえ少し慌てたヒロキの様子がうかがえたこれでいいこれで良かったんだあたしは心からそう思った会えばきっと自分でもどうなるかわからない今の生活...いつも心の中に・・・last

  • いつも心の中に・・・vol.9

    ユーコ大変大変なのよゆっくり話せないかしら電話の主はリカコリカコは今客室乗務員の仕事を辞めCA時代の広い人脈を生かした仕事をしていた。彼女らしい生き方だあたしはそれなりに幸せに暮らしている。あの事があってからしばらくは何もする気が起きずただなんとなく日々を過ごしていたそれでも今はとても穏やかであたしのすべてをやさしく包んでくれるそんな人が隣にいる。周りからはいつも羨望のまなざしで見られていた実際あたしはとても幸福だった心にあいている小さな穴さえ誰にも知られなければ本当に幸せで何不自由なかった。ユーコちょっと聞いてるの?よくって?電話では話せないのよ近いうちいいえ今夜!時間作りなさいよとにかく重大ニュースなのようそでしょう?うそじゃないわよ!心がざわついたそれもそのはずいちばん大切だと思っていたその人が生き...いつも心の中に・・・vol.9

  • いつも心の中に・・・vol.8

    あの日ヒロキは約束の場所に現れなかったあの海へ行こうと約束していたのに遠くで聞こえるサイレンの音が妙に気になったケータイデンワなどというものはまだなかった頃連絡が取れないまま不安な夜をひとりで過ごした。「ユーコ聞いてる?僕は思うんだいつもきっとどんな時も僕はユーコだけを想っているそれは何年たっても変わらない奇跡っていうのはたびたび起こらないだから奇跡なんだでも僕とユーコの間には奇跡が何度も起こるかもしれない諦めないでいて、いつも、いつも心の中にいるよ」“きっと奇跡は起こるから”昨夜のヒロキのささやきが頭の中を駆け巡る昨夜の電話ではいつも通り変わらなかったあの屈託のない笑顔を受話器の向こうに感じながら今日を楽しみに眠りについたのに不安はますます大きくなったがあの頃のあたしにはどうすることも出来なかった。空を...いつも心の中に・・・vol.8

  • いつも心の中に・・・vol.7

    リョウがいつになくイライラしているのを感じていたそういえば今週に入ってからというものあいつからの電話に出ていない業務連絡と称したヒミツのメモを手渡すこともしていない意地を張っているわけではないふとあいつと目があった何か言いたそうに立ち上がる後輩であるミズキとの間に新しい命が芽生えたと切り出された時のあの驚きと動揺が頭の中に一瞬影を落としたあの時から、都合の良い女でもいいとあたしは負けを認め、ひとりでもがいていたのだそんな時間をリセットさせてくれるきっかけが向こうからやってくる今夜時間作ってはい、わかりました。仕事上の受け答えをしてすぐに立ち上がる重たい空気を払いたくてそとへ出たああ・・・今日もいい天気だこんな日はヒロキとあの海へあれからほんの短い間にヒロキとは何度も会っていたこころもからだも満ち足りたそん...いつも心の中に・・・vol.7

  • いつも心の中に・・・vol.6

    ユーコさん着きましたようわぁ(c).fotoproject思わず子供のような声をあげてしまった走り出したい気持ちを抑えて深呼吸するはぁ~本当に気持ちがいい嫌なことが全て忘れてしまえそうだったどこまでも青く青く広がる海しばらく声も出せずにただじっと見つめていたなぜだか涙が出ている気がしたその時一瞬目の前が真っ暗にそうヒロキの暖かい唇がくっついたかと思うと慌てて離れて行った。とても穏やかな気持ちだったこの海に着いたときからこうなることはわかっていたいいえむしろこうしてほしいと強く望んでいたこんなことってある?そうこれからどうしたいのか心のままに流されるのなら流されればいいケセラセラふとリカコの口癖が耳の奥に聞こえた気がするいつも心の中に・・・vol.6

  • いつも心の中に・・・vol.5

    昨夜と同じ笑顔がそこにあったそういえば、日曜の昼間にデートなんてもう長い間してなかったような気がするなんだかやけに眩しいのは、ヒロキの笑顔のせいだろうか?いいえきっとあいつとの間にはあり得ない何の駆け引きも感じないこの状態を素直に楽しんでいるのだろうリョウとの関係は決してこのまま続けられるものではなかったあいつは、同期にして上司だそして何よりもあいつには、家庭がある。あいつとは学生時代からの付き合いがあったあいつとはきっとずっといつまでも一緒にいるものだとあの頃のあたしは信じて疑わなかった遅めのランチを済ませると車へエスコートされるヒロキの車は、おもちゃのようなかわいいものだったどこへ行こうかな?と呟きながらももう行くところは決まっているそんな横顔そこは夜のドライブでは何度か来たことのある海辺へ向かう道だ...いつも心の中に・・・vol.5

  • いつも心の中に・・・vol.4

    電話の音がかすかに聞こえたおはよー!まだ寝てたの?っていうか帰ってたんだ!!朝から元気の良い声の主は、リカコ彼女の仕事は客室乗務員そのすらっとした身長と派手目な顔立ちでよく目立つ実は、由緒あるお宅のお嬢さんで親の決めた婚約者がいたらしい家で花嫁修業とやらをやらされるのが嫌で親の反対を押し切ってその頃流行りだったスッチーになった。あの顔であの制服でまわりの男たちは何人玉砕させられたんだろう・・・ねぇ~?聞いてるぅ~?また週末には連絡するからあの子犬のようなかわいい彼と連絡取っておきなよ!!OK??あーーっ?あ、あ・・・わかった・・・寝ぼけた頭をなんとか回転させながら昨夜の出来事を思い出しリカコのけたたましい電話に相槌を打ってそれからまたしばらくあたしは、夢の中へ目が覚めたらとうに昼は過ぎていた。なぜかとても...いつも心の中に・・・vol.4

  • いつも心の中に・・・vol.3

    あいつからはきっと・・・今夜も電話なんてかかってこないだろうきっと今頃いつもの顔とは違う顔で食卓を囲んでいるのだろうそんなことをぼんやり考えているとリカコに肩を叩かれた大丈夫?酔ったの?まさか・・・こんな程度で酔うはずもない相変わらず子犬はにこにこしながら見つめてくるさてと・・・もう一軒行こうか席を立とうとすると子犬もついてくるこの子どこまで付いてくるつもり?内心そんな風に思ったがなんだかとても楽しくなってきていた。楽しい時間というものは早送りのコマのように過ぎてゆく気が付いたら終電まじかになっていたとにかく今日は帰らなくちゃ!慌てて地下鉄までの道を走ったやはりついて来ていた彼も同じ電車に飛び乗った・・・あれ?君は、違う路線じゃなかったかしら?だってこのまま帰ったら二度と会えないかもしれないといいながら何...いつも心の中に・・・vol.3

  • いつも心の中に・・・vol.2

    どうしてシャンパンなの?リカコが彼に聞いたあたしも心の中で同じ事を考えただって逢えたことに奇跡を感じたから一緒に乾杯したかったから…ダメ?その屈託のない顔まだ10代かと思わせる程あどけない笑顔この笑顔があたしだけのものになるなんてその時のあたしには考えも及ばなかったでも心のどこかでそれを強く望んでいたのかもしれないだってその頃のあたしはつらく切ない恋に疲れ果てていたからいつも心の中に・・・vol.2

  • いつも心の中に・・・vol.1

    それは突然だった秋の始めの空が天まで届くほどまっすぐに晴れ渡った日の午後リカコとあたしの間にするするっと滑り込んできたまるで子犬のような目をした屈託のない笑顔・・・彼は当たり前のように冷たいシャンパンを注文した驚く二人に笑顔を振りまきながらこの後どこかへ行くの?明日のお休みは何しているの?ねぇねぇ僕と遊ぼうよあたしは驚きながらもその屈託のない笑顔にただ単純に見とれていた・・・そう・・・それは、はるか遠い記憶の片隅へ想いだそうとしては何度も消し去った記憶いつも心の中に・・・vol.1

  • ひとりごと

    こちらのblogはもう何年も前から書いています。あまりにも放置していたのでもうログインさえ出来ないかもしれないと思っていましたがまだここに残ってくれていました。PC版で書いていたので残っていたようですね最近ではスマホばかりでPCは仕事以外で使ってなくてそれが放置の原因でもありました。スマホで開いたついでにアプリも取り込んで私の思い出のこの場所を懐かしく書いていたお話を読み直し「なんと読みづらいのだろう」と、ため息…PC版だったので文章が長々と連なり余白の多いこと多いことなのでこの際アップデートというのか余白の手直しを兼ねてまた以前書いていたものを見直しながら少しずつ少しずつですがUPし直そうと思います。日付は前のまましか出来ないのかな?まだこちらに慣れていないので使い方自体探り探りやって行こうと思っており...ひとりごと

  • いつまでなのか?

    今日は、ひな祭りもう何年もお雛様飾ってないなぁそろそろ暖かくなって来たし本当は気分が良い季節のはずなのになんだかなぁ色んなことが起きていて心はなんだかモヤモヤしているこんな気分はいつになったら晴れるのかな皆さまご自愛くださいませねいつまでなのか?

  • 忘れられない

    何年ぶりかな?久しぶりにブログ編集画面を開けたアカウント覚えてたわ・・・なおとはなのはなしを書いていたけれどいつの間にか書いていたことすら忘れてしまいそうなそんな日々を過ごしておりました。いろんな出来事が起きて放置状態のブログ家族に内緒のこのブログもし私に何かあったらこの場所はこのまま永遠に架空のまま忘れられない出来事をこっそりここに残しておこうと書き出したもの海が好き空を見上げるのが好きそして忘れられない人との思いで忘れられない

  • あの日見た夢・・・24

    はな…助けてなおの苦しそうな声に飛び起きたなお、なお、何度か声をかけると目に涙を浮かべたなおが目を開けたあぁ怖かった夢を見たのよ前にも話したことあったでしょ忍者に襲われた夢の話この間見た時よりもリアルだったわこれは現実なのか夢なのかわからない感覚暗がりをあんたと一緒に逃げ回る静かに後をつけてくる何かが襲ってくる感じ今でもまだここら辺に…と言いながら肩の辺りを手で触るはな私と同じだ私もあの夢を見た後はいつまでも肩のあたりに違和感を感じる私は信じてもらえないと思いながらも同じ夢を今までに何度も見た事をなおに打ち明けることにした神妙な顔で私の話を聞いていたはな暗がりを見つめたままじっと聞いてくれている時々目を大きく見開いたり大きく頷いたり今夜みたいに綺麗な月が辺りを照らす夜に何かがやってくるのだと言い終わるとねぇ、は...あの日見た夢・・・24

  • あの日見た夢・・・23

    案内してくれたお宿はこじんまりとした佇まいの落ち着いた空間隅々まで綺麗でとても気持ちが良かった平日に突然やって来た客に今日はたいしたものが出せないやと言いながらも食べきれないほどの料理を振る舞ってくれたここら辺りは皆知り合いばかり皆、親戚のようなものだと海で会った健太郎と言う名の青年が笑って言っていた温泉なんて久しぶりあぁ生きてて良かったなおが大きくため息をついてぽつりと呟いたアイツなんで私をこんな目になおを襲った男は未だ見つかっていない今もどこかでなおを狙っているのかもしれないし通りすがりの犯行だったかもしれない急に海が見たいと言い出したなお私は山が近い場所で育ったので幼い頃から海にはあまり来たことがなかったなおはいつでも海が見える場所で育ったので海はとても落ち着く場所だと言う波の音を聞きながらのんびりと入っ...あの日見た夢・・・23

  • 心配しないでね

    いつもご訪問頂きありがとうございますコメント欄とか開けてないのでご意見聞かせてもらう事もしていない自分勝手なブログですが細く長く続けていければと思っていますここには、リアル体験をもとにして妄想族(笑)な私がお話を盛りまくって書いてますさて、私ごとなのですがリアル友へのつぶやきで、失礼します義父の具合はその後奇跡的に快復しています直、みたいなものです(笑)ただ、認知の方が大変進み今はリハビリの病院に入院中です。それも、来月辺りには出されるかも??です病院なんてものは白状なもので緊急入院した先では死も覚悟して下さいとまで言われたにもかかわらず奇跡的な回復に驚いたであろう医師はこんなに早く元気になられるとは!などと無責任な言い方アンタ!死ぬかも言うたやんかどやねん?しっかりせーやですがとにかく認知がひどくワガママがキ...心配しないでね

  • あの日見た夢・・・22

    気持ちいい直が気持ち良さそうに伸びをしている眩しい美しい人はいつ見てもどこで見てもやはり綺麗だ海に太陽が反射してますます綺麗に見えるわたしはそんな姿に見とれていて何が起きたのかわからなかった大きな犬が何処かから駆けてきてなおに飛びついたきゃと、驚いたかと思うと犬と一緒に駆け出したなお!走ったりして大丈夫?わたしが声をかけたとほぼ同時にごめんなさい!大丈夫ですか?少し遠いところから大声で叫びながら男性が走って来た私のそばまで来ると少し息を弾ませて噛んだりはしないけどアイツデカイから驚かしてしまったでしょごめんリックの奴女の子が好きだからなそういいながらリックという大型犬とはしゃぐなおのもとへ走って行くわたしも慌ててそちらの方へと走り出したこの辺りでは見かけないよね何処から来たのそう聞かれて、ナイショと、楽しそうに...あの日見た夢・・・22

  • あの日見た夢・・・21

    今日は朝からいい気分直が退院する暖かい季節から暑いと感じる季節へ変化しているじっとしていても汗が出るこんな日はガンガンクーラーが効いた部屋でビールをぐいっと・・・あ、直はしばらく飲めない私が一人で飲もうものなら何が飛んでくるかわかりやしない片付いた病室のベッドの上にあぐらをかいて座っていたなおわたしをみつけるといつものきれいな笑顔で花今日は海が見たいよ海まで連れて行ってそんな・・・突然言われても車なんてないし、第一運転できないし相変わらずわがままは健在でいつもの直に戻っている安心したし何とか海行きを実現してあげたいと思った車で海まで連れて行ってくれそうな人を考えたそんな人は、思いつかずどうしたものやら頭を抱えて座り込む電車で行こう車窓から見る景色もいい季節車がいいと言うなおをなだめながら駅までは、タクシーで向か...あの日見た夢・・・21

  • あの日見た夢・・・20

    なおがわたしと同じ夢を見たようだなおは、笑っていたけれどわたしにはものすごい衝撃で信じられない気分だったおかげで、私の見る夢の話は出来ずじまいだきっと話しても信じてもらえないだろうあと何日か経てばなおが退院できると言われたころ病院の廊下で以前ゲンさんのお店で一緒になった人に会った隼人さん後ろから声をかけたけれど聞こえなかったのか足早に行ってしまった慌てて小走りで追いかけたけど歩くの速い廊下を曲がるとそこに姿はなかったあら、残念どこかの部屋にお見舞いなんやろうなあまり深く考えなかったまたゲンさんのお店で会えるだろうしなおが退院したらそのうち一緒に行けばいいあ、でもしばらくなおは飲めないよね会ったところでどうしたいのか別に付き合っているわけでもなく何か約束したわけでもないそれなのにもう一度触れられたいあの声をもう一...あの日見た夢・・・20

  • あの日見た夢・・・19

    昼過ぎなおのお兄さんご夫婦と一緒に病院に向かうことになった義姉さんが、着替えを取りに部屋に来たからだなおは、親とはウマが合わないとよく言っていたお兄さんのことが大好きなのだとも言っていた綺麗な人・・・なおの義姉さんは、落ち着いていて大人の女性そのものという雰囲気だったお兄さんもさすがになおが大好きと言うだけあってスラリと背が高く俳優の誰かさんに似ていたなおも綺麗やもんな口は悪いけど・・なおは、脇腹を刺されていた傷はそれ程深いものではないようだが痛々しい姿だった勢いよく転んだので頭を強く打ち、そちらの方が心配だとお医者さまが話していたそれにしてもなんの恨みでなおをまだどこかで様子を伺っているのかもしれないと、思うと気持ちが悪かった毎日時間を作って見舞いに行ったじっと手を握るだけの日々が続いたはな・・・なお?気がつ...あの日見た夢・・・19

  • あの日見た夢・・・18

    やばい、朝帰りなんてやばすぎる昨夜ゲンさんの店へ行ったそこで知らない男の人と意気投合して飲みすぎたしかも、一夜を共に・・・いやいやいやまさか、あんなこと・・・考えると身体が熱くなるあの人最近越してきたっていうてたけどその割にやたらこの辺りに詳しかったな優しい目で見つめられてすっかりその気になってしまったゲンさんは、ダメだよって目で促してくれたけどなぜか言われるがままに一緒に店を出てしまった初めて入ったはずの部屋なのにとても居心地が良くて気がついたら朝まで何度も求めあった声・・・その人はとても良い声をしていた少し低めの落ち着いた声部屋へ戻って来た時私の部屋の前には警察官が二人小田切花さんでいらっしゃいますか?え?え?なに?なに?はい、そうですが心臓がドキドキした警察官に何か聞かれるような事はしていないのにこんな時...あの日見た夢・・・18

  • あの日見た夢・・・17

    あの日見た夢それは、昔から何度も何度も見る夢いつも同じ場面で目が覚める私は戦国の時代のくのいちで、お姫さまを守るために曲者に斬られて死んでしまういつも、同じように追い詰められいつも、同じ場所でやられてしまう誰も助けてくれず姫さまをも守れず悔しい思いで目がさめるこの話をするとみんな明らかに呆れた目をする一瞬周りの空気が小さく凍りつき次の瞬間には、みんなくすくすと笑いだすはいはい、わかったわかった花はくのいちだったのねすごいね、なんかわかる気がするって・・・いつも、同じ反応だ今日、昼間に電車で見た時はいつもよりリアルな気がしたしかも、斬られず助けられたあのお姫さまなんとなくなおに似てたような・・・なおが帰って来たらこの夢の話をしてみようまだなおにはしたことが無いやっぱりなおも笑うかな?お腹空いたなゲンさんのお店まだ...あの日見た夢・・・17

  • あの日見た夢・・・16

    今夜の月はあの日見た月と同じ綺麗な満月だ綺麗な満月は今夜も私を明るく照らしてくれている月の綺麗な夜は何かが起こる気配がするあれは全て夢だったのかどこからが夢でどこからが現実なのか潰れた携帯電話を持って携帯会社に行って来たもうどうにもならない状態らしい諦めるしかないんやぁ大きなため息が出た携帯がないと何にもできない世の中なんやなぁ改めて嫌になるなおに電話をかけたくても番号すらわからない登録してしまえば番号なんていちいち覚えない仕方ないからそのまま家に帰ることにした今日、電車でうたた寝をしていた夢の中で私は電車の事故に遭いそのまま戦国の時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えたお姫様と一緒に追っ手から逃げ襲われそうになりながら助けられる助けてくれたのは・・・誰やった?そもそもなんで携帯が潰れるんやあのおっさんの...あの日見た夢・・・16

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