flat energy さん プロフィール

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flat energyさん: flat energy
ハンドル名flat energy さん
ブログタイトルflat energy
ブログURLhttp://flatenergy.hatenablog.com/
サイト紹介文エネルギー問題に関心があってもっと知りたい人へ向けて有益な情報を提供するための記事を書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供151回 / 255日(平均4.1回/週) - 参加 2013/03/18 03:29

flat energy さんのブログ記事

  • エネルギー自給のメリット・デメリットを思いつく限り挙げてみた。
  • 【目次】デメリット1:既存のインフラが無駄になる。デメリット2:化石燃料産業従事者が失職する。デメリット3:代替のインフラを考案・構築しなければならなくなる。メリット1:地域外・海外への富の流出がなくなる。メリット2:供給途絶リスクが緩和される。メリット3:環境負荷が減る。メリット4:海外の紛争・抑圧・環境破壊の要因が取り除かれる。結論:エネルギー自給の問題はやるか、やらないかではない。いつやるか [続きを読む]
  • 自然変動型再エネ普及に付随する火力発電の稼働率低下
  • 再生可能エネルギーの普及政策には様々な手法がある。そのうちの一つに「FIT(固定化価格買い取り制度)」を機能させるために不可欠な「優先給電」がある。「優先給電」とは、再生可能エネルギーによって発電された電力を、他の電源より優先して電力系統に供給しなければならないという原則である。普通に考えれば想定出来るように、再生可能エネルギーによる電力の供給が増えれば、他の電源の発電所は、稼働率が下がる。また再生 [続きを読む]
  • 【入稿済】「炭素予算」と「放射性廃棄物予算」
  • 「炭素予算」とは、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて2℃/1.5℃未満に抑えるために、排出することの出来る炭素の量である。 あと1兆トンしか…… ポツダム気候影響研究所の調査は、気温上昇が 2℃を超える確率を 20%に抑えるには、2000 年から 2050 年までの世界の炭素予算(炭素の排出許容量)は、CO2換算で 886 ギガトン(8860億トン)であると算出している。21 世紀最初の 10 年の排出量を差し引くと、2050 年まで [続きを読む]
  • 若者の挑戦を妨げ、学業を阻害する「新卒一括採用」という因習
  • 「新卒一括採用」は、「新卒で入った社員を自社の社風に染めることができる」「新卒は皆同期なので、連帯感やライバル意識を高められる」などのメリットがあり、日本企業に伝統的に用いられてきた。しかし今やそのデメリットが目立ってきている。一つ目は年齢による差別だ。私が聞いてきた事例を踏まえると、26歳を越えれば、新卒採用では採用されることは困難になる。これでは、大学を休学して旅行をしたり、事業をしたりすること [続きを読む]
  • 紛争、抑圧、環境破壊を招く日本人の生活
  • 現代社会で豊かな生活を送ることは、種々の犠牲の上に成り立っている。ある意味ではとても罪深いことだ。何故ならそのような生活に必要な資源が、様々な不正によって供給されているためだ。特に宝石やレアメタル、エネルギー資源を購入する費用は、武装勢力や権威主義体制の懐に入り、内戦や抑圧の資金源となる。筆者が詳しいエネルギー資源だけでも、3つの事例がある。順番に見ていこう。 「日本との契約がある」と土地収用を [続きを読む]
  • 日本の恥を晒す「国際協力銀行(JBIC)」
  • 読者の方々は「国際協力銀行(JBIC)」という組織をご存じだろうか。JBICは株式会社でありながら、日本政府が全額出資している国有企業である。国家的プロジェクトに携わることが出来ることから、就職活動をする学生からの人気も高いようだ。しかしその中には、問題を含むプロジェクトも行われている。 海外から批判されるJBICの石炭火力発電プロジェクト これに関して、私には原体験がある。昨年の夏、私は気候変動解決に取 [続きを読む]
  • 最後の安全保障の勉強
  • 先日、大学で行われた講演会を聴いてきた。大学には国際関係を学びたいと考えて入った。最初は安全保障に関心を持ち学んだが、次第にエネルギー・気候変動に関心が移っていった。今日の講演会が、最後の安全保障の勉強になるだろう。そう考えると、何とも言えない寂しい気持ちになった。講演会は、James Fearonというスタンフォード大学の高名な研究者のスピーチがメインだった。彼のメイン・メッセージは、「核革命によってトゥキ [続きを読む]
  • 似非科学を放置する「ネイバーまとめ」の見識を疑う。
  • 先日たまたまネット・サーフィンをしていて、「ネイバーまとめ」のある記事を見つけた。この記事がひどい内容で、憤りを覚えざるを得ないものだった。タイトルは、 「ウソでしょ?「地球温暖化」はいいことだらけだった!」https://matome.naver.jp/odai/2142302282823079101である。気候変動のリスクを無視し、ほとんどない良いところを誇張した問題のある記事だ。しかも最後には二酸化炭素起源の温暖化という、多くの反証に耐え [続きを読む]
  • どうすれば気候変動に関心を持つ人が増えるか。
  • 気候変動が、関心を持ちにくい性質を持っているのは間違いない。その理由は2点指摘出来る。1点目は、原体験を持つのが難しい点にある。原体験とは、関心を抱くきっかけとなった経験である。特に武力紛争や貧困などの開発アジェンダと比べた場合、被害者の声を聴くのが難しい。確かに干ばつや、気象の極端化を気候変動の責任にすることは出来る。しかし季節外れの台風・サイクロン・ハリケーンといった一つの異常気象と、気候変動 [続きを読む]
  • 「制度」に関する演繹的研究と帰納的研究
  • 今期、「比較経済制度分析」という授業を履修している。これがなかなか面白い。面白いと思える理由の一つは、制度は日本を分析する際にも、世界を分析する際にも有用な概念であるためである。例えば日本企業の制度は、経済学において興味深い研究対象であり続けてきた。日本が爆発的な経済成長を遂げていた1980年代には、日本型経営がもてはやされた。しかし失われた20年を経て、日本型経営は制度疲労の象徴とみなされるようになっ [続きを読む]
  • 【食レポ】コンビニで買える油そばの食べ比べ
  • 今日は趣向を変えて、食レポに挑戦したい。私の所属する大学の周辺は、ラーメン・油そばの激戦区で、多くの店が開店と閉店を繰り返している。そんな環境もあって、油そばを好んで食べるようになった。今回はコンビニで購入した2種類の油そばを食べ比べたい。ちなみに油そばとは、要はスープのないラーメンである。関西にはなく、関東の文化らしい。かといって麺が冷たい訳ではなく、タレ(店によりもちろん異なる)が底にあって、 [続きを読む]
  • 【気になるニュース】どうすれば海を守れるか。
  • 今日も授業で読んだエコノミストの記事を紹介していきたい。テーマは「海洋の健康の改善」である。ありていに言えば、どうすれば海洋環境を守れるか、に焦点が置かれている。まず記事では、海洋から人間が受けている恩恵を確認している。人間は牛肉よりも、魚から多くのタンパク質を摂取している。また海洋は温室効果ガスが生む熱の90%以上を、貯め込んでいる。このように人間が海洋から受ける恩恵は大きい。しかし人間はその海洋 [続きを読む]
  • 【気になるニュース】データ独占を規制せよ?
  • 今日も授業で読んだイギリスの高級経済誌「エコノミスト」の記事を紹介していきたい。タイトルは「The world`s most valuable resource is no longer oil, but data」である。データを独占し、多額の利益を上げるITの巨人達に、公正取引委員会がどう向き合うべきかを問いかける記事である。まず記事は、グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフトの5つの企業の影響力を確認している。アマゾンはアメリカでオ [続きを読む]
  • 【気になるニュース】コンピュータへの課税の是非
  • 今日もニュース英語の授業で読んだエコノミストの記事を紹介していきたい。この記事は、「マイクロソフト」創設者のビル・ゲイツの提案への批判記事である。ゲイツ氏はあるインタヴューで、政府はロボットへの課税を検討すべきだと提案した。彼は急速な自動化の進展を管理する社会の能力に対して、疑念を表明したという。ロボットに課税して、ロボットのコストを上げ、企業に人間を雇うインセンティヴを与えるというのが、この提案 [続きを読む]
  • 【気になるニュース】アマゾンが独占禁止法に抵触する?
  • 今日はニュース英語の授業で読んだエコノミストの記事を紹介したい。タイトルは「Amazon, the world`s most remarkable firm, is just getting started」である。多少インターネットを使える人なら、「アマゾン」を利用したことのない人はほとんどいないのではないだろうか。それほどアマゾンは、買い物における一種のインフラストラクチャとして生活に浸透している。私自身が購入するのはほとんど書籍だが、DVDに家電に医薬品、工 [続きを読む]
  • 原貫太講演会@7月22日
  • 私が所属している「コンフロントワールド」の代表の原は、定期的に講演会を開催している。ネ
    タバレは避けたいが、右脳に訴えている感情的なストーリーと、左脳に訴える背景知識を踏まえ
    たエヴィデンスの双方が盛り込まれているので、刺激的な内容に思えるはずだ。ご関心のある方
    は、以下のリンクから申し込んでみてほしい。[https://www.facebook.com/events/893949567409405/?acontext={"ac
    tion_history"%3A"[{"surface"%3A"page" [続きを読む]
  • 南スーダン難民への緊急支援キャンペーン
  • 私は現在、大学の後輩の原貫太が代表を勤める国際協力団体「コンフロントワールド」に所属している。彼と創業メンバーが掲げた「不条理のない公正な世界」の実現という、ヴィジョンに共感したためだ。正直に言うと、模擬国連をやっていた頃は、国際協力を行う学生団体を斜に構えた目で見ていた。模擬国連はただ勉強し、議論して成長を目指す組織であり、国際協力を実践する学生団体とは一線を画す。 私たちとは異なり、国際協力を [続きを読む]
  • 【書評】『大卒だって無職になる』
  • 本書の焦点は、大学在学中および大卒の学歴を持つ若者の事例である。現状新卒枠では就職出来そうにないので、身につまされる思いで読み進めていった。筆者は、若者が自立して働き続けられるよう支援するNPO「育て上げネット」の理事長である。彼のNPOで支援している若者は、中卒・高卒や、高校・大学中退者もいる。しかし本書は特に大学在学中もしくは大学を卒業したものの、様々な事情で働き続けられない若者を対象としている。筆 [続きを読む]
  • 「国際協力」と個人としてのグローバルな義務
  • 私が働いている「コンフロントワールド」は、場合によって「国際協力団体」という枕言葉をつけている。確かに国際協力を行ってはいるのだが、私はこの「国際協力」という言葉があまりしっくりきていない。そもそも国際協力というのなら、先進国の人と先進国の人の協力も国際協力と呼ばれて然るべきである。しかし現状そうなっていない。その要因には国際協力という言葉が使われだした経緯にある。私の理解では、国際協力という言葉 [続きを読む]
  • 「気候変動の経済学(スターン・レビュー)」
  • 今日は気候変動に関する意思決定に対して、経済学の観点から提言した「スターン・レヴュー」の要約版を読んだので、紹介したい。本文は600ページ以上ある上に、がっつり経済学的分析をしているので、とてもではないが読めなかった。本報告書は、イギリス政府への提言という形を取っており、経済学の常識の一つである「費用便益分析(CBA:Cost-Benefit Analysis)」を気候変動に適用した意欲的な文献である。2006年に発表された少 [続きを読む]
  • 東アジア気候変動リーダーズ・キャンプ
  • 今日は環境NPOからプログラムの案内がまわってきたので、共有したい。詳しくは以下のリンクを参照して欲しい。http://world.350.org/east-asia/ja_eaclc/?akid=23398.2483095.JDV6Vx&rd=1&t=10&utm_medium=email今年は台湾で行われる。会場となる台中には、世界最大の石炭火力発電所群がある。恐らくそこにフィールド・ワークに行くのだろう。このプログラムには昨年私も参加した。その時のレポートは、以下の記事にまとめているの [続きを読む]
  • 福島県主催「再エネツアー」
  • 以前お世話になった福島県職員の方から、ツアーの案内を頂いた。詳しくは以下のリンクを参照して欲しい。http://f-reenergy.org/2017/06/27/【83−84-開催】福島県再エネスタディツアー参加者/福島県は2040年にエネルギー需要の100%を、再生可能エネルギーで賄うことを目指している。私は一昨年のツアーに参加した。その際に聞いた話では、福島県のエネルギー課には17名の職員がおり、全国の自治体の中でも充実した体制を整えてい [続きを読む]
  • 管理職の役割
  • 民間企業ではアルバイトしかしたことのない若年無業者の私だが、学生団体の運営などや、社会人からのアドヴァイスで、マネジメントについて学んだ経験は今に生きている。今日は私が考える管理職(マネージャー)の役割について書きたい。書ききれていないことは、他にもあるという意見があれば、コメントなどでどんどん頂きたい。1)仕事を割り振り、進捗を管理する。構成員に部門が抱える仕事を適切に割り振り、進捗しているか、 [続きを読む]
  • 極地の氷が解けても、海面上昇は起きない。
  • 気候変動の影響に関するよくある誤解の一つに、「暖かくなる→極地の氷が溶ける→海水が増える→海面が上昇する」というものがある。確かに極地の氷は溶けるが、コップに入れた氷が溶けても水の体積は増えないように、海水の体積も増えない。海面上昇をもたらす要因は、二点ある。一点目は陸上の氷床が溶けて海に流れ出すためである。グリーンランドなどでこのような現象が起きている。二点目は海水の熱膨張によるものだ。固体から [続きを読む]