あさびじ さん プロフィール

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あさびじさん: 日刊あさびじ
ハンドル名あさびじ さん
ブログタイトル日刊あさびじ
ブログURLhttp://www.asadakaikei.co.jp/archives/category/asabizi
サイト紹介文早朝からビジネスに役立つ情報を分かりやすくほぼ日で発信します。税務、法律、資金繰り、本の紹介など。
自由文専門家が書くブログは難しくなりがちです。『日刊あさびじ』では、分かりやすく、それでいて本質に迫る記事を書いて、一般の方に楽しんでいただけることを目指しています。『あさびじ』とは「朝からビジネスに役立つ情報を発信する」という意味と、会社名である「アサダビジネスサービス」の略称の意味があります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供242回 / 365日(平均4.6回/週) - 参加 2013/03/19 22:58

あさびじ さんのブログ記事

  • 脱税vsマルサ
  •  毎年夏にマルサの活動状況が国税庁から公表されています。その時に儲かっている業界、国税庁が目を光らせている業界が分かり、脱税の手段も多様化していて興味深いので平成28年度の実績をご紹介します。 1.処理件数193件 うち告発件数132件(68.4%)処理件数、告発件数ともここ5年で最も多く、マルサが活発に動いている状況と言えます。 2.一件当たりの脱税額(告発分)9600万円毎年1億円前後で推移して [続きを読む]
  • 生産緑地2022年問題
  •  生産緑地とは都市部において緑地を保全するために指定を受けた農地や山林のことを言います。指定を受けると30年間農業を続ける必要がありますが、固定資産税がかなり軽減され、相続税の納税猶予が受けられるといった税制上の特典があります。 生産緑地法は1992年に施行されたので30年の期限が2022年に到来します。法律上、その農地を自治体に買取り請求できることになっていますが実際に買い取ることはほぼ無いとみ [続きを読む]
  • 気軽に電子申告?
  •  電子申告は所得税で50%、法人税で75%普及していますが行政効率化の見地からさらに推進されます。大法人では数年以内の電子申告の義務化が予定されていますが、電子申告手続きも思い切って簡素化されそうです。  手続きのネックは電子証明書と読み取り機器。この手間と費用が初期の普及の妨げとなっていたのですが、税理士が代理すればどちらも不要になり普及が進みました。  これをさらに簡素化して2019年からIDと [続きを読む]
  • 出産費用と税金 ②給付金
  •  前回出産関連費用の医療費控除について見ていきましたが、給付金をもらった場合はどのような取扱いになるのでしょうか。給付金の概要と共に見ていきます。 ① 出産育児一時金各種健康保険から一児につき42万円(双子なら×2)支給されます。一旦払ってから加入している健康保険に申請する直接請求の他に、一旦立て替えることなく医療機関と健康保険の間でやり取りしてもらう直接支払い制度や受取代理制度があります。 ② 育児 [続きを読む]
  • 出産費用と税金 ①医療費控除
  •  出産に関連して様々な費用がかかり、また給付金などを受け取るケースもありますが、税金の取扱いはどうなるのでしょうか。 支払ったものに関しては医療費控除の適用がありますが対象となるものとならないものとがあります。 <医療費控除OK>・定期健診や検査費用・分娩費、入院費・不妊治療費・公共交通機関での通院費用(金額はメモでOK)・公共交通機関が使えない場合や緊急時のタクシー費用・入院中の病院の食事代・医 [続きを読む]
  • 地方消費税とは
  •  消費税の税率が2014年4月に5%から8%に引き上げられてから3年あまりが経過しました。その間、税率10%への引き上げ時期は2度延期され、現時点では2019年10月に引き上げ予定です。 この消費税ですが、正確には国税である消費税(現行6.3%)と地方税である地方消費税(現行1.7%)に分かれます。・5% :国税4%+地方税1%・8% :国税6.3%+地方税1.7%・10%:国税7.8%+地方税2 [続きを読む]
  • 意外と知らない遺留分 ④生前贈与と特別受益
  •  遺留分の最終回は生前贈与と特別受益を見ていきます。相続人に保証された最低限の取り分が遺留分ですが、亡くなった時点の財産を基準に考えます。その例外が生前贈与と特別受益です。 <生前贈与> 亡くなる時点から1年以内の贈与も遺留分算定の基礎となる財産に含めます。先にもらってるんだから一旦なかったことにしようという考え方です。と言ってももらったことは事実なので本当に返すわけでなく計算上の話です。 さらに [続きを読む]
  • 意外と知らない遺留分 ③遺言の書き方
  •  遺言書を書く方が増えています。遺言で特定の人に財産を多く渡すことで遺留分減殺請求につながり、もめてしまうのなら遺言を作る段階で遺留分を考慮しておけばいいということになります。 <例>・夫がすでに死亡、相続人は長男と長女。・本人(妻)は長男家族と同居。・財産は自宅の土地建物で5000万円、預金が1000万円・自宅の土地建物は同居している長男に遺言で渡したい。長女には預金で。 長男の相続財産:5000 [続きを読む]
  • 意外と知らない遺留分②
  •  前回は遺留分のある人とその割合について見ていきましたが、2回目は遺留分減殺請求についてです。  まず前提となるのが遺言があること。遺言がなければ相続人間で相続分を基準に遺産分割協議をすることになるので遺留分という話はでてきません。遺言があって初めて遺留分相当がもらえていない(遺留分が侵害されている)、だからもらいすぎている人に請求する「遺留分減殺請求」が出てきます。”減殺”とは減らすことを意味し [続きを読む]
  • 意外と知らない遺留分①
  •  ”遺留分”とは相続人がもらえる最低保証額のことを言います。例えば遺言で「愛人に全財産渡す」と書いたとしても相続人には一定の相続財産が保証されます。割合は相続分の半分というのが一般的ですが、ケースによっては0になることもあります。今回は意外と知らない”遺留分”を取り上げてみたいと思います。 1.遺留分は誰にある?<ある人>・配偶者、子・子などの直系卑属の代襲相続人子が亡くなっている場合には孫、孫が亡 [続きを読む]
  • 民法改正されなかったもの
  •  昨日は民法改正を取り上げましたが、今日はあえて改正されなかった内容を取り上げてみます。中間試案に載っていて世の中のニーズはあるのでいずれは改正されそうな気もしますがいつかは分かりません。内容としては相続関連です。 <配偶者の居住権>現行民法では相方が亡くなったあとの配偶者の居住権の規定がないので、長年連れ添って一緒に住んでいても相続をきっかけに家を追い出されるようなことが起きています。そこで遺さ [続きを読む]
  • 民法大改正
  •  民法改正法案が5月に成立し、約3年の周知期間を経て施行されます。明治29年の制定以来約120年ぶりの抜本改正で約200項目に上る改正があります。時代の変化に対応し、消費者保護に重点を置く内容だけに日々の生活に影響する身近な改正項目が多くなっています。  主な項目をご紹介します。 <敷金・原状回復>退去時の敷金返還トラブルを防ぐために、原則は返還することを明文化し、壁紙や畳の通常使用に伴う経年劣化に [続きを読む]
  • 2017年路線価
  •  7/3に2017年分路線価が発表されました。全国平均では0.4%のプラスで2年連続の上昇です。 そもそも路線価とは何かと言うと”相続税や贈与税を計算するための道路に面した土地の1?あたりの価格”です。毎年1月1日時点で全国33万3千ヶ所を調査しており、地点の多さから土地の相場を詳細に把握できます。  今年の路線価は次のような特徴があります。<全国>・日本一は32年連続で銀座鳩居堂前の4032万円 [続きを読む]
  • 金の密輸と消費税
  •  上半期、世間を騒がせたニュースの1つに金の密輸問題があります。この事件には消費税の仕組みが関わっています。  金の売買も他の商品と同じように消費税がかかります。輸入する場合には税関で消費税を申告納付します。ところが運び屋に依頼して申告せずに税関をくぐり抜けることで仕入れの段階で消費税を払っていません。 例えば1キロの金の延べ棒。サイズが縦113×横52×厚み10mmなのでちょうと折り畳みのガラケ [続きを読む]
  • 納期の特例が効かない報酬
  •  早いもので今日で今年も半分が終わります。7月に入るとやってくる税金が半期に一度の源泉所得税の納付。 小規模な事業者(常時10人未満)は申請することで源泉所得税の納付を”毎月10日”から”半年に一度”にまとめる「納期の特例」を選択できます。1〜6月分を7/10まで、7〜12月分を1/20までに支払います。 注意が必要なのは納期の特例が効くものと効かないものがあるという点。納期の特例を選択していれば [続きを読む]
  • 住民税天引きの徹底②
  •  以前に住民税の天引き制度(特別徴収)が徹底されそうという記事を書きましたが、いざふたを開けてみると普通徴収のままでいけたところも多かったようです。 サラリーマンの住民税は原則特別徴収で、毎月天引きされ翌月10日までに会社から納付します。ただ身内だけの会社など社員数が少ない場合にはかえって手間なので普通徴収も選択できていました。普通徴収を選択するとそれぞれの自宅に納付書が届き、年1回又は4回で納付 [続きを読む]
  • スマート税務行政 ③インテリジェント
  •  スマート税務行政の最終回は「課税・徴収の効率化・高度化(インテリジェント)」です。 2.課税・徴収の効率化・高度化(インテリジェント) (1) 申告内容の自動チェック<将来像>・マイナンバーをキーに申告内容と資料データを自動チェック。・疑問点はマイナポータル等を通じて自動的に照会。・AIで情報を自動収集し、相続税や贈与税の財産評価も自動的に計算。<現状>・資料データをシステムで分析して調査の必要性 [続きを読む]
  • スマート税務行政 ②スムーズ・スピーディ
  •  昨日の続きでスマート税務行政について見ていきます。 テーマとしては「納税者の利便性の向上(スムーズ・スピーディ)」と「課税・徴収の効率化・高度化(インテリジェント)」の2つが掲げられています。 1.納税者の利便性の向上(スムーズ・スピーディ)(1) カスタマイズ型の情報発信<将来像>・マイナポータルを通じて納税者個々のニーズにあった税情報をタイムリーに配信。・例えば不動産を売却した方に対する申告案内 [続きを読む]
  • スマート税務行政 ①背景と課題
  •  国税庁から「税務行政の将来像〜スマート化を目指して〜」という文書が公開されました。税理士業界はITやAIで大きく変わろうとしていますが、国税庁も事情は同じようで業務量の増大や複雑化に対して「スマート税務行政」で対応していくようです。10年後をイメージしていて今後の方向性が垣間見えるおもしろい文書なのでご紹介します。 1.背景・所得税の申告件数や法人数の増加(平成元年比1.3倍)。・経済のグローバ [続きを読む]
  • 私道の評価〜応用編〜
  •  昨日は一般的な私道の評価でしたが、今日は応用編として「歩道状空地」と「公開空地」の評価について見ていきます。 どちらも聞きなれない言葉ですが、高層マンションの敷地内にある空地には見覚えはあるのではないでしょうか。高層マンションなどを建てる際に建築基準法や市の開発要綱との兼ね合いで空地を設ける必要があります。そのうち緑地など単なる空地になっているのが「公開空地」で通路になっているのものが「歩道状空 [続きを読む]
  • 私道の評価
  •  土地を所有していても道路として使われているケースがあります。いわゆる”私道”ですが相続税や贈与税を計算する際にはどう評価されるのでしょうか。私道の評価はどう使われているかによって変わります。 ① 通り抜け私道…ゼロ評価不特定多数の人が通行する私道については公共の道路と何ら変わりなく、自由に処分できる状態でもないためゼロ円で評価します。 ② 行き止まり私道…30%評価複数の特定の人が通行する私道につい [続きを読む]
  • 不動産鑑定士になるには
  •  不動産鑑定士シリーズ最終回は「不動産鑑定士になる方法」です。ただそれだと単なる試験案内になってしまうので実務家(Y氏とK女史)にヒアリングもしてみました。 1.不動産鑑定士試験① 一次試験(短答式)・試験科目:不動産に関する行政法規、不動産の鑑定評価に関する理論の2つ・受験資格:なし・合格率 :H28年 1568人中511人(32.6%) ② 二次試験(論文式)・試験科目:民法、会計学、経済学、 [続きを読む]
  • 不動産鑑定士の仕事
  •  昨日の続きで不動産鑑定士の仕事について見ていきます。税金とも関わりの深い部分もあります。 1.不動産鑑定① 公的業務・公示地価、固定資産税評価、路線価評価など税金の基準となる評価。・収用など補償目的の評価。・競売事務における評価 など。  公的な土地取引や税金の基礎を作っているのが不動産鑑定士の公的業務と言えます。 ② 民間業務・売買契約の参考。・賃貸契約の適正家賃や地代の算定根拠。・相続や贈与での [続きを読む]
  • 不動産鑑定士の不足
  •  不動産鑑定士の不足が懸念されるため、国土交通省の懇談会において試験制度や業務内容の見直しが検討されているようです。 不動産鑑定士は公示地価などの公的審査や民間の不動産投資に関する鑑定評価など重要な業務を担っているにも関わらず一般にはあまり知られていない面もあるので掘り下げてみたいと思います。 1.現状の課題<受験者数の減少>・2016年度は1568人とピーク時の約1/3。・不動産会社ではリーマン [続きを読む]
  • 不動産データベースの統合
  •  少し前の報道で「行政が持つ不動産データベースを統合」という記事がありました。情報の統合というニュースは時々目にしますがその課題と狙いを整理しておきます。 <現状の課題>・縦割り行政で情報がバラバラ。不動産登記は法務省、固定資産台帳は市役所、農地は農地台帳、土地取引は国土交通省の土地総合情報システム、物件情報はレインズなど。・相続があっても登記されていない土地が大都市で6.6%、地方で26.6%も [続きを読む]