ヒロミシュラン さん プロフィール

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ヒロミシュランさん: 腹が減っては読書ができぬが、三度の飯より本が好き
ハンドル名ヒロミシュラン さん
ブログタイトル腹が減っては読書ができぬが、三度の飯より本が好き
ブログURLhttp://modondake.seesaa.net/
サイト紹介文純粋に教養を高めるだけでなく、株式投資や副業など、稼ぐ目的でも参考になる本を多数紹介。
自由文三十路のサラリーマン。高校卒業後、人生をかけて渡米。カネなし、コネなし、英語わからない、パソコン使えないの4重苦で大学生活をスタート。アメリカ本土で6つ、最終的に7つ目にあたるハワイ大学で学士号を取得。経済学専攻。4年間に7つの大学を渡り歩いた、自称「編入の達人」。卒業後は日本企業に滑り込みセーフで就職を果たし、現在に至る。会社では、主に翻訳・通訳を担当。人生の目標は、地中海沿岸への移住。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2013/03/26 12:25

ヒロミシュラン さんのブログ記事

  • 村上春樹の待望の新作、騎士団長殺し を読む前に
  • 村上春樹といえば、世界でもっともよく読まれている、存命中の日本人作家。ご多聞にもれず、私もここ四半世紀に出版された彼の作品は、長編、短編、ノンフィクション、エッセイ集まで含め、ほぼすべてを網羅する勢いで読んできた。村上春樹は、上手い作家だとは思う。あくまで、テクニカルな意味で。しかし、その巧みなテクニックによって描かれた作品を全体としてみると、その物語が言おうとしているところ、つまりその作品の存在 [続きを読む]
  • 古今東西、おもろすぎる「戦略」論
  • 楠木建ブームが止まらない。ひょんなことから知った楠木建。一橋ビジネススクールのMBAプログラムで経営戦略を教えている教授だが、この教授の著書がおもろすぎる。間違いなく、ここ数年の読書人生でぶっちぎり。彼の著書は基本ハズレなしだが、どれも分厚く、普通に読んでいたら時間がかかり過ぎる。しかし如何せん、あまりのおもろさに、必殺フォトリーディング手法が使えない。フォトリーディング手法とは?勝間和代などの時間 [続きを読む]
  • 働くことがこれ、生きること。キャリアに悩んだら読む本
  • 楠木健という大学教授がいる。名門一橋大学のビジネススクールで、経営戦略を教えている。経営というのは、法則なく、定義なく、証明できず、再現もできないという点において、科学ではない。こういうとらえどころのない学問は、実践あるのみ。しかしこの教授、経営者になったこともなければ、民間企業で働いたこともない。ばりばり学界オンリーの、象牙の塔の住人だ。普通に考えれば、彼に経営を教えられるはずがない。そんなこと [続きを読む]
  • 芥川賞作家、村田沙耶香のグロテスクな世界
  • ハコブネ を読んで、ああ、やっぱりこれか、と思った。村田沙耶香の世界。村田沙耶香は、芥川賞作家だ。ちなみに、去年の紅白にも審査員として出ていた。和服を着用し、一見ふつうのお嬢さん風。しかし、彼女の作品を読んだ人はわかると思うが、この人は、わーるど、としか言いようのない「しつこさ」を持っている。作家ともなれば、程度に差はあれ、独自のワールドをもっているものだが、村田氏の場合、これが実にイヤ〜な感じの [続きを読む]
  • トランプショックに備えろ!
  • 2017年1月20日。とうとうあのドナルド・トランプが、第45代アメリカ大統領に正式に就任した。後にも先にも、これほど物議をかもした人物が米国大統領になったことはない。なるほど、自由の国アメリカでは、これまでにも、移民や黒人、ハリウッド俳優らが政治の重要な位置を占めてきた。これに、ラティノや女性、ゲイやレズビアンが加わるのも時間の問題だろう。未だに背広を着たハゲ、薄毛、ポマードが大多数を占める日本の政界と [続きを読む]
  • 「何もつけない」美肌術を実践してみた! ―結果編―
  • (・・前回からの続き)「なにもつけない」美肌術を実践した結果を、以下に報告する。まず速攻で最もわかりやすく影響がでるのが、顔だ。特に、口まわり。現象として、皮膚が乾燥し、粉が吹いたようになる。くちの端が切れることもあり、正直、痛い。風呂上りなど、顔全体がヒリヒリする。まだ肌がほてって毛穴が全開なうちに、一刻も早く化粧水をはたき、乳液でカバーしたくなるが、そこはぐっと我慢だ。そんな崩壊寸前のわたしの [続きを読む]
  • 「何もつけない」美肌術を実践してみた!
  • この年末年始、なにもつけないスキンケアを実践してみた。「なにもつけない」の内容を、今一度おさらいしてみよう。いわゆるメイクといわれる、顔に何層にもわたって化学薬品を塗りたくるタイプの化粧は、ここでは除外する。なにもしないというのは、基礎化粧すらしない、ということである。究極のすっぴんである。・洗顔は、お湯か水で・化粧水はつけない・乳液もつけない・美容液もつけない・ナイトクリームもつけない・リップク [続きを読む]
  • ありえないほど安上がりで、簡単で、効果抜群?な美肌術
  • 「何もつけない」美肌術何もつけない?またまたご冗談を。このタイトルには、虚言臭がプンプンする。どれくらい時間をかけたんだ?てか、いくらかけたんだ?キャッチーで意外性が大きいほど売れると思って、かなり大胆に誇張したものだな。こんなのに読者が騙されると思ってるのか?ふっ、甘いわ、詐欺師め。わたしはその虚偽の内幕を暴くべく、静かに読み始めた。・・・これは事件である。仮に、ここに書かれていることがすべて事 [続きを読む]
  • アラフォーのおしゃれでフランスマダムを目指す
  • いつもの服をそのまま着ているだけなのに なぜだかおしゃれに見えるアラフォー向けのおしゃれな普段着の本。普段着といってもかなりお洒落なので、ちょっとアレンジを変えただけで、普通に結婚式や正式なディナーなんかにも着て行けるところがミソだ。晩婚化と長寿化。コスメと整形技術の進歩。そんな時代背景におされ、見た目も精神年齢も、従来の常識とは激しく乖離した幼い、幼いという言葉に語弊があれば、若々しい成人が増え [続きを読む]
  • 肥満・早死にしたくない人、30過ぎたらとにかく運動!
  • 42.195kmを走るフルマラソン。この耐久レースに「はまった」作家は少なくない。小説家の村上春樹、イラストレーターのたかぎなおこ、そしてこの角田光代。角田氏については、なんでわざわざ中年体育に詳しい。この3人をみていると、"健康な肉体に健全な精神が宿る"ということわざの意味がよくわかる。何をおいても、彼らの作品は読んでいて気持ちがいい。年齢的にはすでに中年を越えたベテランたちであるが、自分の選んだ職業に倦 [続きを読む]
  • アラフォーひとり暮らし、フリーランスで、ガン告知
  • アラフォーで独身、フリーで働くひとり暮らし、しかも進行したガン。まさかの4重苦。ガン告知というのは、誰にとっても死の宣告に等しい大打撃だ。しかし著者の場合、精神的に頼る相手も、経済的に頼る組織ももたないという点において、決定的に、絶対的に、心細い状況である。独身のひとり暮らしというのは、自分で自分の面倒を見れるうちは自由で結構だが、いったん病気やケガで要介護となると、目も当てられない。精神的な支え [続きを読む]
  • 検証! 芥川賞作品は、本当に優れているのか
  • 又吉直樹の花火に触発され、芥川賞作品を1ダースほど読んでみた。で、感想は・・・決してつまらなくはない。つまらなくはないが、頭をかしげたくなるのも少なくない。来るか、来るか、と待ち構えながら、とうとう最後まで来なかった不発弾の数々。あたかも線香花火が途中でぽとんと落ちるが如く、「え、これがオチ?」みたいなのや、最初から最後までボタンを掛け違えた感じのまま終わったのや、まあ、いろいろ。短編なだけに好き [続きを読む]
  • 芥川賞作品の「花火」を読んだ
  • 又吉直樹の 火花 を読んだ。これまでの長い読書人生、「芥川賞受賞作品」というのを、特に意識して読んだことはなかったが、こういうのが選ばれるなら、とりあえず手当たり次第、端からぜんぶ読んでみるのも面白いかな、と思った。芥川賞を取るのは、その作家の初期の作品である場合が多く、従って、その時点では、まだ文章的な巧さ、読者を唸らせるような神的なテクニックはない。しかし、その荒削りな文章でもって訴える内容その [続きを読む]
  • 今さらだが、あらためて芥川龍之介を読む
  • 小説「火花」で芥川賞をとったお笑いタレントの又吉直樹が最近出した著書「夜を乗り越える」のなかで、芥川龍之介を絶賛していた。断わっておくが、彼が芥川を絶賛しているのは、決して芥川賞をとったからではない。太宰治についても大絶賛している。芥川と太宰。あらゆる意味で共通点の多いこの夭逝の作家。この世で生きるには、心身ともにあまりにも繊細で傷つきやすく、30代で自殺し果てた、ちょっと陰のあるイケメン作家。人の [続きを読む]
  • 文豪バルザックの必殺、小説大量生産手法
  • 念願であったバルザックのゴリオ爺さんを、ようやく読んだ。バルザックのゴリオ爺さんといったら、フランス文学のなかでは、スタンダールの赤と黒くらいに有名。これを読んだことなくて活字中毒を名乗るのは、もぐりである。ちなみに、スタンダールの赤と黒は2回くらい読んだ。主人公ジュリアンのキャラ立ちが素晴らしいとの定評だが、わたし的には結構普通。1回目よりは2回目の方がまだ面白く読めたが、評論家と呼ばれる人たちが [続きを読む]
  • 劣化し続ける悩める大国、中国を描いた傑作の小説
  • 世の中、まったく便利になった。お金さえ出せば、大抵のものは手に入る。特に先進国と言われる地域では、モノは消費するより速く生産され、使われることなく積み上がった在庫は、日の目を見ることなくあっさり廃棄される。これは出版業界も同じで、読むより遥かに早いスピードで、毎日大量の本が世の中に放出される。漱石の時代には、高等遊民と呼ばれる裕福なニートがいて、日がな一日読書をして暮らすこともできたようだが、現代 [続きを読む]
  • 現代日本人の起源に迫る −その2−
  • 以前、日本人のルーツについて、私なりに考察を試みたことがあった。言葉を発した瞬間に、目を合わせた瞬間に、そのしぐさ、その物腰、100メート先からでも、瞬時に日本人のそれとわかるような、世界に類を見ない、その圧倒的な「日本人さ」の起源は、270年続いた江戸時代にあると、わたしは見た。江戸時代は、町人文化と言われる。それが具体的にどのような文化であったのか、人々の暮らしなどを通して、もっと詳しく知りたいと思 [続きを読む]
  • 傷つくことを恐れず、愛するものを、愛する勇気
  • 日本で心理学と言えば、フロイトやユングがよく知られている。実際に彼ら著書を読み通したとか、彼らの言い分に共感したとか納得できたとかいうのは別として、我が国で心理学と言えば、とりあえずこの2人である。しかし世界に目を向けると、心理学には、第三の男がいたのである。それが、アルフレッド・アドラー。アドラーが日本に広まらなかったのは、彼が著書を残していないため。現存するアドラー心理学は、彼の思想を、彼の支 [続きを読む]
  • 日本はなぜ、ここまで異質なのか?現代日本人の起源に迫る
  • 日本という国が、世界のどの国とも違っているのは、誰もが感じていることだろう。外国人なら、日本へ来て、空港から一歩そとへ出た瞬間に、目の前に広がる統一性のない風景に、人々の同一性に、その押さえつけるような空気感に、何かとてつもなく異質なものを感じるだろう。日本人なら、海外へ行って、そこの空港から一歩そとへ出た瞬間に、日本とは違う何かを感じるだろう。それはカオスであり、雑多感であり、解放感であり、そし [続きを読む]
  • 極端にデフォルメされたカフカの世界もまた教養
  • フランツ・カフカ実際に彼の作品を読んだことはなくとも、この名前を知らぬ人、聞いたことがない人は、いないのではなかろうか。世界で一番有名な日本人作家、村上春樹の作品のタイトルにもなったこの作家、名前自体が小説になってしまうような、そんなブランド価値のある名前をもったこの作家の代表作は、実は4つくらいしかない。変身、城、審判、アメリカ以上。たった4つだ。しかも、4つのうち、3つは未完だ。つまり、これほ [続きを読む]
  • 教養としてのロシア文学を語る
  • ロシア文学という、ある種の人々の間ではかなり市民権を得たカテゴリがある。これに匹敵する程度によく耳にするのは、日本文学、フランス文学、あたりか。シェークスピア、もしくはシャーロック・ホームズやアガサ・クリスティに代表されるミステリー分野で他を寄せ付けない英国文学も外せないか。しかし少なくとも、ブラジル文学、メキシコ文学、イタリア文学、スペイン文学、なんてのは滅多に聞かない。ラテン系と呼ばれる人々は [続きを読む]