アメリカに永住する日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。
日常生活に焦点を当て、様々な違いを様々な視点で書いています。アメリカに旅行、留学、ホームステイ、そして駐在など長期滞在や永住をご予定の方はもちろん、アメリカに興味のある方や、国際結婚、海外移住に興味がある方向け。
私はその道の専門家ではないけども、アメリカ永住権と日本の国民年金について思う所を書いてみます。 日本に住む母が、私が住むアメリカでの家、家族、環境などを大変気に入り、自分も何とかアメリカに永住できないものか、と私に相談してきた事があった。私としては別に構わなかったが、そのた...
アメリカに永住している私にとって、日本にいる親の存在はいつも気にかかる。高齢であるからなおさらだ。私の場合、だいたい1年に1回を目安に、日本かアメリカで互いに会うようにしている。他の人はどれくらいの頻度で会っているのか、知り合いに聞いてみた。 近所に住むアメリカ永住のある日...
年を取ると流行っている音楽を聴かなくなりがちだ。若い頃は、音楽を聴くことが生活の大きな部分を占めていて、様々なアルバムを買い、流行の曲を次から次へと聴いていた。周りの友人達と知らなかった音楽を教えあい、相当聴いた。 だが今となっては、聴くのは若い頃聴いたそれらの曲がメインで...
びっくりした時、どんな声をあげますか?強烈にびっくりした時は悲鳴になるかもしれないが、多くの日本人は「あっ!」とか「うわっ!」とか「うそっ!」などと声をあげるかと思う。一方アメリカ人は「Oh my God!」とか「Holy Cow!」とか「Shit!」などいろいろあるが、私が...
アメリカでは、多くの親が子供の部活動を見学しに来る事がある。私の家は、中学校の数件隣であるので、夕方になるとグラウンドに大勢の親がやってくる。私はそのグラウンドに面した道を通る必要があるが、彼らによる車の往来が激しく、路上駐車したり、止める所を探そうとウロウロ徐行運転する車が...
前回の続き。私の日本語レッスンの生徒の一人であった、アメリカ人の高校教師は、当初ほとんど日本や日本語について知らなかった。三回ほど私と彼女でレッスンを行った後、その高校で初めて、彼女による日本の授業が始まった。人気があったらしく、日本のクラスは当初予定の1クラスでなく2クラス...
私が教えている日本語レッスンの生徒に、あるアメリカ人女性がいた。一番最初のレッスン日に、互いに自己紹介をし、日本の文化、習慣、流行っているものなどを写真で紹介し、日本の基礎情報、そしてあいさつする場面での日本語を教えた。私が話す日本の話に結構食いついてくるような感じで、モチベ...
アメリカの家は大抵日本のより大きい。家が大きければ庭も大きい。庭も大きければ、木も大きい。寒冷地にある私の家の木であっても葉は毎年生える訳で、秋にはその落ち葉掃除はかなりの重労働になる。 私の家にも大きな木が3本あり、毎年その大量の落ち葉に頭を悩ます。人が乗るトラクタータ...
私のオフィスでは、たくさんのアメリカ人が働いているが、彼らの多くは月曜日か、金曜日はよく休む。全員ではないが、これらの日に出てきても午後休にする人も結構いて、アメリカと日本の仕事への取り組み方の違いを感じられるような気がして興味深い。 私の部署は日本人のみの部署で、何人かは...
最近テレビで、都会を離れ過疎が進む田舎で、農業などを始める日本人の若者が増えているとやっていた。それを見て私はなんだか嬉しくなった。都会の忙しい生活に孤独を感じたり疲れたり、自然とともに暮らす質素な生活を求めたり、田舎により残る地域の人々との物理的、精神的繋がりを求めたり、地...
日本からへ留学してくる高校生とそのホストファミリーに対して、生活がスムーズに行っているか、いろいろ助言やお世話、世間話などをボランティアでやっているが、彼ら留学生でも多くは私の目を見ない。 単に恥ずかしがっているのであれば、会話の内容もたどたどしくなるものだが、話は出来るの...
日本のTVを見ていてふと気づくのだが、日本人の一定数の人、特に比較的若い人の多くは相手の目を見ない。インタビューや対談などで、話をする際、その内容はしっかりしていても、聞き手の目を見ない。全然関係のない遠くをずっと見て、まれに相手を「チラ見」する。まるで見てはいけない物を見る...
私がアメリカに住み始めて変わった事の一つは、日本の頃と比べて生活が質素かつ喜楽になったことだ。 日本にいた頃は周りに振り回されていたかのごとく、新しい情報や新商品、流行になどに乗り遅れないようにしようと、心のどこかであせっており、心の平安を感じることがなかなか出来なかったよ...
アメリカで仕事をしていると感じる違いの一つに、アメリカ人の特に既婚者の多くは仕事後飲みに行かないというのがある。 日本で勤めていた時は、上司や部下、お得意様などと一緒に飲みに行こうと誘われ、帰るのが夜遅くになる事は頻繁であった。最終電車では同じように酔いつぶれたサラリーマン...
日本に住んでいた頃は、祭りと言えば春の桜祭りと、盆の花火大会くらいであった。他にもあるにはあったが、ほぼその2つだけであり、他は特にこれといって祭りやイベントはなかった。だが私が住むNY北部では、春から秋にかけてほぼ毎週のようにフェスティバルやイベントが周辺地域で開催される。...
私が住むNY北部は、気候は北海道に大体近い。冬はしばしば吹雪が起こり、積雪量もかなりある。だが春から秋にかけて、暖かくなると、短い夏を楽しもうとある人々が登場する。ライダー集団である。 ナンバープレートを見る限りNY州なので、近隣に住んでいる人々だと思うが、たいてい5人から...
アメリカは特に人種のるつぼであるので、様々な人が様々な考え方を持つ。そして十人十色の社会で生きていくと、考え方の相違、価値観の相違というのは日本でいるよりも起きやすいのかもしれない。そのため、自分の意見や考え方をしっかり言う、という自分という主観的な発想が身についていく。これ...
アメリカに限らず、海外に住んで現地の友人を作りたい。渡米当初は特にそう思った。だがなかなかアメリカでアメリカ人の友人ができない。バーに繰り出すのもいいが、客はたいてい仲間と飲むために来ていて、下手くそな英語ではなおさら、いきなり友人になれるのは難しい。友人探しなのか恋人探...
前回の続き。とはいえ自分自身が楽しくなければボランティア活動は続きはしない。近所の友人達は、ボランティアの消防隊に入ったり、海外留学生を受け入れるホストファミリーや、捨てられた動物を一時的に保護する人や、ボーイスカウトのリーダーとして様々な体験をさせてあげる人など、これら...
アメリカではボランティアが盛んだ。これはアメリカ生活での大きな特徴の一つで、私自身かなり評価している。他人の身になって共感し、無償で、時に定期的に手伝う、という行為は、恩恵を受ける受け手だけでなく送り手の方も気持ちがいい。地域に貢献しているという充実感、世代を超えて助けあい繋...
前回の続き。多くのアメリカの家では、庭が広いため、いろいろとユニークな方法で庭造りをする人が多い。私の両向かい、両隣もそういう人々なので、私も時間があればよりよい庭造りのため何かをしている。 隣の芝生は青い、で、こちらも何かしなくては、という気にさせられる。家族や友人、親族...
アメリカの家に住んでいると、変な対抗意識を感じることがある。アメリカで家を持つと、たいていは大きな庭がある。隣人たちも同じく大きな庭があり、彼らの庭とこちらの庭とで、どちらが美しいか、どちらがより手入れをしたり、よりユニークな庭造りをしているかなど、比べたくなる。 私が住む...
日本語をアメリカ人に教えていていて、ユーモアセンスが必要だな、とよく思う。日本での学校でよくある授業のように、教師が詰め込み教え続け、生徒は黙ったままのような、一方的な授業はあまり通用しない。 経験上、彼らは少しでも気になった箇所は私の話をさえぎって聞いてくる。そこでもし、...
私はアメリカで日本語も教えている。もともと人に何かを教える事が好きであったこと、以前日本語教師の資格を取ったこと、また仕事と家の往復だけでなく、地域と繋がりを感じられる何かをしたい、と考えていたので、小さな田舎町であるが日本語を教えている。 まず驚くのは、田舎町でも日本に興...
アメリカで長い間暮らしていても、この英語は日本語で何と言うか、明確でないまま使っている英語はある。例えばUpsetである。探し物が見つからない時、悲しい時、時間がない時など、アメリカ人は様々な場面でUpsetを用いる。Let it be、Dudeなどもその類だ。 たいていは...
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