天竺堂 さん プロフィール

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天竺堂さん: 施設長の学び!
ハンドル名天竺堂 さん
ブログタイトル施設長の学び!
ブログURLhttp://tenjikudo.com/
サイト紹介文障害者施設(移行&B型)の管理者です。ダウン症者の兄として、社会福祉士として、日々の学びをつづります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2013/04/26 15:44

天竺堂 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 地方の経済を支えてくれる人たち
  •  福祉作業所の先進事例を紹介する、経営者団体のセミナーに参加しました。 紹介された事例の素晴らしさもさることながら、事例報告を行なった施設長さんの意見が印象的でした。 「障害のある人たちは、地方の経済を支えてくれる」という主旨。 私も同様の考えを持っていたので、大きくうなずいたものです。 障害者…中でも知的な障害のある人たちは、大きな変化への対応が苦手です。 その特性は、生活スタイルにも表れます。 [続きを読む]
  • 労働の価値を高める支援
  •  私が勤める福祉事業所の、就労継続支援B型という事業。 この事業による利益は、利用者さんたちに分配されなければなりません。 ですから、B型での職員の主要な役割、それは「利用者さんの労働の価値を高めること」であるはず。 私自身は、そのように認識しています。 何らかの作業で、利用者さんが100円を得るという場合。そこに職員の支援が加わることで、得られる額が500円に高まる…。 これが、私が考える「利用者さん [続きを読む]
  • フリカケの“流儀”から見えること
  •  障害福祉分野で働いている私ですが。 異なる分野の福祉専門職から、学びや気付きを得ることも少なくありません。 先日、社会福祉士会の研修で、児童養護施設の職員さんとご一緒する機会がありました。 その人は、施設の相談支援専門員。子供たちへの直接支援の経験も長く務めてきたというベテランです。 「あなたはフリカケをいつご飯にかけますか?」 そう専門員さんに問われ、私は返答に詰まってしまいました。これまで考 [続きを読む]
  • “アート”にまつわるジレンマ
  •  障害者によるアート作品の商品化を手がけている人物と、お話しする機会がありました。 その人の本職はデザイナー。ディレクター的な立場で、福祉作業所で見付けたユニークなイラストなどを、ポスターやアクセサリーに仕立て、販売しているそうです。 デザイナーさんによると「障害のある人たちのアートを扱っていると、ジレンマを覚えることがあるんです」。 首を傾げる私に、ある福祉作業所の利用者さんの事例を話して下さい [続きを読む]
  • 具体的にほめる、方法と理由
  •  ほめることの効能について、これまでに何度も書いてきました。 福祉の支援現場において不可欠な技法であり、技法を超えた“心構え”とも言えそうです。 「ほめる時は、できるだけ具体的に」これは先日の研修で聞いた言葉です。 どうすれば具体的にほめたことになるのか? どうして具体的にほめなければならないのか? …分かりやすく教えてもらいました。 例えば、任された作業を、利用者さんが完了した場合。 「頑張りま [続きを読む]
  • こんな“福祉”の本はいかが? ④
  • 前回の続き。これが最後です。「思想」と「その他」の2分野9冊をご紹介します。【思想】42.『あなたへの社会構成主義』 常識や真理と信じられている物事は、人間同士の関わりの中から生じる…とする社会構成主義。現代の福祉へ大きな影響を及ぼしている考え方の入門書です。あなたへの社会構成主義posted with ヨメレバケネス・J. ガーゲン ナカニシヤ出版 2004-11 Amazon楽天ブックス43.『それでも人生にイエスと言う [続きを読む]
  • こんな“福祉”の本はいかが? ③
  •  前回の続きです。 「貧困・格差」と「地域・社会」の2分野15冊をご紹介します。【貧困・格差】27.『助けてと言えない』 NHKのドキュメンタリー番組をまとめ直した一冊。周囲へ助けを求められないままに社会から転落していく、若年労働者たちの危機的状況に迫っています。助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)posted with ヨメレバNHKクローズアップ現代取材班 文藝春秋 2013-06-07 Amazon楽天ブックス28. [続きを読む]
  • こんな“福祉”の本はいかが? ②
  •  前回の続きです。 「障害」と「高齢」の2分野18冊をご紹介します。【障害】9.『えほん 障害者権利条約』 2006年に国連で採択された全50条の条約について紹介。子供向けですが、要点が分かりやすくまとめられており、大人が読んでも有益です。えほん障害者権利条約posted with ヨメレバふじい かつのり 汐文社 2015-04 Amazon楽天ブックス10.『精神病院のない社会をめざして』 精神科医フランコ・バザーリアの評伝。 [続きを読む]
  • こんな“福祉”の本はいかが? ①
  •  親しくさせていただいている地元図書館の館長さんから、ユニークな申し出がありました。 「福祉関連の特集本棚を企画しているので、一般来館者が興味を持ってくれそうな本を50冊選んでほしい」というもの。願ってもない機会なので、ふたつ返事で引き受けました。 社会福祉士会の地元メンバーに意見を聞きつつ、1カ月ほどかけて、6分野「児童」「高齢」「貧困・格差」「地域・社会」「思想」「その他」で選出しました。 これ [続きを読む]
  • 現場実習で得てほしい2つのこと
  •  福祉専門職を目指す学生たちの現場実習。 ウチは小さい施設なので、実習が集中する夏場は、職員より実習生の方が多い時もあります。 利用者さんと職員に、実習生たちが加わると、施設内はワイワイガヤガヤ。 活気があるのは良いことですが、書籍や講義では学べないものを実習生たちに提供できているか、受け入れ側として心配にもなります。 ですが、現場が“生モノ”であるように、実習も“生モノ”。思惑どおりには進まない [続きを読む]
  • 個別支援とは眼鏡のようなもの
  •  福祉の現場において“大前提”とされる個別支援。 「どのようなものなのか?」「どうして必要なのか?」という疑問への分かりやすい回答を、しばしば求められることがあるのですが。 先日の研修会で、個別支援を眼鏡に例えた説明を聴きました。 とても分かりやすかったので、ご紹介します。 眼鏡は、視覚に困難がある人たちのための器具です。 とは言え、みんなが同じ眼鏡を使えば済むというものではありません。 視力が弱 [続きを読む]
  • 生徒を呼び捨てにする先生
  •  ウチの施設では、中高生らのインターンシップを受け入れています。 福祉の仕事に興味を持っている生徒もいれば、たまたま割り当てられただけという生徒も。いずれにせよ、受け入れる側としては、この機会に良い刺激を得てほしいと願うばかりです。 ところで、インターンシップの受け入れに際し、疑問に思っていることがひとつ。 学校の先生が、生徒を呼び捨てにしているのです。 私自身、中高生のころは先生から呼び捨てにさ [続きを読む]
  • “瞬間の気持ち”を信じる
  •  「みんなの学校」という映画を観ました。大阪市にある公立「大空小学校」の日々を撮ったドキュメンタリーです。 全校を挙げて“不登校ゼロ”に取り組みつつ、障害のある児童も、家庭的な問題を抱える児童も、みんな分けへだてなく受け入れるという、ユニークな方針。 ぶつかり合いながら成長していく児童たちの姿には、素直に感動させられました。 半面、校長先生の信念やリーダーシップ、教職員の連携体制、地域住民との協力 [続きを読む]
  • 援助を求めるという“強み”
  •  キャンパスソーシャルワーカー(CSW)とお話しする機会がありました。 大学に所属し、学生たちを対象に相談支援を行なう、ベテランの社会福祉士です。 日々持ち込まれる問題は、勉学から恋愛まで、実にさまざま。 近ごろは、学費や生活費など金銭に絡む問題や、発達障害のある学生からの相談などが、目立っているそうです。 CSWによると「扱うケースの中には、生育歴や家庭環境に起因するような、複雑だったり、根が深 [続きを読む]
  • “いつもどおり”を演出する
  •  当ブログを書くに当たり、地域性などは出さないつもりだったのですが。 この4月に地元で起きた熊本地震は、無視することができない大事件でした。 私が勤めている福祉作業所は、熊本県南部の八代市にあります。 熊本市東部や益城町、南阿蘇村ほどの甚大な被害は無かったものの、一時期はグループホームの利用者さんたちと一緒に避難したことも。足元を断層が通っているため、震災から1カ月も経っていない現時点では、予断を [続きを読む]
  • 実際に行なうのは難しい…けれど
  •  ある研修会に参加した際、自分の考えを改める機会を得ました。 ベテランの社会福祉士による、権利擁護や契約支援についての講話がきっかけです。 利用者の金銭管理を支援することの是非に、話が及びました。 「グループホームなどの施設側に、金銭管理を代理する権限は本来ありません。成年後見など外部の制度を活用すべきでしょう」と講師。 以前ここに書いた記事「正答の無い支援を考え続ける」のことを、私は思い出しまし [続きを読む]
  • 見た目を積極的にほめる
  •  “ほめる”行為の大切さは、もはや言うまでもないでしょう。 これまで、当ブログでは「“ほめる”を伝えるために」「ほめ上手を目指して」「伝えるべきは“承認”」などの記事を通して、ほめることについて考えてきました。 先日参加した研修で、相手をほめるワークを体験しました。 2人1組になり、交互にほめ合います。「最低でも5箇所はほめるように」との指示。続きを読む [続きを読む]
  • “受け皿”としてのB型
  •  「就労継続支援B型事業所の存在意義とは?」などと考えることがあります。 高尚な思索などではありません。B型事業所の管理者として、障害者福祉におけるB型の“必要性”のようなものを見出しておきたいのです。 このブログでは以前、高い賃金を求める利用者さんがA型事業所に移行している状況を受け、A型とは異なるB型の特徴や長所などについて考えたことがあります。今も考え続けていますが。続きを読む [続きを読む]
  • お勧め(?)記事まとめ
  •  このブログでは、障害のある人たちがかよう福祉作業所の施設長が、学んだことや考えたことなどを書き連ねています。 今回は、比較的アクセスを多く集めている記事や、みなさんの関心が高かったように思われる記事を5本、ピックアップしてみました。続きを読む [続きを読む]
  • 正答の無い支援を考え続ける
  •  知的障害のある60歳代の男性が、支援者の同伴で、自分のお金で自分の服を買いにショッピングセンターを訪れました。 この男性は、好きなアニメーションのキャラクターが大きくプリントされた服ばかり買いたがるそうです。そこで支援者は、年齢相応と思われるデザインの服を数点抜き出し、その中から男性に1点を選んでもらいました。 これは虐待に当たるのでしょうか?続きを読む [続きを読む]
  • 『ソーシャルロールバロリゼーション入門』
  •  現代の福祉において、基盤とされる考え方のひとつ「ノーマライゼーション」。おおむね「障害のある人でも地域で普通に暮らせるよう、環境整備を進めること」を指すようです。 しかし、北欧発のノーマライゼーションが国際社会へ拡がるにつれ、「“普通”への同調を、逸脱している人びとに対して過度に求めるものでは?」との疑問・批判が出てきたそうです。 これを受けて生まれたのが「ソーシャルロールバロリゼーション」。し [続きを読む]
  • 支援を高度化させる存在
  •  社会福祉士の職務のひとつに、社会資源の把握があります。 定義はさまざまですが、おおむね「ニーズの充足や問題の解決に活用される、各種の制度や機関、施設、グループ、個人など」を指します。 先日、ある研修会で行なった、事例検討のグループワーク。 障害者の自立生活に活用できる社会資源について、意見を出し合いました。続きを読む [続きを読む]
  • 立ち向かうべきは“壁”
  •  福祉作業所を運営しているので、私は福祉専門職でもあり、経営者でもあります。 先日は経営者団体の勉強会に参加し、経営の「戦略」「戦術」などについて学びました。 企業経営は“生存競争”にも似た戦いとして捉えられることから、しばしば戦争の用語が使われます。 勉強会では、経営上の戦略とは「負けない体質をつくること」、戦術は「与えられた条件の元で勝つこと」と定義されていました。続きを読む [続きを読む]
  • 価値を生み出す支援
  •  福祉作業所での、刺激的な支援事例を知りました。 聴いたのは、ある福祉支援者向けのセミナーで。アート系の製品で知られる、就労継続支援B型作業所の職員さんの話でした。 その作業所は、障害が比較的重い人たちが利用している模様。 主な作業は、絵画や陶芸、木工などの創作。セレクトショップなどで作品を売り、工賃を稼いでいるそうです。続きを読む [続きを読む]
  • 担い手となる当事者たち
  •  ウチの施設では、専門学校や大学からの実習生を受け入れています。 多くは、社会福祉士や介護福祉士の志望者。ほかに、小学校教諭や保育士などの養成過程で、福祉施設の現場を体験しに訪れる学生もいます。 毎年コンスタントに受け入れているおかげで、良くも悪くも、さまざまなタイプの学生に出会ってきました。 中でも近年、やや目立っているように思えるのが、当事者的な実習生です。続きを読む [続きを読む]
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