水円 岳 さん プロフィール

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水円 岳さん: いまじなりぃ*ふぁーむ
ハンドル名水円 岳 さん
ブログタイトルいまじなりぃ*ふぁーむ
ブログURLhttps://ameblo.jp/mizumaru-gaku/
サイト紹介文物書きブログです。エッセイ、詩、短歌、俳句、ショートショート、小説、ギャグ。渾然一体。(^m^)
自由文ショートストーリーの『えとわ(絵と話)』を中心に、ノンジャンルでいろいろ書いています。中・短編小説も公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。(^^)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供426回 / 365日(平均8.2回/週) - 参加 2013/05/06 12:51

水円 岳 さんのブログ記事

  • へっぽこたんていなかむらみさおのてちょう だいさんぶよこく
  • へっぽこ探偵中村操の手帳 第三部予告2013年の春に執筆を開始して以来、じみじみと書き継いできたみさちゃんのシリーズ。そのフィナーレを飾るべく、第三部の執筆とアップを開始いたします。基本的なスタイルは、このシリーズを開始した時に戻します。一話読み切りを重ねるという形ですね。第二部後半のような長大な話は、第三部では編まないつもりです。十四、五話でフィナーレにしたいと思っていますが、書き継ぎながら組み立て [続きを読む]
  • たんぺんまつりかいさい
  • 今年も、残るところあと100日ほどになりました。一年経つのが、本当に早いなあと感じます。今年は上半期にみさちゃんの長大な第二部パート4をアップして、第二部を完結させるとともに、ゾディの読み切り短編をぽつぽつお届けしてきました。前半がっつり長いのを書いたことで燃え尽き感があって、新作長編の構想はあるんですが、筆が止まっています。なので。これからしばらくは、短編中心のアップに専念しようと思います。(ヘ [続きを読む]
  • つぼみ
  • 《ショートショート 950》『つぼみ』「うーん……」わたしが空室だらけの原稿用紙を目の前にしてうなっていたら、わたしの肩越しに夫がそれを見下ろした。「どした?」「いや、なんか文章が浮かばなくてさー」「ほん? 好きなように書きたいって言ってたのに、どうしてまた」「そうなんだよねえ……」育児に手がかからなくなった途端にボケるのもやだなあと思って、あらふぃーの手習いで市のカルチャースクールに通うようになっ [続きを読む]
  • しろいほのほ
  • 白い炎はもっとも高温の炎だ全ての色を奪い去ろうとして触れるものを残らず焼き尽くすでもそうして全てを焼き尽くした後には炎さえ残らないんだ(ヤブミョウガ)だから今目の前にある白い炎は炎の幽霊だよ熱のないね  白い花尽きて始まる秋宴(あきうたげ)Flame Turns Blues by David Gray [続きを読む]
  • ろーじー
  • 《ショートショート 949》『ロージー』どちらがバラらしいかを競い合って、どちらもバラらしくなくなった。競わなくとも、比べなくても、バラはバラなのにね。(ハマナス)「あれ? 今日はママ、機嫌が悪いんだね」常連の中田さんが、入ってくるなり苦笑を浮かべた。元々愛想の在庫が少ないわたしだけど、今日はもうとっくに在庫が切れてる。「まあね。けたくそ悪いことを思い出してさ」「ふうん、過去形?」「そ」わたしは、黒 [続きを読む]
  • おかしなおかしやさん
  • 「店長。うちの店は、味にも価格にも一切妥協していないはず。それなのに、どうしてこう客入りが悪いんでしょう?」「店の立地かなあ……」「でもぉ、今は、おいしいと評判が立てば遠方からもお客さんが来てくれる時代ですよ?」「ああ。念のために、もう一度商品を見直してみようか」「そうしましょう! このままじゃ、廃業まっしぐらです」「分かった」(ニオイワチチタケ)「これって、サブレーですか?」「そうだけど?」「サ [続きを読む]
  • まるとごぼうせい
  • 《ショートショート 948》『丸と五芒星』ああでもないこうでもないとぶつくさ言いながら、スケッチブックの上に味もそっけもない五芒星を書き並べていた女房が、持っていた鉛筆をひょいと耳に挟んだ。「ねえねえ」「なんだ?」俺も女房と同じように、スケッチブックを広げてる。紙の上には、夜空を見上げる少年と犬のラフ。でも、それが一向にラフから抜け出してくれない。くそっ!俺が手を休めず描き続けていることに苛立ったよ [続きを読む]
  • おこってる?
  • 「ねえ、まだ怒ってる?」「怒ってへんて!」「でもお……顔がフグみたいだよ?」「ちゃうがな! ハリセンボンや!」「ほら、怒ってるじゃん」(サンショウバラの果実)「ねえ、まだ怒ってる?」「怒ってへんて!」「でもお……顔が真っ赤だよ?」「当たり前や! 熱出てる時に呼び出すなあっ!」「ほら、怒ってるじゃん」(ハマナスの果実)(^^;;サンショウバラとハマナス。見かけはくっきり違いますが、分類上は比較的近縁だそ [続きを読む]
  • ひるにひかるほたる
  • 《ショートショート 947》『昼に光る蛍』「あれ? おやっさん、どうしたんですか?」「黒田。おまえ、こんなとこで何をしてる」「見ての通りで、釣りっす」「おまえが釣りってがらかよ」ちぇ。「おやっさんこそ、どうしてこんな山ン中に?」「ああ、例のアレ絡みさ」ここのところ大きな事件続きでなかなか休みが取れなかった俺は、久しぶりの休みをのんびり過ごそうと、釣竿を持って通い慣れた山に入っていた。その山中で、まさ [続きを読む]
  • きゅうけい
  • ずっと 走り続けてもう 走れなくなってそれから 仕方なく休むそれって 休むって言わないよ(花後のネジバナ)走る前に走ってる最中もそして 走ってからもちゃんと休憩しようよまた走ろうと走り続けようと思えるように(ナミマイマイの幼貝?)  吐くまで走れと怒鳴る指導者の   休む間も無く吐く言葉虚しTake A Rest by Tora [続きを読む]
  • ぱふ
  • 《ショートショート 946》『パフ』「パフって、なんだっけ?」ふっとわたしの頭に浮かんだコトバ。それが気になったのは、コトバは知っているのに何を意味してるかよくわからなかったから。日本語でないってことはわかる。たぶん英語だよね。英和辞書を引いたら、すぐにわかっちゃうだろなー。それじゃつまんないと思って、いろんな人に聞いてみることにしたの。わたしが知らないってことは、わたしが世間知らずだから? いや、 [続きを読む]
  • そろってない
  • 遅れて目立つやつがいて(アジサイ)早すぎてしなびるやつもいる(テングタケの仲間)どちらがいいかは分からない各個それぞれ好き勝手というのはさすがに困りますが、だからと言って全体一糸乱れずというのも息苦しいものです。それぞれにベストというタイミングはあるんでしょうけど、そのタイミングを外したからと言って、この世の終わりというわけでもありません。まあ、いろいろ前後でこぼこがあって。それでもなんとなく進ん [続きを読む]
  • かぜにまうすかーと
  • 《ショートショート 945》『風に舞うスカート』 (邂逅 5)まるっきり似合わないスカートを、あえて履いてみようと思ったのはなぜだろう?分からない。タンスの奥底に、捨てられずにずっと残っていた流行遅れのスカート。わたしは、それをこれまで一度も履いたことがなかった。二十年という時間は経っていても、スカート自体は全くの新品だったんだ。桔梗の花をひっくり返したように、裾に不規則な切れ込みが入っているイレギ [続きを読む]
  • のうあるたかはつめをかくす
  • 「いや、のうあるたかはつめをかくすっていうからよ。隠してみたんだが」「隠れてないじゃん。丸見えじゃん」「いや、それ以前に爪ってなんだっけ?」「おまえ、そもそも脳ねえしな」「ほげー」(^^;;ということで、タカノツメ。冬芽が鷹の爪に似ていることから、その名が付けられたようですが、夏の間は爪の面影はまるっきりありません。もちろん、トウガラシ品種のタカノツメとも関係がありません。実が紫熟すればそれなりに目立 [続きを読む]
  • みじゅくか
  • 《ショートショート 944》『未熟果』 (邂逅 4)「どうしよう、これ……」小さい菜園を持っていて、いっぱい夏野菜を分けてくれる隣家のおばあちゃん。野菜好きのわたしはとっても嬉しいんだけど、夫と子供二人は揃って野菜嫌いだ。おばあちゃんは家族四人と知ってて多めに分けてくれるんだろうけど、わたし一人で消費するには多すぎるの。こっそり友人にお裾分けしてたんだけど、さすがにこれはなあ……。わたしは、ビニール [続きを読む]
  • どこかおかしい
  • 「目はつけまつげでぱっちり見せて」「うん。確かにぱっちりに見える」「チークはふわっと。けばくならないように」「うん。いい色だと思う」「体は絞って、うんとスリムに」「うん。贅肉のかけらもない。完璧」「ばっちりでしょ?」「それぞれのパーツはばっちりなんだけどさ。どうしてそうなっちゃうわけ?」(^^;;まあ。こいつは『ニンゲン』ではないので、仕方ないかと。(^m^)アカメガシワの花。とくに観賞価値のあるものではな [続きを読む]
  • しらふ
  • 《ショートショート 943》『素面』 (邂逅 3)酒が全く飲めないわけではないんだが、そもそも酒を飲みたいと思ったことがない。もちろん、酒そのものも美味いと感じたことがない。甘辛関係なく、どのような酒であってもだ。飲めないおまえは人生の何割かを損していると同僚に呆れられるが、何をもって損得を仕分けているのかよく分からんので、ああそうかいとしか答えようがない。それゆえ、俺は酒宴にほとんど顔を出さない。 [続きを読む]
  • ふうりん?
  • 「よう」「うん?」「鳴らんな」「しゃあないわ。まだ出来上がってへん」「出来上がったら鳴るんか?」「鳴らん」「そいじゃ、意味ないやん」「鳴らしてん、意味ないん」「風鈴ちゃうやん」「風鈴ちゃうもん」「ほな、わいら、なんなん?」「旅人や」「風鈴ちゃうんか」「ちゃう」「ほか」「んだ」しゃらしゃらしゃらしゃら……。アカシデの果穂が風に揺れていました。種子が熟すと、羽と一緒に風で飛ばされていきます。アカシデ、 [続きを読む]
  • ささやくならやさしく
  • 《ショートショート 942》『ささやくならやさしく』 (邂逅 2)言いたいことがあるなら、はっきり言え。みんなわたしを見てそう思うんだろう。でも、わたしがそう出来るようならとっくにやってる。わたしは、何も言いたくないわけじゃない。言いたいこと、伝えたいことはいっぱいある。でも、それがすんなり口から出てくれない。自分の中であっちにこつん、こっちにこつんとぶつかって、口にたどり着いた時にはすっかりすり減 [続きを読む]
  • あおぐり
  • 「なあ、兄弟」「ああ、兄弟」「俺たち、食われたくなくて、いがいがだよな」「ああ、そうだ。食われたくなくて、いがいがだ」「ずっといがいがだったら、それはそれで寂しいな」「確かに、それはそれで寂しいな」「もう、いがいがは止めた方がいいのかな」「いや、その必要はない」「どうしてだ?」「俺たちな」「ああ」「そのうち頭がぱっくり裂けて、脳みそがこぼれ落ちるそうだ」「うわああああっ!!」(^^;;人付き合いを厭っ [続きを読む]
  • いろにでにけり
  • 《ショートショート 941》『色に出にけり』 (邂逅 1)恋愛っていうのは、隠すようなものじゃないと思う。だって、隠すっていうのはすごく苦しいことだもん。どうしようもない想いが、出口を探して心の中を暴れまわる。それが心の内側をいっぱい傷付けて、その痛みに耐えかねて告白しちゃう?そんなのは……いやだなあ。でも。口には出せない恋っていうのは、確かにある。それがわたしにも分かっちゃった。だから、隠したくな [続きを読む]
  • かいこう
  • 邂逅という言葉が好きです。もちろん、もっと平易な『出会い』という表現の方が使い易いんですが、出会い系を持ち出すまでもなく、出会いという響きの中にいかがわしさが織り込まれてしまった昨今、どうにも気軽に使いにくくなってしまいました。『巡り会い』という表現もありますが、運命付けられた重さがもたれて、ちょっと違う感じ。偶然のもたらす出会いの素晴らしさを表現するには、邂逅という言葉がしっくり来るんです。邂逅 [続きを読む]
  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい ひょうりょう2
  • シーズン1 第九話 秤量(2)少し日が傾きかけた頃。私はシーカーたちが集めて来たエレアの情報を束ね、その事情を知って愕然とした。「なんと……無情なことよの」執務室に呼び寄せるのも酷なことじゃと思い、エレアが横たわっている客室に足を運んだ。私を見て上体を起こそうとしたエレアを手で制し、容体を確かめる。「どうじゃ。薬湯は効いたかな?」「はい。少しだけ楽になりました」「まず、お主のことを確認させてくれ。 [続きを読む]
  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい ひょうりょう1
  • シーズン1 第九話 秤量(1)全てを焼き尽くすかのような勢いで照りつけていた太陽もさすがに衰えを見せ、少しく傾いて横顔をさらすようになった。夏の間はソノーの命綱であった屋敷裏の川水は、少しずつ冴えてくる空気と相まって冷たさの襟を立て、ソノーやメイ、ジョシュアを徐々に水遊びから遠ざけた。もっとも。衰えた日差しの何倍もの勢いで、怒り狂ったシアが猛威を振るっておったが。シアを激怒させていたのは、言うまで [続きを読む]
  • ちかん
  • 改めて言うまでもなく、チカンは犯罪です。法律が改正されて性犯罪に対する刑罰が重くなり、たかがチカンでは決して済まされなくなりました。混み合った電車内で、女性に誤解されないよう手の位置を四苦八苦して調整している男性も多いでしょう。冤罪被害に遭ったんじゃ、そこで人生がお先真っ暗になってしまいますから。それでも。外堀を埋められてもなお。俺のはバレないと、たかをくくってチカン行為に励むバカモノが、まだまだ [続きを読む]