シュクシュク さん プロフィール

  •  
シュクシュクさん: 粛々堂
ハンドル名シュクシュク さん
ブログタイトル粛々堂
ブログURLhttp://syukusyukudo.blog.jp/
サイト紹介文エンタメ小説の感想を粛々と述べるブログ。ミステリとホラーが中心です。
自由文上から偉そうに評している時もあるのであしからず。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2013/05/17 20:44

シュクシュク さんのブログ記事

  • 青春ミステリ 『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』 青崎有吾
  • 感想 ★★★☆☆『体育館の殺人』から始まる館シリーズは、若い感性で書かれる新たな館ものとしてなかなか好評を博している模様。今回の作品もそのシリーズの一冊でお馴染みのキャラが登場します。他の作品と異なり本作は短編集で五作が収められている。はたしてその出来栄えやいかに。『もう一色選べる丼』違うおかずを二品のせられる二色丼は食堂の名物で生徒たちから人気があった。ある日、一色だけ手つかずのまま放置された丼 [続きを読む]
  • 『ねらわれた女学校』 古野まほろ
  • ねらわれた女学校 セーラー服と黙示録 (角川文庫)posted with ヨメレバ古野 まほろ KADOKAWA 2016-09-22 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆セーラー服シリーズの新作が出ていたので読んでみました。今回はシリーズ初の短編集で四編が収められている。学園内で起きる様々な事件をお馴染みの三人娘が、ドタバタ劇を繰り広げながらそれぞれの特徴を生かして解いていきます。各短編 [続きを読む]
  • 『虹の歯ブラシ』 早坂吝
  • 虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (講談社ノベルス)posted with ヨメレバ早坂 吝 講談社 2015-02-05 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★☆☆☆『○○○○○○○○殺人事件』に登場した型破りな女子高生・上木らいちが活躍するシリーズ第二弾。今回の作品はタイトルの虹と同じ七つの短編が収められた連作短編集です。前作が面白かったし、本作の評価も高いようなので楽しみにしていたのです [続きを読む]
  • ホラー短編集 『姉飼』 遠藤徹
  • 姉飼 (角川ホラー文庫)posted with ヨメレバ遠藤 徹 角川書店 2006-11 AmazonKindle 感想 ★☆☆☆☆ 第10回ホラー小説大賞を受賞した『姉飼』をはじめ四編が収録されたホラー短編集。かなり好みが別れると思う。僕は星一つにしましたが『姉飼』と『妹の島』に関しては絶賛する人もいるでしょう。現に『姉飼』はホラ大を受賞しているくらいだ。 続きを読む [続きを読む]
  • 『くらら殺し』 小林泰三
  • クララ殺し (創元クライム・クラブ)posted with ヨメレバ小林 泰三 東京創元社 2016-06-30 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★☆☆☆前作『アリス殺し』の続編にあたる本作。ああいう終わり方をしたのでそれっきりの作品だと思っていたのだが、おそらく前作が好評だったのでしょうね。時間的には地球でアリスと出会う前ということになるのかな。今回は不思議の国ではなくホフマン宇宙な [続きを読む]
  • 『図書館の殺人』 青崎有吾 ネタバレ感想
  • 図書館の殺人posted with ヨメレバ青崎 有吾 東京創元社 2016-01-29 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆『体育館の殺人』、『水族館の殺人』に続く長編三作目。今回は図書館で殺人事件が起きてそれを時間をかけて推理しながら、その合間に裏染たち高校生の日常が描かれるという具合。だから本作をいきなり読むよりもこれまでの作品を読んでおいた方がより楽しめるかもしれません [続きを読む]
  • 『ダンデライオン』 河合莞爾
  • ダンデライオン (角川文庫)posted with ヨメレバ河合 莞爾 KADOKAWA/角川書店 2016-07-23 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆捜査一課の刑事が主人公の警察小説。デビュー作の『デッドマン』、『ドラゴンフライ』、に次ぐシリーズ三作目となる本作は、少し期待外れだった感が否めない。とはいえ、それは僕の期待値が高まっていたからで、普通に楽しめる作品には仕上がっています [続きを読む]
  • 『貴族探偵対女探偵』 麻耶雄嵩 一部ネタバレあり
  • 貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)posted with ヨメレバ麻耶 雄嵩 集英社 2016-09-16 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆五編が収められた連作短編集。どの作品も最初に女探偵が間違った推理を披露し、それから貴族探偵が真実を解き明かすという趣向。個々に目を向けるといろいろ強引な部分はあるにしても、全体としてみれば形が整っており、連作短編としての完成度は高かった。ダブ [続きを読む]
  • 『身元不明』 古野まほろ
  • 身元不明 特殊殺人対策官 箱崎ひかりposted with ヨメレバ古野 まほろ 講談社 2015-05-13 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆著者の古野まほろはプロ作家、特に本格ミステリ作家からの支持が厚いようですが、そんな氏が今回紡いだ物語は、2020年の東京オリンピック以降を舞台にした近未来警察小説。帯には?元警察官僚がついに手掛けたリアル警察小説?との惹句が踊っていま [続きを読む]
  • 『惑星カロン』 初野晴
  • 惑星カロンposted with ヨメレバ初野 晴 KADOKAWA/角川書店 2015-09-30 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★☆☆☆ミステリ×吹奏楽の人気シリーズ第5弾。最近アニメ化されたのでアニメから原作を読み始めた人もいるかもしれませんね。第一作『退出ゲーム』から読んできた身としては知名度があがるのは喜ばしい。さて、これまでと同じように本作も連作短編集で、今回は四つの話が収めら [続きを読む]
  • 『オルゴーリェンヌ』 北山猛邦
  • オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)posted with amazlet at 16.07.13北山 猛邦 東京創元社 売り上げランキング: 393,300Amazon.co.jpで詳細を見る感想 ★★★☆☆独自の世界観で人気を博した前作『少年検閲官』の続編。物理トリックに並々ならぬこだわりを持つ著者らしい作品に仕上がっている。なぜ面倒な物理トリックをわざわざ使う必要があるのか、本作はその命題に真っ向から挑んでいるようでもあり、著者のプライドを [続きを読む]
  • 『片桐大三郎とXYZの悲劇』 倉知淳
  • 片桐大三郎とXYZの悲劇posted with ヨメレバ倉知 淳 文藝春秋 2015-09-24 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★★☆海外ミステリの名作として有名なエラリークイーンのドルリーレーンシリーズに、『星振り山荘の殺人』や『過ぎゆく風は緑色』で知られる倉知淳が挑んだ意欲作。四部作を下敷きにした中編四つからなる連作短編集です。雰囲気はコミカルで謎解きはロジカル。倉知淳らしさが発揮さ [続きを読む]
  • ジブリの教科書4 火垂るの墓
  • ジブリの教科書4 火垂るの墓 (文春ジブリ文庫)posted with ヨメレバスタジオジブリ+文春文庫 文藝春秋 2013-10-10 AmazonKindle楽天ブックス ジブリ作品の制作秘話がわかる教科書シリーズの第四弾は『火垂るの墓』。高畑勲監督がメガホンをとった『火垂るの墓』は宮崎駿監督の『となりのトトロ』と同時上映されましたが、二本同時に製作することの難しさが本書を読むとよくわかった。そしてこの [続きを読む]
  • 『セーラー服と黙示録』 古野まほろ
  • セーラー服と黙示録 (角川文庫)posted with ヨメレバ古野 まほろ KADOKAWA/角川書店 2015-09-24 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★☆☆☆架空の日本を舞台にした本格ミステリ。シリーズ化もされていて本作はその第一作にあたります。僕は続編である『背徳のぐるりよざ』を先に読んでいて、それが面白かったので一作目も読んでみることにしました。特徴は何と言っても、フーダニット、ハウダ [続きを読む]
  • 『一の悲劇』 法月綸太郎
  • 一の悲劇 (ノン・ポシェット)posted with ヨメレバ法月 綸太郎 祥伝社 1996-07 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★★☆法月綸太郎シリーズの一つで今回は誘拐事件を扱っている。前作『頼子のために』もハードボイルドテイストだったけれど、本作はよりその色が強かったように思います。主人公の一人称で語られるため内面描写が多く、彼のことを好きになれるかどうかで評価も変わってきそう [続きを読む]
  • 『リアクト』 法条遥
  • リアクト (ハヤカワ文庫JA)posted with ヨメレバ法条 遥 早川書房 2014-04-24 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★☆☆☆☆『リライト』、『リビジョン』に続くシリーズ三作目。このシリーズはタイムスリップものなのだけれど、気をつけたいのはすべての話がつながっているため、これ単独で読んでもわけがわからないということ。必ず前二作を読んでおく必要がある。そして出来れば連続読んだ方が [続きを読む]
  • 『あわせ鏡に飛び込んで』 井上夢人
  • あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫)posted with amazlet at 16.03.27井上 夢人 講談社 売り上げランキング: 527,496Amazon.co.jpで詳細を見る感想 ★★☆☆☆ 90年代前半に書かれた氏の短編十作が収められている。どれも氏の得意とするホラーやミステリテイストの話で、さらっと読むことができる反面、印象に残るものがなかった。岡嶋一人時代を含め井上夢人の長編には奇抜で面白いものが多いから、それらに比べると物足りな [続きを読む]
  • 『小さな異邦人』 連城三紀彦
  • 小さな異邦人posted with ヨメレバ連城 三紀彦 文藝春秋 2014-03-10 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆ 情緒のあるミステリを書くことで有名な連城三紀彦の短編集。本作は各種ミステリランキングで上位に入り話題となりました。収録されているのは八編で、そのどれもが男女の愛憎を描いている。若者の恋愛のようなうぶな激しさはなくて、艶やかでしっとりとした雰囲気。大人の読 [続きを読む]
  • 『幽女の如き怨むもの』 三津田信三
  • 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)posted with ヨメレバ三津田 信三 講談社 2015-06-12 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆戦後間もない日本を舞台にした本格ミステリシリーズ、通称刀城言耶シリーズの第6長編。戦争をまたいで三つの遊郭で起きた身投げ事件が今回の話。四部構成になっていて言耶は最後の四部に登場するのみ。今までとは違ったやり方になっています。 続きを読む [続きを読む]
  • 『生霊の如き重るもの』 三津田信三
  • 生霊の如き重るもの (講談社文庫)posted with ヨメレバ三津田 信三 講談社 2014-07-15 AmazonKindle楽天ブックス 感想 ★★★☆☆刀城言耶シリーズの短編集第二弾となる本作には、五つの話が収録されており、そのどれもが言耶が学生時代に体験した事件となっている。大学時代の話ということで彼の先輩である阿武隈川烏がたびたび登場し、長編ではわからなかったトラブルメーカーぶりをいかんな [続きを読む]