蘆山人 さん プロフィール

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蘆山人さん: ちょっと山ぼけ
ハンドル名蘆山人 さん
ブログタイトルちょっと山ぼけ
ブログURLhttp://ameblo.jp/ashiyamabito/
サイト紹介文気ままな山歩きの写真とつぶやき。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供352回 / 365日(平均6.8回/週) - 参加 2013/05/21 22:02

蘆山人 さんのブログ記事

  • 渓間の栃・往路
  • 6月22日  比良 / 栃生から地蔵峠へ(コメカイ道)  曇             この渓間には流れを覆わんばかりに枝を張り出した栃の巨樹が何本もある。そのためもあってか辺りは薄暗く、苔むして、おどろおどろしい雰囲気が漂う。写真の栃は、這い上がるのも難しい急斜面に生えている。ずり落ちないように長年踏ん張ったきた根は、幹の延長のように太々として筋肉質である。 . [続きを読む]
  • 栃たちの棲み処へ
  • 6月22日  比良 / 栃生から地蔵峠へ(コメカイ道)  曇             この峠道は大半が杉の植林の中を行くのだが、途中、いくつかの谷を跨ぐこの界隈だけ、幽玄な広葉樹の森が残っている。ここに身を置きたいがために、折々この道を通うことになる。 . [続きを読む]
  • 贔屓の色香
  • 6月18日  六甲 / 西おたふく山  曇  コアジサイ            装飾花を持った紫陽花のようには人目を引かない。でも、精緻なガラス細工のような造形と色合いは、眼を近づけるほどに溜め息が出る。そしてほかの紫陽花にはない甘い香り。六甲に限らず、この時期の山中至るところに咲く。そのなかでも色香に秀でた一輪を見つけるのが、愉しみである。 [続きを読む]
  • 空梅雨に咲く
  • 6月18日  六甲 / 石切道  曇  ウツギ           空梅雨が続いている。雨の似合う花に、今日も雨粒は落ちてこなかった。せめて光の粒で飾ってみた。 .  ◆ 関連記事 ◆ [続きを読む]
  • 連綿たる
  • 6月18日  六甲 / 石切道  曇             秀吉の大坂城築城の頃からの採石場が、この奥にあった。切り出された石はいったんここに集積されたようである。ときどき、ここまでトラックがやってきて石を積んでいる光景に出会う。採石こそしていないが、石材の供給地としては未だ現役なのである。 [続きを読む]
  • ゲレンデを下る
  • 6月15日  奥美濃 / 鎌ケ峰から桧峠へ下る  快晴          ようやく日陰を見つけて大休止。大汗をかいた服も着替えてさっぱりした。最後はゲレンデの中の小径を下り、スキー場入口の峠から車道を歩いて出発点に戻った。前谷川を挟んで東尾根を登り、川の起こる大日ケ岳山頂を経て西尾根を下る、充実の周回コースではあった。 [続きを読む]
  • 照り梅雨の尾根
  • 6月15日  奥美濃 / 大日ケ岳から鎌ケ峰へ(前谷川西尾根)  快晴          東尾根の深い森とは対照的に、西尾根は遮るもののない展望の道である。この日は梅雨とは思えない乾いた空。ひとり登って来る女性客も、雪を落とし始めた白山も、書割のようにくっきりと見えた。どこかでゆっくり休憩しようと思うのだが、真夏のような陽射しで、日陰がない。つい足早になって麓を目指した。 . [続きを読む]
  • 笹の海に沈む
  • 6月15日  奥美濃 / 前谷川源流から大日ケ岳を経て鎌ケ峰へ  快晴          探し物は、二月に不覚にも流してしまったスキー板である(※)。しかし、捜索範囲と狙いをつけた一帯は、深い笹の海だった。登山道の途中から谷筋に降り、流れてきたはずのルートを辿ったが、谷底まで笹藪に覆われ、歩くこともままならない。成果のないまま、最後は猛烈な藪と格闘し、這う這うの体で登山道に戻った。諦めがついたあとは [続きを読む]
  • 忘れられた尾根
  • 6月15日  奥美濃 / 大日ケ岳東縦走路(前谷川東尾根)  快晴          前回残雪期に訪れた時もヒトの気配を感じなかったが、雪が融けてもこの尾根にはあまりヒトの通った形跡がない。背丈まで密生した笹を掻き分けて進まねばならないところも多かった。しかし森は緑に溢れ、ブナの大木も交えて麗しい。もっと歩かれてよいように思う一方で、この静謐さは取って置きたいような‥‥。 ..  ◆ 関連記事 ◆ [続きを読む]
  • 城を鎮護する
  • 6月8日  但馬 / 出石城址へ戻る  曇             出発点の城跡に戻ってきた。改めて眺めてみても、やはりこの城の石垣は風合いがいい。ところで、この城の登り口の一つは神社の参道でもあり、社殿は本丸のさらに奥に在る。山陰はもともと神住まう処。「出雲(いずも)」に「出石(いずし)」、地名の響きも似ている。 . [続きを読む]
  • ”源頭に立つ”
  • 6月15日  奥美濃 / 大日ケ岳から鎌ケ峰へ  快晴          探し物は、二月に流してしまったスキー板である(※)。しかし、初めて無雪期に訪れたこの界隈は、深い笹の海だった。登山道の途中から谷底に降り、流れてきたはずのルートを辿ったが、谷の中まで藪に覆われ、歩くのもままならない。成果のないまま、最後は強烈な藪と格闘し、這う這うの体で登山道に戻った。諦めがついたあとは、高原漫歩に気持ちを切り [続きを読む]
  • 神奈備の誘惑
  • 6月8日  但馬 / 出石  笠守稲荷神社  曇             有子山を東へ下り、麓の田園地帯を歩いていると、山の斜面に古びた鳥居が並んでいた。いかにも異界の入口のようで、惹かれるままに昇っていった。山腹のわずかな平坦地に社殿があり、さらにその奥に石垣で仕切られた区画があり、その石垣の間を縫って山奥へと続く踏み跡があった。踏み跡を辿ってなおも奥へ‥‥と誘われたが、もう陽も傾く頃、後髪を引か [続きを読む]
  • 戦国の風
  • 6月8日  但馬 / 有子山城址  曇             石積みは一見荒々しいが、力学的な要所はしっかり押さえてあるのだろう。見るからに安定感があり、押したり踏んだりしてもびくともしない。主郭の端に立って見下ろすと、城下から吹き上げてくる風は雄々しい気分に満ちていた。. [続きを読む]
  • 高虎の出番
  • 6月8日  但馬 / 有子山城址  曇             出石城の奥から急な山道を登り、標高を三百メートル程上げると、また重厚な石積みが現れる。山名氏時代の山城を、羽柴秀長が石垣の城に改築させたものの遺構で、築城の名人と謳われた藤堂高虎が最初に手掛けたとされる“作品”である。そういう目で見るためか、若武者の気概が辺り一帯から立ち昇ってくるようだ。 . [続きを読む]
  • 初夏の冠雪
  • 6月8日  但馬 / 出石城址  曇             城内には、石垣の古色に寄り添うように様々な植物が繁茂していた。その中に、雪を敷いたように石積みを飾るもの。近づいてみると、石の隙間から無数のユキノシタの花が顔を覗かせているのだった。 . [続きを読む]
  • 但馬の一城
  • 6月8日  但馬 / 出石城址  曇             江戸時代、一国一城令で但馬唯一の城となった。同じ県内におりながら、今回初めての訪問である。こんなに美しい石積みが残されていることを、迂闊にもこれまで知らずにいた。自然石の形状を活かし、かつ緻密に積み上げた「打込み接ぎ」による石垣は、数百年の時の重みを加え、観るほどに味わい深い。 . [続きを読む]
  • セビア色の夢
  • 六甲 / 仁川広河原から甲山を望む  曇  (2014年9月7日)           ‥‥旅に病んで夢は枯野をかけめぐる‥‥病を得るとつい弱気になる年頃である。芭蕉の辞世の句に思いを寄せてみたりする。でも最期の夢に出てくるのは枯野ではなく、あるいは遠出した山の雄大な眺めでもなく、子どもの頃から親しんだ地元の懐かしい風景であるような気がする。   [続きを読む]
  • 緑色の夢
  • 六甲 / 仁川広河原から甲山を望む  曇  (2017年5月14日)           ‥‥旅に病んで夢は枯野をかけめぐる‥‥病を得るとつい弱気になる年頃である。芭蕉の辞世の句に思いを寄せてみたりする。でも最期の夢に出てくるのは枯野ではなく、あるいは遠出した山の雄大な眺めでもなく、子どもの頃から親しんだ地元の懐かしい風景であるような気がする。 [続きを読む]
  • 昼下がりの巡礼
  • 6月1日  六甲 / 甲山  四国八十八ケ所巡り  曇         昼過ぎまで動けなかった。もう陽も傾き始めていたが、少しでも外の空気を吸っておきたかった。朝に来ることが多いため、陽の射す場所がいつもと違って新鮮だった。巡礼路から出ると、ほのかに身が軽くなった気がした。 . [続きを読む]
  • 木陰の季節・2
  • 5月28日  六甲 / 青谷東尾根から上野道へ  晴         午後は、午前中に横切った関電巡視路がどこに通じているのか探ることにした。途中、急な谷を横切るところで進路を絶たれ、右往左往する。ようやく巡視路の続きを見つけてさらに進むと、やがてヒトの声が聞こえてきた。すぐ先で登山道に合流することを確認して大休止。思わく通り終始木陰で過ごし、探検気分も味わえた一日だった。 [続きを読む]
  • 木陰の季節・1
  • 5月28日  六甲 / 青谷東尾根  晴         そろそろ日向より日陰が気持ちいい季節になってきた。摩耶山周辺の森は照葉樹が多く、木陰も濃い。登山道から逸れ、鬱蒼とした脇尾根に踏み入った。一日木陰で過ごし、探検気分も味わおう、という魂胆である。   [続きを読む]
  • 午後の芳香
  • 5月25日  六甲 / 極楽茶屋跡から有馬へ下る  曇         下山の「紅葉谷道」にはいる頃には、もう雨は落ちてこなかった。この谷の下流の林道が崩落して二年以上が経つ。未だ復旧せず、途中から尾根に登って迂回しなければならない。迂回ついでにまた瑞宝寺谷に寄り、コガクウツギを訪ねた。朝はなかった甘い香りがたちこめていた。 [続きを読む]
  • 山上にこぼれる
  • 5月25日  六甲 / 最高峰から極楽茶屋跡へ  雨あがる?       雨は昼には止むと予想していたが、陽射しまでは期待していなかった。思わず相好がくずれ、歎声がもれる。やがてまたパラパラと雨粒が落ちてきたが、一度くずした相好を収めるのも癪なので、これは天気雨である、と言い聞かせてことさらのんびり歩いてみたりした。 [続きを読む]
  • 最高峰、雨あがる
  • 5月25日  六甲 / 最高峰  ケカマツカ       平日でも賑わいを見せる最高峰周辺だが、朝から雨模様だったためか、よその惑星に来たかと思うくらいヒト気がない。折りしも雨が上がって辺りが明るくなると、静けさが足もとから立ち昇ってくるようだった。 . [続きを読む]
  • 芳香を消すもの
  • 5月25日  六甲 / 瑞宝寺尾根から最高峰へ  雨         寺の裏の谷を少し遡り、最高峰に通じるひっそりとした尾根に取り付く。この時期はヤマツツジとコガクウツギで飾られる。コガクウツギは芳香を持つ花だが、今朝はあまり匂わない。雨に消されてしまうのだろうのか‥‥よく分からない。ちなみに雨の上がった午後にはこの花の甘い香りが辺りに立ちこめていた。 [続きを読む]