蘆山人 さん プロフィール

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蘆山人さん: ちょっと山ぼけ
ハンドル名蘆山人 さん
ブログタイトルちょっと山ぼけ
ブログURLhttps://ameblo.jp/ashiyamabito/
サイト紹介文気ままな山歩きの写真とつぶやき。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供351回 / 365日(平均6.7回/週) - 参加 2013/05/21 22:02

蘆山人 さんのブログ記事

  • 台風の余韻
  • 8月14日  若狭 / 横谷川を下る  曇                 台風5号はこの辺りにも大雨をもたらした。もともと登山道の整備されていないこの川も、増水してまともには歩けない。右岸へ左岸へと浅瀬を選んで徒渉し、ときに岩壁をへつって下って行った。それにしても周囲の森には荒れた気配がなく、水の濁りも少ない。ブナの森の保水力を改めて実感したことであった。 . [続きを読む]
  • 巨樹を縫って下る
  • 8月14日  若越国境 / 野坂岳南尾根から横谷川へ下る                 この尾根はブナの巨樹が次々と現れ、谷間へ下り始めると栃の大樹が混じる。この重厚な森があるからこそ、周辺の谷も美しく保たれ、水も清いのだろう。耳川水系の山と谷に惹かれる所以である。 . [続きを読む]
  • 山頂を辞す
  • 8月14日  敦賀 / 野坂岳  南尾根を下る  曇                 昨日、耳川水系横谷川の一支流を遡ってこの山に来た。清冽な流れは涼気に溢れ、山上の避難小屋は夜半には二十度を下回った。連夜の暑さにボディーブローを食らっていた身体が、芯から癒えていくようだった。ひとまわり軽くなった荷物を背に、後ろ髪を引かれながら山頂を後にした。 [続きを読む]
  • 避暑地の朝
  • 8月14日  敦賀 / 野坂岳                 雲海の上にわずかに山の端が覗く。と見るうちに雲は千切れて山肌を舐めるように昇っていった。眼前の空模様は目まぐるしく変幻するが、頭上の雲は重く広がったままである。さて、小屋に戻って下山の準備にかかるとしよう。 . [続きを読む]
  • 消えた一日
  • 8月14日  敦賀 / 野坂岳                 いきなり、敦賀の山のてっぺんにいる。昨日一日かけてここに至った行程は逐一カメラに収めたのだが、原因不明のままメモリーカードから消えてしまった。二日目の朝、太陽はわずかに雲端を染めるだけで、姿を見せない。眼下に望むのは上代から殷賑を極めてきた日本海有数の港、敦賀港である。. [続きを読む]
  • ヤコブの夢
  • 8月12日  六甲 / 天狗岩              展望岩の上で朝食を摂っているうちにも、雲がどんどん変化する。一度は吠えた太陽が、また暗い雲に覆われた。と、綺麗に薄明光線が現れた。古代ヘブライの族長ヤコブが夢に見たという「天使の梯子」の呼称がいかにも相応しい(※)。 [続きを読む]
  • 駆けつけ避暑
  • 8月12日  六甲 / 天狗岩              盆休み前半は完全休養。でもやっぱり山の涼気が恋しい。早朝の六甲山上に車で乗り入れ、散策。風が強く、雲の流れが速い。雲間から顔を出した太陽が下界を熱し始める様を、他人事のように眺めた。 . [続きを読む]
  • 結界を越える
  • 8月6日  六甲 / 逢山峡長尾谷から有馬口へ戻る  快晴               ついにダムが行く手を遮った。放水口から落ちる水が、禊ぎの滝のようだった。ここから先は異界である。この世ならぬ熱地獄が待ち構えている。 [続きを読む]
  • 名残りの影
  • 8月6日  六甲 / 逢山峡  長尾谷  快晴               六甲では貴重な沢歩きのフィールドだが、核心部はあまりに短い。結末を知るのを先延ばしにしたい読書のように、少し進んではしみじみ振り返る。それでも流れはいつの間にやら穏やかになっていた。まだ涼やかな木洩れ陽の中で最後の居座りを決め込んだ。 . [続きを読む]
  • 緑陰を駆ける
  • 8月6日  六甲 / 逢山峡  長尾谷  快晴               人が納涼に集まるエリアの上流は二股になっている。左股(茶園谷)には林道が並行するが、右股(長尾谷)は森の奥へと消えてゆく。消えてゆくその先が、休日でも人影まれなとっておきの場所である。石走る流れに涼風が満ちる。 . [続きを読む]
  • 歓声の満ちる前に
  • 8月6日  六甲 / 逢山峡  快晴               里に近いこの渓谷は、夏休みは家族連れで賑わう場所である。朝八時、まだ人の気配のないうちに入渓する。すでに陽射しは猛々しいが、流れの中は暑さのフィルターを通したように過ごしやすい。 [続きを読む]
  • 下界へのカウントダウン
  • 8月3日  比良 / 嘉嶺ケ岳東尾根を下る  曇               源流まで遡ってみようと思っていたのだが、鵜川の上流は薄暗い杉の植林で興が失せた。靴を履き替え、北へ五十メートルも登れば明るい尾根道に出る。この日も下界は真夏日。高度を下げるにつれ、肌にまつわる空気が熱を帯びてきた。 [続きを読む]
  • 呪縛の解ける時
  • 8月3日  比良 / 鵜川左股  曇               やがてこの谷最大と思われる二段の滝(落差二十メートル弱)に差しかかった。一見足がかりは豊富なのだが、思いのほかぬめっていてフリクションが効かない。時間をかけて慎重にホールドを探り、何とか落ち口に立ったときは全身の力が抜けた。この滝のお陰で、平凡な印象だった沢がとたんに威厳を増した気がした。 . [続きを読む]
  • 清き流れに
  • 8月3日  比良 / 鵜川左股  曇               平凡な流れが続くところは川沿いを歩いた。大きな段差が現れるといそいそと流れにはいった。瀬に絡み、岩に絡んで沢の感触を楽しむ。見せ場は途切れ途切れだが、水の清いことが何よりの馳走である。 . [続きを読む]
  • 滝山を挟む流れ
  • 8月3日  比良 / 鵜川左股  曇               楊梅ノ滝を擁する獅子ケ谷の流れが起こるのが「滝山」。その山を北へ跨いだ鞍部から起こる流れが、「鵜川」である。獅子ケ谷のように大きな滝はなく、ほぼ穏やかな傾斜で琵琶湖へ流れ下る。登山道はないが、緑陰の流れは格好の納涼の場になりそうである。 [続きを読む]
  • 地獄の隠れ滝
  • 7月30日  六甲 / 大池地獄谷  曇               この谷にはふたつ大きな滝(と言ってもせいぜい落差五メートル前後だが)がある。やや下流にあるは滝は明るく開けた場所にあり、「地獄大滝」と名前も戴いて豪華な印象。一方中流のこの滝は岩間にあり、登山道はその上流を跨ぐだけである。最近は、人知れず薄闇に落ち続けるこの滝の前に居る時間の方が長い。齢を重ねると嗜好のベクトルも変化するようである [続きを読む]
  • 納涼の奥儀
  • 7月30日  六甲 / 大池地獄谷  曇               流れを下るにつれ靄は解け、時おり雲間から陽射しもこぼれた。とりわけ風の通るところに差しかかっては腰を落ち着けて涼を取る。そして、下界との境界をなすダムが見えたら回れ右。今辿ってきた流れの中を引き返すのである。我流、真夏の六甲の過ごし方。 [続きを読む]
  • 朝靄の谷間へ
  • 7月30日  六甲 / 大池地獄谷  曇               遊歩道から谷沿いに降りてゆくと、夜半の雨が微粒子になって森に満ちていた。瀬音までビロードに包まれたように柔らかい。納涼の谷間にいつもとひと味違った濃密で幻想的な雰囲気が加わった。. [続きを読む]
  • 真夏の彩り
  • 7月30日  六甲 / ノースロード  曇               早朝の山上に車で乗り入れ、紫陽花を愛でながら遊歩道を辿る。街では梅雨の花のイメージだが、六甲山上では真夏の貴重な彩りである。遊歩道の途中に「地獄谷」の入口がある。今日も水辺で納涼である。 [続きを読む]
  • 夢の醒め際
  • 7月27日  比良 / 獅子ケ谷から滝山南東尾根を下る  曇               流れが穏やかになり、そろそろ打ち止めか‥‥と放心していたところへ、突如二人連れのパーティが現れてすっかり現(うつつ)へ引き戻された。靴を履き替え、最寄りの尾根に乗って麓に向かう。下界の暑気がひとひら、ひとひら、身の周りにまつわり始めた。 <a id="&blogmura_banner" target="_blank" href="//photo.blogmura.com/p_mounta [続きを読む]
  • 滑滝を連ねる
  • 7月27日  比良 / 獅子ケ谷  曇               落差七十六メートルの滝の上流に、もう難所はない。岩を駆け下る流れに、ときに四つ足で戯れながら遡ってゆく。絶え間ない瀬音に涼風が満ちれば、しばらく憂き世はどこへやら。 . [続きを読む]
  • 岩に根を張る
  • 7月27日  比良 / 獅子ケ谷  曇               滝の落ち口近くに、巨大な岩がある。ロッククライミングのゲレンデとしても知られる。もちろん今日の客は、その威容に唸り声をあげるだけである。岩の隙間に根を張る木があった。その生命力に、もう一度唸らねばならなかった。 . [続きを読む]
  • 落ち口に立つ
  • 7月27日  比良 / 獅子ケ谷  曇               滝の落ち口を見計らって登山道を逸れ、流れに降りた。落差七十六メートルだから下を覗くのも恐ろしい断崖の縁である。遠くに琵琶湖が見える。そして、琵琶湖からもこの滝は見えるのである。さてここから、岩床を駆ける元気な流れに抗って、いざ上流へ。 [続きを読む]
  • 真夏の山の過ごし方
  • 7月27日  比良 / 獅子ケ谷  楊梅ノ滝  曇               谷沿いの登山道にはいるととたんにひんやりして、猛暑が続くさなかとは思えない。すぐに現れる滝は三段七十六メートル、近江随一の落差を持つ。今日はこの谷で一日過ごそうという魂胆である。 [続きを読む]
  • 平流に終わる
  • 7月23日  六甲 / 芦屋川  曇時々雨               やがて流れは穏やかになり、巨大なダムが行く手を塞いだ。脇からダムを越えると、頭上に駐車場とドライブウェイの料金所。ここから上流はほぼ平流で、川遊びをする若者や家族連れの歓声も聞こえてくる。束の間の芦屋川遡行もこの辺りで終了である。 . [続きを読む]