komame さん プロフィール

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komameさん: komame 和菓子道をゆく!!
ハンドル名komame さん
ブログタイトルkomame 和菓子道をゆく!!
ブログURLhttp://komamean.blog.fc2.com
サイト紹介文二十四節季、七十二候。美しい日本の自然と四季の移ろいを手作りの和菓子とともに楽しんでいます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2013/05/25 09:30

komame さんのブログ記事

  • 秋分(初候)
  • ■9月23日 雷乃声収(かみなり すなわち こえをおさむ)雷が鳴り響かなくなる<穂波>激しい雷雨が収まり、いよいよ稲刈りの最盛期。夏から初秋にかけ、稲が実をつける時期に多く発生する雷。古くから雷は稲の発育と深い関係があると信じられ、『雷が多い年は豊作になる』という諺もあるほど。電光をイナズマと呼ぶのも「稲の夫(つま)」の意に由来するそうです。最近では科学的にも証明がされてきている作物への雷効果。そんな [続きを読む]
  • 白露(末候)
  • ■9月18日 玄鳥去(げんちょうさる)<名月>ツバメが南へ帰っていく頃。民家の軒先等に巣をつくり古くから身近な存在だったツバメ。春先、温かくなった日本に飛来してきたツバメたちは子育てを終え、再び南の国へと帰っていきます。大きな口を開け、親鳥に餌をせがんでいたヒナたちもすっかり成長し一羽、また一羽と巣立ちの日を迎えます。軒下には主の居なくなった空っぽの巣。見送る相手は誰であれ、残される側はどことなく寂 [続きを読む]
  • 白露(次候)
  • ■9月12日 鶺鴒鳴(せきれいなく)<花野>鶺鴒が鳴きはじめる頃。セキレイは日本の神話や古典にも登場する古くから親しまれている鳥。『日本書記』にはセキレイがイザナギ命とイザナミ命に夫婦和合の方法を教え、多くの神や国が誕生したと記されているほど。セキ(鶺=背中)レイ(鴒=冷たく澄んだ)という名の通り背筋がピンと伸びた涼やかな容姿で、長い尾を上下に振りながら歩く様子が特徴的。尾で叩いているように見えるこ [続きを読む]
  • 白露(初候)
  • ■9月7日 草露白(くさのつゆしろし)<萩の露>草に降りた露が白く光って見える頃季節は仲秋。朝夕の冷え込みが増し秋の深まりを実感する季節です。風のない晴れた夜、大気は冷やされ草木には無数の露が宿ります。早朝の散歩道、思いがけず足元を濡らしてしまうことも。またこの頃は秋雨前線が停滞し「秋の長雨」の季節とも重なります。シトシトと静かに降り続く秋の雨、秋霖。因みに「霖」は三日以上降り続く長雨の意。春に降り [続きを読む]
  • 処暑(末候)
  • ■9月02日 禾乃登(こくもの すなわち みのる)<豊年>稲が実り穂を垂れる頃禾(のぎ)は稲や粟など穂のある穀物の総称。実った穂が垂れた様子からできた象形文字です。夏の頃、青々と茂っていた田んぼに広がるのは豊かに実り、きらきらと黄金色に輝く穂波。まさに「豊穣の秋」を実感する風景です。いよいよ本格的な実りの季節。柿、梨、葡萄、、、様々な果物たちが色づき収穫を迎えます。瑞々しく艶やかな姿、芳醇な香り。自 [続きを読む]
  • 処暑(次候)
  • ■8月28日 天地始粛(てんちはじめてさむし)<秋涼>ようやく暑さも鎮まる頃暑さも峠を過ぎ、朝夕には涼しい秋風が吹くように。日ごと日暮れの時間も早くなり、虫の音が秋の訪れを伝えてくれます。秋の知らせは遠く空からも。見上げれば高く青い空の海をゆうゆうと泳ぐ秋の鰯雲。魚の鱗のように白い波紋となった美しい雲は秋の空を代表する巻積雲です。夏から秋にかけ澄み渡る空に浮かぶ様々な形の雲。刻一刻と姿、形を変え私た [続きを読む]
  • 処暑(初候)
  • ■8月23日 綿柎開(わたのはなひらく)<初秋>綿花は朝顔と同様、あおい科の一年草。八月ごろ淡黄色の可憐な五弁花をつけます。綿花と聞いてイメージするのは、ふわふわとした綿毛。でも実はこの綿毛、綿の「花」ではないんですね。その正体は熟した実が裂開して出てくる種子。秋になり一斉に実が弾け始めると畑一面にまるで白い花が咲いたような景色。夏の余韻とともに豊かな実りの季節に期待も高まります。<桔梗>秋の七草の [続きを読む]
  • 立秋(末候)
  • ■8月18日 蒙霧升降(ふかききり まとう)<朝霧>深い霧が立ち込めるようになる。「蒙霧(もうむ)」とは、まとわりつくように立ちこめる濃い霧。霧は地面に近い水蒸気が冷却、凝結して小さな水滴になり浮遊している状態のもの。日中の残暑は厳しくても、朝晩と肌に触れる空気は少しづつ秋の気配を帯びてきます。いつも見慣れた風景が、まるで存在しなかったかのよう覆い尽くす深い霧。その静寂は時間の流れさえも止めてしまう [続きを読む]
  • 立秋(次候)
  • ■8月12日 寒蝉鳴(ひぐらしなく)<木槿>ヒグラシが鳴き始める頃。「ミーン、ミン、ミン」「ジィー」「カナカナカナカナ」蝉は季節の到来を感じさせてくれる生き物の一つ。その初鳴きの声が「前線」のように季節と共に日本列島を移動します。梅雨明け以降、本格的に鳴きはじめる蝉。ヒグラシはその呼び名の通り日暮れ頃その美しい声を聞くことができます。アブラゼミやミンミンゼミのような絞り出すような鳴き声とは違いリズミ [続きを読む]
  • 立秋(初候)
  • ■8月7日 涼風至(すずかぜいたる)<新涼>涼しい風が吹きはじめる頃。立秋。暦の上では秋。とはいうものの、日中はまだまだ厳しく耐え難い暑さ。それでも朝晩に吹く風に心なしか秋の気配を感るようになります。そんな残暑の中に垣間見る秋の涼しさ、その気分が「新涼」。木陰や水辺、滝、滴り...真夏の日差しの中、有り難さとともに感じる涼しさとは異なる、秋になってしみじみと実感する初めての涼しさ。酷暑の夏、見た目に [続きを読む]
  • 大暑(末候)
  • ■8月2日 大雨時行(たいう ときどきにふる)<雲の峰>時折、夕立が激しく降る頃昼間の強い陽射しで温められた空気が上昇気流となり発生する積乱雲。ムクムクと壁のようにそびえ立つ入道雲はまさに「雲の峰」。夕立はそんな入道雲がもたらす局地的で短時間の雨。突然に降る激しい雷雨に、帰宅の足を止められることも。一方で雨上がりには涼やかな風をもたらしてくれる夕立。日中の暑さを和らげてくれる、まさに天然の打ち水。雨 [続きを読む]
  • 大暑(次候)
  • ■7月28日 土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし)<花氷>土が湿り気を帯び蒸し暑さも増してくる頃。大暑、極暑、酷暑、炎暑、猛暑、、、暑さを現す言葉も色々。「この暑さを何とか表現したい!」言葉に込められたそんな思いを感じます。その中でも「溽暑(じょくしょ)」は肌にじっとりまとわりつくような蒸し暑さ。まさに日本的な暑さを表現する言葉です。そんな暑い夏、目からも涼感を与えてくれるのが「花氷」。その名の通り [続きを読む]
  • 大暑(初候)
  • ■7月23日 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)<日向葵>初夏、美しいうす紫色の花を咲かせた桐が実をつけ始める頃。その優れた機能性と独特な美しさ故に古くから日本人の生活・文化の中で親しまれてきた桐。楽器、家具、履き物、人形などなど。芸術品から日用品まで、その用途は多岐に渡ります。だからこそ、その生命の僅かな変化は古の人にとって自然界から届く季節の便りでもありました。大暑に入り暑さも厳しさを増します [続きを読む]
  • 小暑(末候)
  • ■7月17日 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)<せせらぎ>今年生まれた鷹の幼鳥が、 巣立ちの練習を始める頃。古くから鷹は人々の生活に密接に関わってきた生き物の一つ。日本でも奈良時代に完成された日本書記の中に鷹狩りの記述が既にあるそうです。天高く舞い上がり広い大空を自由に飛来する美しい姿。その不思議な魅力にどこか憧れにも似た感情を抱いてしまいます。鷹の見事な狩猟技術も、この時季に若鳥たちが技を磨いて [続きを読む]
  • 小暑(次候)
  • ■7月12日 蓮始開(はすはじめてひらく)<水芙蓉>蓮の花が開きはじめる夏の朝、水上に優雅な花を咲かせる蓮は、アジアを代表する花。泥の中に生えてもしっかりと水を弾き、気高く凛とした美しい華を咲かせる蓮。その姿が俗世にまみれず清らかに生きるものの象徴として古くより珍重されてきました。特に仏教では仏の智慧や慈悲の象徴とされ様々な意匠や喩えに用いられています。神秘的で美しい蓮の花。その美しい姿が見られるの [続きを読む]
  • 小暑(初候)
  • ■7月7日 温風至(あつかぜいたる)<白南風>あたたかい風が吹いてくる頃梅雨も明け、暑さが段々と強まり吹く風も熱を帯び始める頃です。暗い梅雨空に吹く南風を黒南風(くろはえ)と言うのに対し、梅雨明けの明るい空に吹く風を白南風(しろはえ)と呼ぶそうです。四季折々に異なる表情を見せる風。その微妙な違いを敏感に感じ取り彩りを与える言葉たち。自然と向き合って生活をしてきたからこそ生まれた豊かな表現です。<風の [続きを読む]
  • 夏至(末候)
  • ■7月2日 半夏生(はんげしょうず)<岩清水>カラスビシャク生える頃。「半夏」は「烏柄杓(カラスビシャク)」の異称。烏柄杓は、漢方にも用いられ日本各地に分布する植物。その特徴的なサヤが、文字通り「烏が使うくらいの小さな柄杓」に見えることから名付けられたそうです。季節の移ろいを気象や動植物の変化・成長などによって表したものが七十二候。「半夏生」はその中で唯一、雑節にも用いられ、現在でも農家を中心に日本 [続きを読む]
  • 夏至(次候)
  • ■6月26日 菖蒲華(しょうぶはなさく)<花菖蒲>ここで言う「菖蒲」は「ハナショウブ」のことを指します。梅雨時期、湿地などで目にするアヤメ科の花。アヤメや杜若も同じ仲間ですが花弁の基部が黄色いのが特徴です。5月、端午の節句に欠かせない「菖蒲(ショウブ)」はサトイモ科。実は別物の植物なんですね。たおやかな葉や茎とは対照的なふわりと華やかな花姿。古くから美しい女性の例えに使われてきたのも納得。凛とした立ち [続きを読む]
  • 夏至(初候)
  • ■6月21日 乃東枯(ないとうかるる、なつかれくさかるる)<緑陰>「乃東」は漢方薬にも用いられる夏枯草(カコソウ、ナツカレクサ)の古名。花の形が、昔の武士が出陣の時、背負っていた矢入れ(靫:うつぼ)に似ていることから靫草とも呼ばれます。田んぼの畑の畦道や草地でよく見掛ける紫色のきれいな草。冬至の頃に芽を出し、ちょうど夏至の頃に、種をつけ花穂が黒色化して枯れたように見えます。木々の緑が鮮やかに生い茂る [続きを読む]
  • 芒種(末候)
  • ■6月16日 梅子黄(うめのみきなり)<青梅>梅の実が薄黄色く色づき始める頃、いよいよ梅雨も本番。元々、「梅の実が熟する頃に降る雨」ということで中国で生まれた言葉が、江戸時代に日本に伝わり「梅雨(つゆ)」と呼ばれるようになったそうです。古くから「三毒(食べ物の毒、水の毒、血の毒)を断つ」と言われ、健康に良い食べ物として様々に利用されてきた梅。ちなみに梅の実の特徴といえば強い酸味。実はこの酸味、日本の [続きを読む]
  • 芒種(次候)
  • ■6月11日 腐草為蛍(かれたるくさほたるとなる)<蛍狩り>空気中の湿気が多くなり、野原の水辺では、蒸れた草の下で小さな蛍が光を放ち始めます。じっとりと蒸し暑い夏の夜。茂みに舞い踊る青白い光が束の間の清涼感を運んでくれます。ホタルは古くから親しまれてきた身近な生き物の一つ。 人工的な明るさとは違う自然で幻想的な光の軌跡。その仄かな光が見られる環境をいつまでも大切にしたいものです。<沢辺の光>蛍の中でも [続きを読む]
  • 芒種(初候)
  • ■6月5日 蟷螂生(かまきりしょうず)<木洩れ日>蟷螂(かまきり)が生まれる頃。芒種:稲の穂先のように芒(のぎ:とげのようなもの)がある穀物の種まきをするのに好適な時季とされています。初夏の日差しを受けキラキラと輝く水田。木の陰も色濃くなりはじめると、草むらには夏の虫たちが姿を現わすようになります。青々とした青葉の間から漏れる光。新緑はやがて深緑へ季節は移り行きます。<初夏の果>初夏の訪れを告げる果物 [続きを読む]
  • 小満(末候)
  • ■5月31日 麦秋至(むぎのときいたる)<麦の秋>麦が熟し畑一面が黄金色になる時季。この場合の「秋」は作物の収穫時期のこと。麦の場合は5月〜6月にあたります。因みに「麦秋」は夏の季語で、陰暦4月の異名。木々の緑が色濃くなる中、黄金色に波打つ麦畑は一際輝いて見えます。6月になると学校や官公庁など制服のある所では衣替えの季節。現代の習慣かと思えば、もとは宮中から始まった行事。季節に合わせて「単衣」や「袷 [続きを読む]
  • 小満(次候)
  • ■5月26日 紅花栄(べにばなさかう)<末摘花>紅花が盛んに咲く頃紅花の可憐な姿は古くから歌に詠まれ、『万葉集』や『古今和歌集』には「末摘花」の名で登場しています。様々な植物が布や紙を染める染料や化粧品の原料として利用される中、紅花からとれる「紅」は特に貴重で、贅沢な植物染料だったそうです。咲き始めの黄色からしだいに色濃く紅色に移り変わる華やかな花姿。化学染料の登場などで目にする機会も少なくなりまし [続きを読む]
  • 小満(初候)
  • ■5月21日 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)<青楓>かいこが盛んに桑を食べはじめる時季。蚕は美しくしなやかな繭を作りだすために驚異的な食欲で実に大量の桑を食べます。それこそ「ムシャムシャ」と音を立てて。蚕の餌となる桑の成長が盛んになるこの時期、養蚕農家の人たちは餌やりに大忙し。かつては農家の主要な副業だった養蚕も今ではすっかり目にしなくなってしまいました。美しくしなやかな絹糸をつくりだす蚕。まさ [続きを読む]