komame さん プロフィール

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komameさん: komame 和菓子道をゆく!!
ハンドル名komame さん
ブログタイトルkomame 和菓子道をゆく!!
ブログURLhttp://komamean.blog.fc2.com
サイト紹介文二十四節季、七十二候。美しい日本の自然と四季の移ろいを手作りの和菓子とともに楽しんでいます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2013/05/25 09:30

komame さんのブログ記事

  • 春分(末候)
  • ■3月30日 雷乃発声(かみなりすなはちこえをはっす)<春雷>遠くで雷の音が聞こえはじめる頃。啓蟄のころに鳴る雷は「虫出雷(むしだしかみなり)」と呼ぶそうですが、春分以降の雷は「春雷」と呼ばれ、雷鳴が轟くようになります。同じ「雷」でも、その僅かな変化を感じ取り呼び方を変える。自然現象と人間の生活が密接に関わっていたことを感じさせてくれる言葉です。大抵は一つ二つ、遠くで雷鳴が聞こえる程度でおさまるそうで [続きを読む]
  • 春分(次候)
  • ■3月25日 桜始開(さくらはじめてひらく)<初桜>桜の花が咲き始めるころまさに日本の春を代表する花、桜。古くから多くの和歌や俳句に詠まれ愛でられてきただけでなく現代でもその開花が春の到来を伝えてくれる、重要な役割を担っています。ふっくらとほころびはじめの小さな蕾。風景全体を桜色で覆い尽くす満開の桜。春から夏へ、季節の移り変わりを伝えるように舞い散る姿。どの一瞬一瞬を切り取っても美しい日本の春景色で [続きを読む]
  • 2017春の便り −サクラ咲く−
  • ■2017春の便り −サクラ咲く−桜の季節です。慣れ親しんだ人たちとの別れに涙したり、これから始まる新たな出会いにワクワクと胸躍らせたり。毎年この季節、様々に咲き誇る桜の花を目にすると大切な時間を過ごした当時の記憶が美しい桜景色とともによみがえります。就職して初の関東暮らし。大学時代に使っていた生活道具を父親の古い車に詰め直し、まだ夜も明けきる前の早朝から新たな生活拠点へ向け出発。私と両親、家族だ [続きを読む]
  • 春分(初候)
  • ■3月20日 雀始巣(すずめはじめてすくう)<牡丹餅>雀が巣作りを始める頃。すずめは古くから人の生活に密着し日本全国で見られる身近な存在。秋には大事な稲を食べる悪者として見られてしまいますが、春先は苗の害虫を食べてくれるありがたい益鳥でもあります。この時期、ごく稀にはぐれたヒナ鳥が道端で鳴いているのを見つけることがあります。でもこれって迷子じゃないらしいんです。ちゃんと近くで親鳥がヒナの様子を見守っ [続きを読む]
  • 啓蟄(末候)
  • ■03月15日 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)<初蝶>成長した青虫が羽化して紋白蝶になる時季。 菜っ葉を食べ冬の間さなぎで過ごした青虫が、春の訪れとともに美しい紋白蝶に生まれ変わります。見た目はみんな同じような青虫たち。でも実は菜の花などを食べる青虫は主にはモンシロチョウの幼虫。モンキチョウは、シロツメクサなどの野草を食草とする草原性の蝶。そのため意外と目にする機会は少ないそうです。何気なく目にしてい [続きを読む]
  • 憧れの...
  • ■憧れの...また冬に会いましょう<憧れの虎屋饅頭>憧れの和菓子の一つ、とらやの”虎屋饅頭”。いわゆる”酒饅頭”ですが、酒粕を使用したものとは異なり、麹から元種を起こし時間をかけて作られる蒸し饅頭。ほのかに感じるお酒の香りと、噛むほどに口に広がる麹の甘味。目を閉じてじっくり味わいたくなるような優しい甘さです。11月から3月という寒い時季だけの限定菓子。今季もいよいよ3/15で販売終了。名残惜しいですが、 [続きを読む]
  • 2017春の便り −ひな祭り−
  • ■2017春の便り −ひな祭り−<雛祭りのお菓子>実家が今の家屋に建て替えられる前、木造の古い長屋のような建屋の隅っこにあった子ども部屋。その狭い子供部屋のほぼ中央を占有するように飾られていたひな人形。古く傾きかけた家にはちょっと不似合いな5段飾りの立派なひな人形でした。部屋が狭かったせいか、自分が小さかったからか、当時の自分にはより一層大きく感じられたような気がします。ひな祭りが近づくとショウノ [続きを読む]
  • 啓蟄(初候)
  • ■03月05日 蟄虫啓戸(すごもりむしとをたたく)<春野辺>土の中に隠れていた虫たちが、土の扉を開けて出てくる時季。雪解け水に刺激され芽吹き始めた大地の下の住民もいよいよ活動開始。寒い冬の間、土の中で隠れ閉じこもっていた虫たちが暖かい春の陽射しに誘われて地上に這い出てきます。なんだか人間も虫たちも同じようなものですね。気がつくと道端の畔には小さなオオイヌフグリやタンポポの姿。ぶらりと散歩して見つけた小 [続きを読む]
  • 雨水(末候)
  • ■02月28日草木萌動(そうもくめばえいずる)<蕨手>草木が芽吹きはじめる時季寒さが和らぎ本格的に空気の温かさを実感するようになると、大地から、樹木から、自然界には一斉に新しい命が生まれます。シトシトと優しく降る春の雨に一層ふくらみを増すものの芽。冬眠から覚め動物たちも活発に動き始める季節。街中では春の陽射しに誘われ、散歩に、ランチにと外へ繰り出す人々。春の暖かさを想う気持ちは動物も人間も同じですね。 [続きを読む]
  • 雨水(次候)
  • ■02月23日 霞始靆(かすみはじめてたなびく)<薄霞>水分を含んでうるおった大気中に細かな水滴が浮遊し、ぼんやりと空が白く霞んで見える時季まだまだ朝晩は冬の厳しさが残る季節。ほころび始めた梅の蕾が風景に暖かさと彩りをあたえてくれます。里山に広がる春霞の向こうからほのかに漂う梅の香。目には朧げな春の姿も五感を研ぎ澄まして感じると柔らかな輪郭が鮮やかに見えてくるような気がします。因みに「霞」も「霧」も景 [続きを読む]
  • 雨水(初候)
  • ■02月18日 土脉潤起(どみゃくうるおいおこす)<春兆す>雪が雨に変わり、土が湿り気を含む時季温んできた雨水に刺激され芽吹き始める草木。雪に閉ざされ静かだった大地から、ムクムクっと目覚めた春の兆し。活き活きとした大地の鼓動が聞こえてくるような景色です。とはいえ、季節は行きつ戻りつ一進一退。立春を過ぎてからの思い掛けない氷点下の寒さ。これが暖かい春へ向けての最後の踏み切りと信じたいものです。ゆっくりゆ [続きを読む]
  • 2017春の便り −Happy Valentine!−
  • ■2017春の便り −Happy Valentine!− <Happy Valentine>すっかり季節の風物詩となった「バレンタイン」。趣向を凝らしたチョコレート菓子は眺めているだけでも楽しいものです。もちろん食べるともっと幸せになれるんですけどね。受け取った相手の驚く顔、喜ぶ顔を想像しながら贈り物を選んだり、ラッピングの仕方や添えるカードのデザインや言葉一つに、あれでもないこれでもないと頭を悩ませたり、、、、何だか面倒くさそ [続きを読む]
  • 立春(末候)
  • ■02月13日 魚上氷(うお こおりをいずる)<凍ゆるむ>割れた氷の間から魚が飛び出る時季ようやく温かくなった水の中に見える元気な魚の姿。暖かく柔らかな春の陽射しに誘われるように里山の草木も少しずつ芽吹きの準備を始めます。季節の微かな変化を敏感に感じ取り動き出す自然の生き物たち。その一方、空調が整った環境で季節に疎くなってしまった人間たち。快適さ、便利さの裏返し。とは言え、窓から差し込む暖かい春の陽射 [続きを読む]
  • 立春(次候)
  • ■02月08日 黄鶯睍睆(こうこう けんかんす)鶯が山里で鳴きはじめる時季<春告鳥>春夏秋冬、四季のはっきりした気候風土の日本では自然界の様々な生き物たちの動きで季節の到来を感じてきました。朝晩の気温や吹く風の微かな変化に反応しいち早く私たちにその訪れを伝えてくれる季節の使者たち。その中でも、それ自身が異名として使われているのは実は春の季節だけ。春告鳥、春告魚、春告草...待ちかねた春の到来に対する期 [続きを読む]
  • 立春(初候)
  • ■02月04日 東風解凍(はるかぜ こおりをとく)<東風>東風が厚い氷を解かし始める時季日本に長く居座った冬型の気圧配置が崩れると、太平洋から大陸に向かって東よりの風が吹き始めます。長く続いた厳しい冬の季節へ終わりを告げ、これから来る春の明るい陽射しを期待させる東風。凍りを解かし春を告げる風、梅を開花させる風として古くから多くの和歌にも詠まれてきました。自然に寄り添う暮らしの中で感じる微かな春の息吹。 [続きを読む]
  • 2017春の便り(1)
  • ■2017春の便り(1)〜紅梅・春告げ鳥”春告げ鳥”はうぐいすの別名。この季節ならではのかわいらしい和菓子。そして春に先駆けて蕾がほころび始める梅の花。もうすぐ”立春”。春の足音が聞こえてくる季節です。梅といえば、私が関東への就職が内定した時のことを思い出します。大学で一人暮らしはしているものの関東に対する土地勘は皆無。心配した家族が現地確認をするために片道1000kmの道のりを日帰りでの強行旅へ。途中 [続きを読む]
  • 季節の便り〜母さんへ〜
  • ■季節の便り〜母さんへ〜田舎に暮らす母が認知症と診断されました。年に数回の帰省中、母の様子の変化に薄々感じてはいたものの、ここ最近、その傾向がひどくなっていました。年末に病院で診察を受けた結果は『アルツハイマー型認知症』。海馬の萎縮がすでに進行し始めているとのこと。帰省の間も一日に何度も何度も同じ昔の話を繰り返す母。男子にも負けず活発だった学生時代のこと。同僚上司に恵まれて過ごした銀行勤めのこと。 [続きを読む]
  • 大寒(末候)
  • ■01月30日 鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)<冬尽く>鶏が春の気配を感じ巣にこもり卵を産み始める時季古くから大寒の日に産まれた鶏の卵を食べると無病息災で一年を過ごせるとして珍重されてきたそう。寒さが厳しいこの時期には鶏の産卵数も減少。その中で産まれた卵は慈養も高く大変貴重なもの。風水の世界でも「大寒卵」は金運・健康運が上昇する縁起物。今では安定的に大量生産され、一年中店頭に並ぶ卵。でも本来の [続きを読む]
  • 大雪(次候)
  • ■12月11 熊蟄穴(くま あなにこもる)<冬ごもり>熊が冬眠のために穴に隠れる時季山里に雪が降り積もりエサが不足するこの時期、熊は寒さと飢えを逃れるため冬ごもりを始めます。寒く厳しい冬を生き延びるために生き物が身に付けた術。その長い長い冬眠期間を乗り切るため熊たちの体には様々な機能が備わっているそう。厳しい環境下で生きるからこそ引き出される生きる力。生き物の体って実に見事に上手く創られているものです [続きを読む]
  • 小雪(次候)
  • ■11月27日 朔風払葉(きたかぜ このはをはらう)<冬枯れ>北風が木の葉を払いのける時季 秋、美しい紅葉を楽しませてくれた山の木々も強い北風に吹かれ景色はすっかり冬の装いに。ヒューン ヒューン ヒュルルン、ルン、ルン、ルン....♪北風小僧の寒太郎が口笛吹き吹きやって来る。吹き落された木の葉は風の道筋を追うように地上を駆け抜け、歩く足元をすり抜けるように追い越していきます。北風に背中を押され、気分も [続きを読む]
  • 立冬(末候)
  • ■11月17日 金盞香(きんせんか さく)<水仙花>金盞(きんせん・水仙)の花が咲き出す時季冬を代表する花、水仙。厳しい寒風に耐え雪の中でも芳香を放ち凛と咲く姿から「雪中花」という異名でも呼ばれています。因みに「スイセン」という名前は、中国名をそのまま音読みしたもの。水辺を好んで繁殖する清らかな植物を「水の仙人(水仙)」に例えた古代中国からの呼び名に由来するそう。しなやかに真っ直ぐに伸びた茎先に、控え [続きを読む]
  • 立冬(次候)
  • ■11月12日 地始凍(ち はじめてこおる)<冬の朝>寒さが日ごと強くなり大地が凍り始める時季朝は季節の移り変わりがはっきりと感じられる時間。まだ薄暗い冬の朝、ピンと張りつめた空気に冬の到来を実感。強い冷え込みに凍りついた地面に静けさが広がります。朝日に照らされた畦道には大地を押し上げる見事な霜柱。空気中の水蒸気が凍ってできる霜に対し、霜柱は土の中の水分が地表付近で凍ってできたもの。気温と土中の温度の [続きを読む]
  • 立冬(初候)
  • ■11月08日 山茶始開(つばき はじめてひらく)<山茶花>山茶の花が咲きはじめる時季落ち葉舞う晩秋から初冬にかけて、花を咲かせるサザンカ。彩りの少なくなるこの季節、目を楽しませてくれる貴重な存在です。本州から沖縄に自生するツバキ科の常緑樹。見た目にもよく似たツバキとサザンカは呼び名の関係もちょっと複雑。サザンカの中国名は「茶梅」、これが本来の漢字名。ただし日本では中国のツバキにあたる「山茶花」をサザ [続きを読む]
  • 霜降(次候)
  • ■10月28日 霎時施(こさめ ときどきふる)<秋時雨>小雨がしとしと降る時季時雨(しぐれ)は秋の終わりから冬にかけ降る季節雨。ぱらぱらと短時間で降ったり止んだりを繰り返し数時間ほどで通り過ぎていきます。前ぶれもなく突然に降り始めたかと思うと雨の止み間には青く澄んだ秋の空。移ろいやすい秋の天候に喩えて『女心と秋の空』なんて諺も。この諺、元々は『男心と秋の空』が本来の表現だったそう。言葉の変化の経緯はさ [続きを読む]
  • 霜降(初候)
  • ■10月23日 霜始降(しも はじめてふる)<秋の霜>霜が降りはじめる時季澄み渡る晴れた秋空。吹く風も弱く空気が一段と冷たさを増す夜、辺りにはうっすらと霜が降りはじめます。この時期の昼夜の温度差は楓やもみじの衣替えの合図。最低気温が10℃を割るようになると次第に木々が色付き始め5〜6℃を境に急速に紅葉が進行します。もうひとつ、この鮮やかな木々の色付きに欠かせない重要なポイント。それは陽射しを届けてくれ [続きを読む]