Hiro さん プロフィール

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Hiroさん: 地球読書日記
ハンドル名Hiro さん
ブログタイトル地球読書日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/chikyudokusyo
サイト紹介文最近読んだ本の感想を綴ります。それから大好きな猫の写真も。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2013/06/13 18:48

Hiro さんのブログ記事

  • 石平「偽装国家・中国の「歴史認識」」 (宝島文庫)
  •  中国共産党がいかに歴史捏造をしてきたか、その詳細を解説している。  だいたい、中国大陸の歴代王朝は、その前の王朝を否定するために 歴史家でもない官僚が歴史捏造し、新たな歴史書を編纂することを延々と やってきた。中国共産党も同じで、何かと「歴史を鑑にする」と言ってきたけど、 歴史捏造は得意中の得意だ。  抗日戦のリーダーが中華民国政府軍で、自分たちが「第八路軍」という名の 8番目の一部隊だったことも隠す [続きを読む]
  • 勢古浩爾「ウソつきの国」 (ミシマ社)
  •  著者がいろいろと例をあげて指摘しているけど、この社会にはウソが満ちている。 結婚披露宴でアホな新郎を「将来のリーダー」と持ち上げる上司のウソは、ウソでは あっても誰にも咎められないものだ。年内に年賀状に「明けまして・・・」と書くことも ウソだけれど、許されるものだ。それから、どこか責任感のないネット通販の宣伝 文句や、謝罪を要求されて即座に謝罪する人の言葉などなど。  なるほど、本当のことを言うのは [続きを読む]
  • 竹沢うるま「旅情熱帯夜」 (実業之日本社)
  •   フォトグラファーである著者が3年もかけて103か国を巡った。その旅の写真集 と紀行文。世界一周となると、やはり3年くらいはかけないといけないか。(^^)/  450ページほどのフルカラーの写真集とは実に贅沢なつくりだ。色調はネガカラー フィルムで撮影したような感じに仕上がっていて、それがまたいい効果を上げている。  風景写真もいいけど、人としっかりと対峙して撮影したものが素晴らしい。これだけ 人に向き [続きを読む]
  • ネルケ無方「仏教の冷たさ キリスト教の危うさ」 (ベスト新書)
  •  兵庫県にある寺の住職であるドイツ人の著者は、祖父は牧師だったという。 子供の頃からキリスト教と接していたため、聖書にもかなり詳しい。  一神教の神にあまり魅力を感じなかったという著者が仏教に魅かれたのは自然な ことかもしれない。この本では、キリスト教の歴史と教えについて長々と綴っているけど、 著者の言う通り、神を人に例えたら、いかにヘンな人(?)なのか旧約聖書を読んだら すぐにわかることだと思う。ど [続きを読む]
  • にしゃんた「ブッダと歩く神秘の国スリランカ」 (キノブックス)
  •  スリランカ生まれで、日本に帰化し、大学教授である著者によるスリランカ案内。 一般の観光ガイドと違っているのは、仏教という視点での旅を提案したものであること。  10年以上前にインドの最南端からスリランカが見えないかと目を凝らしたことがあったけど、 当然ながら見えなかった。(^^) そのインド、スリランカ間の海がとても浅いとは知らなかった。 かなり昔から比較的容易に行き来できたようだ。 それもあってか、ブ [続きを読む]
  • 上野正彦「監察医の涙」 (ポプラ社)
  •  何と2万体もの死体を監察してきた著者の数々の体験記。そんな体験をした 日本人はほとんどいないだろう。そこから生まれる人間観、人生観は尊いものだ。  自殺した若い女性の横で監察医到着前に後追い自殺していた男性のことや、 突然死した若い女性のおっぱいを吸う乳児のこと、夫の浮気を疑った母親が 自殺した後、子供二人が自殺したこと、義父による小学生男児の虐待死のこと、 コインロッカーに置かれていた赤ん坊の死体 [続きを読む]
  • 石田ゆうすけ「地図を破って行ってやれ!」 (幻冬舎)
  •  7年半かけて自転車で世界一周した著者が、今度は日本国内をまた自転車で旅した。 40歳を超えて、今のうちに体力の限り自転車で周りたいという思いもあるのだろう。 種子島や屋久島、口永良部島など、離島の旅が情緒豊かで魅かれるところがあった。 島の人々の旅人へのやさしさが感じられる。  北海道の旅も、礼文島や利尻島でのエピソードが楽しい。中でも、礼文島で36年前に たまたま宿で出会った旅人たちが、久しぶりに [続きを読む]
  • 中島らも「休みの国」 (講談社文庫)
  •  わが国には「〇〇の日」というのが何と500以上あるそうだ。ほとんど毎日 〇〇の日があり、当然ながらダブっている日も多い。それらがすべて休日になったら、 お役所も学校も要らない。(^^)/  世界都市計画の日とか、議会開設記念日、人口調査記念日、ユネスコ加盟記念日など 真面目なものもあれば、マリリン・モンローの日とか、ジュディ・オングの日、ナンパの日、 ゴジラの日、悪妻の日などもある。著者も書いているけど、 [続きを読む]
  • 下川裕治「週末ちょっとディープな台湾旅」 (朝日文庫)
  •  台湾は、人々ののんびりした性格がよく感じられて僕も大好きな国だ。 著者も公私ともに台湾を何度も訪れ本を書いてきたけど、この本では 旅慣れた観光客しか行かないようなところを紹介している。 台湾ではあまり見かけないというビアガーデンや、客家の街、ビーフンのルーツ の街、むかし監獄島と呼ばれた島、台湾人も大好きな温泉などなど。どこへ 行っても、南国人のアバウトな感覚が伝わってきてホッとする。(^^)  大日本帝 [続きを読む]
  • 又吉直樹「火花」 (文春文庫)
  •  売れっ子芸人でもある著者の芥川賞受賞作。ようやく読んだ。(^^)/  プロの漫才芸人を目指す主人公と、彼が尊敬している先輩との芸をめぐる日々。  ダウンタウンの松本さんにも感じるけど、芸で人を笑わせ続けることがいかに 大変なことか。常に新しいネタを作り、客の反応を見ながらやっていく。短期間なら 売れても、何年もプロの芸人として居続けることはとても困難な世界だ。 主人公と先輩も互いに刺激を受けながら芸を追求 [続きを読む]
  • 清水義範「夫婦で行くイスラムの国々」 (集英社文庫)
  •  数々の歴史本を書いている著者が、奥様と一緒にプライベートでイスラムの 国々を旅した時の話。旅行記なのだろうけど、それぞれの国の歴史をダイジェスト でわかりやすく紹介してあったりして、なかなか勉強になる。(^^)/  行ったのは、インドやトルコ、ウズベキスタン、イラン、レバノン、シリア、ヨルダン、 チュニジア、モロッコ、エジプト、スペイン、イエメンなどなど。スペインが入っている のは、イスラム教徒に征服され [続きを読む]
  • 武智鉄二「古代出雲帝国の謎」 (祥伝社黄金文庫)
  •  著者は映画監督としても有名だったので、僕も一度だけお会いしたことがある。 偉ぶったところがない、心の温かい方という印象だった。  さて、著者がこのような歴史本も出していることは知らなかった。  出版が昭和50年だから、その後に発見された遺跡には言及していないため、 話に新鮮なところがない。それに加えて、失礼ながら、著者の歴史思考というか 推理がかなり異端的なものだから驚きの連続だ。(^-^;  著者は、邪 [続きを読む]
  • 歴史読本「ここまでわかった!卑弥呼の正体」 (新人物文庫)
  •  タイトルでは「ここまでわかった!」となっているけれど、いつもながら邪馬台国が 九州にあったのか畿内にあったのかがわかっていない。それどころか、日本ではない フィリピンにあった、ジャワにあったなどの説もあるという。どうなっているのやら。(^-^;  卑弥呼についても、天照大御神説や神功皇后説、倭姫説、出雲族説、外国人説など 様々な説があり、結局依然として何もわかっていないのと同じだ。  卑弥呼が生きていた当 [続きを読む]
  • 武光誠「地図で読む「魏志倭人伝」と「邪馬台国」」 (PHP文庫)
  •  古代の日本列島の歴史を紐解くとき、中国大陸の古書から多くのことが わかる。言い換えれば、それだけ日本列島には文書が残されなかったか、 未だ発見されていないかだ。  この本では、「魏志倭人伝」を中心に当時の日本列島をイメージしている。 「倭人伝」がどういった経緯で書かれたかを知るためには、当時の中国大陸 や世界を知ることがいかに重要かということだ。つまり、「倭人伝」には史実が そのまま書かれているのでは [続きを読む]
  • 上明戸聡「日本ボロ宿紀行2」 (鉄人社)
  •  日本全国にある古めかしい旅館に泊まるのが大好きな著者の紀行文。  タイトルでは「ボロ宿」になっているけれど、著者も書いている通り、 けっしてボロではなく、歴史のある宿であることが多かった。  ビジネスホテルは、確かに画一的なところがあり、魅力に乏しい。 どうせ知らない土地でどこかに泊まるとなったら、この本に出てくる ような宿のほうが思い出もできていいだろう。  ただ、僕自身が体験したことだけれど、東北 [続きを読む]
  • 里中満智子「古事記」(壱)(弐) (小学館)
  •  今は「こじき」と読まれているけれど、書かれた当時は中国風の 音読はなかったそうで、この本は「ふることふみ」と読む。(^^)/  漫画なので、わかりやすくてとても楽しめた。天の岩屋戸や天孫降臨、 神武東征、ヤマトタケルなどの話が出てくる。  「古事記」の前半は特に史実ではない神話の世界だから、描く方は 史料が少なくて大変だっただろう。登場人物というか、神様たちの衣装や ヘアース [続きを読む]
  • 関裕二「壬申の乱の謎」 (PHP文庫)
  •  壬申の乱は、7世紀に起きた古代史最大の戦乱だけれど、むかしの 中学校や高校の教科書では、大化の改新と同じく大雑把に書かれてあった ように思う。今はどうなんだろうか。  著者のいろんな本を読むと、書かれてあることがすべて正しいのか どうかわからないけれど、当時の日本列島の状況をよくイメージできる。  壬申の乱は、天智天皇崩御の後の皇位継承権争いで、吉野に 隠棲していた大海人 [続きを読む]
  • 遠藤隼「ユーラシア大陸自転車旅日記」 (下野新聞社)
  •  著者は、2年をかけて自転車でユーラシア大陸を横断した。 出身地の宇都宮にある新聞に旅行記を連載しながらの旅で、それを 知っていたら、定期的に新聞を読んだほうがもっと楽しかっただろう。  自転車のみでの旅ではなく、何度か飛行機や船も利用しているとはいえ、 2年も時間をかけることができるなんてすごい。でも、日本のサイクリスト・ クラブでは、5年、10年以上の猛者もけっこういるそう [続きを読む]