freemoon さん プロフィール

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freemoonさん: freemoon-imagenation(s)
ハンドル名freemoon さん
ブログタイトルfreemoon-imagenation(s)
ブログURLhttp://kiraratoberry.cocolog-nifty.com/freemoonimagenation/
サイト紹介文サスペンス小説書いてます、興味を持ってくれたらうれしいです!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2013/06/15 12:45

freemoon さんのブログ記事

  • 『無人棟 135 』
  • 『ところであなた達は”石井四郎”と言う人物を知っていますか?』 言葉に詰まった岩... [続きを読む]
  • 『無人棟 132 』
  • 『丸腰の僕を撃つことはできないだろ?』『そこをどくんだ!君じゃなくそこにいる吉村の身柄を取り押えたいだけだ。』『残念だけどあれも僕の一部だ、君達にこれ以上傷つけさせる訳にはいかない。』『傷つけたりはしない、聞きたいことが山ほどあるんでね。』その一瞬1stは玲奈の手に触れた。”なに!”1stはそれまで気づかなかった・・・その一瞬で1stの動きは止まってしまった。『今だ!岩清水、確保!』『確保!』その [続きを読む]
  • 『無人棟 131 』
  • 半歩後ずさりした玲奈に言った。『安心していいよ、これは僕を含む佐久間 淳同士でしか出来ないことだから。』『じゃあ何か?そこにいる4th達にも移動出来るって言うのか?』『もちろんだ、彼らは僕が生み出した者だから最初から入れ替えは出来る。』『1stお前は本当におかしなヤツだったがそんな能力まであったとはね。』『タイミングさえ間違えなければきっと楽しいよ。』『だからお前は変わり者と呼ばれたんだよ。』『こ [続きを読む]
  • 『無人棟 130 』
  • 『最後にしますからもう一度だけ顔を見せてもらえませんか?』『玲奈ちゃん、こいつは生まれた時から俺が知ってる”佐久間 淳”だよ。』『ううん、わかってるの・・・でもホントにそっくりだから確かめたいだけなの。』『オリジナル・・・彼女は僕に用事があるみたいだ・・・君の出番じゃない。』『お前は最初から”佐久間 淳”以外の何物でもないだろう。』『オリジナル、君は3rdに会ってるよね・・・何か聞いていないか?そ [続きを読む]
  • 『無人棟 129 』
  • 夜の航空公園は人影がなく静かだった。二人は距離を感じつつ約束の場所へと歩いていた。航空公園のほぼ中央にある時計台の下にその男はいた。『やっとおでましか・・・。』1stのその言葉で二人は自分たちの存在と距離を確認していた。『何だい?こんなとこに呼び出して。』βの言葉に1stが答えた。『これから君達には知っていて欲しいことがあってね、それでここに来てもらったんだ。』『そんなの君の得意な”追体験”で教え [続きを読む]
  • 『無人棟 128 』
  • バタバタと数人が廊下を歩く音が教授棟の中に響いていた。コンコン!『先生いらっしゃいますか?』コンコンコン!『大野先生いらっしゃいますか?』・・・・・。『先生失礼しますよ。』部屋に入ると自分の机のそばに立ち外の景色を眺めていた大野が振り返った。『どうしたのかね、君達・・・怪訝な顔をして。』『先程のニュースは何ですか?あそこに立っていたのは誰ですか?』『そうか・・・君達も見たのか・・・アレはね・・・レ [続きを読む]
  • 『無人棟 127 』
  • ”4th・・・君にも聞こえているだろう?時間は19:30に決行だ””聞こえているよ・・・・・わかった、僕は何をすればいい?””部屋の南側に窓があるだろ?そこを割ればいい、そして職員が来たらドアから出るんだ!東側に非常用出口があるからそこから出るんだ。””わかったよ、やってみる!””βは児童相談所に行って自分が本物の佐久間だ!と言って職員を混乱させてくれ、くれぐれも君が捕まることのないように。””あ [続きを読む]
  • 『無人棟 126 』
  • 頭をかきながら喫煙室を出ると平川が機嫌の悪そうな顔で外から帰って来た。『そっちはどうでしたか?』顔の表情で答えはわかっていたもののあえて聞いてみた。『ダメだ・・・まぁ身の隠し方を教えたのは俺なんだがね。』『そうですか・・・ところで吉村と佐久間の繋がりは一体なんでしょう?』『それはたぶん例のクローン計画なんだろうと思うが・・・俺の知っている吉村じゃない。』『と言うと”あれ”も同じようにクローンと言う [続きを読む]
  • 『無人棟 125 』
  • 『うぅ〜ん何だろう・・・声かな?たぶん声があたしの好きな人に似てるんです。』『声?声がその人と俺が似てるの?』『そう!やっぱりそうだ!声がそっくりなんですよ!』『そうなんだ・・・。』吉村は少し考えてから答えを言うか悩んでいた。”声は声帯、骨格が似ていないと近づくことはない・・・どうゆうことだ?”『どしたんですか?変なこと言いました?』『いやそうじゃないよ・・・声が似てるってどうゆうことかな?って思 [続きを読む]
  • 『無人棟 124 』
  • 『遅くなりました、イチゴのムースパンケーキです。』『はい!あたしです!』ちょうど皿に盛りつけられたライスに食いついていた吉村は下から店員を見上げる形になっていた。『ところでさ、もう一度聞きたいんだけど・・・ホントに高校生なの?』『えっ?あたしですか・・・いくつに見えます?』『いや、私服だし幼い顔してるから中学生にしてはちょっと・・・・・だけど大学生には見えないし。』『えっ!幼いですか・・・子供っぽ [続きを読む]
  • 『無人棟 123 』
  • 『では教頭先生と菅沼さんは1、2階をお願いします!私と森先生は3、4階を。』『わかりました、森先生よろしくお願いしますよ。』菅沼と教頭が職員室から出て行くと岩清水と国語教師の森は少しだけ話をしていた。『本当に不審者がうちの校舎に入って来たんですか?』『いえいえ、まだ未確認情報なんですが・・・用心に越した事はないかと。』『用心ですか・・・。』『では我々も行きましょう!』職員室からすぐの階段を上がり4階 [続きを読む]
  • 『無人棟 122 』
  • ダン!ダン!ダダン!キュッ!キュッキュッ!ブゥ〜ンブゥ〜ンブゥ〜ン!ちょうど自分の心臓の位置でスマホが震えていた。”何だ?僕は眠っていたのか?”自分の真上で子供達がボールで遊んでいるのがわかった。スマホの画面を見ると菜摘からだった・・・メールが届いていた。”もうすぐ搭乗するわ、やっぱり来ないのね。”『やっぱりか・・・。』1stは体育館の床下で息をひそめた。『ですから今日は校長が県の教育委員会に出かけ [続きを読む]
  • 『無人棟 121 』
  • 東川を北上するように側道に沿って歩くオリジナルは自分の逃走の為にスーツから着替えたことを少し悔やんでいた。スーツ姿の人間が歩いていれば何かの営業にでも来ているのだろうぐらいに考えてもらえたかも知れなかったからだ。交差点を通り過ぎると遠くから子供の声が聞こえてきた。”もうそんな時間なのか・・・。”下校時刻になった小学生達が悪ふざけをしながらオリジナルに向かって来るように思えた。不審者として連絡などさ [続きを読む]
  • 『無人棟 120 』
  • 『こちら平川、吉村は航空公園を南下し国道463号線を逃走中住宅街に侵入しようとしている!近くの移動車は至急援護求む!』『こちら菅沼、岩清水どこまで行ってる?』『はい!岩清水!航空公園を抜け住宅街に逃げ込まれました、現在捜索中です・・・見失いました・・・すいません。』『謝るのは後でいい!今どこだ?』『えぇと・・・こぶし町内です航空公園を東に真っ直ぐに進んだところです。』『わかった!そっちに向かう!』 [続きを読む]
  • 『無人棟 119 』
  • 『ん?2ed・・・いやオリジナル、君今何をした?』『お前にはない能力かな・・・。』『なんだ・・・心がない?』『お前たちのような脳の出来じゃないんでな、と言うかこれが人間の能力だ。』『どうゆうことだ・・・君の心が読めない。』1stは重い一撃を喰らった!『どうした・・・お前にしては意外だな。』『くそ!何故何もお前は想い浮かべないんだ?』『これが無の境地ってやつだよ・・・お前たちのような情報を記憶を共有出来 [続きを読む]
  • 『無人棟 118 』
  • 『で、その男はどうしたんだ?・・・ヤったのか?』『あぁ・・・消したよ、同じ名前の人間は2人もいらないだろ?しかしいいモノを持ってるやつだったから利用させてもらった。』『同じ名前を持つ者はいらないだと・・・僕たちを生み出したお前が言うのか・・・あきれるな・・・それに利用?顔をもらったほかにか?』『そうだよ、公安の刑事だったんだ・・・俺を不審者だと職質して来たから逆に殺してやった。』『何で笑ってる?』 [続きを読む]
  • 『無人棟 117 』
  • 休み時間の教室では仲のいい友達同士で集まりワイワイ話をしているように見えた。しかしみんなの手には必ずスマートフォンがあり、それを操作しながら話をしている。玲奈は違和感を感じていた、その小さく薄い板の中に一体何が入っているのだろう?と。ほぼ全員がどこか片手間にリアルとバーチャルの世界を行き来してしながら話だけを上手く合わせているようにしか見えなかった。”どうしてだろう?そこにあなたの何があるの?”玲 [続きを読む]
  • 『無人棟 116 』
  • 『何言ってんですか、菅沼さんの称号はまだいただけませんよ。』『そうですよ、まだまだ沼さんにはお世話になるんですから。』『おいおい、お前たちいつまでこんなじじいに面倒かけるつもりなんだ?』『アハハ、やっぱり菅沼さんはすげぇや・・・もうすっかり菅沼さんに取りこまれちゃったよ。』『これが”捜査の鬼”と呼ばれた沼さんのすごいところですよね。』『何言ってやがるんだ、これからはお前たちが”鬼”にならないと犯罪 [続きを読む]
  • 『無人棟 115 』
  • 『佐久間は本当に素直な子だったのよ、自分の寂しい少年期を送ったことを糧にしようと生きてきた子だった。』『えぇそれは前任の方からの報告書にも書かれていますね。』『私がゲームの話を持ちかけた時も喜んでいた・・・ただあんなモノまで作っていたとは思わなかったけれどね。』『それはあのアプリのことですね。』『そうね、佐久間はゲームに紐づけたアプリで何かをしようとしているのはすぐにわかった。』『ちょっと待って下 [続きを読む]
  • 『無人棟 114 』
  • 『前島さん、あなたが覚えていることを話してもらえますか?』『僕の覚えていることですか・・・僕がまだ大学で2年生の時の学園祭で北川先輩の作っていた”ドラスト”の試作品をやらせてもらったんです、これは面白いとすぐにわかりました。僕はすぐに北川先輩に手伝わせてほしいって話たんです、先輩はすぐに僕と握手をしてくれて喜んでくれました。丁度その後永井先輩が僕らの部屋に後輩を連れてやってきたんです・・・僕らは永 [続きを読む]
  • 『無人棟 113 』
  • それを伝えると目の前の男は半狂乱になって声を上げた。『そんなバカなことがあるわけないでしょう!』『残念だけど本当のことなんだよ、事実だ。』『そんな・・・。』男が下を向き涙を流した時、肩で息しているのがわかった。新たな国選弁護人である本山が佐久間 淳の死を伝えた時、前島 弘樹はまだ鈴森 涼子だったのだ。声を聞いた看守が中の様子を覗き込んできたが今まで通り話を進めた。『前任者から引き継ぎの際に言われた [続きを読む]