ミクラス さん プロフィール

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ミクラスさん: 未知なる心へ
ハンドル名ミクラス さん
ブログタイトル未知なる心へ
ブログURLhttp://ameblo.jp/nomimata/
サイト紹介文統一教会入信から脱会までの日々と、脱会後の真理探求。私小説とエッセイ集。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供65回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2013/06/15 14:55

ミクラス さんのブログ記事

  • 「本当の自分」は簡単には分からない(2)
  • このことを考え出したきっかけは、数年前に参加した会話教室だった。 私は当時、営業の仕事をしていたので、会話が上手くなりたいという切実な望みを持っていた。それで色々調べて、東京での一日セミナーに参加したのである。 この会話教室は一風変わっていて、話し方や言い回しなどの勉強は一切なかった。 「人間には元々、会話する力は備わっている」というのが、ここの先生の主張だった。 「一人の自分。一 [続きを読む]
  • 突然、移動の打診
  • 今日、何の前触れもなく上司が現場に現れ、別室に呼び出された。 もう、その時点でおおよそ察しはついたのだが、職場を移動せよとの打診だった。 せっかく今の職場で落ち着いてきたと思ったのに、移動。 私の人生、仕事に関して平穏無事を望むのは無理らしい。 移動が確定したら、こんど一緒に働く相方は、かなり気が強い女性。 今まで何人もの社員を退職に追い込んだツワモノである。 私も二 [続きを読む]
  • 「本当の自分」は簡単には分からない(1)
  • よく「本当の自分」という言葉を耳にする。 「こんなの、本当の私じゃない!」とか、「私の本当の姿を知ってほしい」とか。 大多数の人々は家を一歩出ると、よそ行きの仮面を被る。 だから家族と話す時と、会社の上司と話す時の口調は異なるはずだし、それが当たり前のことだと誰もが思っているはずだ。 ならば、家での姿が本当の自分で、職場での姿は偽りの自分だろうか。 私は [続きを読む]
  • 必死の力・必死の心
  • 必死の力・必死の心―21世紀を生きる全ての人たちへ (Nippon sports mook (... Amazon この本は、高校から大学にかけて空手や日本拳法を修行していた頃、私のバイブルだった。懐かしくなってマーケットプレイスで購入したのだが、久し振りに読んで、内容の濃さに驚き圧倒されている。  「すべての武道を志す者に言いたいのは、『武』とは決して個人の強さを競うためにあるのではないということだ。  [続きを読む]
  • 共鳴
  • 「T兄の話」をなんとか書き終えた。 私は今までも何度か、原研時代のことを書こうとして挫折した経験がある。最初ははり切って書き出すのだが、段々と行き詰ったり面倒くさくなったりして、中断してしまうことが多かったのだ。 でも、それは読んでくださる方に失礼なことなので、今回はとにかく、最後まで書き切ろうと決めていた。それでなんとか完結させたのだが、私とT兄との間に大きな出来事や事件があったわけでもな [続きを読む]
  • T兄の話(10・最終章)
  • その後、T兄はF(万物復帰=F)の途中で、数日間失踪するという事件を起こした。詳しい理由は知らないが途中で歩めなくなり、売上金を使って電車に乗り放浪していたというのである。 私はそれを聞いた時、にわかには信じられなかった。Fの売上金に手をつけることは、神様のお金を盗んだことになり、子孫七代にまで及ぶ大罪になると言われていたからである。 しかもT兄は原研屈指のエリートであり、Fのキャプテンも何度も [続きを読む]
  • T兄の話(9)
  • その頃、私の大学の原研メンバーは私一人だけとなっていた。まだK学舎があった頃は、昼休みに三〜四人ほど集まってキャンパスで伝道したのだが、M学舎に引っ越してからは遠くなってしまったので、キャンパスではなく大きな駅の構内などで伝道をすることが多くなった。しかし、私はM学舎時代に、ゲストをビデオセンターまで連れていった記憶が無い。もう翌春に大学を卒業するし、卒業後献身(統一教会の専従員となること)するこ [続きを読む]
  • T兄の話(8)
  • 私が入寮した頃、K学舎はけっこうな大所帯だった。女性は二、三人しかおらず男性ばかりだったが、二十人以上が寮で共同生活を送っていたのである。 しかし一年経ち二年が過ぎると、多くの先輩達が卒業して人数が大幅に減った。 原研は学生組織のため、新しい人が入ってこないと、年度が変わるごとにどんどん人が減っていく。つまり、K学舎ではさっぱり伝道が進まなかったのである。 人が来ることは来るのだが、2D [続きを読む]
  • T兄の話(7)
  • その頃の私の日常は、原研の活動がすべてだった。 原研(統一教会)では、文鮮明師をメシアと仰ぐ信者を「原理」、信者以外の一般人を「非原理」と呼び、明確に区別していた。いわゆる「選民思想」で、原理を知った我々の方が優れており、原理を知らない一般人は(霊的に)劣っているとみなしていたのである。 だから、信仰が深まれば深まるほど思想が偏り、過激な傾向が増していく。イスラム原理主義と同じだ。自分たち [続きを読む]
  • T兄の話(6)
  • 実際に一緒に歩んでみると、T兄の印象は、私が思い描いていたものとはかなり違っていた。私はT兄を「スーパー食口(シック。統一教会では信徒のことをこう呼ぶ)」だと思っていた。なんの迷いもなくみ旨のために突き進む、揺るがない信仰を持つ男だと思っていた。そして私は、そんなT兄がガンガンと私たちを叱咤激励し、チームを引っ張ってくれる姿を想像していた。だが身近に接してみると、T兄は私たちとそう変わらない普通の兄 [続きを読む]
  • T兄の話(5)
  • 私はT兄と同じキャラバンに乗り込んだ。初日は移動だけなので、チームの面々と車内で雑談を交わす。同じ学舎の兄弟もいれば、ほとんど初対面の兄弟もいた。その中でも私は一番の下っ端だった。 明日から始まる長い戦いに向けて、誰もが緊張していた。まさに戦場に向かう兵士の気分である。私は二度目のキャラバンだったが、前回は途中から合流したので、チーム全員で出発するのはこれが初めてだった。 とにかくF(万物復 [続きを読む]
  • T兄の話(4)
  • 原研でも、キャラバンは一番過酷なみ旨(統一教会では信仰活動のことをこう呼ぶ)だった。 ワンボックスカーに6〜7人(ドライバー含む)が乗り込んで、任地まで移動する。そしてトイレと水道のある公園や学校、無人駅等を探して、そこで一夜を明かす。 夏は地面にダンボールを敷いて、星空を眺めながら眠る。夏でも朝方は冷えるので寝袋に入る。もちろん虫除けは欠かせない。車内で寝る人もいたが、夏場は野宿の方がず [続きを読む]
  • T兄の話(3)
  • 原研は私が人生の中で初めて得た「居場所」だった。私は幼い頃から人見知りする性だった。また小柄で運動が苦手だったせいか「自分は人より劣っている」という思いが常にあった。そのせいか、人の輪の中に自分から進んで入っていくことが苦手だった。それでも友達はいたし、人を笑わせることが好きで、お笑い芸人に憧れていた時期もあった。しかし中学三年生の時に、友人の少ないクラスになり、浮いた感じになった。その頃から自分と [続きを読む]
  • T兄の話(2)
  • T兄はすべてを兼ね備えた兄弟だった。私にはないもの、欠けているもの・・・つまり、私が欲しかったものをすべて身につけた完全な存在だった。少なくとも、当時の私にはそう思えた。 私は小柄で短足だが、T兄は180センチ近い長身でハンサムだった。おまけに爽やかで厭味がなく、性格はまじめで優しかった。霊の子(自分が伝道した人)も何人かいて、F(物売り)でも一日10キロ(10万円)を売り上げるという、絵に描いたよう [続きを読む]
  • T兄の話(1)
  • 私が大学生の頃、原研(原理研究会。統一教会の下部組織)の先輩にTという兄弟がいた。私がいたK学舎ではなかったが、同じ市内で数キロ離れたM学舎に属していた。 原研では、伝道されるとまずは2DAYSという二日間のセミナーに参加する。そして次に6DAYSという六日間のセミナーがあるのだが、ここで初めて文鮮明(教祖)の人生と教えについて学ぶ。文鮮明は再臨のメシアであり、この道こそが唯一の救いの道、真理であると説 [続きを読む]
  • 記憶の扉
  • 何か記事を書きたいと思いながら過去のことを振り返っていたら、意識の表面からはすっかり消えてしまったような出来事が、意外と多いことに気付いた。私は色々と統一教会関係の思い出を記事にしてきた。だから、その当時のことを何度も振り返ってきているのだが、とても鮮明(教祖ではない)に憶えている出来事もあれば、ぼんやりとしか思い出せない記憶や、スッポリと欠落している期間もある。その境界線は何なのだろう。やはり、強 [続きを読む]
  • 普通がいいという病
  • 「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)Amazonこの本はとても内容が深い。アマゾンのレビュー評価が高かったので、まずは図書館から借りたが、読みはじめてすぐにkindle版で購入した。今までの一般的な自己啓発本とは根本的に違う。規制概念を覆すような内容で、人生に悩む人には、きっと役に立つ内容だと思う。最近、あまりブログを更新していないが、本当は書きたいことがたくさんある。この本の感想 [続きを読む]
  • 私を構成する成分は・・・
  • キラリさんの記事から入って試してみたのですが・・・。思わず笑ってしまいました。^^;▼私を構成する成分は・・・\あなたはなにでできている!?/成分チェッカーで分析するいったい何を元に分析しているのか?でも、おもしろいですよね。 [続きを読む]
  • 清水富美加の芸能界引退について(2)
  • 金正男暗殺のニュースで若干影が薄くなったものの、清水富美加の出家騒動は、想像以上に大きく取り上げられた様である。私もテレビ番組で出演者のコメントを聞いたり、ネット記事の読者コメントを読んだりしたが、皆が無責任に好き勝手を言っているという印象を受けた。(まあ、私もその一人だが)私が残念に思うのは、「仕事はキチンと全うすべきだろ」という正論を振りかざす人が多いことである。これはやっぱり、幸福の科学という [続きを読む]
  • 清水富美加の芸能界引退について
  • 人気女優の清水富美加が、幸福の科学で出家するために芸能界を引退するという。私は少し前までは名前も知らなかったくらいだが、テレビで見たときは可愛いと思ったし、芸能人らしからぬ素朴な感じには好感をもった。もし自分が十代の頃だったらファンになっていたかもしれない。その彼女の突然の引退宣言には、当然ではあるが残念だという声や、否定的な意見が多いようである。私も幸福の科学は好きではない。だが、30年にも渡っ [続きを読む]
  • 失わないと分からない
  • 数日前、キムチ鍋を食べたら、就寝後にお腹が痛くなってトイレに駆け込んだ 体調を崩したのは久々で、健康のありがたさを改めて思い知らされた。 健康な時には健康のありがたさが分からない。 同じように、平穏な日々のありがたさも、それが失われたときに初めて身に沁みるのだろう。 それが人間の持つ宿命なのかもしれない。 私もここ数年、ずっと仕事のことで苦しんできたが、その苦しみからはやっと解 [続きを読む]
  • 自己受容
  • 最近、しばらくサボっていたブログを更新し始めたが、それは、アドラー心理学の影響が大きい。 アドラー心理学では「対人関係は悩みの源泉だが、生きる幸せや喜びは対人関係の中に入っていかないと得ることはできない」から、対人関係に入っていく「勇気」を持てと説いている。 私は劣等感が強いため、対人関係は基本的に不得手である。 それに学生時代は統一教会の活動にのめり込んでいた為、普通の友達はほとんど [続きを読む]
  • 大切
  • 最近、ファンモンの曲にはまっている。 息子が好きだったので、車でCDをかけていたこともあるから、曲を知らなかったわけではないが、自分から積極的に聞くことはなかった。 というのも、当時、私は仏教と瞑想修行にどっぷり浸かっていた。 伝統的なテーラワーダ(上座部)仏教では、音楽を聴くことを推奨しない。煩悩を増やすからということで、八戒(在家信徒の戒律)で禁じられているくらいなのだ。 [続きを読む]
  • 人を愛する能力
  • 最近アドラー心理学の本を読み直している。 最初に読んだのが、かの有名な「嫌われる勇気」 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え Amazon この本はロングセラーになるだけあって、たしかに名著だと思う。他にも何冊かアドラー関連の本を読んだが、心に響くという意味ではこの本がダントツである。 そして今読んでいるのが、この本。 人生を変える勇気 - 踏み出せない時のアドラー心 [続きを読む]