tomonari さん プロフィール

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tomonariさん: マニアックな政治経済を語る。
ハンドル名tomonari さん
ブログタイトルマニアックな政治経済を語る。
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/tomonaris1218/
サイト紹介文国際政治専攻の院生が語る国際政治
自由文都内の大学院生です。
関心分野:安全保障/戦略論/冷戦
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供33回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2013/06/17 14:45

tomonari さんのブログ記事

  • 2017/02/06歴史研究と国際政治理論と?
  • こんにちは。お久しぶりです。私の守備範囲は戦後日本外交史研究と(国際)安全保障論全般(安全保障を中心に戦略論から国際政治学にまたがっているのではと思ってます)になります。国際がついてるのは一応意味があるのですが、ここでは割愛します。理論も歴史も一応やったという人です。日本外交史はイメージしやすいと思います。まず、戦略論、安全保障論、国際政治学、国際関係論の射程について示したいと思います。ざっくりい [続きを読む]
  • 憲法9条と日米同盟=吉田ドクトリンという説について
  •  憲法9条と日米同盟=吉田ドクトリン(添谷、2009)とする主張についての見解書いてみたい。 憲法9条と日米同盟と吉田ドクトリンについてなのですが、議論をする際に時代を限定する必要があるでしょう。日記ですから、雑記であることを断っておきます。日米新安保成立〜冷戦終焉までです。 まず、憲法9条、日米同盟、吉田ドクトリンの長所、短所についてです。    憲法9条長所 再保証(侵略はしない平和国家のアピール [続きを読む]
  • 書評マーチン・ファン・クレフェルト『戦争文化論上』
  • 本書は、危険であるが的を得ており刺激的なものである。最近はやりの「科学的」あるいは、「合理的」な戦争観を否定し、人間の本性に根付く根源的な戦争観を提示する。クラウゼヴィッツが政治学的な戦争の考察とすれば、クレフェルトは社会学的な戦争の考察といえよう。本書は三部構成となっている。第一部戦争に備える第二部戦争と戦闘において第三部戦争を記念するである。クラウゼヴィッツが触れていなかった点に言及しているこ [続きを読む]
  • 地域統合を中心に
  • EUの直近の課題では、イギリスのEU離脱もあるが、それ以前の問題として主に次の2点があげられるだろう。 1点目は、EUにおける境界線の問題である。2点目はナショナリズムの問題である。1点目については、EUの統合が進んでいった際に、境界線に関して様々なフリクションがおきる。境界線が拡大していく反面、内に境界線があり、「統合の中の分断」がある。 2点目は、ナショナリズムに関する問題として、リベラル・ナショナリ [続きを読む]
  • 日(米)と中国衝突を避ける方法を考える
  • 前のブログの立場は物的なパワーの分配が国際政治を決定づけるという構造的リアリズムでではないかと思われる。そして、軍事的な理論を重視されていることからは、リアリズムの中でも、政治的リアリズムというよりは、軍事的リアリズムであると言えよう。日(米)と中国が衝突する可能性が非常に高いという見解であると理解したが、自身の見解、分析では必ずしもそうとは言えないと考える。まず、核のバランスが大きく米中では異な [続きを読む]
  • 中国政治、中国の安全保障
  •  まず、中国では、エリート政治の制度化についてまず述べる。政治局常務委員では、定年制(68歳まで)と任期制(2期まで)があるが、権威主義体制で定年制があるのは、中国のみである。歴史的に、中国は改革開放前後、天安門事件前後、2000年前後で変化が起きている。さて、近年の中国の安全保障政策で、2010年以降に新段階に入り、戦略的競争関係に入った。日中は軍事的に対立している。レアアースの禁輸が無意味なところから、 [続きを読む]
  • ルパート・スミス『軍事力の効用新時代「戦争論」』全体のまとめ
  • 従来型の国家間(の工業化された)戦争はもはや存在しない。戦争の土台となる考え方がどれほど変化しているかを理解する必要がある。トーマス・クーンの言うパラダイム・シフトが重要になる。これが、おきたのは1945年の核兵器の登場であり、冷戦である。ここでいう古いパラダイムは国家間戦争であり、新しいパラダイムは人間(人々の間での)戦争である。人間戦争は以下の6つの傾向によって特徴づけられる●戦いの目的が…変 [続きを読む]
  • ルパート・スミス『軍事力の効用新時代「戦争論」』新まとめ!
  • 従来型の国家間(の工業化された)戦争はもはや存在しない。戦争の土台となる考え方がどれほど変化しているかを理解する必要がある。トーマス・クーンの言うパラダイム・シフトが重要になる。これが、おきたのは1945年の核兵器の登場であり、冷戦である。ここでいう古いパラダイムは国家間戦争であり、新しいパラダイムは人間(人々の間での)戦争である。人間戦争は以下の6つの傾向によって特徴づけられる●戦いの目的が…変 [続きを読む]
  • 戦略論のオススメの本厳選10選!
  • ・アントワーヌ・ジョミニ『戦争概論』中央公論新社、2001・エドワード・ルトワック『エドワード・ルトワックの戦略論』毎日新聞社、2014・カール・フォン・クラウゼヴィッツ『戦争論』中央公論新社、2001・カール・フォン・クラウゼヴィッツ『戦争論』中央公論新社、2001・金谷治『新訂孫子』岩波書店、2001・マーチン・ファン・クレフェルト『補給戦―何が勝敗を決定するのか 』中央公論新社、2006・マ [続きを読む]
  • ルパート・スミス『軍事力の効用新時代の「戦争論」』結論何をなすべきか
  • 国家間戦争と人間戦争は異なるが、その違いを理解し受け入れなければならない。 敵は、われわれの意図を変え自分たちの思い通りにするために、さまざまなグループに属する人々の安全や財産、生き方に脅威を与えている。敵は人びとの間にその一部として存在し、そこで戦闘が行われる。 戦略―政治的、軍事的、経済的、構造的、局地的その他の基本概念を含むものーを策定する場合、もたらすことが望ましい成果がそのようなものであ [続きを読む]
  • 世界の核兵器、これだけある(朝日新聞)〜核の議論〜
  • 今日はこれに関連して、核の議論について触れてみたい。1945年にヒロシマ、ナガサキに原爆が投下された。この破壊力はすさまじく、戦争の意味が変わったと認識が米国で現れた。バーナード・ブローディの言葉を借りれば、これまでの軍の任務は戦争に勝つことであったが、主要任務は回避することである。核時代では、いかなる勝利もその代価を払う価値はないということである。ブローディは核戦略があるとすれば、核戦争を起こさ [続きを読む]
  • 中国は覇権国となるのであろうか?
  • 結論からいえば、目指すことは確実であろう。だが、様々な要因(政治・軍事・経済・ソフト・パワー)から極めて困難である。力不足であるということだ。では、目指そうと「は」する理由を述べたい。理論と歴史の2つからアプローチしたい。太字の解説はのちのちしようと思うが、当面はぐぐってください。キーワードです。ネオリアリズム(とくに、オフェンシブリアリズム)から・・・物的なパワーバランスが国家の行動を決定づける [続きを読む]
  • ルパート・スミス『軍事力の効用新時代の「戦争論」』第2章発展
  • いかに事前に計画を立て訓練をしようと、戦闘は状況に支配される出来事である。軍隊の構成も軍事力の行使も指揮官が決定するので、指揮することは軍事力を行使するうえで非常に重要な要素になる。指揮官の戦争に対する適性、性格、士気、勝利しようとする意志は、その意志と指揮努力を勝利に向けて集中し勝利に結びつける非常に重要な要素である。司令官たる指揮官の次の務めは、相容れない責務が発生するたびにどちらを優先するか [続きを読む]