狐舞 さん プロフィール

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狐舞さん: 狐舞の読書日記
ハンドル名狐舞 さん
ブログタイトル狐舞の読書日記
ブログURLhttp://7246dokusyo.sblo.jp/
サイト紹介文読んだ本の感想を掲載します。
自由文 架空戦記や図書館の新着図書で気になったものを読んでいます。
 本を読むということは著者との対話であるという考え方から、書かれた内容ではなく著者の姿勢・態度について言及する場合もあります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2013/07/14 15:43

狐舞 さんのブログ記事

  • 平和ボケ お花畑を論破するリアリストの思考法 著者:渡邉哲也
  •  リアリストの思考法というよりは、サヨクあるいはパヨクの思考法の分析と言ったほうが内容に即したタイトルになるか。”お花畑”がなぜそのような思考をするのか、その理由についての考察。そして原因となったマスコミ批判へと展開している。なお、”お花畑”の原因の一つにGHQも挙げられているが、GHQが守るべきはアメリカであり、そのために日本人を洗脳したのはある意味正しいといえるだろう(洗脳された側は堪ったものではな [続きを読む]
  • あと5年で銀行は半分以下になる 著者:渡邉哲也
  •  4月に幾つかの銀行の合併が報道された。またしても著者の予測通りとなってしまった。銀行を取り巻く状況を銀行の本来の役割とともに解説し、どこに問題があるか、何が問題なのかを淡々と述べている。4月以降の動きをにらみ、少し急いで発行したのか、一度読んだだけでは意味が通らなかったり、主語の定まらないパラグラフがあったりと校正が甘いところが目立った。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 南太平洋大決戦 2 (ヴィクトリーノベルス) 著者:林譲治
  •  このシリーズに限らず、林の作品には毎回何らかのテーマがある。今回は「現場」だろうか。機械化に必要な整備に注目することで、陸軍の機械化がなぜうまくいかなかったのかをあるべき姿を示して検証している。現場経験の有無、すなわち「やっている」と「習った」の違いを上手く描いている。教科書通りにはいかない、全ての道具、材料があるわけではない戦場においては経験は大きな強みになるのは当然であるが、知識だけでだいた [続きを読む]
  • 応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書) 著者:呉座勇一
  •  何が原因で誰が勝ったのかがよくわからないと言われる応仁の乱。本書は史料を丹念に読み解くことで、応仁の乱の実像を明らかにしたと言っても過言ではない。確かに複雑ではあるが、順を追っていけば理解できる範疇にあり、また、それぞれが乱の収束のために動いていたが、思い込みや行き違い、見栄の張り合いでズルズルと続いてしまっていたということがわかる。 中心となる史料は興福寺の僧侶である経覚と尋尊、二人の遺した日 [続きを読む]
  • 論理と哲学の世界 (ちくま学芸文庫) 著者:吉田夏彦
  •  論理学も哲学の一種であると同時に、数学が科学の言語であるように、哲学の言語は論理学である。とはいえイメージとしての哲学からは外れた内容が大半を締めているため ―― 終盤は一応哲学で話題になる「時間」、「空間」、「五感」、「形而上学」などを扱っているが ―― 哲学の本を読んでいるという印象は薄く、むしろ情報理論の本を読んでいるような印象を受けた。哲学のイメージとは異なるものの、議論の俎上に挙がっている [続きを読む]
  • 通信システム工学 著者:鈴木利則
  •  通信関連の仕事はしていないが、専攻は通信工学だったので何をやっていたのかを思い出すために時々こういった通信工学の本を読むようにしている。Wi-Fiやスマートフォンといった今の用語が出て来たりするものの、方式を示す用語や数式は10年前と変わりがない。そういう視点で見ると今の通信工学はアプリケーション側が大きく変化していることが分かる。内容に変化がなさそうな本でも、発行日の新しいものを読むとこういう気づき [続きを読む]
  • 興国の鉄槌3 日米最終決戦! (ヴィクトリー・ノベルス) 著者:和泉祐司
  •  富嶽開発の目的を考えれば、その目的達成が描かれていれば終戦まで描く必要なないのだが、どうも尻切れの印象が拭えない。富嶽の関係者は登場しているのだが富嶽自身がそれほど描かれていないし、特に今回は、飛び立って号令をかけた次の段落で爆弾を投下する、これの繰り返しで単調さを感じた。ロスアラモスへの爆撃ですらこんな感じだった。ここがもう少し違う描かれ方をしていれば、あるいは報告を受けたルーズベルトが衝撃の [続きを読む]
  • 味噌・醤油入門 (食品知識ミニブックスシリーズ) 山本泰/田中秀夫
  •  普段、当たり前のように口にしているが意外と知らない味噌と醤油のことがよく分かる。味噌と醤油ともに中国が起源で飛鳥時代の文献に記述があるほど昔からあり、まさに伝統的な調味料といえる。醤油には様々な種類があるが、植物性の原料のみを使用した場合に醤油であると認められるという。つまり「しょっつる」は魚を使っているため厳密には醤油ではなかったということになる。伝統食ということもあって産地や材料でなんとなく [続きを読む]
  • 米中開戦 躍進する日本 著者:渡邉哲也
  •  読者が著者に追いつけないとも言われている渡辺氏による最新の米中分析。米中開戦もささやかれるなか、経済という軸で米中の関係、そしてランプ大統領の「100日計画」と「28の公約」から世界の今後を大胆に予測している。トランプ政権の最初の一手は対中包囲網である、という指摘は結論ありきのように感じた部分もあるが、アメリカに限らず中国の動きを牽制する動きをしており、対中包囲網という読み方はあながち間違いではなさ [続きを読む]
  • 文具上手 著者:土橋正
  •  様々な分野で活躍している人たちがどんな文具をどんな風に使っているのかを垣間見ることができる。なかでもロディアを使ってGTDを上手く回している例は、ちょうど今GTDを取り入れようと試行錯誤している時なので非常に参考になった。それぞれ面白い文具の使い方をしていて興味深かったのだが、著者のパソコンに対するスタンスが否定的すぎるのが気になった。アナログの文具である紙とペン、ディジタルの文具であるパソコンの長所 [続きを読む]
  • 新生八八機動部隊(3)ソロモン諸島、激突! (RYU NOVELS) 著者:林譲治
  •  何とも言えない結末。結末が主題ではないことは読めば分かる。事実、暗号と電探に関するやり取り、潜水艦による偵察は面白かったのでこれが書きたかったことなのは間違いないが何かが違う。今回は「特設巡洋艦慶事丸」が意外な活躍を見せ戦局を動かすのだが八八艦隊所属ではない。やはりタイトルにもなっている八八機動部隊がそれほど表に出ていないことが物足りなさにつながっているのではないかと思う。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 貧者の一票 グローバル経済の崩壊と連鎖する無血革命 著者:渡邉哲也
  •  トランプ大統領が誕生した理由についての、世の中に出回っている全ての解説を見たわけではないがマスコミの影響力の低下であるという著者の分析はかなり的確だと思う。SNSによりこれまで発言することができなかった人々が発言できるようになっただけでなく、候補者自身がマスコミを通さずにメッセージを伝えることができるようになったことは想像以上に大きな変化だったようだ。日本でもすでにその兆候は現れているが今後それが [続きを読む]
  • 英語対訳で読む科学の疑問 (じっぴコンパクト文庫) 著者:松森靖夫
  •  理系の対訳本は珍しい。文章には番号がついているので対応させやすく、専門用語や一部の熟語、慣用句などは英文中に意味が書かれているので英語表現を覚える手助けにもなる。質問自体はよくある質問で、雑学系の本でも扱っているたりするもので目新しさはない。しかし日本語で読んでもよくわからないものを英語で読んだら余計に分けがわからなくなると考えると、よくある質問でちょうどいいように思う。英語対訳で読む科学の疑問 [続きを読む]
  • QCサークル活動10の力―職場第一線の人材育成 著者:岩崎日出男
  •  QCサークル活動を人材育成の場として使おうという視点でまとめてあるが、むしろ経営陣の積極的関与を求めている点が興味深かった。かつては現場の自主的な活動として業務時間外に行っていたようであるが、少なくとも本書の事例においては業務として認められていたり、テーマ選定に経営陣が関与するだけでなく人事考課の対象となっている場合もあり、QCサークルの位置づけが大きく変わっている。また、事例紹介者の肩書がサークル [続きを読む]