足立獣医改め風の動物病院 さん プロフィール

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足立獣医改め風の動物病院さん: 足立獣医改め風の動物病院のブログ
ハンドル名足立獣医改め風の動物病院 さん
ブログタイトル足立獣医改め風の動物病院のブログ
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/mirco_vet/
サイト紹介文沖縄県豊見城市の動物病院です。日々の診療、獣医師として、一人の人間としての情報を発信していきます。
自由文沖縄県豊見城市の動物病院です。地域密着型のジェネラリストを目指し日々精進しておりますが、遠方から来院されるかたも大勢いらっしゃいます。高度医療機器に頼るのではなく、病気だけを見るのではなく、病人を診るという人間医療の格言を動物医療でも実践すべく、動物達はもちろんのこと、飼い主さんにもやさしい医療を目指しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供295回 / 365日(平均5.7回/週) - 参加 2013/07/19 00:55

足立獣医改め風の動物病院 さんのブログ記事

  • 焦り 〜まだまだ〜
  • カンボジアプノンペンから水路で移動。この時はまだ焦ってた。どうやったらいい写真が撮れるんだろう、いい写真を撮らなきゃ、とかね。で白人バックパッカーはのんきに本を読んだりしてるわけです。せっかく海外に来てなんで本なんか読んでんだ?なんてね。そもそもそれが間違いだったとわかったのはこの数日後(笑)焦っても仕方がない。逆にそんなピリピリしていたら何の写真も撮れない。疲れるだけなんだよね。そしてフィルムは [続きを読む]
  • 縁があった子のために 〜ミミダニ〜
  • 新しく家族を迎え入れる時って色々なシチュエーションがあるはずです。ずーとずーと考えていて、計画を綿密に立てて迎え入れる。本来であればそうあるべきなのかもしれないけれど、それでも「縁」というものが突然やってくることもある。病院の看板猫は思いがけず迎え入れることになったわけです。いつかはと思っていたけれど、本当に唐突に、そしてそれも何かの縁だろうと感じて。だから理想は前者ではあるけれど、迎え入れるには [続きを読む]
  • 絶対的否定論者ではないが故 〜妊娠猫〜
  • 以前にコメントで猫の避妊・去勢手術に季節性があるのか?なんていうのをいただいた気がします。その時にはまだ沖縄で1年通していないのでわからないという感じでしたし、実際に今もそうですが。飼い猫であれば生後6〜8ヶ月齢を目安に行うのでなんとも言えない部分もあるのかなと。ただ猫は季節繁殖=季節の変わり目に発情することを考えると・・・野良猫は捕まえたときが手術の時期(笑)となることが多いではありますが、やは [続きを読む]
  • 普通という言葉の裏 〜相対的、絶対的〜
  • バングラデシュ列車で移動中のとある駅。もちろん名前も知らない駅、そして街。どこの国でも物乞いはいるし、その物乞いもそれぞれ。本当に近寄られることで恐怖を感じる物乞いもいるし、あっけらかんとした物乞いもいる。後者はもしかしたらそこまで困窮していないからかもしれないけれど。どうも最近の「相対的貧困」という言葉に違和感を感じることがある。○○だから貧困じゃない!なんて誰かが主張するとそれは絶対的貧困であ [続きを読む]
  • どう切るか? 〜変則の片側乳腺腫瘍摘出〜
  • 何度も書いていますが、乳腺腫瘍は状況によって手術方法が変わったり、もしくは変えたりしています。乳腺が人間の様に片側に1つであればまた違ってくるのですが、片側に5つ(もしくは4つ)ある犬ではその対応は様々になってきます。しつこいようですがその理由と方法はコチラ        ↓   一口に手術と言っても・・・ 〜乳腺腫瘍〜で、今回の子。右の第3乳腺は以前に他院で摘出済み。でも今回再発、そして左右に乳 [続きを読む]
  • 伝え方と伝わり方と 〜猫の尿閉と尿道栓子〜
  • どうやったら伝わるんだろう・・・・というのがこの仕事をしていると時々あります。通院が必要、継続治療が必要などなど。一度の治療で完治するはずもなく、でも一度の治療で症状が改善すれば音沙汰無し・・・大丈夫なんだろうか、元気にしているんだろうか、また繰り返すはずなんだけど・・・なんてことを考えてしまうわけです。考えなければ楽ではあるんだろうけれど、だからといって全てを割り切ってというのも難しい。もちろん [続きを読む]
  • ゆっくりと向かって 〜心の余裕〜
  • イエメンそういえば昔、小学校の頃、グラウンドでみんなで遊んでいても5時になるとチャイムがなって、誰かが「帰る」と言うと、続々と帰る連中が続出する。で、子供心になんでみんな一斉に帰るんだろ?なんで一人が帰ると言い出すとみんな帰り出すんだろ?なんて思っていた。私はそのままグラウンドに一人残ってまた別の遊びに没頭。本当に暗くなってから帰っていた。あれが集団心理ってやつか?たぶん心理学用語でなんとかって言 [続きを読む]
  • 異常? 〜何かがおかしい猫の子宮〜
  • 猫の子宮って若くても一定割合でおかしなのがあったりします。でもそれが本当におかしいのか、見た目はおかしいけれど、機能的には実は全く問題なかったりするのかなぁなんて思ってみたり。それを見るには避妊手術時に変な子宮を見つけたら避妊手術をしないで後日交配させてみればいいのかもしれないけれど、もちろんそんなことはできるはずもなく。犬は大抵中年齢以降で子宮がおかしいというのはちょいちょいあるけれど、若くして [続きを読む]
  • 大忙し!
  • プロ野球も開幕前のオープン戦が連日あって、WBCもまさかの快進撃。WBCの決勝ラウンドは夜中じゃないだけいいか。で、高校野球も始まった。忙しい、忙しい!病院のHPはこちらhttp://www.adachi-vet.com/ facebook、インスタもよろしくです   ↓ [続きを読む]
  • とうとうこの日がやってきた 〜看板猫〜
  • とうとうこの日がやってきた。そう、我が家のというか病院の看板猫の去勢手術!朝からご飯ご飯とうるさいのをグッと堪えて絶食。最初は嫌がっていた鎮痛剤。でも「あれ?おいしい?お腹も減ってるし」という感じで「もっとくれ〜〜〜」って。おい!さて、全身麻酔下で精巣に局所麻酔で浸潤麻酔。全身にはケタミンを投与。先日書いた猫の避妊手術・去勢手術の痛みの管理。記事はコチラ →ある日のノラ その1 〜去勢手術と疼痛管 [続きを読む]
  • 大動脈弁狭窄症と聴診と 〜番外編〜
  • さらに昨日の続きというか番外編。一人の子で3つも記事を書くとはネタがないんだろという図星な指摘はやめていただくことにして。昨日書いたのは大動脈弁狭窄の子のお話。もしかしたら大動脈弁狭窄と診断された子がいる方も読んでいるかもしれないので番外編でもう少し聴診のお話。でも聴診と言っても昨日ほど難しくはなくて、大動脈弁狭窄って診断されて、そしてかかりつけの病院で聴診してもらっていますか?ってお話。もちろん [続きを読む]
  • 聴診と心雑音と心疾患 〜大動脈弁狭窄症〜
  • さて、昨日書いた他院で検査ができないと言われたネコちゃん。昨日も書いたとおり飼い主さんに頭をなでてもらいながらご機嫌に検査を受けさせてくれました。心臓に穴が開いている?という診断だったけど実際にどうだったんでしょう。そもそも心臓が悪いということで検査に進むには根拠が必要。で、おそらくこの子は聴診で心雑音が聞こえたからかなと勝手に推測。でも以前にも書いたけれど猫の心雑音は健康な子でも聞こえることがあ [続きを読む]
  • 検査と同席と 〜ある猫の心臓検査〜
  • ある時、何人かの先生と飲みながら話をしていたとき。「ウチの勤務医の先生達、検査の時に飼い主さんを検査室に入れないんだよ!」とある先生が憤っておられました。「レントゲンにしてもエコーにしてもなんで飼い主さんに同席してもらわないんだ?って聞いてもその理由も答えられない。」だって。確かに病院によってスタンスはさまざまだけれど、その先生の言わんとすることはわかる。私は採血やエコーは診察室で行うのでもちろん [続きを読む]
  • おやつとケアとチュー○とジェル?
  • 某チャ○チュー○というおやつがあって、CMを見る限りあまりの食いつきのよさに逆にかなりあやしいと思っていた性格の歪んだ私です。でも飼い主さんに聞くとやっぱりおおむね食いつきはいいらしく、末期の子でご飯を食べれなくなった子も食べてくれたという話も聞きました。すごいんだなぁ・・・もちろん末期において食べてもらうことは大事だし、しかも強制給餌や胃瘻とかじゃなく、自発的に例え栄養学的に不完全なおやつでも食 [続きを読む]
  • 生き物の身体と防御反応 〜骨増生〜
  • まだ開業して間もない当院。なので時々「以前は別の病院に通っていたんだけど」という方もちらりほらりといらしてくれます。でもそうなると以前どんな治療を受けたのかがわからないこともあって、特にそれが手術となるとどんな手術を選択したのかがわからないこともあります。もちろんそれが悪いわけではなく、どんな手術をしたかを想像したり、考えたりしながら診察をしていくだけです。で、昔事故で保護され、そのままそのご家族 [続きを読む]
  • 始動までのつかの間の時間
  • ベトナム早朝に到着。普通なら到着列車に合わせて街が動き始めるか、街が動き始める時間に到着するように時刻を設定するんだと思うんだけど・・・ここは全く連動しない。でもまだ明るくなる前のホームはなぜか綺麗で、静寂でありつつ、到着した人々の動きも人によってはゆっくりと、人によっては慌ただしく。さて、この異国から来た小汚いバックパッカーは街が動き出すまでどうやって過ごすか、のんびり構えながら駅の周りの小さな [続きを読む]
  • 「口角を上げるとかわいい!」の嘘 〜要注意!〜
  • 時々テレビやなんかで動物(ペット)を扱っているときがあって、まあ、あんまり真剣には見ないけれど、それでも獣医師目線でというときがあります。みんながかわいい!なんて言っているそばで「いや、ヤバイし」なんて思っているわけです。わかりやすいところで言えば「肥満」スタジオでみんなはかわいい!なんて言っているし、でも本当はそんなのはテレビで見せ物にしてはいけないはず。猫の肥満なんて見る度に「糖尿病大丈夫なの [続きを読む]
  • 乳腺腫瘍と痛みと 〜ペインコントロール〜
  • 我々獣医師が多く遭遇し、多く手術の機会がある腫瘍がおそらく乳腺腫瘍。でも場所が場所だけにどういった手術をするのかという選択肢も数多くあって、かつ飼い主さんがどれだけのことを許容できるかということも考えるわけです。特に教科書的な手術方法だけではやっぱりダメな気がするわけです。一応手術の方法のいくつかははこんな感じ→一口に手術と言っても・・・ 〜乳腺腫瘍〜となると大きな切開から小切開まで色々。大きな切 [続きを読む]
  • 中間地点 〜狭間〜
  • トルコずっとアジアを旅していた私にとってはほぼ初めてといえるヨーロッパらしき雰囲気。逆にヨーロッパから入ってきたらアジアの雰囲気らしい。そしてアジアから入ると物価が恐ろしく高く、ヨーロッパから入ると恐ろしく物価が安いらしい。で、もちろん私は前者。メインがトルコだったらよかったんだけど、この時の旅のメインはイラン。どうせならトルコから陸路で入ろうなんて邪な考えで入ったからさあ大変。国境も大変だったけ [続きを読む]
  • おでこが腫れた・・・ 〜粘液肉腫とクリプトコッカス その2〜
  • 昨日の続き。じゃあしっかりと細胞診をしてみようということで。腫瘍細胞は見あたらない。いやいや無い=否定ではないし。以前もそれで見つけられなかったしな。という臆病さが出てくるわけです。そして隅々まで低倍率から高倍率まで見ていくと、典型的ではないけれどクリプトコッカスらしきものが。写真ではわかりにくいけれど、顕微鏡だと莢膜らしきものも見えるし。ということでおそらくクリプトコッカスで間違いないだろうと。 [続きを読む]
  • おでこが腫れた・・・ 〜粘液肉腫とクリプトコッカス その1〜
  • 人間痛い目を見ると過度に敏感というか慎重になってしまうもの。それは獣医療においても同じ。もちろん何度も痛い目にはあっているし、そうでなくても全てのことにおいて敏感にはならないといけないんだけど。ちょっと苦い思い出が頭をよぎったのが・・・おでこが腫れてきた子。元保護猫、6ヶ月齢でおでこが腫れたって言えばまず間違いなくアレなんですが・・・横からだとこんな感じ。昔、老齢の猫ではあったんだけど、同じように [続きを読む]
  • ケア、広がれ! 〜口腔内処置〜
  • 沖縄もやはりまだまだ口腔内に関しては関心が低かったり、意識が低かったり。もっともっと意識が高まるように啓蒙して、普段からのケアが行き渡るようにしなくてはと。この子もやっぱりひどい。飼い主さんとしては臭いが問題らしいけれど、本来は臭いが問題ではないんだけどね。で、しっかりケアをしておけばわざわざ全身麻酔も必要ないんだけど、ここまでなっちゃうとしっかり処置をしてその後のケアで次はもう全身麻酔下での処置 [続きを読む]
  • 懐かしい、そして失っていたかもしれないもの
  • 少しずつは暖かくなってきたかな?昨日の喧騒は何処へやら、今日はゆっくり午前のみの診療。朝だけは青空で、その後は少し雲も出てきたけれど、暑くもなく、寒くもなく、涼しいという感じでも暖かという感じでもなく、何か言葉にはできないけれど、とても懐かしい感じの風が吹いて、とても懐かしい肌触りの空気感。前から足りないと思っていた何かはこの風だったんだろうな。何か失ったものを再び感じ取ったような気がする。ず〜っ [続きを読む]
  • なんだかなぁ→ホッと 〜血管腫〜
  • はっきりとはわからないけど、「う〜ん、なんだかなぁ・・・」なんて曖昧なことは本来はあってはならないんだろうけど、臨床にいれば(私に限って言えば)結構そういうことってあったりするわけです。まあ未熟なんだろうけど。で、こんなのが来た。針を刺しても(針生検=FNA)血液成分しか取れない。これもまた未熟。で、飼い主さんにわからないので手術させてくださいとお願い。でもなんだかなあという変な感じがあったわけで [続きを読む]