風海 時音 さん プロフィール

  •  
風海 時音さん: Sky Ship
ハンドル名風海 時音 さん
ブログタイトルSky Ship
ブログURLhttp://skyskyship.blog.fc2.com/
サイト紹介文ボーイズラブ小説を毎日更新しています。1話完結・短編がほとんど。18禁作品も多いのでご注意ください。
自由文ボーイズラブ小説を毎日更新しています。1話完結・短編がほとんど。18禁作品も多いのでご注意ください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供390回 / 365日(平均7.5回/週) - 参加 2013/08/12 20:34

風海 時音 さんのブログ記事

  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 10
  • 「もしそれが事実だとして、涼太先生のことを気持ち悪いと思いますか?」「当たり前です!男同士でベタベタするなんて」「そんな考えをされているのなら、 この保育園で働いていただくことは難しいですね」・・・え?園長先生の言葉に、誰もが固まる。俺も瀬戸も、そして・・・菅沼も。「な、なんで?涼太先生じゃなくて、私?」「ええ」「わ、私は別にホモでもなんでも――」「同性に好意を抱く人に嫌悪感を抱く。 その考えを持 [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 9
  • 「はあっ、はぁ・・・」ったく、何してくれてんだよ、あの女。最低だな。仕事が終わって家に帰ろうとしたら、瀬戸の携帯から着信があった。『もしもし、瀬戸?』『あ、あの、私、涼太先生の同僚の』『愛美先生。いつも瀬戸がお世話になって――』『ど、どうも。あの、今からこちらに来られませんか?』『・・・瀬戸に何かあったんですか?』『というより、美奈先生が・・・』愛美先生が言うにはあの女、瀬戸がホモだって園内で言い [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 8
  • 瀬戸のおかげで綺麗になった風呂に入って、瀬戸に髪を乾かしてもらって、今、ベッドの中で瀬戸が来るのを待っている。「・・・橘」お、ようやく来た。瀬戸が部屋に入ってきて、遠慮がちにベッドに上がる。手を伸ばして、瀬戸の頭に触れた。「髪、ちゃんと乾かしたか?」「大丈夫だよ。子供じゃないし」「子供じゃないのはわかってるって。だからこういうこと、すんだろ?」引き寄せて、瀬戸の唇を奪う。漏れる瀬戸の声が可愛くて、 [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 7
  • 瀬戸に支えられながら、タクシーを降りる。家に帰ってきてすぐに、自分のベッドに寝かせられた。「瀬戸・・・」「暑いよね。待ってて、今クーラー点けるから。ジュースも持ってくるね」・・・・・・、目を閉じる。なんか、すげぇ・・・泣きそうだ。自分以外の人間が家にいて、しかもそれが瀬戸だなんて。当たり前だったそのことが、死ぬほど嬉しい。今、泣きそうなほど幸せだ。「橘、クーラー点けたんだけどどう?涼しくなった?」 [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 6
  • 汀が俺の姿を見て、呆れたようにため息を吐く。「・・・本当にあなたって人は」「はぁ?」「倒れたら兄が助けてくれる、許してくれるとでも思いましたか?」「・・・は?」こいつ、まさか俺が倒れたのもわざとだって言いたいのか?「指輪を見つけ出せていないくせに、こうして兄と会うなんて・・・。 あなたの思惑通りですね」「おい、ちょっと待て。思惑なんてねぇし」「そうだよ、汀」「それにこれから指輪探しに行くし」「・・ [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 5
  • ・・・あー、眠い。頬を叩きながら、俺は今日も指輪を探しに来た。どうしてだかわからないけど、今日こそは見つかりそうな気がする。「・・・よし!」その場に座り、指輪探しを開始する。・・・なんだ?すげぇ頭、フラフラすんだけど。あ、そういえば天気予報で言ってたな。今日は猛暑日になる恐れがあるって。猛暑日って、何度以上だったっけ・・・・・・、「・・・っ」立ち上がった瞬間、目の前が暗くなっていく。なん、だ、これ [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 4
  • インターフォンを押すと、汀が出てきた。「・・・何か用ですか?」「邪魔するぞ」「は?・・・あ、ちょっと!」触るな、止めるな。俺は瀬戸に言わなきゃいけないんだ。謝らなきゃいけないんだ。「おい瀬戸!」閉まっているドアの前で呼ぶ。・・・返事がない。でも、確かにここに瀬戸がいる。「瀬戸!聞いてんだろ?」「ちょっと、大声出さないでください」「じゃあドア開けろよ。小声だったら伝わらないだろ」ドンドン、とノックを [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 3
  • 「私は席を外したほうがいいかしらね」園長先生が笑いながら園内へ戻っていく。さすが園長先生、ありがたい。俺は頭を下げて、菅沼へと向き直る。「あなたは」「はい」「瀬戸のことが好きなんですか?」「・・・そうですよ」・・・だろうな。瀬戸に好意を持っていなきゃ、あんなことしない。「涼太先生のこと、大好きなんです、私。 ずっとずっと狙ってて・・・だから一緒に過ごせて嬉しかった」「・・・そうですか」「涼太先生が [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 2
  • ・・・ったく、何やってんだ、俺は。仕事終わりにこうやって瀬戸の働いてる保育園に来て。でも、しょうがねぇんだよ。会わなさ過ぎて死にそうだから。一目でも会いたいから。見るだけでも、いいから。ていっても、敷地の外から見てるんじゃ、全然瀬戸の姿なんてわかんねぇ。かといって、中に入るわけにはいかないし。どうしたものか。「あら、あなた」ん?呼ばれて無意識に振り返る。この人は確か・・・。「確か、涼太先生のお友達 [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真夜中の救世主 1
  • ・・・・・・もう、朝か。すげぇ身体、重い。だるい、動きたくない。けど・・・動くしかない。「はぁ・・・」ふらふらと道端に近づいて、膝をついて指輪を探す。もう何日続いたんだろ、これ。つーか、なんで指輪見つからないんだよ。・・・あの指輪がないと。左手の薬指を見る。あの日からずっとはめている、俺の指輪。これをつけて探せば、もしかしたら共鳴し合って見つかるんじゃねぇかって、子供みたいなこと考えてる。いや、子 [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー を終えて
  • 台風一過でしょうか。まだ到来中でしょうか。いずれにせよ、みなさまお気をつけください。その合間に小説を読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。風海です。さて、いかがだったでしょうか。うそまこM リーサルサイドカーが終わりました。久しぶりの仁と秋成さん。ご堪能いただけていたら嬉しい限りです。投票「あなたの好きなシリーズは?」で、うそまこを推してくださった皆様。ご満足いただけているでし [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 13(fin)
  • 重そうな足音が聞こえてきた。秋成さん、起きたんだ。「おはよう、秋成さん」グラスを磨いていた俺は、笑顔で振り向く。やっぱり。秋成さん、眠そう。「・・・?」「ひょっとして、まだ寝ぼけてる?シャワー浴びてきなよ」「・・・・・・」秋成さんがカウンターを見る。そして俺を見た。あ、そっか。店内が片付いていることにびっくりしてるんだ。「開店準備、しておいたよ」「・・・そう」「だから秋成さんはゆっくりしていて」あ [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 12
  • 頬を押さえられて、唇を押し付けられて、舌で唇を舐められる。「んんっ、んあ、は・・・ぁ」「・・・っ」「しゅうせ、んぐ・・・ん、んむ」な、なんで突然キスするの?しかも舌、舌が絡まって・・・っ、「ぷは・・・、っん、んむ、ふ」そんなに強引にキスされたら、身体・・・熱くなっちゃう。なんで・・・?「ん、はぁ、しゅ、秋成・・・さん?」「・・・・・・他は?」「え・・・?」「あいつに、キスの他・・・何された?」・・ [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 11
  • 朝陽とテルさんを見送って、お店に戻る。・・・あれ?秋成さん、いない。裏に行ったのかな?「・・・秋成さん?」あ、ソファに座ってうとうとしてる。やっぱり一晩中待っててくれたのかな。「秋成さん」近づくと、閉じられていた目が開く。「眠い?ひょっとして昨日、徹夜だった?」「・・・・・・」「・・・そっか」隣に座ってぎゅって秋成さんに抱きつく。うん、秋成さんの匂いだ。安心する・・・匂い。「寝てもいいよ。俺、邪魔 [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 10
  • 秋成さんのお店の前でタクシーが止まる。早朝だからか、人気は殆ど無かった。おそるおそる扉を開けると・・・、「仁くーん!」「うわっっ」テルさんが突進してきて、気づけばテルさんの胸の中にいた。こら朝陽、苦笑してないで助けてよ。「大丈夫だった?朝陽に酷いこと、されなかった?」「く、くるし・・・、テルさん、うぐぐ・・・」「あ・・・」「ふふ、ごめんごめん。私より先に、抱きつく相手がいたわよね」え・・・?奥から [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 9
  • 『・・・本当は』低くて、たどたどしい声が聞こえる。注意深く聞かなきゃ聞き取れないくらいの声だ。『勘弁して、ほしい。・・・仁に、触れないでほしい』「いや、だからそれはずるいって」『うん。だから、お願いしたくて、電話・・・してもらった』お願い?『仁を、仁のこと・・・傷つけないように、優しく扱ってほしい』――え?「なんですか?それ。俺が仁くんに乱暴しそうだって思ったんですか?」『違う。俺が・・・した。前 [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 8
  • ホテルの部屋に入った瞬間、桐野にまたキスされた。「・・・っん」・・・嫌だ、けど、我慢しなきゃ。だってここで、これ以上のことされるんだから。「・・・仁くん」桐野の声。嬉しそうな、だけどどこか切なげな、声。そのままベッドへ押し倒されて、唇に噛み付かれる。「・・・ん、はぁ、あ・・・む」「ん、んん!・・・ん」舌、やだ。気持ち悪い。秋成さんのより、強引だ。――やっぱり、嫌だ!「ご、ごめん、桐野!俺、シャワー [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 7
  • 閉店の時間が来て、テルさんが二人の前に立つ。真剣な表情のテルさん。俺は気がついたら拳をぎゅって握ってた。「じゃ、結果を言うわね」・・・お願い、お願いします、テルさん。秋成さんの勝ちって言って。嘘でもいいから、言ってください!「おめでとう、あなたの勝ちよ。・・・・・・朝陽」――っ、そ、そんな・・・。「ふふ、やった!」桐野の喜ぶ声が聞こえる。どうしよう、俺・・・こいつと一晩、付き合わなきゃいけないんだ [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 6
  • どうしよう。桐野のお店の常連客なら、桐野に投票するに決まってる。このままじゃ、秋成さん・・・勝てない!カウンターに戻って、秋成さんの隣に立つ。「秋成さん!」「・・・・・・」「聞いて!お客さんのほとんどが」「・・・知ってる」――えっ、秋成さん、わかってるんだ。「ねぇ、どうしよう。このままじゃ・・・」「・・・・・・」「秋成さん、ねぇ、秋成さん!」「仁」あ・・・、秋成さんが、俺を睨む。「信じられないなら [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 5
  • 決戦当日。バー、水流。バーテンダーの制服に着替えた二人が、テルさんの前に並ぶ。「お客さんにはオーダー前に事情を話して、 二つのカクテルを飲み比べてもらうようにするから。 そして店を出るときにどちらのカクテルが美味しかったのか、投票してもらう。これでいいわね?」「はい」「じゃ、開店するわよ!」時間になって、何人かのお客さんが入ってくる。秋成さんと桐野はカウンターの中に入った。「仁くん」「え、なに?」 [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 4
  • 秋成さんと桐野が勝負して、しかもその褒美が俺だなんて、おかしすぎる!そう思っていると、秋成さんが口を開いた。「勝負しなくても、俺は仁を好きにできる」・・・あ、そ、そうだ!秋成さんにはこんな勝負、受ける理由なんてない!「そうだよ!だって俺は秋成さんのものなんだから」「いえ。五十里さん、あなたはこの勝負を受けなければなりません」「どうしてだよ?」「俺が大学で遠山くんにキスしたこと、知ってますよね?」う [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー3
  • あれ、もう閉店時間なのに、ドアが開いた。秋成さんと顔を合わせて、急いで店に出る。「ごめんなさい、もう閉店時間なんですが」「仁くーん」「あ、テルさん」店に入ってきたのは顔見知りの人、テルさんだった。テルさん・・・本名、水流輝虎さんは、水流っていうバーを営んでいる、いわば同業者だ。秋成さんの友達で、俺の面倒も見てくれる、とても頼りになるお兄・・・いや、お姉さんだ。ちなみにテルさんは男性なんだけど、見た [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 2(R18)
  • 秋成さんの足の間に座って、ひたすら目の前のものを弄る。「ん、んぁ・・・、ふ」何度もキスして、舌を這わせて、桐雄くんを見上げながら吸い付く。「んあ・・・、気持ちいい?」舌を出しながら秋成さんを見ると、秋成さんがコクンと頷く。俺のフェラ、気持ちいいんだって。・・・嬉しい。よかった。もっともっと気持ちよくなってほしくて、右手で支えながら口の中に収める。「ん、んっ、ん、ん」すごい、音、部屋に響いてるみたい [続きを読む]
  • うそまこM リーサルサイドカー 1
  • この時間が大好きだ。真夜中だから外は静かで、お客さんもいなくなったから秋成さんと二人きり。静寂にも近いこの空間で、秋成さんがグラスを片付ける音だけが聞こえる。癒しの時間、ってこういうことを言うんだろうなぁ。「仁」「ひゃあっ」いきなり頬に冷たい何かが触れる。目を開けると、グラスを持った秋成さんが立っていた。「もう何?急にくっつけられたら冷たいんだけど」「疲れた?」「え?・・・あ」そっか、俺が目を閉じ [続きを読む]
  • 完璧男子に類なし 真昼の獣 を終えて
  • いつも小説を読んでいただき、ありがとうございます。夏ですね。熱いですね。風海です。さて、いかがでしたでしょうか。橘と瀬戸くんのなんとも切ないお話をご覧いただきました。これで終わりなのか、とやきもきした皆様、ご安心ください。前後編となっておりますので、後編でまたお会いできることと存じます。この作品をご覧になった皆様へ。橘のことを嫌いにならないでください。彼は優しいだけです。瀬戸くんのことも嫌いになら [続きを読む]