ことなひまめ さん プロフィール

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ことなひまめさん: 言葉のチカラ
ハンドル名ことなひまめ さん
ブログタイトル言葉のチカラ
ブログURLhttp://kotohima.rakusaba.jp
サイト紹介文「ことなひまめ事務所」のライターがつづる「言葉」に関する面白くだらない、たまにお勉強になるブログ。
自由文ことな=子ども+大人
ひまめ=ヒマ+マメ。
そんな2人のワーディング&デザインオフィス「オフィスマドロス」はこちらです。
http://www.officematroos.com
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供65回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2013/08/13 17:17

ことなひまめ さんのブログ記事

  • ゴースト〜秋田の幻たち
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!『ゴースト〜ニューヨークの幻』という映画があった。陶芸家のデミ・ムーアは良かったが、その後ろからヌッと出てきて卑猥なことをする顎の割れた夫のほうはあまり印象がない。こういう「偏った見方」をする傾向がボクにはある。「ゴースト」っていいなあ、透明人間みたいに相手には見えなくて好き勝手できるからいいなあ、と思ったものだ。まあ、それはいいとして。ボクと妻も「ゴース [続きを読む]
  • 言葉不要論。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!今日あるラジオのお話を聞いていて、涙が出て止まらなかった。今でもまだ残尿感、いや「残涙感」がある。話の中身はさておき、ボクはある大きな事実を突き止めた。それは表題の「言葉不要論」である。つまり、人を心底感動させるには言葉など要らないということだ。どーゆーことかというと、ボクは、話者が感極まって思わず「絶句」してしまった「たった3秒」のところで、ぶわ〜〜〜っ [続きを読む]
  • 糸電話のように。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!妻が仕事で「忌み言葉」とか「女房言葉」を調べていて、行きついたサイトの一つがこのブログだったそうで。そう言えば、かつてそんなことを書いたような気がする、と思った。「まあ、あなた、ずいぶん出世したのね!」と言われたが、、その割には仕事上の成果は少なかったのだそうだ(汗)。ボクと妻は、年がら年中隣り合って仕事をしている。半径1メートル以内に、お互いの仕事エリア [続きを読む]
  • 口へんに夏。口へんに秋。口へんに鼻。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!しゃがれ声の妻が言う。「あら、何だかワタシ、口へんに夏だわ」分かりますよね。口へんに夏で「嗄」(しわが)れる。しゃがれるとも読む。「口へんに夏だわ・・・」妻は、声がしわがれたと言っているのだ。口へんに秋という字もある。「啾」(な)く。小さな声ですすり泣く。小さい子どもの泣き声。鳥や虫などの(細く低い)鳴き声のことである。口へんに鳥も「鳴」く。確かに鳥はよう [続きを読む]
  • 日本国代表者の言葉のチカラ。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!国権の最高機関である国会で、未曾有を「みぞうゆう」と言った人がいた。頻繁を「はんざつ」と読んだ人がいた。踏襲は「ふしゅう」だって。臭そう。これがフーテンの寅さんならご愛嬌で済んだのだが。残念なことに、これは日本国代表者の口から出た言葉であった。しかも、いたって真面目な大間違いなのだから笑えない。そして今、またまた国権の最高機関で「言葉」の物議を醸している日 [続きを読む]
  • 目の前で。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!すごい風が吹き、目の前で、干していた洗濯物が、物干しごとぶっ倒れた。それを潮に、妻は洗濯物をしまう。そして言う。風のおかげでよく乾いたわ。土の付いた洗濯物は一つだけ。ボクのシャツ。白いシャツ。土汚れ。ああ。なんでやねん!!! [続きを読む]
  • 「合目的的」という引っ掛け言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!一定の目的にかなっている様を「合目的的」という。ボクは昔、部下が何かの報告に書いたこの言葉を、「君、恥ずかしいよ。的がダブってるよ」と指摘して、逆に大恥をかいたことがある。恥ずかしいのは言葉を知らないボクのほうだった。その時の、部下は有名国立大学を出たインテリだった。「ああ、こういう言葉があるの知りません?」ああ、あの時の彼の勝ち誇ったような顔を思い出すと [続きを読む]
  • 「ことごとくすべて」とゆーずいぶん欲張った言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!「悉皆的(しっかいてき)」とゆー言葉がある。文字どおり「ことごとくすべて」とゆー意味である。「悉皆職人」とゆーのは、例えば呉服では「しみ抜き」「洗い張り」「染め直し」「刺繍直し」「仕立て直し」など、呉服に関するありとあらゆることをする職人であった。物をとことん大事にする妻が、今、包丁の修理を出している新潟は三条の「ただふさ」さんは、まさに「包丁に関する悉皆 [続きを読む]
  • 言葉と遺伝子。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!「言葉」とは「文字」という符号を用いた多層的な「情報」である。「遺伝子」が「ATGC」という塩基配列の符号で書かれた圧縮「情報」の塊であるのと同じように。前者を研究するのが「国語学者」で、後者は「生命科学者」だ。ヒトに限らず生命を持つ生物は、「何かを伝えておきたい!」という強い思いがある。自分が死んだ後に残さずにはおれないものがある。その強い思いがリボ核酸を用 [続きを読む]
  • カマスの開きの干物はうまい。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!今朝、「カマスの開き」をあぶって食した。妻がデパ地下で買ってきたものだが、これがなんと! サイコーに美味かった!ボクたちは、いわゆる魚の「開きもの」「干物」が大好きで、その代表格はもちろん「アジ」であり「サバ」なのだが、そこにもまた何かとこだわりがあり、「アジ」はやっぱり沼津でしょ、とか、サバは何と言っても「金華サバ」でしょ、とか、まあ、そういうこだわりを [続きを読む]
  • 少しずつでも。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!今、窓の向こうに、チャッチボールをする少年が見えた。正確に言うと、ボールを取り損ねて拾いに来た少年だが。この子、大きくなったなあ。ボクたちがここに来た2年前はもっと小さかったのにな。そうか。少年は大きくなるんだった。先日、かつて住んでいた土地にお彼岸で行ったのだが、その頃、よく遊んでいた幼稚園と1年生の年子の女の子たちがいた。ケイドロとかやったなあ。その子 [続きを読む]
  • 言えないことが多いから。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!人はなぜ書くのだろう。ボクもこのコーナーのブログだけで350回くらい、どうやら書いているようだ。他にも『バツベンブログ〜もう一回』はかれこれ100回かな?『ことなひまめのオッペケペーですっとこどこいな日常』というブログにいたっては、なんと7年間で6,000回も書いている。ボクはなぜ書くのだろう。こんなにも狂ったように。万年筆のPILOTのかつてのコピーにズ [続きを読む]
  • 佳境に入っていいもの。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!3月も佳境に入った。ボクらの仕事が1年で一番忙しい時期も大詰め。このような場合、3月も佳境に入った、とは言うが、「仕事が佳境に入った」という表現は適切だろうか?毎日新聞の校閲部のツイッターにこんなことが書いてある。【注意したい表現】「佳境」⇒「佳境に入る」「佳境を迎える」は、最も興味深い、面白い場面になること。「佳」は「よい」「美しい」意味だから、「救援活動 [続きを読む]
  • 鍋と交わす言葉、竹と交わす言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!かつて料理の取材で老舗の割烹に出向いた時のこと。作り方をいろいろ教えてもらっていた中で、その板前さんが言った言葉が印象に残っている。それは「鍋と相談して」というものだった。「どのくらいになったらお醤油を入れるんですか?」への答えがこれだった。こちらとしては「おおむね15分くらいして」とか「くつくつ泡立ってきたら」とか、そういう具体的な答えを期待していた。し [続きを読む]
  • 呼ぶ言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!「呼ぶ言葉」を考えてみる。何を呼ぶか?まずは「人」を呼ぶ言葉。妻のことを何と呼んでますか?ボクは「妻」のことは「まあちゃん」と呼ぶ。あるいは、省略して「まあ」と呼ぶ。時々「真理さん」とか「代表」である。人様に向かっては「妻」である。妻だから妻である。ここが人によっていろいろである。妻と呼ぶのはどーも少数派のようだ。妻のことを「うちのかみさん」と言うのはコロ [続きを読む]
  • 重なり合う言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!「うごめく」という漢字が書けますか?「蠢」。春に虫が2つ。いかにも「うごめく感」がある。このような、同じ漢字を2つ、ないし、3つ組み合わせて構成される漢字のことを理義字(りぎじ)という。「木」が2つで「林」、3つで「森」。「口」が3つで「品」、「日」が2つで「昌」、3つで「晶」。「車」が3つで「轟(とどろ)く」。「女」が3つで「姦(かしま)しい」。「石」が3 [続きを読む]
  • 苦しい言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!夕べは妻と家で暴飲暴食をしてしまった。飲酒量はいつもの2倍。腹いっぱいにいろいろ食った。そんなわけで、寝ていても満腹で苦しかった。「ああ、腹ぐるしい!」そんな苦しい言葉を大量に吐きながら寝た。朝、起きて体重計に載った妻。。。顔が曇っている。ボクが体重計に載ろうとすると、蟹歩きですり寄ってきてこう言った。「お近づきになりましょう!」自分だけ太って、ボクが減っ [続きを読む]
  • 北前船が伝えた言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!やめなる(病になる)あんべわり(あんばいが悪い)うだで(気持ち悪い)これらは秋田の方言だとばかり思っていた。それから、死んだばあちゃんがよく「さでもさでもさでも・・・」と、やたら感激したり落胆したときに言っていたものだが、あれも秋田弁だとばかり思っていた。しかし、なんのなんの、これらの言葉は「京言葉」であり、皆、北前船に乗ってぽっかり秋田にもたらされたもの [続きを読む]
  • 雪と寒さと日本語への不満感と無常観。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!ああ、本当に寒い!スゴイ暴風雪!今朝は、寝室のしまっている窓の隙間からも雪が吹き込んでいた。なんでやねん!?名探偵ポワロのセリフに「ポワロは隙間風を好みません」というのがあるがそれどころの騒ぎじゃあない。ベルギー人は甘いよ。ああ、生きていくのがつらい。これではまるで『八甲田山』で暮らしているようなものではないか!毎冬毎冬思ってきたことなのだが、北国に住んで [続きを読む]
  • 「アタッシェケース」が正解です。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!アタッシェケースではなくて「アタッシュケース」ですよね、ふつー。ナルシシストじゃなしに「ナルシスト」ではありまへんか、フツー。ボーダーレスちゃうくて「ボーダレス」ちゃいまっか、ほんまんとこ。ボクも校正者という職業でなかったら、「そやそや!」と言っているところなんです。だって普段はそう使いますもん。でも、仕事上はそうはいかないのです。『記者ハンドブック』第13 [続きを読む]
  • 関係があるようでないような「〜関係」という言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!「〜関係」という言葉がある。対象をぼやかす言葉だ。「みたいな〜」みたいな言葉。人々のコミュニケーション能力が落ち、それを補うべく登場した「あいまいもことば」の一つかもしれない。大体そこらへんの範囲を大くくりに指すから、言われたほうもグサッとこない。けんかにならない。そんなわけで、「〜関係」も大流行りである。ボクがこの言葉で真っ先に連想する熟語が「肉体関係」 [続きを読む]
  • 本を読めない人は人の心も読めない。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!いつもいつも「日本語の表記は難しい」と思って仕事をしている。どーしてそのバアイは「一つ」で、このバアイは「1つ」なのか?どーしてその時は「とき」で、このバアイは「時」なのか?校正の仕事は、このような「悩み」を宿命的に抱えながら、それでも「それはこーだからこっちなのだ!」と自他ともに納得させなければならない。その「よりどころ」は『新聞用字用語集』(13版)だっ [続きを読む]
  • わたしたちは、私たち。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!久しぶりに「言葉」に足が震えた。その「言葉」は、右手に買い物袋、左手にサックスのケースを提げて、西武デパートを出る時に、後ろのほうから聞こえてきた。年齢を脱ぐ。冒険を着る。そして、わたしは、私。ボクは西武デパートの回し者でもなんでもないが、どうかココ↓を して、そこに書かれてある「言葉」とムービーを見てほしい。https://www.sogo-seibu.jp/watashiwa-wata [続きを読む]
  • ブラックな言葉。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!今「ブラック」といえば「ブラック企業」のことであろう。かつて「ブラック」というのは「辛〜いガム」であった。あるいは「大人の苦いコーヒー」であった。悪巧みをしている人を「腹黒いヤツ」ともいう。「ブラック」といい「黒」といい、「しぶい・かっこいい」と「汚い・悪い」が両極端な言葉である。ボクは個人的に女の下着は「黒」がいい。肉は「黒毛和牛」がいい。それはさておき [続きを読む]
  • 淫売は爛漫と花咲く環境。
  • 今日もワンプッシュ、よろしくお願いします!友人で数学の予備校講師になった男がいる。彼は「ルート2」を「ひと世、ひと世に、ひとみごろ」と暗記していたし、「ルート3」を「人並みにおごれや」とも覚えていた。まあ、それはみんなもそうだろう。そうやって覚えたものだ。また、「鳴くようぐいす平安京」とか「いい国つくると鎌倉幕府」と、年号を暗記したこともあるだろう。そうやって覚えたことは、今でもしっかり記憶の中に [続きを読む]