goukaku さん プロフィール

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goukakuさん: 心理系大学院に合格する方法
ハンドル名goukaku さん
ブログタイトル心理系大学院に合格する方法
ブログURLhttp://shinri4.seesaa.net/
サイト紹介文心理系大学院受験用の独学勉強サイトです。大学で習うような本格的な心理学の知識を広く扱っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2013/09/15 15:57

goukaku さんのブログ記事

  • 刺激が無くなると人はどうなるのか?「感覚遮断実験」
  • 感覚遮断実験感覚遮断実験は外からの刺激を排除する実験です。つまり味覚、視覚、触覚、聴覚などあらゆる感覚を排除してどのような心理状態になるかを調べる実験です。ヘロンは感覚遮断実験を行った研究者の一人です。感覚を遮断するとどうなる?感覚を遮断した結果、思考や行動の異常が生じてきます。第一段階まずはじめに「誰かと話がしたい」「何かを見たい聞きたい」「何かを触りたい」など欲求が生じてきます。第二段階次に思 [続きを読む]
  • リスクホメオスタシス
  • リスクホメオスタシスリスク(危険)は近年の安全技術の導入によって減少してきたことは明らかでしょう。リスクが減少した一方で、人の行動はリスクの高いものとなる傾向があると指摘されています。これをリスクホメオスタシスと呼びます。安全な道では乱暴な運転Wildeはリスクホメオスタシス理論を提唱しています。Wildeによればドライバーはリスクの目標を持っていて、そのリスク目標と実際の交通状況が合うように行動を調整すると [続きを読む]
  • 「認知的評価理論」
  • 認知的評価理論ライフイベント理論では、生活の変化つまりストレッサー側に重点を置いています。それに対してラザルスらは個人的な要因(個人と環境の相互作用)に重点を置いています。「離婚」を経験した人の中には抑うつになる人もいればそうでない人もいます。それは個人的要因が関与しているからだと考えるのが認知的評価理論の特徴です。ラザルスらが取り入れた個人的要因というのは具体的には認知的評価とコーピングです。※コ [続きを読む]
  • デイリーハッスルズ理論vsライフイベント理論
  • デイリーハッスルズ理論Holmesらのライフイベント理論では、日常生活の変化に再適応しようとする努力がストレスであると考えられました。重要なのは「死別」「離婚」などのライフイベントです。しかしラザルスは重大なライフイベントよりも、誰もが経験する日々の些細な出来事(daily hassles)の積み重ねの方が心身の健康を左右するのではないか?と考えました。この考え方はlife event理論に対してdaily hassles理論と呼ばれます。 [続きを読む]
  • 「ライフイベント理論」
  • ライフイベント理論ライフイベント理論はHolmesらによるストレス理論です。ライフイベント理論の特徴は、生活の変化(ストレッサー)を重視していることです。また「ストレス反応を生じさせるのはライフイベント自体」と考えるのも特徴です。ライフイベント理論の研究方法ライフイベント理論では生活の変化が重要であるため、実際の出来事と疾患との関連が主に研究されています。Holmesらは社会適応評価尺度を作成しています。この尺 [続きを読む]
  • なんとなくで知った気になっていませんか?「ストレスの定義」
  • ストレスというのは日常でもよく使う言葉ですが、「なんとなく」意味がわかる..で済ませていませんか?心理学と無縁の方々にとっては「なんとなく」で良いと思います。しかし心理学を専門にする方々にとっては「ストレスの定義」くらいは知っておきたいところです。ストレスの定義1認知的評価理論で知られるLazarus(ラザルス)はストレスについて定義しています。ラザルスは「個人のリソースを超えて、心身の健康を脅かすものとして [続きを読む]
  • 3大ストレス理論
  • 3大ストレス理論古典的なストレス理論は大きく3つに分類されます。・身体症状などに重点を置くアウトプット型・ストレッサーに重点を置くインプット型・環境と個人の相互作用型汎適応症候群、ライフイベント理論、認知的評価理論については聞いたことがあるかもしれませんが、このような分類は教科書にはあまり載っていないかもしれませんね。個別にストレス理論を覚えるよりも分類して覚えるとより記憶が定着するのではないかと思 [続きを読む]
  • 注意力のアセスメント方法
  • 注意のアセスメント方法脳の機能研究から、注意は3つの要素から成り立っていることが示されてきました。そしてそれぞれのアセスメント方法があります。注意の3つの要素は以下のものです。1.「注意の喚起」2.「注意の方向付け」3.「注意の実行制御」注意の測定方法1の「注意の喚起」は、注意を呼び起こして維持する段階です。注意の喚起を測る方法としては、内田クレペリン精神作業検査のような単純な課題が使われ、作業の経過か [続きを読む]
  • 衝動性のアセスメント方法
  • ADHDの特徴の一つに衝動性があります。ADHDでなくても誰もが衝動性をもっています。衝動性とは簡単に言えば目先の報酬を優先することです。例えば、宿題をせずにゲームを始めたり、とりあえず初任給がいいところに就職したり、後先考えずにはしゃいだり、通販でショッピングして後で後悔したり、食欲のままにお菓子を食べて後で後悔するなどです。これらは衝動性の高さによって生じる問題と言えます。これらの問題は関係がないよう [続きを読む]
  • 子供の不安対処法「移行対象」
  • 子供の不安対処法の続きです。子供の時に毛布やぬいぐるみを持つようになるかどうか、つまり移行対象が出てくるかどうかは文化差や個人差があります。移行対象に関するこんな研究があります。都市部と田舎での違いイギリスの研究では都市部と農村部では、移行対象の出現率が異なることがわかっています。農村部では約5%だったのに対して都市部では約60%でした。Gaddini&Gaddini(1970)この研究結果は育ち方や母子関係のあり方によっ [続きを読む]
  • 子供の不安対処法「移行対象」
  • 不安を和らげるぬいぐるみ乳幼児期にはぬいぐるみ、人形、毛布、タオルなどへの愛着がみられ肌身離さず持っていたりします。このぬいぐるみや毛布などのことを移行対象と呼びます。時期的には通常、指しゃぶりよりも後に毛布やタオルなどの移行対象(一次的移行対象)が出現して、その後にぬいぐるみや人形などの移行対象(二次的移行対象)が現れるとされています。移行対象は「新しい場所に行ったとき」「知らない人にあった時」「母 [続きを読む]
  • 共通の敵がいれば仲良くなる「スケープゴート理論」
  • 共通の敵がいれば仲良くなる「スケープゴート理論」スケープゴートとは生け贄とか犠牲者といった意味です。ヘンリーは様々な家族を研究しました。研究の結果、「家族の中に犠牲者(スケープゴート)が出ると、家族関係がうまく機能する」というスケープゴート理論を提唱しています。スケープゴートになるのは子供や老人などの弱者の場合が多いと言われています。いじめのスケープゴートスケープゴート理論は学校でのいじめでも同じよ [続きを読む]
  • 共通の敵がいれば仲良くなる「スケープゴート理論」
  • スケープゴーティング現象とは?スケープゴーティング現象とは、何かネガティブな出来事があったときに、因果関係が不明確にも関わらずある人(事物)に原因を帰属して非難する現象です。スケープゴーティング現象に関する理論をスケープゴート理論などと呼びます。悪者探しマスメディアによる報道はしばしばスケープゴートの発生に影響します。列車事故が起こった時原発事故が起こった時大事な書類が無くなった時学校でいじめが発覚 [続きを読む]
  • 臨床心理士試験(平成27年度一次試験出題問題)
  • 平成27年度一次試験問題臨床心理士試験の一次試験で出題された問題の範囲について情報が入りましたので、少しだけご紹介します。一次試験の傾向としては「事例問題」の数が多く、「心理検査」も数問出題されています。新しい傾向としては「DSM-5の問題」と「厚生労働省のストレスチェックの問題」です。・基礎心理学から出題された問題サピア-ウォーフ仮説奥行き知覚・心理療法から出題された問題日本の心理療法バイオフィードバッ [続きを読む]
  • 右脳と左脳を分離!?
  • 分離脳分離脳とは、脳の左半球と右半球をつなぐ脳梁が切断された状態を指します。分離脳手術は主に重度のてんかん患者の治療に用いられます。分離脳研究の第一人者であるスペリーの実験は、脳の機能局在論の発展に貢献しました。スペリーの実験については押さえましょう。スペリーの分離脳実験分離脳実験の先駆的な研究者にスペリーがいます。スペリーの分離脳実験では、左視野に単語を呈示し、単語が表す物を手にとってもらいます [続きを読む]
  • 意外と知らない防衛機制
  • 否認と抑圧の違い抑圧とは、受け入れがたい欲望や感情を無意識に押さえ込むことです。自分の中から出てきた感情欲望を認めないことです。例えば子供の頃に親に攻撃を向けることは罰せられると思うために抑圧するとフロイトはいいます。誰かを嫌いになり、それがあってはならないと思えば、嫌いな思いを抑圧します。否認(否定)とは、苦痛な出来事が起こったときにそれを起きなかったかのように振舞う防衛機制です。否認(否定)は自分 [続きを読む]
  • 「理想の自分」と「あるがままの自分」-自己一致-
  • 理想の自分とあるがままの自分クライエント中心療法では「人はありのままの自分と理想の自分との間に不一致があることで不安定になる」と考えます。「理想の自分」と「ありのままの自分」にギャップがあることを自己不一致と呼びます。自己不一致は心理的な不安定さを引き起こすため、クライエントがありのままの自分を受け入れていく必要があります。価値条件に合うように形成された理想の自分ですが、理想の自分というのは長年の [続きを読む]
  • 「アイデンティティ確立」と「性格の硬さ」
  • アイデンティティ確立と性格の硬さ「固定観念や思い込みが激しく、常識を重んじて臨機応変さに欠ける人」は言い換えると硬い性格ということでしょう。このような硬い性格の人は、親や教師から教えられた「こういった考え方が正しい」「このように生きるべきだ」といった価値観をそのまま受け入れて自分の価値観としているのかもしれません。アイデンティティを実証的に研究したマルシアはこのような人を「早期完了」と呼んでいます [続きを読む]
  • 「アイデンティティ確立」と「不安の感じやすさ」の関係
  • アイデンティティ確立と不安アイデンティティを確立しているかどうかは、不安の感じやすさと関係すると言われています。アイデンティティと不安の関連を調べた研究では、アイデンティティを確立している人は、不安を感じにくく自尊心も高いことがわかっています。しかしアイデンティティを確立していない人は、不安を感じやすく自尊心も低くなります。男女の違い前回解説したマルシアの類型では、アイデンティティは「アイデンティ [続きを読む]
  • 「理想の自分」と「あるがままの自分」-自己一致-
  • 理想の自分とあるがままの自分クライエント中心療法では「人はありのままの自分と理想の自分との間に不一致があることで不安定になる」と考えます。「理想の自分」と「ありのままの自分」にギャップがあることを自己不一致と呼びます。自己不一致は心理的な不安定さを引き起こすため、クライエントがありのままの自分を受け入れていく必要があります。価値条件に合うように形成された理想の自分ですが、理想の自分というのは長年の [続きを読む]
  • アイデンティティの確立
  • アイデンティティの状態マルシア(マーシア)は、アイデンティティの状態を分類しています。どうやって分類しているかというと、「生き方を模索したか(危機)」「決定した生き方に傾倒しているか(コミットメント)」の2つの観点からの分類です。1.アイデンティティ確立2.アイデンティティ拡散3.早期完了4.モラトリアム1.アイデンティティの確立アイデンティティの確立は、すでに危機(クライシス)を経験していて、かつコミットメントし [続きを読む]
  • アイデンティティの確立
  • アイデンティティの状態マルシア(マーシア)は、アイデンティティの状態を分類しています。どうやって分類しているかというと、「生き方を模索したか(危機)」「決定した生き方に傾倒しているか(コミットメント)」の2つの観点からの分類です。1.アイデンティティ確立2.アイデンティティ拡散3.早期完了4.モラトリアム1.アイデンティティの確立アイデンティティの確立は、すでに危機(クライシス)を経験していて、かつコミットメントし [続きを読む]
  • アイデンディティの確立
  • アイデンティティの意味アイデンティティは日常でも使われる言葉ですが、最初にアイデンティティという言葉を使ったのは、エリクソンです。アイデンティティはエリクソンの発達理論の中心的な概念です。アイデンティティの意味ですが、「自己の存在証明」「自己の存在意義」などと定義されています。※「自己の存在証明」...自分とは何者であるかという自己定義※「存在意義」...自分自身はこの社会の中でこう生きているのだという [続きを読む]
  • 神経性過食症(過食症)とは?
  • 神経性過食症とは?神経性過食症はいわゆる過食症のことです。※神経性大食症とも言います「むちゃ食い」をするのが特徴です。この「むちゃ食い」は自分でコントロールすることができないと感じることが特徴的で、むちゃ食いを我慢しようと思っても我慢できないと感じます。またむちゃ食いは衝動性の強さとの関連も指摘されています。むちゃ食いの後の代償行動また「むちゃ食い」「ドカ食い」の後に、過度な運動や排出行動をするこ [続きを読む]
  • アイデンディティの確立
  • アイデンティティの意味アイデンティティは日常でも使われる言葉ですが、最初にアイデンティティという言葉を使ったのは、エリクソンです。アイデンティティはエリクソンの発達理論の中心的な概念です。アイデンティティの意味ですが、「自己の存在証明」「自己の存在意義」などと定義されています。「自己の存在証明」とは、自分とは何者であるかという自己定義です。「存在意義」とは、自分自身はこの社会の中でこう生きているの [続きを読む]