STR さん プロフィール

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STRさん: LINER NOTES
ハンドル名STR さん
ブログタイトルLINER NOTES
ブログURLhttp://waraibanashi.com/
サイト紹介文横浜での出来事。横浜で出会った変わった人々。神奈川の楽しみ方。プラス地元福岡の思い出を綴ってます。
自由文日常におきたおかしい出来事やちょっと笑える出来事を、小噺風に書き綴ってます。『ホント?これ』という内容が多いですがすべて実話です。(ひとつだけ作り話があります。)実話ですがかなり脚色してるのも事実です。博多から札幌を経て2016年4月からは横浜編がスタートしました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供114回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2013/09/18 12:17

STR さんのブログ記事

  • 658発目 陰口を言われる話。
  • 気になる女性に対する男性のとる態度は大きく分けて二つに分かれる。 一つは、相手から嫌われないようにしようと、紳士な振る舞いで接し、レディーファーストや荷物を持ってあげるなどの行動でポイントを稼ごうとする。言葉遣いも紳士然としており、決して女性に対して「お前」とは言わない。もちろん呼び捨てにもせず、基本的に女性の話にきちんと耳を傾ける。そうすることで更にポイントを稼ごうとする。 彼らのほとんどは [続きを読む]
  • 657発目 現代も宿場町だという話。〜後編〜
  • 月曜日の夕方、私は約束どおり彼らを訪ねて彼らの自宅に行きました。 リビングに通されると、見知らぬ男性がソファーに座ってました。男性はすごく太っていて、まるで相撲取りのようでした。 通り一遍の挨拶をし、お父さんが現れるのを待ちました。 しばらくすると、お父さんとお母さん、それと長女がリビングに現れました。 「悪ぃな、こんなとこまでわざわざ来てもらってよ。」 お父さんは、そうして隣に座る太 [続きを読む]
  • 656発目 現代も宿場町だという話。〜前編〜
  • それは今から20年以上前の事でした。 埼玉県と東京都の県境から少しだけ東京都に入った所に、古い住宅がありました。 そこには夫婦とそして長女が同居していました。長女は私より少し年上で、当時は中学校で国語の教師をやっていました。 私が彼らと知り合ったのは、とある住宅展示場でした。 決して、彼らの自宅からは近くない場所にあった展示場に、当時の私は勤務していました。 ですから、来店されたときにいただ [続きを読む]
  • 655発目 噛み合わない話。
  • カナブーンというバンドがある。 楽曲は聴いたことがないが、名前だけは知っている。 「KANA-BOON」と表記するそうだ。 彼らを知ることになったきっかけは、一つのニュースだった。 周知の読者も多いと思う。 女優の清水富美加がこのバンドのメンバーと不倫をしていたというニュースだ。 ロックバンドと女性タレントの不倫が立て続けに起きたことで、「オレもバンドやろうかな?」と思ったヤツは意外と多いので [続きを読む]
  • 654発目 その名前に偽り有りな話。
  • 子供たちにせがまれて公園を訪れたのは、よく晴れた土曜日の午後だった。 晴れているとはいえ、少し肌寒く、それでも公園を訪れている人は少なくなかった。 空いているベンチをみつけ、腰を下ろし、持ってきた小説を広げた。 隣に座るマスクをした女性が話しかけてきた。 「もしかしていっちゃんのお父さんですか?」 いっちゃんは私の娘だ。 「はい、そうです。」 マスクを外した女性は満面の [続きを読む]
  • 653発目 振り回される話。
  • 足元に頭上からゴムボールが落ちてきた。 てんてんてん、と少し跳ねた後、向こう側に転がって行った。 何気なく近づいてみる。 青いボールだった。 しゃがんで、その青いボールを拾ってみた。 ボールをもったまま見上げるが、そこにはボールより少し薄い色の空が広がっているだけだった。どこから飛んできたのだろう?と不思議に思う。青いボールを見つめてみるが、そこにその答えが書いている訳でもなく、ましてや答 [続きを読む]
  • 652発目 南米の話。
  • 何かを話し始める前に 「面白い話があるんだけどさぁ」 と言う人の気が知れない。 その後に続く話が面白かったためしがないからだ。 しかも、その話が自分の体験談ならまだしも、誰かに聞いた話しだったり、又聞きの又聞きだったりするもんだから、より一層、面白くない。 「ねえねえ、聞いてよ。昨日さ面白い話聞いたんだけど。」 「どうした?」 「ナオちゃんって知ってる?」 「知らん。」&nbs [続きを読む]
  • 651発目 速い話。
  • 同僚と事務所の近くで酒を飲み交わした。 話題は多岐に渡り、とはいえ、そのほとんどは上司や会社に対する愚痴めいたものではあったが、それなりに有意義な時間を過ごした。 それぞれの住まいは横浜駅から電車で30分以上離れているため、10時前ではあったがお開きとなった。 さて、そうなるとまだまだ飲み足りない気がして、更に言うと、私の自宅への終電まではまだまだ2時間近く時間がある事も手伝って、更に更に付け [続きを読む]
  • 650発目 たとえ年配の女性でも、助けようとする話。
  • ガード下に軒を連ねていくつかの店舗が鎮座している。人通りも少なく、陽もあたらないため薄暗い。 手前から3件目の中華料理屋だけが営業中で、それ以外の店舗はシャッターを下ろしていた。 それぞれの店舗の前には幅1mくらいの歩道があり、車道との境に等間隔でコンクリートの柱が立っている。 コンクリートの柱はおよそ50センチくらいの幅があるため、店舗の前はより一層、暗さが増している。 柱の影からこちら [続きを読む]
  • 649発目 若い人に通じない話。
  • 真っ黒なビニール袋を肩に担いで、歩いているおじさんがいた。 秋葉原駅前の広場のところだった。 昼の3時ごろだったので人影はまばらだったが、それでもそこにいる人たちは、そのおじさんに注目していた。 「あの袋には何が入ってるのだろう?」 そんな疑問を口に出せずに、ただ見守る、そんな雰囲気だった。 どこからともなく制服を着た警官が集まってきて、おじさんを取り囲んだ。 「お父さん、 [続きを読む]
  • 横浜駅SF
  • 大正4年にこの世に誕生した横浜駅は、100年以上たった今日にいたるまで一度も工事が終わったことがない。 このため、世間では「日本のサグラダファミリア」と呼ばれているそうだ。 もっとも、私が横浜に越してきて1年が経過しようとしているが、いまのところ横浜駅を「日本のサグラダファミリア」と呼んでいる人に一人も会ったことはないのだが。 ただ、そういわれてみれば随分前に出張で横浜に来たときはJR改札前 [続きを読む]
  • 648発目 すごく短い話。
  • 横浜駅の地下、改札の近くに金髪の少女が二人立っていた。いわゆるギャルだ。 私の目の前でキョロキョロと不審な動きをする老婆が、ギャル二人に近づいて行った。 遠めに見ても明らかに狼狽してるのが分かるほど、おどおどした様子で老婆はギャルに話しかけた。 「ハ、ハロー」 あああ、ばあちゃん、その子たちは日本人だよ。 ギャルたちは私のところにいても聞こえるくらい、はっきりとした [続きを読む]
  • 647発目 誰かと間違われる話。
  • 寒波がどうとかで、ここ数日の横浜は寒い日が続いた。 だが、北海道での暮らしに慣れている私にとってはどうってことのない寒さだった。 それでも、その寒さが嘘だったかのように今日は晴れて暖かかった。 雲ひとつない青空は道を行く人々すら笑顔にさせるし、遠くに見える富士山も心なしか堂々として見える。 気温も10度を超え、日中であればコート無しで歩いてもまるっきり寒さを感じない。 こうゆう [続きを読む]
  • 646発目 信じられすぎる話。
  • 「カタツムリのカラを取っても、ナメクジにはならんとよ。」 息子と風呂に入っている時に、彼が唐突にそう言ってきた。 「え?そうなん?」 私は思わず聞き返していた。まさかこんなに早く嘘に気づかれるとは・・・ 「うん。今日 学校で読んだ本にそう書いてあった。」 私は彼が今よりも小さい頃に、ナメクジと宇宙人の話をよく聞かせていた。彼がグズグズ言って、なかなか寝ようとしなかった時には、必 [続きを読む]
  • 神の子
  • その子は生まれた時に母親が出生届を出さなかったため、戸籍を持たなかった。母親は学校に行かせる金も惜しんだ。男をとっかえひっかえしながら覚醒剤におぼれ、子供を日常的に虐待した。虐待と育児放棄のダブルパンチだったその子は、母親が連れ込んだ男をナイフで刺して14歳の時に悪夢のような家を飛び出した。 戸籍を持たないその子は博史と名乗った。知的障害の家出少年である小沢稔に近づき、彼の戸籍を利用して家を借り [続きを読む]
  • 645発目 佐野元春の話。
  • 改札を抜けると強い風が吹いていた。 冬の冷気を含んだその風は、ボクの首筋をなでて行った。 コートの襟を立て、肩をすくめた。 両手をポケットに突っ込む。 駅前の広場は、それでも日当たりがよく過ごしやすいためか割と多くの人が行き来している。 だが良く見るとその誰もがコートの襟を立ててそこを通り過ぎていく。 「gee bap a du daまだちょっとだけ眠たいぜ」 広場のスピーカーからか [続きを読む]
  • 644発目 中年の話。
  • 自分がオッサンかどうかは、年齢だけでは判断できないということが分かった。口では「いやあ、俺たちオッサンはさあ・・」などと言っているが、心の中では「まだまだ若い」とか「俺が若い頃の46歳に比べれば俺の方が若い」などと根拠のない自信を持っていたりする。 だが、違う。 いや。 違うということに気づかされた。そう。俺は自覚したんだ。 オッサンだと自覚した事件〜ファイル①〜昔から愛用していたブルー [続きを読む]
  • 643発目 初詣の話。
  • 明けましておめでとうございます。 関東の方は行列がお好きなんですか? 年が明けたので、家族で近所の神社へ参ってみました。 自宅から歩いて15分ほどのところです。 年末くらいから近所の方々は地元に帰省するからなのか、街はひっそりと静まり返ってる。 あ、帰ると返るをかけた訳ではないですよ。 小さな神社だし、おみくじも売ってないかもねぇ、なんて与太を飛ばしながら神社への道のりを歩いて [続きを読む]
  • 夜明けまで眠らない
  • タクシードライバーの久我は、深夜に自分を名指しで指名した来た客を乗せた。 客は行き先を告げたっきり、黙っている。 血の匂いがする、と気がついたが久我はそれを口にすることはしない。 客はフランス語で話しかけてきた。 久我はとっさにフランス語で答えそうになったがぐっと堪えて分からない振りをした。 客は携帯電話を忘れていた。 久我はそれを営業所に届ける。 久我はか [続きを読む]
  • 642発目 じいさんの話。
  • 小学生の頃から白髪頭で、おまけに誕生日が敬老の日だったもんだから、彼のあだ名はすんなり満場一致で「じいさん」に決定した。 それだけだと、彼がいじめの対象だったのじゃないかという心配をされる方もいるだろうが、彼に関してその心配はなかった。 彼はいじめられないだけの、その外見のデメリットを考慮してもお釣りが来るくらいのスキルがあった。 バク転だ。 小学生にとってのバク転ができるというス [続きを読む]
  • 641発目 クリスマスプレゼントの話。
  • サウナで隣に座ったおじさんが話しかけてきた。 「ダイエットですか?」 突然だったので、自分に話しかけてるとは思わなかったが見回すと客は私とそのおじさんの二人きりだった。 「ああ、いえ、まあ。」 と曖昧に答える。 「いやあ、私も連日の忘年会で体重が10キロも増えましてね。」 と、そのおじさんはたるんだお腹の贅肉をタプンタプンと両手で揺らした。 「サウナだけじゃ10キロも落とせ [続きを読む]
  • 640発目 イギリスと新潟とアフリカの話。
  • こだわる【拘る】どうでもいい(とらわれてはならない)問題を必要以上に気にする。 みんなにとっては取るに足らないどうでも良いことなのに、その人にとっては大変意義のある大事なことだったりするよな? オレ自身にもそういう「拘り」の部分があることは、認めよう。 例えば、洋服一つを例にとって見てもそうだ。 なるべく長く着れるように、少々お値段が高くても質の良いものを買うようにしているし、スニ [続きを読む]
  • 639発目 私が袋を二つ貰った理由の話。
  • いつからだろうか?人がこんなにもマニュアルに頼りだしたのは。 マニュアルがあるから、応用が効かず、ただ惰性で仕事をしだす。 それが致命的なミスだとも気付かずに。 そんなマニュアルに沿った心のこもっていない接客をやめさせたいからこそ、あえて苦言を呈することを決意した。 おい、ヤマシタ。お前が偉そうにいえる立場か! と、いいたい人もいるだろう。 この祭だからはっきり言ってやる。 ヤマシ [続きを読む]
  • 638発目 高齢者問題の話。
  • この街に来ると結構な確率で、おかしな出来事に出会う。 コンビニから出てくると、私の車の横で言い争いをしている人たちがいた。 70過ぎと思われるじじいと、60手前くらいのガラの悪いおっさん、それにお巡りさんが3人、それぞれが向き合う形で立っている。 ボクの車の運転席のドアの横で、だ。 「ふざけんじゃねえよ!あんな運転して!事故でも起きたらどうすんだよ!」 60前のガラの悪いおっさんが [続きを読む]