ペルワン さん プロフィール

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ペルワンさん: Je peux iaiser un message
ハンドル名ペルワン さん
ブログタイトルJe peux iaiser un message
ブログURLhttp://vouloir.exblog.jp
サイト紹介文こころのままに書き散らかしています。 自分勝手でゴメンナサイ…
自由文酒 フランス パリ 沖縄 銀座 神田 ワイン ベートーベン 音楽
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供81回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2013/09/21 00:37

ペルワン さんのブログ記事

  • 音響の天才
  • ここで何回もかいているのでいまさらなのだが、わたしは12歳のときからいわゆるクラシック音楽を聴いていまに至る。きっかけはヘンデルで、それからブラームス → ベートーヴェン → モーツァルトと続くことになる。つまり和声的にいえば安定した曲を聴いてきた。したがって半強制的にブルックナーを聴いたとき、その不揃いな和音と半端な形式に苦労したのだが、どういうわけかリヒャルト・シュトラウスは素直に聴... [続きを読む]
  • あまり他人事(ひとごと)じゃない
  • あげあしを取るつもりなんて微塵もない。だが乳児をもつ母親がベビーカートの危険性について問われ、「あまり他人事(ひとごと)じゃないですよねぇ」そう答えた。NHKのニュース取材で。この女性がわたしの母でなくてよかったなぁ、と心のそこから思った。まぁ、所詮はひとごとですから。おっと、「あまり」を書き忘れました。... [続きを読む]
  • 進化する天気予報
  • 自然は生きものではない。でも生きものは自然のなかにいる。コトバという道具を習得してしまった人間という生きものは、だから森羅万象を人間にみたてて説明するという奇策をあみだした。これはおおいに有効で、ほんとうはよく判っていないことでも判った気になってしまう。いわく「ガンが怒りだした」とか「こころが騒ぐ」とか。だが、おそらく最もひんぱんに用いられるのは天候を擬人化することではあるまいか?... [続きを読む]
  • みなさま、離陸いたします
  • 休職さいごの土曜・日曜となった。知悉している職場だし仕事だから、なにを今さら、と笑われそうだが、でもやはり緊張するし、憂鬱になる。会社にいくことが日常化してしまえば消えてなくなる感情であることはわかっている。まして先日かいたように拘束され、制約をうけることによって初めて解放の価値を実感するのだから、換言するなら自由を得るために出社するのである。とはいえ、4ヶ月つづいた生活パターンを... [続きを読む]
  • 崩壊する国の民
  • その国の文化が崩壊していくきざしは、母国語の乱れだろう。安易なほうへと流れていくのは人間の本性ではある。だから、こころあるひとがそれに抗しなければならない。 [続きを読む]
  • 円熟のむづかしさ
  • 昨晩は古い友人とひさしぶりに飲み交わした。かれとは会社の先輩・後輩というかたちで係わりが始まったのだが、いつしか趣味の領域での交流が深まり、かれに有ってわたしに無いもの、あるいはその逆のキャッチボールという、たいへん理想的なつながりをもちながら今日まできた。お互いに異動などもあるので会社という場においての接点はたかだか5〜6年ていどだが趣味の世界におけるそれはもう30年ほどになるだろう。... [続きを読む]
  • 醜い赤鬼
  • わたしは酒が大好きで、酒なしの人生は考えられないし、やめられない。やめるつもりもまったく無い。だが、とても残念なことに体質がアルコールにひどく脆弱で、缶ビール1本程度で顔が真っ赤になり頻脈となる。アルコールを分解する酵素がかなり少ないらしく、たいていこの領域に属するひとは「飲めない」ほうに分類されるし本人も「飲めない」と自覚して「飲まない」のである。大学生になりたてのときはわたしも... [続きを読む]
  • トンネルの先にあるもの
  • 産業医との面談が終わった。わたしの内側をつぶさに点検するような問答が続き、そして「来週から出社にしましょう」ドクターはそう言い、人事担当者を呼ぶために部屋を出ていった。しばらくはリハビリ出社ということでフルタイムの勤務ではないのだが、朝おきて会社にいく、という普通の日々が再開されるわけである。なんら束縛のない休みが4ヶ月もつづくと休日のありがたみが無くなる。「労働は尊いも... [続きを読む]
  • 開陽丸の航跡
  • 週末、妻と函館にいってきた。以前にもかいたけれどこの街は恩のある大切な場所なので、行くたびに敬虔なこころ持ちになる。港町がすきだ、と先日も述べたが、長崎や神戸、横浜とは別の意味がここにはある。ちょうどいま幕末のことをしらべているので機会としては最適なのだが、訪れる地の歴史をどの程度しっているかによって受ける印象や感慨に劇的ともいえる差異があることを、この旅でも思... [続きを読む]
  • 白熱教室
  • 久しぶりにNHKのBS放送でマイケル・サンデル教授がファシリティトするディベート番組をみた。テーマは「トランプ大統領の政策を支持するか、しないか」、参加者も学生ではなく農場主や主婦、あるいは鉄工所の労働者、弁護士、不動産経営者、レストランオーナーなどさまざまで、トランプ支持派と反対派 に分かれての討論だった。こういう番組にはおそらくおおまかなシナリオがあるだろうとは思うけれど、それにして... [続きを読む]
  • 時代の証人
  • 一昨日はまたしてもペシミスティックな嵐に翻弄される予感があったので、こういうときは早く寝るにかぎるので処方されている睡眠導入剤3種類と睡眠薬3錠、そして抗うつ剤2錠を服用し19時ころベッドに横たわった。陽が長くなってきたので灯りを消した窓のそとにはふかい藍色の空にあかね雲がひろがっている。読みかけの本でもめくりつつ眠ろうかとも思ったが、せっかくの初夏の黄昏を眺めながらの眠りだから音... [続きを読む]
  • 「君が代」改正
  • だれでも知っているカナダの国旗。じつはこれ、1965年にそれまでのものを国民投票によって変えたのである。変更前はこうであった。かつてはイギリス領だったので左上にイギリス国旗がえがかれていたが、独立した国家であることをあらためて示すためいくつかの候補のなかから国民がえらんで定められたのである。おなじことをニュージーランドが昨年の春に実施しようとしたが... [続きを読む]
  • アメリカの選択
  • パリ協定からアメリカは脱退すると表明された。たいへん残念、かつ愚かな決定である。ニュースではトランプ氏の決断だとして、かれが悪者のように報道されているけれど、それは違う。かれは単に結果を述べただけなのであり、パリ協定脱退はアメリカ国民の意思である。なぜなら、そういうひとを大統領に選んだのはアメリカ国民だから。同じことは日本にもいえるので、どういう法案であってもいまの日本... [続きを読む]
  • 空のうえの風
  • 昨日の、あの肌にべったりと張り付くように湿った空気は、今朝はどこへいった?北には男体山がその逞しい輪郭をあらわし、その向こうから吹いてくる風が太陽に磨きをかけ、周囲にただよう水分を追いやった。冬でもなく、春でもなく、といって秋とは雲が違う。たぶん今日のような朝は、一生のうちで一回出逢えるかどうかの稀有なときだと思う。…さて、なにを聴こうか。... [続きを読む]
  • 風をよむ
  • 北からの風がさっき南にかわった。風向きがかわる、というやつ。この「風向きがかわる」という表現はじつにいいね。いいね、というのはいろいろな場面、状況下でつかえるからいいね、ということ。人間関係や株式市場、世界情勢にもつかえるし、またその含意のあいまいなところがまことに見事である。だから、風のよめる人ってたいしたものだなぁ、と感嘆しきりの馬鹿な自分。ふと空を見れば、雲のふちが夏の... [続きを読む]
  • ハルシオンの復讐
  • 家のなかを整理していたら大量のハルシオンがでてきた。これは母が晩年に服用していたもので、没後に遺品といっては変だが母のつかっていた湯飲み茶碗などといっしょに持ってきたものである。まだわたしが眠剤など不要だったころ興味本位で飲んだことがあり、散々な目にあった経験から妻が封印し棚の奥深くに仕舞い込んだのだった。密閉されたままの状態とはいえ処方されてからすくなくとも10年は経っている。まるでバ... [続きを読む]
  • つわものどもが夢
  • フランス人教師のP氏は大の日本びいきで、きっかけは多くの外国人がそうであるようにアニメだった。だが、かれはただのアニメ・オタクでいることに満足せず、本格的に日本文化を修得しようと決意し、日本のことばや文字を習い、そして文化を満身で浴びるため日本に来て語学学校の教師となり、現在も東京在住で日本人より日本的な生活をしている。かれは夏目漱石を原文、すなわち日本語で読んでいた。フランス語の... [続きを読む]
  • ベルリオーズとブルックナー
  • ブルックナーについて書いたが、わたしは彼の対極に位置するであろう作曲家についてどうしても書かねばならない。ひとつには敬愛する両名のために、もうひとつは長年音楽とともに生きてきた、わたしの耳のために。ブルックナーの対極に位置する作曲家、それはベルリオーズだとわたしは思っている。両名の取り合わせに「?」というひともいるかもしれない。あるいはベルリオーズのことを、そもそもよく知らない、あ... [続きを読む]
  • 廊下を走るな!
  • わたしの住んでいる板橋区というのは東京都の北にあり、はっきりいえば田舎である。だから、たとえば港区とか中央区、千代田区のような都心に較べれば物価も家賃も安い。したがって外国人や若い世帯が多いのである。生産労働人口のひとたちは昼には仕事でいないので、そのあたりの時間帯に買いものなどで外にでると老人か子供ばかりで、ほぼ90%以上の子どもたちは道路を走っている。たいてい後ろから母親が「危ないか... [続きを読む]
  • 寝汗とワルキューレ
  • けさ目をさますとおびただしい寝汗をかいていて、着ているものや寝具がひどい状態だった。いやな夢を見ていたのかどうかも思い出すことすらできない惨状で、起き上がるのがやっとのほどに身体とシーツと掛け布団がひとつになっているのだった。そのときわたしの頭のなかでは「ワルキューレ」の第1幕冒頭の、あの不吉な音楽が鳴っていた。可及的すみやかに着ているものをすべて替え、布団乾燥機を引っぱり出し段取りどお... [続きを読む]
  • なんちゃってプレゼン
  • ずいぶん前になるが、顧客をわたしたちの事業所にまねいては当時流行しはじめた「CSR」とか「CRM」、「リスク・マネジメント」などというもののプレゼンテーターをわたしはつとめていた。べつにその方面の専門家でもなければ担当者でもなく、たんにひとまえでそれらしく話せるというだけの、いわば「ガマの油」の口上を語るあやしげな大道商人みたいなものである。あのころはまだ「ブラック企業」という名称もなく... [続きを読む]
  • ブルッナーの変ニ長調
  • ほんとうか嘘かは判らない。だがクラシック音楽好きのあいだではまことしやかにいわれていることがある。ワーグナー、ブルックナー、リヒャルト・シュトラウスなどドイツ後期ロマン派の系統をひく作曲家たちは「ここぞ!」という音楽を書くときには変ニ長調をもちいる、というのである。たしかに「ニーベルングの指輪」は「ラインの黄金」のあの長い前奏曲が変ホ長調の分散和音で美しく重なりあう天上の響きなのに、「神... [続きを読む]
  • ブルックナーのシンバル
  • かれ − アントン・ブルックナーは音楽にたいしていつも敬虔かつ誠実な態度で向き合い、そのさきにはこころから愛する神がいた。同じことを悪い言いかたで表するなら、不器用で世間知らずで、自己満足のかたまりのような音楽を飽きもせず生涯かき続けた作曲家、である。かれの肖像画や写真をみれば一目瞭然だが、田舎の人の良いお爺さんである。まるでかれの音楽みたいな風貌だ。一般的にブルックナーは大編成の... [続きを読む]
  • 行蔵はわれに存す
  • 久しくまえに購入したまま読んでいなかった本がある。松浦玲著の「勝海舟」である。奥付をみると「2010年2月10日」とあるから、買ってから7年がたっている。総ページ数914、厚さは約5cm、その存在感たるや「広辞苑」や「大辞林」などとたいして変わらないほどの大著である。けっして簡単に読める本ではない。なぜなら徹底した物的証拠と状況証拠の積み重ねによって勝海舟の生涯をたどっていくので、... [続きを読む]
  • てんでダメ男
  • 運だとか宿命というものをわたしはまったく信じないのだが、何をやってもうまくいかない、悪いことが重なるという現実にはお手上げだ。「弱り目にたたり目」という言いまわしがあるくらいだから、こんなことはひとの世の常なのだろう。きのうサイフを失くした。正確にいうとベンチに置き忘れたサイフを盗まれた。そのサイフは大切にしていたもので、もちろんその喪失感もおおきいのだが、もっと喫緊の問題はそのな... [続きを読む]