ペルワン さん プロフィール

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ペルワンさん: Je peux iaiser un message
ハンドル名ペルワン さん
ブログタイトルJe peux iaiser un message
ブログURLhttp://vouloir.exblog.jp
サイト紹介文こころのままに書き散らかしています。 自分勝手でゴメンナサイ…
自由文酒 フランス パリ 沖縄 銀座 神田 ワイン ベートーベン 音楽
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2013/09/21 00:37

ペルワン さんのブログ記事

  • おうちに帰りたい
  • いつのころからか出不精になった…こう書くと何だかひどく後ろ向きでネガティブにひびくかもしれない。ではこういったらどうだろう。家がいちばん心地よく寛げるから、離れたくない。「住めば都(みやこ)」ということばがあるが、このような先人のことばにはかならず智恵が含まれているので、このことわざは「ここは都だなぁ、と思えるためには住んで暮らさなければならない。いくつもの出来ごとを越えたり、くぐ... [続きを読む]
  • 栄養失調
  • コトバは時代の鏡なので、流行語を追うことでそのときの風を推しはかることができるだろう。ただ、毎年末に選ばれる「流行語大賞」は、いわば瞬間最大風速みたいなものだから「時代」という、あるていどの時間的長さを要する世相を反映しているとはいい難い。そもそも日本語だって、つい100年ほど前までは「書きことば」と「話しことば」とは別ものだったのであり、話すことはだれでもできるが書くとなるとそれなりの... [続きを読む]
  • あのときを超える
  • 東日本大震災で店を失ったあるじが復旧に関してのインタビューにこう答えた。  「震災前にもどすのではなく、震災前を超える状態にしてみせる」なにを営んでいるかは忘れてしまったけれど、このことばには参った。まだ若い店主だったと記憶しているが、その肝がすわった話しっぷりは堂々たるもので、テレビのまえで思わずこちらが居ずまいを正したのだった。こういう逞しさを「凛とした」と評するのであろ... [続きを読む]
  • 「おもてなし」と「過剰サービス」の境界
  • 宅配便が危機に瀕している。私見によればこれは当然の帰結なのであり、かつ氷山の一角にすぎない。海外旅行から帰ってきたときにおおくのひとが感じるであろう、日本のサービス過剰感…スーパーやコンビニ、駅の売店などでのバカ丁寧な対応。バスの運転手の細やかな気配り。電車内やプラットホームでの情報過多なアナウンス。わたしたち日本人は、それが当たり前だとおもって日々くらしている。もちろんそのことが... [続きを読む]
  • 山よ、空よ、
  • 何年ぶりかで八ヶ岳を訪れた。登りにいったのではない。ただ会いたかったからである。わたしはずいぶんと変わってしまったが、山は、八ヶ岳の威容は。あのころのままだ。われ亡きあとにも、やはりこうしてそびえているのだろう。そう思うと、不安でうなだれていたわたしのこころがいつの間にか深く、穏やかに呼吸しているのだった。 [続きを読む]
  • 春がすみの響き
  • ローベルト・シューマンはピアノのヴィルトゥオーゾを目指しフリードリヒ・ヴィークという厳格な師匠のもと、連日ピアノと格闘したひとである。その道の達人たらんとして精進する人間によくあることだが、彼もまたあまりに激しい練習につとめたため指を痛めてしまいピアニストをあきらめる。その代わりに作曲と音楽批評のみちを選ぶこととなった。さて、たいへん興味深い事実がある。シューマンはショパンと同じ年... [続きを読む]
  • ああ、ナンセンスきわまれり
  • 21世紀のいま、日本の教育現場において「教育勅語」を教材として使用することを日本国政府は黙認する、と現内閣は方針表明した。このことに噛みつこうとすれば、それはもう突っ込みどころが満載なのでいったいどこから喰らいつくか当惑するのだが、ここはひとつ大局的に「勅語」を攻撃することで全てを崩したい。幕末において、260余年前の関ヶ原での恨みをはらすためのただのケンカを「朝敵 VS. 賊軍」... [続きを読む]
  • スクガラスが好き
  • いちおう沖縄の郷土料理はほぼ食べた。琉球料理の最高峰と称される山本さんちの料理も、泊まらなくても朝食だけ食べられるホテルでも、首里にあるいかにも内地の旅行者が喜びそうな雰囲気の居酒屋や久茂地の怪しげな飲み屋でもとことん食べた。まぁ、より正確にいうならば食べることは順位でいうと第二位で、ほんらいの目的は飲むことなのだが、これは洋の東西をこえて旨い肴はめしに合う。その逆もまた真で、美味しいおかず... [続きを読む]
  • ほんとうのことを言うと…
  • 日本文学において「詩」といえば「漢詩」を指した。明治時代になりヨーロッパ文学がはいってきて、「漢詩」とはまったく別ものの「詩」がやってきた。なにしろ「詩」とは「漢詩」のことだからヨーロッパの詩は「近代詩」、「新体詩」と名づけられ、そりまでのものとは区別して扱われたのである。日本語に翻訳しなければ味わうことができないし、かといってそのまま直訳したのでは無味乾燥で文学と称するには無理があった... [続きを読む]
  • パラパラチャーハン
  • 炒飯は米がパラパラでなくてはならない。ベタベタと米同士がくっつくような代物は炒飯とは呼べない、などと喧伝されるようになったのはいったいいつの頃からだろう。いわゆるバブル期の、食のうんちくを語るマンガなどから始まったのではないかとわたしは勘ぐるのであるが、いつの間にか完全なる「定義」あるいは日本社会公認の「基準」となった。パラパラにあらざるものは炒飯にあらず、というまでに昇りつめたわけだ。... [続きを読む]
  • サバトの夜の夢
  • ある時代を生きたひとなら、FM放送の「ジェット・ストリーム」という番組をリアルタイムで聞いていたことと思う。冒頭にながれるテーマミュージックとナレイション…いまとなっては伝説と称してもマトハズレではないだろう。あのころ日本のFMチャネルは2つしかなく、わたしはヨーロッパ古典音楽を好んでいたので必然的にFMばかり聞いていた。マエストロの演奏会をライブ放送するときなど、SONYのひどく高価な... [続きを読む]
  • 断頭台への行進
  • 何年かまえまでは「体育の日」というのは10月10日であった。わたしの記憶がたしかなら、この日はもともと1964年の東京オリンピックの開会式の日でそれを記念して「体育の日」と名づけ祝日にした。もともと10月10日というのは「晴れの特異日」として知られていて、敗戦から立ち直り、高度経済成長のまっただなかにある日本の姿を世界に印象すべく文字どおり「ハレの日」にふさわしい日が選ばれたのである。あ... [続きを読む]
  • 野の風景
  • 虎ノ門が変わりつつある。「虎ノ門ヒルズ」という商業ビルが建ったとき野次馬根性まる出しで見にいった。内幸町から虎ノ門をぬけて赤坂にいたるあたりは東京のなかでもわたしは大好きである。ただのビジネス街だが、新宿とか渋谷とは似ても似つかぬ空気と人々によって構成されている。そんな街のランドマークとして出現したからには、重厚ななかにも遊びごころの横溢した高いクオリティに満ちたビルに相違ないと確信し... [続きを読む]
  • 舞踏会
  • ずいぶん昔のことだが、会社の褒賞旅行でカナダへ行った。バンクーバー ⇒ カルガリー ⇒ バンフとめぐるツアーで、北アメリカ大陸を訪れるのは初めてだったこともあり素直に楽しかった。そのころは会社もひどく羽振りがよく、宿泊先もその地でいちばんいいホテルだった。いわゆる「札束ツアー」の典型で、いまや会社にはそれだけの体力などなく遅れてきた青年がかわいそうでもある。バンクーバーは港町なので... [続きを読む]
  • 夢 ー情熱ー
  • たったいま沖縄から帰ってきた。カテゴリー分けするなら「観光旅行」の領域に入れられてしまうのだが、わたしの意識も行動も「観光」と称するには無理がある。「沖縄入門コース」の扉をたたいたのは、あれは何年まえになるのだろう?…忘れた。はじめて国際通りを「観光マップ」片手にヨチヨチ歩いたのは、あれはいったいいつのことだった?…憶えていない、まったく……まぁ... [続きを読む]
  • 春が来た!
  • 春が満開だ。万葉のころ春の花といえば「梅」を指した。額田女王や大海人皇子がたたずんだのは、したがって満開の梅の下だったのである。菅原道真も平将門も、やはり「」梅」と縁が深いことからもそれは察せられるだろう。時代を経るうち、それはいつしか「桜」へと替わっていった。   よのなかに 絶えて桜の なかりせば           春のこころは のどけから... [続きを読む]
  • 春が来た!
  • 春が満開だ。万葉のころ春の花といえば「梅」を指した。額田女王や大海人皇子がたたずんだのは、したがって満開の梅の下だった。菅原道真も平将門も、やはり「梅」と縁が深いことからそれは察せられるだろう。時代を経るうち、いつしか花は「桜」へと替わっていった。   よのなかに 絶えて桜の なかりせば           春のこころは のどけからまし... [続きを読む]
  • 街道の景色とわが身の変化
  • 姪の入学式があり、妻の運転手として久しぶりに甲州街道を走った。この前にとおったのは何年前になるだろう。樹木の立ち並ぶ風情あるこの道を、かつてはワクワクしながら楽しんで走っていた。山に登っていたあのころは毎週のように駆け抜けていたのだが、今はむかし、ときは流れたのである。この道の歴史は古いので街道沿いの地名も往時をほうふつとさせるものが多く、ちょっとした「史跡巡り」めいた気分と懐かしさのな... [続きを読む]
  • 名曲の名編曲
  • むかし職場の同僚とカラオケにいったとき、作曲者と編曲者について語りあったことがある。リクエストした曲がモニターに映し出されると曲名にあわせて作詞、作曲、編曲者の名前も表示されるので、 「この曲はメロディはたいしたことないけど、アレンジがいいからグッとくるよなぁ」なんていうことからスタートしたのだった。その同僚は今でいうJ-ポップ、当時はサザン・オールスターズとか山下達郎... [続きを読む]
  • 「うつ」という名の切ないロンド
  • 昨日から鼻水が止まらなくなっている。その名のとおりまるで「水」のように鼻からポタリ、ポタリと落ちてくる。まったく鼻水特有の粘り気というものがなく、わたしは亡き母を晩年からめていた点滴のしたたりを思い起こす。プティット・マドレーヌと紅茶でないのがなんとも哀しいが、まぁいかにも精神を病んでいるオトコのやりそうなことではある…。うつ病で休職生活にはいり明日でちょうど1ヶ月半。今回は... [続きを読む]
  • 「いま」を「積極的」に受け入れる
  • 強い精神をもったひとにしか出来ないことがある。良い環境に産まれようと悪い環境のなかで産まれようと、そのひとにとってはどちらも現実なのだからその環境を生きなければならない、と書いたのは小林秀雄。恐ろしいほど切れ味のするどい思想だけれど、正しいものがいつも受け入れられるほど世間は、人生は、簡単ではない。この根底にはニーチェがいることを、わたしは最近になって理解した。…そう、運命愛... [続きを読む]
  • 座ることをこばむ椅子
  • 320、525、528、737、747、767、777、340、330、380、501、515、550、551、626、……数学の「数列」ではない。さまざまなカテゴリーに属する「製品」の名前である。クルマもあればジェット機もある。歴史に名を永遠に残す曲もある。そんなマニアックな集まりのなか、ひとつだけ居心地の悪い思いをいている奴がいる。そう「5... [続きを読む]
  • お腹がすいた
  • わたしの母は大正生まれだったのでひとりの庶民として太平洋戦争の直前、戦中、そして戦後を生きた抜いた。実家は東京の中野にあり地方出身の大学生の下宿もいとなんでいたので、顔見知りの前途ある青年たちが「学徒出陣」で帰らぬひととなったり、実兄が南の島から英霊として無言の帰宅したりと、いわゆる「銃後」の立場からの証言をいくつも聞かされたものである。なにしろ涙もろいひとだったから、8月15日ちかくに... [続きを読む]
  • 働き方改革
  • 「アパートの鍵貸します」という古いアメリカ映画をご存じのかたも多いのではないか。ジャック・レモンとシャリー・マクレーンの代表作であるばかりでなく、もしかすると現代のアメリカ人にはもはやあのような映画は創れないのではないか、と思うほどに秀逸である。大金を使い、やたらと血が流れるような今のハリウッド映画の対極に位置している。けれどまったく古くない。どうしてか?思うに、古代ローマの... [続きを読む]
  • さまよわなかったオランダ人
  • このところ世界に吹き荒れ始めている過度なナショナリズム、ポピュリズム。とくにヨーロッパは深刻だ。なぜならEUという、あるいは?(ユーロ)という、各国e国民の精神面や生活面でのいろいろな我慢によって維持されている形式が崩壊するかもしれないからである。EUとはベートーヴェンの第9シンフォニーで歌われる理想郷の実現だとわたしは認識しているので、EUを否定することはベートーヴェンを否定することに... [続きを読む]